「ロード・エルメロイⅡ世」を編集中
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| 外国語表記 = Lord El-Melloi II | | 外国語表記 = Lord El-Melloi II | ||
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| 声優 = 浪川大輔 | | 声優 = 浪川大輔 | ||
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| 身長 = 186cm | | 身長 = 186cm | ||
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| 体重 = 68kg | | 体重 = 68kg | ||
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| 年齢 = | | 年齢 = | ||
| 誕生日 = 10月3日 | | 誕生日 = 10月3日 | ||
| 血液型 = B型 | | 血液型 = B型 | ||
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| 性別 = 男性 | | 性別 = 男性 | ||
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| 所属 = | | 所属 = | ||
| 特技 = | | 特技 = | ||
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| デザイン = | | デザイン = | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | かつて開催された第四次聖杯戦争の参加者[[ウェイバー・ベルベット]] | + | かつて開催された第四次聖杯戦争の参加者[[ウェイバー・ベルベット]]その人であり、後の世界における通り名。現代魔術科学部長<br> |
− | + | 他にも「プロフェッサー・カリスマ」「マスター・V」「グレートビッグベン☆ロンドンスター」「女生徒が選ぶ時計塔で一番抱かれたい男」などの異名を捧げられる名物講師である。<ref>「絶対領域マジシャン先生」を考案した生徒に対しては「死ね!」と一蹴。</ref> | |
; 略歴 | ; 略歴 | ||
: 第四次聖杯戦争から帰還したウェイバーは、ケイネスの死後に零落し見捨てられていた[[エルメロイ教室]]を受け継ぎ、三級講師となった。一般的な時計塔の講師がせいぜい見込みのある生徒を助手に引きこもうとする程度で真面目に授業を行わない中で、彼の異様に分かりやすく実践的な授業は時計塔で居場所のなかった新世代たちの間でたちまち話題となり、あげく権力争いに敗れた講師たちを何人も説得して登壇させ、これまでになかった多角的な教育体制を実現した。 | : 第四次聖杯戦争から帰還したウェイバーは、ケイネスの死後に零落し見捨てられていた[[エルメロイ教室]]を受け継ぎ、三級講師となった。一般的な時計塔の講師がせいぜい見込みのある生徒を助手に引きこもうとする程度で真面目に授業を行わない中で、彼の異様に分かりやすく実践的な授業は時計塔で居場所のなかった新世代たちの間でたちまち話題となり、あげく権力争いに敗れた講師たちを何人も説得して登壇させ、これまでになかった多角的な教育体制を実現した。 | ||
− | : | + | : その後、他の講師たちに失点や弱みを一つも見せず奇跡的に教室を三年間存続させたウェイバーはそれを面白がったエルメロイの次期当主[[ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ]]に拉致され、ケイネスの死に責任を感じていた彼にそれを盾に「エルメロイ派の借金を返済する」「エルメロイの源流刻印を修復する」「エルメロイの君主を代行する」ことを要求され、ロード・エルメロイⅡ世の名を贈られた。 |
− | : | + | : 第五次聖杯戦争の10年後、大聖杯の完全解体を成し遂げ、冬木の聖杯戦争に真の終止符を打った。 |
; 人物 | ; 人物 | ||
: いつも不機嫌そうな顔をしており、実際不機嫌。弟子たちへも容赦なく悪態を飛ばしまくるが指導は的確、面倒見もかなりいいため「デレ期の無いツンデレ先生」と慕われている。 | : いつも不機嫌そうな顔をしており、実際不機嫌。弟子たちへも容赦なく悪態を飛ばしまくるが指導は的確、面倒見もかなりいいため「デレ期の無いツンデレ先生」と慕われている。 | ||
: 他人をプロデュースすることに関しては当代一の傑物だが、彼にとってはそんなことはどうでもよく、自分自身が[[魔術師]]として名を成したいのに教え子ばかりがどんどん伸びていくという事実にイライラしている。 | : 他人をプロデュースすることに関しては当代一の傑物だが、彼にとってはそんなことはどうでもよく、自分自身が[[魔術師]]として名を成したいのに教え子ばかりがどんどん伸びていくという事実にイライラしている。 | ||
− | : | + | : 第四次聖杯戦争での一件のせいか、日本も日本人も大嫌いだが、唯一の娯楽が日本製のゲーム。私服のTシャツには『大戦略』(アドミラブル大戦略)の文字がプリントされている。ゲームオンチの(と言うか機械音痴な)凛とは相性が悪いらしく、秋葉原のことを尋ねた際に望む答えが返ってこなかったのに逆ギレして暴言を浴びせていた(機械との相性が悪い凛にハイテク天国の秋葉原のことを尋ねること自体が愚の骨頂、と言えばそれまでではあるが…)。 |
; 能力 | ; 能力 | ||
− | : | + | : 魔術師としての階位は第四階位の「祭位(フェス)」。それも優秀な生徒を育てたことが評価されてのもので、ライネスの見立てでは彼自身の純粋な魔術の腕前は第五階位の「開位」の下位レベル。自身は魔術師としてどうしようもないほど平均的で凡庸だが、他人の埋もれた才能を見抜き、鍛え上げることにかけては時計塔随一。ゆえに彼の元で学んだ魔術師の全員が大成している。 |
: 彼の講座には在学生ですら位階持ちが何人もおり、OBともなれば全員が「色位」か「典位」持ちで、うち数名は時計塔の歴史上でも数えるほどしかいない「王冠」の位階に至るのではないかとまで言われている。彼が教え子たちを集めれば時計塔の勢力図が変わる、とまで言われることも。 | : 彼の講座には在学生ですら位階持ちが何人もおり、OBともなれば全員が「色位」か「典位」持ちで、うち数名は時計塔の歴史上でも数えるほどしかいない「王冠」の位階に至るのではないかとまで言われている。彼が教え子たちを集めれば時計塔の勢力図が変わる、とまで言われることも。 | ||
: もっとも、彼にそんな野心などはなく「笑い話にもならん。いまだ四階級どまりのこの私が、何で他人の面倒を見てやらなきゃいかんのだ」といった感じで教え子たちとは必要以上に関わりたくもないらしい。 | : もっとも、彼にそんな野心などはなく「笑い話にもならん。いまだ四階級どまりのこの私が、何で他人の面倒を見てやらなきゃいかんのだ」といった感じで教え子たちとは必要以上に関わりたくもないらしい。 | ||
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: 常に愛用している葉巻は使い捨ての魔術礼装であり、それぞれに結界など簡易な魔術が施されているが、その事実は内弟子であるグレイすら知らない。 | : 常に愛用している葉巻は使い捨ての魔術礼装であり、それぞれに結界など簡易な魔術が施されているが、その事実は内弟子であるグレイすら知らない。 | ||
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=== キャスター === | === キャスター === | ||
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: この世界でも10年前行われた亜種の聖杯戦争の一つに参戦、朽ちかけたマントの切れ端を触媒として征服王を召喚している。 | : この世界でも10年前行われた亜種の聖杯戦争の一つに参戦、朽ちかけたマントの切れ端を触媒として征服王を召喚している。 | ||
; [[Fate/strange Fake]] | ; [[Fate/strange Fake]] | ||
− | : [[フラット・エスカルドス|フラット]] | + | : [[フラット・エスカルドス|フラット]]にゲームの懸賞品を渡す。これはフラットの勘違いにより召喚触媒として使用された。 |
; [[Fate/Labyrinth]] | ; [[Fate/Labyrinth]] | ||
: 亜種聖杯戦争の調査のためにグレイを伴って迷宮に赴いていた。 | : 亜種聖杯戦争の調査のためにグレイを伴って迷宮に赴いていた。 | ||
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; [[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]] | ; [[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]] | ||
: 主人公にしてタイトル・ロール。内弟子グレイをワトスン役に、さながら探偵のごとく魔術がらみの謎を解き明かす。 | : 主人公にしてタイトル・ロール。内弟子グレイをワトスン役に、さながら探偵のごとく魔術がらみの謎を解き明かす。 | ||
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===Fate関連作品=== | ===Fate関連作品=== | ||
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: London☆STARの名前でボイスチャットの向こう側にだけ登場。 | : London☆STARの名前でボイスチャットの向こう側にだけ登場。 | ||
: [[氷室鐘]]の「英雄史大戦」の指南役を務め、統一性も無く使い辛いカードたちを、高度なプレイングテクニックで駆使して見せた。 | : [[氷室鐘]]の「英雄史大戦」の指南役を務め、統一性も無く使い辛いカードたちを、高度なプレイングテクニックで駆使して見せた。 | ||
− | : 単行本6巻特典の『MINIMUM material』では[[ | + | : 単行本6巻特典の『MINIMUM material』では[[沙条綾香]]の魔術の師であることが明かされている。 |
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===その他=== | ===その他=== | ||
− | ; [[TYPE-MOON | + | ; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画|TMitter2015]] |
: 闇のカプさばの調査を依頼され、日本へと向かう。 | : 闇のカプさばの調査を依頼され、日本へと向かう。 | ||
: だが、何故か登場人物のうちで唯一カプさばについて何も知らない。 | : だが、何故か登場人物のうちで唯一カプさばについて何も知らない。 | ||
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: ウェイバーと共演。イスカンダルの大戦略Tシャツを買い取ろうとしたりと、かなり残念な成長を遂げている。 | : ウェイバーと共演。イスカンダルの大戦略Tシャツを買い取ろうとしたりと、かなり残念な成長を遂げている。 | ||
: [[アレキサンダー]]と師弟関係を築いており、ウェイバーとイスカンダルを見て自分たちの別の在り方に思いを馳せる場面もある。 | : [[アレキサンダー]]と師弟関係を築いており、ウェイバーとイスカンダルを見て自分たちの別の在り方に思いを馳せる場面もある。 | ||
− | ; [[ | + | ; [[アーネンエルベの一日]] |
: 謎の観光客として登場。自己紹介はCDの終盤にて(ただし実際は本名のウェイバー・ベルベットを名乗っている)。 | : 謎の観光客として登場。自己紹介はCDの終盤にて(ただし実際は本名のウェイバー・ベルベットを名乗っている)。 | ||
: 開店から閉店までテーブルについていたのに注文はいっこうに取りに来ず、[[メドゥーサ|五次のライダー]]をはじめ様々な女性陣に絡まれた挙句、精神的・経済的な意味で深刻な被害を蒙る。 | : 開店から閉店までテーブルについていたのに注文はいっこうに取りに来ず、[[メドゥーサ|五次のライダー]]をはじめ様々な女性陣に絡まれた挙句、精神的・経済的な意味で深刻な被害を蒙る。 | ||
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: 後見を引き受けた学生。 | : 後見を引き受けた学生。 | ||
: 『Character material』では「いっさい魔術の指導をしない」と断言していたが、『TYPE-MOON Fes.』パンフレットの一問一答コーナーによれば結局はエルメロイ教室に所属することとなった模様。 | : 『Character material』では「いっさい魔術の指導をしない」と断言していたが、『TYPE-MOON Fes.』パンフレットの一問一答コーナーによれば結局はエルメロイ教室に所属することとなった模様。 | ||
− | |||
; [[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]] | ; [[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]] | ||
− | : | + | : 剥離城アドラでの事件におけるひと悶着を経てなぜか<RUBY><RB>指導役</RB><RT>チューター</RT></RUBY>として指名される。 |
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; [[フラット・エスカルドス]] | ; [[フラット・エスカルドス]] | ||
: 『Fate/strange Fake』の時点では最古参の弟子にあたる。 | : 『Fate/strange Fake』の時点では最古参の弟子にあたる。 | ||
− | : | + | : 非常に稀有な資質を持ちながらも、一般社会人としても魔術師としても常識外れにユルい彼に対し、やや肉体言語寄りの厳しい指導を喰らわせている。 |
− | : | + | : しかし厳しい指導をしつつも決して彼を見捨てようとはせず、そのためかフラットには慕われている。 |
; [[スヴィン・グラシュエート]] | ; [[スヴィン・グラシュエート]] | ||
: 『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 case.剥離城アドラ』の時点ではフラットと1ヶ月の差で最古参。『case.魔眼蒐集列車』の直前に「典位」へ昇格し、エルメロイ教室を卒業する。 | : 『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 case.剥離城アドラ』の時点ではフラットと1ヶ月の差で最古参。『case.魔眼蒐集列車』の直前に「典位」へ昇格し、エルメロイ教室を卒業する。 | ||
− | : | + | : フラット同様の天才児だが、同じくらい問題児でもあり、グレイとのこともあって扱いに頭を痛めている。 |
; [[沙条綾香 (氷室の天地)|沙条綾香]] | ; [[沙条綾香 (氷室の天地)|沙条綾香]] | ||
− | : | + | : 『氷室の天地』世界では弟子。彼女の中のフォーマルクラフトの素質を見抜いていたが、まずは現在習得しているウィッチクラフトをものにした上で乗り換えさせるべく指導したところ、アドバイスが的確すぎて予想以上にウィッチクラフトの腕前が上がり、立派な森ガール系魔女となってしまった。 |
; [[グレイ]] | ; [[グレイ]] | ||
: とある霊園より見出した少女。内弟子として公私にわたるサポートをしているが、師匠の私生活がだらしないことには呆れ気味。 | : とある霊園より見出した少女。内弟子として公私にわたるサポートをしているが、師匠の私生活がだらしないことには呆れ気味。 | ||
: 普段は灰色のフードを目深にかぶって顔を隠すように言いつけている。 | : 普段は灰色のフードを目深にかぶって顔を隠すように言いつけている。 | ||
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;[[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|カウレス・フォルヴェッジ/カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア]] | ;[[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|カウレス・フォルヴェッジ/カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア]] | ||
:『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 case.魔眼蒐集列車』よりエルメロイ教室に加わる。 | :『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 case.魔眼蒐集列車』よりエルメロイ教室に加わる。 | ||
− | : | + | :天才だったが魔術師としての道を放棄した姉に代わって魔術刻印を継ぎ、時計塔へ入学した。自他ともに魔術の才能は低いものと認識していたが、適性を見抜いたエルメロイⅡ世の指導により召喚術から電気を用いた魔術に乗り換えた途端、めきめきと才覚を伸ばしつつある。 |
− | :『Fate/ | + | :『Fate/Apocrypha』に登場した彼と同じ人物だが、この世界ではユグドミレニアに属していない。なお、あちらの世界でも後に(監視の付いた人質のような形ながら)時計塔に入学し、エルメロイ教室で指導を受けることとなる。 |
− | ; | + | ; ヴェルナー・シザームンド |
− | : 「蝶魔術の後継者」と呼ばれる。「色位」か「典位」持ち。 | + | : 「蝶魔術の後継者」と呼ばれる。「色位」か「典位」持ち。 |
: 下記のオルロックの後継者であろうか。 | : 下記のオルロックの後継者であろうか。 | ||
− | ; | + | ; ローランド・ペルジンスキー、オルグ・ラム、ラディア・ペンテル、ナジカ・ペンテル、フェズグラム・ヴォル・センベルン |
: ペンテル姉妹は双子ならではの絶妙な魔力同調によって弟子の中でもフラット、スヴィンに次ぐ高弟と目されている。その一方エキセントリックな性格でエルメロイⅡ世を困らせてもいる。 | : ペンテル姉妹は双子ならではの絶妙な魔力同調によって弟子の中でもフラット、スヴィンに次ぐ高弟と目されている。その一方エキセントリックな性格でエルメロイⅡ世を困らせてもいる。 | ||
− | : | + | : ペルジンスキーもペンテル姉妹と並んで時計塔で名を馳せている実力者。 |
− | : | + | : 全員が、ここ数年で「色位」や「典位」を手にしている。 |
: 『Fate/Apocrypha』に登場した「赤」のメンバーの親族。 | : 『Fate/Apocrypha』に登場した「赤」のメンバーの親族。 | ||
− | ; | + | ;イヴェット・L・レーマン |
− | : | + | :魔眼の大家であるレーマン家の息女。中立主義のメルアステア派から差し向けられたスパイであることを公言しており、大っぴらに愛人志望などと触れ回るため教育者としては頭が痛い。 |
− | |||
===魔術協会関係者=== | ===魔術協会関係者=== | ||
; [[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]] | ; [[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]] | ||
− | : かつての師匠であり、『Fate/ | + | : かつての師匠であり、『Fate/Zero』で敵対したマスター。 |
: ロード・エルメロイの名を継いでからはその才能を素直に評価し、無為にこの世から失われたことを惜しんでいる。 | : ロード・エルメロイの名を継いでからはその才能を素直に評価し、無為にこの世から失われたことを惜しんでいる。 | ||
: [[TYPE-MOON エイプリルフール企画|2015年のエイプリルフールイベント]]では十年来の因縁に一つの結末を見ることになった。 | : [[TYPE-MOON エイプリルフール企画|2015年のエイプリルフールイベント]]では十年来の因縁に一つの結末を見ることになった。 | ||
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; [[ブラム・ヌァザレ・ソフィアリ]] | ; [[ブラム・ヌァザレ・ソフィアリ]] | ||
: 同僚。非常にプライドが高く、ベルフェバンに噛みつくこともあり、双方の取りなしを担当する事も。 | : 同僚。非常にプライドが高く、ベルフェバンに噛みつくこともあり、双方の取りなしを担当する事も。 | ||
− | |||
; [[獅子劫界離]] | ; [[獅子劫界離]] | ||
: フリーランスの死霊魔術師。本来の依頼人であるベルフェバン老が一向に近代的な通信手段を導入しないため、代理の窓口として携帯電話による簡易報告などを受け付けていた。<br>その誼でなのか、事件の終結後にとある礼装を託される。 | : フリーランスの死霊魔術師。本来の依頼人であるベルフェバン老が一向に近代的な通信手段を導入しないため、代理の窓口として携帯電話による簡易報告などを受け付けていた。<br>その誼でなのか、事件の終結後にとある礼装を託される。 | ||
− | |||
; [[オルロック・シザームンド]] | ; [[オルロック・シザームンド]] | ||
− | : < | + | : <RUBY><RB>蝶魔術</RB><RT>パビリオ・マギア</RT></RUBY>の大家たる老魔術師。剥離城アドラにて最期を看取る。 |
: 後年には彼の後継者らしき魔術師の指導にも携わっている。 | : 後年には彼の後継者らしき魔術師の指導にも携わっている。 | ||
;[[化野菱理]] | ;[[化野菱理]] | ||
:時計塔法政科に所属する魔術師。剥離城アドラの事件以降、なにかとマークされている。 | :時計塔法政科に所属する魔術師。剥離城アドラの事件以降、なにかとマークされている。 | ||
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;[[アトラム・ガリアスタ]] | ;[[アトラム・ガリアスタ]] | ||
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:エルメロイⅡ世にしてみれば切望していた第五次聖杯戦争への時計塔からの参戦枠を横から奪った人物ではあるが、向こうからは何故か妙に気に入られており、たびたびノーリッジの研究室に押しかけてきては戦利品の自慢などをしていくようになった。 | :エルメロイⅡ世にしてみれば切望していた第五次聖杯戦争への時計塔からの参戦枠を横から奪った人物ではあるが、向こうからは何故か妙に気に入られており、たびたびノーリッジの研究室に押しかけてきては戦利品の自慢などをしていくようになった。 | ||
− | ; | + | ;メルヴィン・ウェインズ |
− | : | + | :三大貴族の分家の出である調律師。時計塔における古くからの友人で、かつて第四次聖杯戦争に参戦するため日本へと旅立つウェイバーに飛行機のチケットを用立てたのも彼であるらしい。ウェイバーがロード・エルメロイⅡ世の名で世に知られるようになって以降もなお、頑として本来の名前を呼び続ける数少ない人物。 |
:ただし自称『親友』ではあるが必ずしも『味方』ではなく、ウェイバーの難儀するさまを傍から堪能したがる悪質な愉快犯の面も持つ。 | :ただし自称『親友』ではあるが必ずしも『味方』ではなく、ウェイバーの難儀するさまを傍から堪能したがる悪質な愉快犯の面も持つ。 | ||
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; [[衛宮士郎]] | ; [[衛宮士郎]] | ||
: 『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』後日談にて、魔術を学びながらも魔術師とは異なる在り方に気がつき、言葉を交わした。 | : 『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』後日談にて、魔術を学びながらも魔術師とは異なる在り方に気がつき、言葉を交わした。 | ||
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; [[ウェイバー・ベルベット]] | ; [[ウェイバー・ベルベット]] | ||
− | : | + | : 過去の自分自身。 |
− | : | + | :『ちびちゅき!』ではそれほど態度は悪くないが、征服王のTシャツを買い取ろうとする等端から見れば不審者のような有様である。 |
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
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; 「ファック」 | ; 「ファック」 | ||
: ロード・エルメロイⅡ世になってから、何かと出てくるスラング。[[フラット・エスカルドス|主に一人]]が原因だが。 | : ロード・エルメロイⅡ世になってから、何かと出てくるスラング。[[フラット・エスカルドス|主に一人]]が原因だが。 | ||
− | : | + | : 流石に[[ちびちゅき!]]では伏字とされた。 |
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; 「魔術師同士の闘争というのがどういうものか理解しているのか?<br> 死ぬよりも悲惨な目にあった挙げ句、何を成すこともできぬまま惨たらしく殺されるかもしれんのだぞ?」 | ; 「魔術師同士の闘争というのがどういうものか理解しているのか?<br> 死ぬよりも悲惨な目にあった挙げ句、何を成すこともできぬまま惨たらしく殺されるかもしれんのだぞ?」 | ||
: 聖杯とか超カッコイイ、見てみたいなどと非常に軽い気持ちで聖杯戦争に挑もうとする教え子、フラットへの苦言。 | : 聖杯とか超カッコイイ、見てみたいなどと非常に軽い気持ちで聖杯戦争に挑もうとする教え子、フラットへの苦言。 | ||
− | : | + | : 第四次に参戦した自分以外のマスターはほとんどが「そういう死に方」をしたのだと、今の彼は知っている。 |
; 「死ね! 一生卒業出来ないまま、死ね!」 | ; 「死ね! 一生卒業出来ないまま、死ね!」 | ||
288行目: | 201行目: | ||
; 「しかし、私が言えた義理ではないが、個人宛の荷物を他人に届けさせるというシステムも考えものだな。<br> 別段重要なものでもなんでもないが」 | ; 「しかし、私が言えた義理ではないが、個人宛の荷物を他人に届けさせるというシステムも考えものだな。<br> 別段重要なものでもなんでもないが」 | ||
: 自分宛のゲーム会社からの小包をフラットが勝手に透視して欲しがった件に関するコメントだが、確かに全くもって'''「お前が言うな」'''である。 | : 自分宛のゲーム会社からの小包をフラットが勝手に透視して欲しがった件に関するコメントだが、確かに全くもって'''「お前が言うな」'''である。 | ||
− | : はからずも、「"ロード・エルメロイ" | + | : はからずも、「"ロード・エルメロイ"への届け物を横から頂いて聖杯戦争に飛び出す」という展開を師弟2代で見事に天丼してしまったことを彼はまだ知らない。 |
===Fate/Apocrypha=== | ===Fate/Apocrypha=== | ||
307行目: | 220行目: | ||
: 聖杯戦争を共に駆け抜けた友との思い出はいつまでも色褪せない。 | : 聖杯戦争を共に駆け抜けた友との思い出はいつまでも色褪せない。 | ||
− | ; 《失礼、< | + | ; 《失礼、<RUBY><RB>お互い</RB><RT>’’’</RT></RUBY>サーヴァントには苦労させられるな》 |
: ベルフェバン老の代理に獅子劫と連絡を取っていたら何故か戦闘時でもないのに実体化している赤いサーヴァントに電話越しで恫喝された。 | : ベルフェバン老の代理に獅子劫と連絡を取っていたら何故か戦闘時でもないのに実体化している赤いサーヴァントに電話越しで恫喝された。 | ||
: 自分がサーヴァントの勝手を許していることが魔術協会に知られたらと気が気でない獅子劫は不自然な強調部分に気付かずスルーしたが、確実に何かの点で同類扱いされていることを彼はまだ知らない。 | : 自分がサーヴァントの勝手を許していることが魔術協会に知られたらと気が気でない獅子劫は不自然な強調部分に気付かずスルーしたが、確実に何かの点で同類扱いされていることを彼はまだ知らない。 | ||
===ロード・エルメロイⅡ世の事件簿=== | ===ロード・エルメロイⅡ世の事件簿=== | ||
− | ; 「だいたい、何かを救って得られる満足感など、脳の誤認でしかない。<br> 誰かを助けても自分が救われるわけじゃないし、自分が助けたと思っても本当に相手が救われたかどうかなんてしれたものじゃない。<br> 誤解で勘違いですれ違いで思い違いで、ひたすら滑稽なだけの繰り返しが、私たちが生きている世界だよ」<br>「それでも、私たちはその誤認の世界で生きている」<br>「誤認こそが我々だ。誤解こそが我々の世界だ。<br> 私たちが触れられるのは多種多様な事実であって、たったひとつの真実じゃない。<bR> どれだけの賢者がどれだけの歳月を捧げても、そこに辿り着いたりはしない。<br> いや、本来の魔術師とはそれを拒否し続ける生物なのかもしれないが」<br>「それを忘れて、無闇に真実だけを求めようとするならば――レディ、それこそ本当に< | + | ; 「だいたい、何かを救って得られる満足感など、脳の誤認でしかない。<br> 誰かを助けても自分が救われるわけじゃないし、自分が助けたと思っても本当に相手が救われたかどうかなんてしれたものじゃない。<br> 誤解で勘違いですれ違いで思い違いで、ひたすら滑稽なだけの繰り返しが、私たちが生きている世界だよ」<br>「それでも、私たちはその誤認の世界で生きている」<br>「誤認こそが我々だ。誤解こそが我々の世界だ。<br> 私たちが触れられるのは多種多様な事実であって、たったひとつの真実じゃない。<bR> どれだけの賢者がどれだけの歳月を捧げても、そこに辿り着いたりはしない。<br> いや、本来の魔術師とはそれを拒否し続ける生物なのかもしれないが」<br>「それを忘れて、無闇に真実だけを求めようとするならば――レディ、それこそ本当に<RUBY><RB>最悪</RB><RT>’’</RT></RUBY>なのだと覚えておきたまえ」 |
: 死んだ野良猫を埋葬した際、グレイからの質問に答えた言葉。自虐と諦観とツンデレが同居するあまりに、自らも属するはずの魔術師という生き方さえも否定してしまっている、このスピンオフにおけるロード・エルメロイⅡ世という人物を象徴するような台詞。 | : 死んだ野良猫を埋葬した際、グレイからの質問に答えた言葉。自虐と諦観とツンデレが同居するあまりに、自らも属するはずの魔術師という生き方さえも否定してしまっている、このスピンオフにおけるロード・エルメロイⅡ世という人物を象徴するような台詞。 | ||
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: [[ハイネ・イスタリ]]から「ロード・エルメロイ」と呼びかけられて。<br>『Apocrypha』1巻でのベルフェバンとのやり取りと同じような台詞なのだが相手に他意がないからか、もしくは親しくはないからか、随分と丁寧な仕様になっている。 | : [[ハイネ・イスタリ]]から「ロード・エルメロイ」と呼びかけられて。<br>『Apocrypha』1巻でのベルフェバンとのやり取りと同じような台詞なのだが相手に他意がないからか、もしくは親しくはないからか、随分と丁寧な仕様になっている。 | ||
− | ; 「ケイネス師を殺したのは私じゃない。とある< | + | ; 「ケイネス師を殺したのは私じゃない。とある<RUBY><RB>剣の英霊</RB><RT>セイバー</RT></RUBY>とそのマスターだ。<br> 私はケイネス師の死に様を見てもいない。――だけどね、後から知ったとき、やはり悲しかったよ」<br>「あれほどの才が無為に失われたことも、あの人の見ていた景色を結局私には一度も共有できなかったことも、ただただ悲しかった。<br> それだけだ、気の利いた物言いが出来なくてすまないな」 |
: ルヴィアから「ケイネスが死んだときどう思ったか」と問われて。実際、死に様どころか第四次聖杯戦争が大惨事のうちに幕を下ろした翌朝ですらケイネス一行の安否を把握していなかったわけなのだが。<br>かつては青臭い劣等感と敵愾心ばかりを抱いていた師への、その年齢を超えた今となってようやく認めることのできた尊敬と哀惜。 | : ルヴィアから「ケイネスが死んだときどう思ったか」と問われて。実際、死に様どころか第四次聖杯戦争が大惨事のうちに幕を下ろした翌朝ですらケイネス一行の安否を把握していなかったわけなのだが。<br>かつては青臭い劣等感と敵愾心ばかりを抱いていた師への、その年齢を超えた今となってようやく認めることのできた尊敬と哀惜。 | ||
− | ; 「< | + | ; 「<RUBY><RB>ボク</RB><RT>’’</RT></RUBY>は、もう十分な栄誉を受けたんだよ」<br>「その栄誉は後払いでもらったものだ」<br>「だから、<RUBY><RB>ボク</RB><RT>’’</RT></RUBY>はその栄誉にふさわしい人物にならねばならない。<br> 順序が逆になってしまったけれど、あなたの見る目は間違えてなかったのだと証明しなければならない」<br>「……生きろ、だとさ」<br>「見届けて、生き存えて、語り継げだと。本当に我が儘で滅茶苦茶だろうが。<br> そもそもあいつのせいで死にかかったってのに、ギリギリでそんなものを押しつけてくるなというんだ。<br> 後の<RUBY><RB>私</RB><RT>’</RT></RUBY>がどれだけ困ったと思っている。それこそ一晩中文句を言っても言い足りないぞ、あの馬鹿」<br>「私は自分のしたいことも、自分のできることも分かっている」<br>「どうだ、幸せな人生だろう。それをお前なんかに指図されてたまるか」 |
: アッシュボーンの怪物の<歌>を受け、精神世界に捕らわれたエルメロイⅡ世は人の心を抉り、蝕んで死に至らしめる呪いに対し「勘違いだ」と告げる。<br>彼の魂に刻みつけられた唯一の王からの言葉は、数多くの魔術師たちをも毒牙に掛けた呪いすらも跳ね除けた。 | : アッシュボーンの怪物の<歌>を受け、精神世界に捕らわれたエルメロイⅡ世は人の心を抉り、蝕んで死に至らしめる呪いに対し「勘違いだ」と告げる。<br>彼の魂に刻みつけられた唯一の王からの言葉は、数多くの魔術師たちをも毒牙に掛けた呪いすらも跳ね除けた。 | ||
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===氷室の天地 Fate/school life=== | ===氷室の天地 Fate/school life=== | ||
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; 「君らは特殊なバカなのか?」 | ; 「君らは特殊なバカなのか?」 | ||
: 「英雄史大戦」のレクチャーを行った時の言葉を沙条綾香が訳したもの。戦術やデッキ構築にばかり気を取られ、肝心のプレイングテクニックを軽視していた氷室達はグゥの音も出せなかった。 | : 「英雄史大戦」のレクチャーを行った時の言葉を沙条綾香が訳したもの。戦術やデッキ構築にばかり気を取られ、肝心のプレイングテクニックを軽視していた氷室達はグゥの音も出せなかった。 | ||
− | : | + | : かく言うこの男にも、ベクトルこそ違えど思いっ切り該当するという事実が他の作品で判明したのは、どういうブラックユーモアなのだろうか…。 |
===アーネンエルベの一日=== | ===アーネンエルベの一日=== | ||
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; 「ん? ああ、君たちの中で誰が一番魅力的か、という話か。<br> さて、一日同席した程度の私には判らない話だが、君たちは三人で談笑していた時が、最も輝いていたように思うがね」<br>「それでは少し禍根を残す感想を。<br> 強いて言うなら、アルクェイド・ブリュンスタッドは淑女らしさを、セイバー嬢は自由奔放さを、<br> 両儀くんは素直さを付け足せば、文句の無いアイドルではないかと。<br> これはまあ、お世辞ではなく、正直なボクの意見だぜ」 | ; 「ん? ああ、君たちの中で誰が一番魅力的か、という話か。<br> さて、一日同席した程度の私には判らない話だが、君たちは三人で談笑していた時が、最も輝いていたように思うがね」<br>「それでは少し禍根を残す感想を。<br> 強いて言うなら、アルクェイド・ブリュンスタッドは淑女らしさを、セイバー嬢は自由奔放さを、<br> 両儀くんは素直さを付け足せば、文句の無いアイドルではないかと。<br> これはまあ、お世辞ではなく、正直なボクの意見だぜ」 | ||
− | : | + | : 今日一日、無理矢理押し付けられたパリスの審判をなんとか無難に乗り切ってオチを付け、三大ヒロインとついでに[[カレン・オルテンシア|腹黒シスター]]にも感心される。 |
− | ; | + | ; 「ああ君、領収書を頼む。『魔術教会・秋葉原支部 会議費代』で」 |
: それはそれとして、ゴルゴン三姉妹に好き放題飲食されたお会計がすごいことになっていたのでカードで支払い、なおかつ経費で落とす大人の裏技に訴える。ハイテクとは相容れない魔術協会が秋葉原に支部を置いて何をやっているのか、あんな金額が本当に会議費で通るのか、短いセリフの中にツッコミどころが満載だが誰も指摘する者はいない。 | : それはそれとして、ゴルゴン三姉妹に好き放題飲食されたお会計がすごいことになっていたのでカードで支払い、なおかつ経費で落とす大人の裏技に訴える。ハイテクとは相容れない魔術協会が秋葉原に支部を置いて何をやっているのか、あんな金額が本当に会議費で通るのか、短いセリフの中にツッコミどころが満載だが誰も指摘する者はいない。 | ||
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===Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ=== | ===Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ=== | ||
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; 『言ってみればマップ兵器だな。 同じフィールドに存在しているだけで危険な手合いだ』 | ; 『言ってみればマップ兵器だな。 同じフィールドに存在しているだけで危険な手合いだ』 | ||
− | : 小説版の1巻にて、[[メディア|キャスター]] | + | : 小説版の1巻にて、[[メディア|キャスター]]のクラスカードを攻略中の凛が回想した時計塔での一場面。この世界の冬木では第四次以降の聖杯戦争が行われなくなってしまったため、サーヴァントのクラスについて知らない凛にエルメロイⅡ世が個別レクチャーしているのだが、例えがいちいちRPGやSLGだったりするのでゲームに疎い凛には余計解りにくくなっている。魔術師が魔術師に魔術師のカードのことを説明しているというのにスパロボのボスユニットの話か何かに聞こえるというこの不条理感。 |
===その他=== | ===その他=== | ||
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== メモ == | == メモ == | ||
− | * | + | *イスカンダルとの絆は本物で、大きく歴史が変わった平行世界でもその関係は変わらない。<br>ライネスに征服王の触媒を聖杯大戦に出さなかった理由を問われて返した答えは、「触媒の選定を任された[[ブラム・ヌァザレ・ソフィアリ|ブラム]]への配慮」と「十四騎のサーヴァントが二つのチームに分かれて競い合うという、イスカンダルの趣旨にこれ以上ないほど合った形式の聖杯戦争で、テンションが最高潮となった征服王がそのまま世界征服を成し遂げてしまう危険性」。<br>だがこれらはあくまで表向きの物で、ライネスにもすぐに見破られており、本当の理由は極めて私的な物。 |
**世界各地で聖杯戦争が行われるようになった今の状況で、イスカンダルの触媒を所持していることがが周囲に知れ渡ってしまった場合、魔術師達はこぞってその触媒を手にしようとするだろう。そして触媒は「強いサーヴァント」を求める魔術師達の手から手へと渡り続け、英霊への敬意など何もない唯の「道具」として聖杯戦争が開催されるたびに利用され、使い捨てられる。<br>そんな暗い未来を防ぐためであった。<br>現在、イスカンダルの触媒の価値は世界的な聖遺物の散逸によって暴騰しており、何とアーチボルト家の負債を状況次第では7割返済する事が可能な額との事。だがやはりエルメロイⅡ世にそれを売る気など毛頭なく、「'''己の矜持'''」として今も大切に保管している。 | **世界各地で聖杯戦争が行われるようになった今の状況で、イスカンダルの触媒を所持していることがが周囲に知れ渡ってしまった場合、魔術師達はこぞってその触媒を手にしようとするだろう。そして触媒は「強いサーヴァント」を求める魔術師達の手から手へと渡り続け、英霊への敬意など何もない唯の「道具」として聖杯戦争が開催されるたびに利用され、使い捨てられる。<br>そんな暗い未来を防ぐためであった。<br>現在、イスカンダルの触媒の価値は世界的な聖遺物の散逸によって暴騰しており、何とアーチボルト家の負債を状況次第では7割返済する事が可能な額との事。だがやはりエルメロイⅡ世にそれを売る気など毛頭なく、「'''己の矜持'''」として今も大切に保管している。 | ||
*『Character material』で「どの話であろうと、舞台がロンドンよりになるとちょこっと顔を出す」と書かれていた通り、時計塔が登場する作品のほとんどに出演している。 | *『Character material』で「どの話であろうと、舞台がロンドンよりになるとちょこっと顔を出す」と書かれていた通り、時計塔が登場する作品のほとんどに出演している。 | ||
− | ** | + | **彼の上に働く世界の修正力的なものはよほど強固であるらしく、第四次聖杯戦争が行われていない『Apocrypha』や『プリズマ☆イリヤ』などの平行世界にあっても必ず「ロード・エルメロイの名を継いだ」「深紅のコートと長髪がトレードマークの」「ゲーム好きな」時計塔講師として登場する。<br>魔術協会の中枢に属しながらも、出自と能力の低さゆえに庶民的かつ一般人寄りの感性を持っているキャラクターが説明係として便利だからという説もあるが。 |
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**実は彼(及びケイネス)の物語において'''「冬木の第四次聖杯戦争」でなければならない要素'''は殆ど無い。<br>極端な話、どこのどんな背景でどんな面子で行われた聖杯戦争であろうと彼らは参戦でき、どんな流れでどんな結末を迎えたとしても「ウェイバーがイスカンダルを召喚する」「ケイネスが死亡して魔術刻印が失われる」「最終的にイスカンダルが敗北する」という3点さえ満たせばロード・エルメロイⅡ世は誕生しうる。 | **実は彼(及びケイネス)の物語において'''「冬木の第四次聖杯戦争」でなければならない要素'''は殆ど無い。<br>極端な話、どこのどんな背景でどんな面子で行われた聖杯戦争であろうと彼らは参戦でき、どんな流れでどんな結末を迎えたとしても「ウェイバーがイスカンダルを召喚する」「ケイネスが死亡して魔術刻印が失われる」「最終的にイスカンダルが敗北する」という3点さえ満たせばロード・エルメロイⅡ世は誕生しうる。 | ||
**とはいえ、上記の条件を満たすためには、どのような形にせよ必ず「イスカンダルの触媒が手違いでウェイバーの手に渡り」、「ケイネスがその実力にも拘らず敗退(死亡)し」、「ウェイバーはイスカンダルに振り回されながらも友情を育み、最終的に彼が敗北する様な聖杯戦争から生還する」というレアカードが揃わないといけないため、この件に関する世界の意向はかなり強固である。そして主にケイネスにとって理不尽である。 | **とはいえ、上記の条件を満たすためには、どのような形にせよ必ず「イスカンダルの触媒が手違いでウェイバーの手に渡り」、「ケイネスがその実力にも拘らず敗退(死亡)し」、「ウェイバーはイスカンダルに振り回されながらも友情を育み、最終的に彼が敗北する様な聖杯戦争から生還する」というレアカードが揃わないといけないため、この件に関する世界の意向はかなり強固である。そして主にケイネスにとって理不尽である。 | ||
− | **経緯は不明だがなんと聖杯戦争がない魔法使いの夜、月姫系の世界ですら存在することが示唆されている。魔法使いの夜、月姫寄りの世界である「2015年の時計塔」<ref | + | **経緯は不明だがなんと聖杯戦争がない魔法使いの夜、月姫系の世界ですら存在することが示唆されている。魔法使いの夜、月姫寄りの世界である「2015年の時計塔」<ref>[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201508.html 竹箒日記2015/8/14 ]</ref>にて、「エルメロイは没落した(と橙子が回想している)」「新生代最大の出世頭と言われるエルメロイ二世が現代魔術の学部長に納まった」という描写が存在するためである。 |
− | *実はCVの浪川大輔氏が演じたのは[[ウェイバー・ベルベット|ウェイバー]]ではなくこちらが先である。初出は『[[ | + | *実はCVの浪川大輔氏が演じたのは[[ウェイバー・ベルベット|ウェイバー]]ではなくこちらが先である。初出は『[[アーネンエルベの一日]]』であり、ただの一般人だと思われていた観光客の正体がエルメロイⅡ世であった、というCV初出を利用した叙述トリックが仕掛けられている。更に、作中では「ウェイバー・ベルベット」を名乗っており、それまで仄めかされてはいたが、断言はされていなかった「ロード・エルメロイⅡ世=ウェイバー・ベルベット」が初めて公式で明確にされた作品となっている。 |
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**因みに、彼が作中で来日した理由についてははっきりと語られてはいないが、「八月中旬」、「セールスじみた雑務」、「始まってしまえば三日ほどで終わる」というワードから考えると、'''某臨海副都心で行われる某大規模イベント'''への参加と思われる(しかも出展側)。個人としての参加なのか、時計塔を代表してのものなのか、興味の尽きない所である。 | **因みに、彼が作中で来日した理由についてははっきりと語られてはいないが、「八月中旬」、「セールスじみた雑務」、「始まってしまえば三日ほどで終わる」というワードから考えると、'''某臨海副都心で行われる某大規模イベント'''への参加と思われる(しかも出展側)。個人としての参加なのか、時計塔を代表してのものなのか、興味の尽きない所である。 | ||
*『事件簿』1巻にて宿泊した部屋の名前は「Mihael」。守護天使占いでは真っ先に「結婚の天使」と出るが、同時に「世代・性別を超えた強い絆」を意味する。「危険・対立の予知による防止」「豊穣、生産性の指揮天使」「人助けの父」といった特性を持つ天使。余談だが、この天使に守護されている人の適職は保育士、児童相談員、教員など、子供に愛情を注ぐ仕事。 | *『事件簿』1巻にて宿泊した部屋の名前は「Mihael」。守護天使占いでは真っ先に「結婚の天使」と出るが、同時に「世代・性別を超えた強い絆」を意味する。「危険・対立の予知による防止」「豊穣、生産性の指揮天使」「人助けの父」といった特性を持つ天使。余談だが、この天使に守護されている人の適職は保育士、児童相談員、教員など、子供に愛情を注ぐ仕事。 | ||
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