「主人公 (EXTRA)」を編集中
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[[Fate/EXTRA|ムーンセルの聖杯戦争]]に参加する、プレイヤーの分身たる役目を担う主人公。名前は任意で入力。男性と女性が選択可能。 | [[Fate/EXTRA|ムーンセルの聖杯戦争]]に参加する、プレイヤーの分身たる役目を担う主人公。名前は任意で入力。男性と女性が選択可能。 | ||
− | コミックス版・ドラマCD版での名前は「'''岸波 白野'''(きしなみ はくの)」で、性別は男。この名前は『CCC』ではデフォルトネームとして、男女共に選択可能。テレビアニメ版では読みは同じだが「'''岸浪 ハクノ'''」という表記となっている。また竹箒日記で語られた『EXTELLA/Zero』<ref | + | コミックス版・ドラマCD版での名前は「'''岸波 白野'''(きしなみ はくの)」で、性別は男。この名前は『CCC』ではデフォルトネームとして、男女共に選択可能。テレビアニメ版では読みは同じだが「'''岸浪 ハクノ'''」という表記となっている。また竹箒日記で語られた『EXTELLA/Zero』<ref>[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201611.html 竹箒日記2016/11/12]</ref>。においては「'''岸浪 白野'''(男性)」「'''クラスメイトの少女'''(女性)」という表記も存在する。年齢は『EXTRA』のPVに記してある。 |
; 略歴 | ; 略歴 | ||
: 原因不明の記憶喪失に陥っており、自らの素性も詳しい状況も分からぬまま、命をかけた聖杯戦争の舞台に投げ出される。聖杯戦争を通じ他者と関わり合うことで、迷い悩みながらも成長していく。 | : 原因不明の記憶喪失に陥っており、自らの素性も詳しい状況も分からぬまま、命をかけた聖杯戦争の舞台に投げ出される。聖杯戦争を通じ他者と関わり合うことで、迷い悩みながらも成長していく。 | ||
− | : | + | : 霊子虚構世界であるムーンセルでは夢を見ることはない(そもそも電脳にダイブすること自体が夢と同じカテゴリであり、夢の中でさらに夢を見ることはないため)とされているが、主人公はたびたび「火に包まれ焼け落ちていく、廃墟と化した都市の風景」を夢に見る。 |
: 正体は、NPCが何らかの故障(エラー)によって自我を獲得した存在。故に、記憶喪失ではなく、そもそも過去の記憶を持ち得ない。他のNPCと同様、聖杯戦争開始と同時に生み出された、過去の人物の「再現」である。 | : 正体は、NPCが何らかの故障(エラー)によって自我を獲得した存在。故に、記憶喪失ではなく、そもそも過去の記憶を持ち得ない。他のNPCと同様、聖杯戦争開始と同時に生み出された、過去の人物の「再現」である。 | ||
: 主人公の基本となった人物は、バイオテロにより既存の医療技術では治療不可能な難病(記憶障害を引き起こし、最後には死に至る脳症)に侵され、冷凍睡眠によって数十年にわたり保存されている。 | : 主人公の基本となった人物は、バイオテロにより既存の医療技術では治療不可能な難病(記憶障害を引き起こし、最後には死に至る脳症)に侵され、冷凍睡眠によって数十年にわたり保存されている。 | ||
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; 人物 | ; 人物 | ||
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: 記憶喪失(実際は先述の通り、過去の記憶はもとより無い)ではあるが、一個人としての名前や、社会生活を送る上で必要な一般常識等は持ち合わせている。 | : 記憶喪失(実際は先述の通り、過去の記憶はもとより無い)ではあるが、一個人としての名前や、社会生活を送る上で必要な一般常識等は持ち合わせている。 | ||
: 聖杯戦争を通して成長していくが、初期は確たる目的意識はなく、ただ「死にたくない」という生存本能に衝き動かされて行動している。 | : 聖杯戦争を通して成長していくが、初期は確たる目的意識はなく、ただ「死にたくない」という生存本能に衝き動かされて行動している。 | ||
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: 主人公は、役割を逸脱したNPCという「不正なデータ」であり、生身の人間でもないので、本来であれば聖杯に接続した瞬間に不正なデータとして分解・削除される。しかし、僅かな時間ではあるが、主人公は生身の人間以外は接続できないはずの聖杯に接続することができる。これは、主人公の基本となった人物が「冷凍睡眠によって保存されている=地上で未だ生きている」ため、聖杯が接続している不正なデータと、地上に存在する類似の人間のデータが、同一か否かの判別を必要とするからである。 | : 主人公は、役割を逸脱したNPCという「不正なデータ」であり、生身の人間でもないので、本来であれば聖杯に接続した瞬間に不正なデータとして分解・削除される。しかし、僅かな時間ではあるが、主人公は生身の人間以外は接続できないはずの聖杯に接続することができる。これは、主人公の基本となった人物が「冷凍睡眠によって保存されている=地上で未だ生きている」ため、聖杯が接続している不正なデータと、地上に存在する類似の人間のデータが、同一か否かの判別を必要とするからである。 | ||
: ただし、最終的に不正なデータとして分解・削除される運命にあるのは変わらない。『EXTRA』においては[[トワイス・H・ピースマン]]の戦争を求める歪んだ理想を否定しきれない場合はサーヴァントと共に月の聖杯戦争を続行するが、トワイスの歪んだ理想を否定した場合は『'''ムーンセルの完全封印'''』をコマンドとして打ちこむ代償としてサーヴァントと共に不正なデータとして分解・削除される。 | : ただし、最終的に不正なデータとして分解・削除される運命にあるのは変わらない。『EXTRA』においては[[トワイス・H・ピースマン]]の戦争を求める歪んだ理想を否定しきれない場合はサーヴァントと共に月の聖杯戦争を続行するが、トワイスの歪んだ理想を否定した場合は『'''ムーンセルの完全封印'''』をコマンドとして打ちこむ代償としてサーヴァントと共に不正なデータとして分解・削除される。 | ||
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===『EXTELLA』シリーズ === | ===『EXTELLA』シリーズ === | ||
− | : | + | : 『EXTELLA』では'''ムーンセルに望んだ願いが変更されており、役割を果たしたものは消去し、次の役割に作り変えるというSE.RA.PHの運営形式を廃止し、役割を果たしたものは次の役割を探す。目的のために生存することと、生存するための目的を探すことを同位とするへと変更すること'''であったため、主人公はSE.RA.PHへと送り返され、一人の人間としての役割と生存の余地が与えられることとなった。その後はムーンセルと協調する事を選び、また新天地を求めて広がりだしたSE.RA.PHに生きる人間として期待される事となる。 |
− | : | + | : そしてネロや玉藻と共に別の領域を繰り返す動乱状態となり広がりだしたSE.RA.PHを見聞しながら、これからの目的や自分の居場所を模索していた。しかしムーンセルは脅威と記録されている捕食遊星の再接近を予測し、その対策としてレガリアシステムを考案。また主人公は地球側の生命代表としてムーンセルから捕食遊星の情報を入手しSE.RA.PHを守る事を承諾してレガリアの力によってSE.RA.PHの全権を預かる事となる。しかしネロの元に帰ろうとしたその直後、現れたアルキメデスの謀略にかけられ未明領域の巨神アルテラに殺されかけるが、レガリアごと精神、魂、肉体の三つに分け、また三度記憶を失う事となる。そして精神の主人公はネロ、魂の主人公は玉藻の元に向かい、肉体の主人公はアルテラの虜となる<ref>Fate/Extellaプレミアム限定版『ヴェルバーBOX』特典『EXTELLA/material』の「これまでのあらすじ」より。</ref>。 |
− | + | : 『EXTELLA』本編ではアルキメデスが並行世界を行き来して、『ムーンセルは壊れた』という結果をクォンタム・タイムロックに刻み込むための謀略にかけられる。『焔詩篇』の精神の主人公は肉体を喪い植物人間のようになりネロに介護されるBADENDを迎える。『蘭詩篇』の魂の主人公はエリザベード・バートリーがレガリアの指輪を呑みこみアルキメデスを狼狽させつつも遊星の眷属となるのを見届けながら、玉藻と共にSE.RA.PHの平定を行なう。そして『未明篇』の肉体の主人公はアルテラと心を通わせ、アルキメデスの謀略から彼女を救うべく剪定事象として処理されつつも経験した事を、過去の精神の主人公に伝える。 | |
− | + | : 『金詩篇』においては、「アルキメデスはアルテラと主人公陣営の敵対を煽ってムーンセルを破壊する事を目的とする敵対存在」「アルテラを救う事がアルキメデスの野望を粉砕する事に繋がる」など『焔詩篇』の精神の主人公に『未明篇』の肉体の主人公が経験した記憶が流れ込む。そのおかげでアルキメデスの謀略にかからずネロと共に彼と敵対。また玉藻・精神の主人公陣営と早期に和解を経た上で、ネロとアルテラの対決を経て彼女とも共闘関係を結びかけた所でアルキメデスによって主人公とネロ、アルテラは窮地に陥る……のだがエリちゃん(ヴォイド)の暴走によってアルキメデスの謀略は脆くも崩れ、巨神アルテラによって主人公とネロは窮地を脱出。その後アルテラから軍神の剣を預かりセイバー・ヴィーナスとなったネロと共に星舟を破壊する。 | |
− | : | + | : 『金詩篇』でのエンディングでは発展するSE.RA.PHを見守りながらネロと玉藻、そして力を使い果たして幼児化したアルテラの三人に囲まれて平穏な(?)生活に戻る。 |
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== バリエーション / コスチューム == | == バリエーション / コスチューム == | ||
− | === 岸浪ハクノ=== | + | === 岸浪ハクノ === |
− | 『[[Fate/EXTRA Last | + | 『[[Fate/EXTRA Last Encore]]』の主人公。外見は主人公(男)と全く同じ。 |
− | + | ;略歴 | |
− | + | :学園生活を迎えている最中で予選が始まり、保健室にいる敗北者、死を迎えた生徒を煉獄に埋葬したところを[[トワイス・H・ピースマン|トワイス]]と接触する。 | |
− | + | :本戦到達者が128人に到達しかかる中、シンジと尼里の所に向かうも、そのシンジによって[[遠坂時臣|背後から刃物で刺されてしまう]]。それでもなお生き残るが、今度は自分を始末するために送り込まれた[[無銘|石像のようなサーヴァント]]の襲撃を受けてしまう。だが原初の火を引き抜いたことで召喚された[[ネロ・クラウディウス|セイバー]]によって石像のようなサーヴァントを撃破し、契約を結ぶ。 | |
− | + | ;人物 | |
− | + | :第二話で入浴中にネロが入ってきてもほとんど反応しないなど、本来の主人公と比べると冷めた反応に無感動な佇まいをしているが、反対に憎しみの感情が強く、第一話でシンジによって瀕死の状態で陥ってもなお、'''「この月の全てが憎い」'''とソレを原動力に前に進もうとしている。 | |
− | + | ;能力 | |
− | + | :マスターとしての素質は不明だが、水没したセイバーを助けるためにすぐに飛び込んで魔力供給したり、ダン・ブラックモアから狙撃された際に(分かりやすかったとはいえ)即座に狙撃位置を割り出したり、アーチャーの毒に対して毒無効のコードキャストを使用したりと戦い慣れしている印象を与えている。 | |
+ | :また、「死相(デッドフェイス)」と呼称されている強化現象と関係しているようである。 | ||
− | + | :;デッドフェイス | |
+ | ::チャクラ・ヴァルティン発動後に見られるようになった強化現象。 | ||
+ | ::発動すると憎悪の仮面を被ったような凄まじい表情になり、全身を滅多刺しにされたのも関わらず蘇生したり、人間離れした運動能力を見せたり、ダン・ブラックモア顔負けの狙撃を放ったりと超常的な能力を示すようになる。 | ||
+ | ::その実態は「これまでに死亡した死者の怨念が自身の霊器に取り込まれており、その力を引き出せる」というもの。このため、取り込んだ人物全てのコードキャストを使用する事が原理的には可能である。 | ||
+ | ::ただしデメリットもあるようで、ラニ曰く「使いすぎると死者の相に乗っ取られてしまう」とのこと。また、能力を行使するのは本人なので、一度に複数のコードキャストを使用したりする事はできない。 | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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; [[Fate/EXTELLA]] | ; [[Fate/EXTELLA]] | ||
: 引き続き主人公として登場。聖杯戦争を勝ち抜いたマスターとしての立場となる。 | : 引き続き主人公として登場。聖杯戦争を勝ち抜いたマスターとしての立場となる。 | ||
− | + | ; [[Fate/EXTRA Last Encore]] | |
− | + | :男性主人公は '''岸浪ハクノ'''の名義で登場し、女性主人公は'''岸波白野'''の名義で登場。 | |
− | ; [[Fate/EXTRA Last | ||
− | : 男性主人公は '''岸浪ハクノ'''の名義で登場し、女性主人公は'''岸波白野'''の名義で登場。 | ||
; [[フェイト/育ステラ]] | ; [[フェイト/育ステラ]] | ||
: 月の勝利者となったが、何故か生後七ヶ月の乳幼児と化してしまった。 | : 月の勝利者となったが、何故か生後七ヶ月の乳幼児と化してしまった。 | ||
− | |||
; [[Fate/Grand Order]] | ; [[Fate/Grand Order]] | ||
: いくつかの礼装カードに姿が描かれる他、ドラマCD『The Blue Bird』でCV無しだが女主人公が登場している。 | : いくつかの礼装カードに姿が描かれる他、ドラマCD『The Blue Bird』でCV無しだが女主人公が登場している。 | ||
− | |||
===Fate関連作品=== | ===Fate関連作品=== | ||
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: 同じ容姿の男女が、チョイ役の生徒会役員として[[柳洞一成]]と一緒に姿を見せる。 | : 同じ容姿の男女が、チョイ役の生徒会役員として[[柳洞一成]]と一緒に姿を見せる。 | ||
; [[カプセルさーばんと]] | ; [[カプセルさーばんと]] | ||
− | : 女主人公が敵マスターの一人として登場。無口なキャラクターと言う設定なのでCVは付いていない<ref | + | : 女主人公が敵マスターの一人として登場。無口なキャラクターと言う設定なのでCVは付いていない<ref>ブレスのみ収録されており、ブレス担当は川澄綾子氏。収録スタッフの九条ケント氏によると、ブレスのみで新規のキャスティングは出来ないため、奈須きのこ氏の要望で川澄氏が担当したとのこと[https://twitter.com/kujoukent/status/957958109330223104]。</ref>。 |
: 立ち絵ではジョジョ立ちをしている。 | : 立ち絵ではジョジョ立ちをしている。 | ||
− | |||
===その他=== | ===その他=== | ||
; [[ちびちゅき!]] | ; [[ちびちゅき!]] | ||
: 男女ともに登場。基本的には同時に登場し、一組の台詞を同時に読んだり交互に読んだりする。 | : 男女ともに登場。基本的には同時に登場し、一組の台詞を同時に読んだり交互に読んだりする。 | ||
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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; [[柳洞一成]] | ; [[柳洞一成]] | ||
: 友人として設定されているNPC。『氷室の天地』では生徒会の仲間。 | : 友人として設定されているNPC。『氷室の天地』では生徒会の仲間。 | ||
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=== Fate/EXTRA CCC === | === Fate/EXTRA CCC === | ||
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=== Fate/EXTELLA === | === Fate/EXTELLA === | ||
− | ;[[アルテラ (EXTELLA)|アルテラ]] | + | ;[[アルテラ (EXTELLA)|アルテラ]] |
: 肉体の主人公が契約するサーヴァントで、ヒロインの一人。 | : 肉体の主人公が契約するサーヴァントで、ヒロインの一人。 | ||
;[[アルトリア・ペンドラゴン]] | ;[[アルトリア・ペンドラゴン]] | ||
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;[[メドゥーサ]] | ;[[メドゥーサ]] | ||
:気に入られた相手。『EXTELLA』のサブシナリオでは、キャス狐の目の前で押し倒される。 | :気に入られた相手。『EXTELLA』のサブシナリオでは、キャス狐の目の前で押し倒される。 | ||
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=== Fate/Grand Order === | === Fate/Grand Order === | ||
;[[マシュ・キリエライト]] | ;[[マシュ・キリエライト]] | ||
:ドラマCD『The Blue Bird』にて共演。ちなみに出演したのはザビ子のみでザビ男は未登場。 | :ドラマCD『The Blue Bird』にて共演。ちなみに出演したのはザビ子のみでザビ男は未登場。 | ||
− | : | + | :彼女の中に聖杯があることが確認されたため、万色悠滞を叩き込んで無理矢理SGごと引っ張りだしてアヘ顔ダブルピースさせる暴挙を行った。 |
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− | ;[[ | + | === 氷室の天地 Fate/school life === |
− | : | + | ;[[遠坂凛]] |
− | : | + | :男性の方の「角隈」が、英雄史大戦キャラバンにおいて、一成に依頼される形でタッグを組んだ相手。 |
+ | ;円城寺 | ||
+ | :英雄史大戦キャラバンで対決した龍造寺四天王の一員。 | ||
+ | :動物デッキであることを見抜かれ完全なメタデッキを用意されたものの、経験不足ゆえの動物での統一への不徹底と勝負勘で勝利を奪い取った。 | ||
=== ちびちゅき! === | === ちびちゅき! === | ||
;[[主人公 (Grand Order)]] | ;[[主人公 (Grand Order)]] | ||
:コラボイベント等に先駆けて夢の主人公対決が実現。……内容はアメ食い競争であったが。 | :コラボイベント等に先駆けて夢の主人公対決が実現。……内容はアメ食い競争であったが。 | ||
− | : | + | :なお、前述した通りドラマCDでも共演しているが、双方無口キャラを貫いたため特に積極的なコミュニケーションは無かった。 |
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
294行目: | 270行目: | ||
:聖杯戦争予選にて、脱落しかかった際の心情。この足掻きが暴君を呼び、無銘を呼び、妖狐を呼んだ。 | :聖杯戦争予選にて、脱落しかかった際の心情。この足掻きが暴君を呼び、無銘を呼び、妖狐を呼んだ。 | ||
− | ;「このまま終わるのは 許されない」<br>「恐い」<br>「痛みが恐い」<br>「感覚の喪失が恐い」<br>「先ほど見た死体と同じになることが恐い」<br>「……そして」<br>「無意味に消える事が 何よりも恐ろしい」<br> | + | ;「このまま終わるのは 許されない」<br>「恐い」<br>「痛みが恐い」<br>「感覚の喪失が恐い」<br>「先ほど見た死体と同じになることが恐い」<br>「……そして」<br>「無意味に消える事が 何よりも恐ろしい」<br>「ーー立たないと」<br>「恐いままでいい」<br>「痛いままでいい」<br>「その上でもう一度考えないと」<br>「……だって」<br>「この手はまだ一度も」<br>「自分の意思で戦ってすらいないじゃないか――」 |
:漫画版での岸波白野の心情。この思いが赤い少女剣士を呼んだ。 | :漫画版での岸波白野の心情。この思いが赤い少女剣士を呼んだ。 | ||
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;「それは嘘だ。」<br>「だったらなぜ、お前はそんなに辛そうな顔をしているんだ、ユリウス!」 | ;「それは嘘だ。」<br>「だったらなぜ、お前はそんなに辛そうな顔をしているんだ、ユリウス!」 | ||
:ユリウスの心情を見透かし、更に疑問をぶつける。<br>本人にその気はなかったかもしれないが、この疑問はユリウスを精神的に追い込んでいった。 | :ユリウスの心情を見透かし、更に疑問をぶつける。<br>本人にその気はなかったかもしれないが、この疑問はユリウスを精神的に追い込んでいった。 | ||
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;「――失われたものへの追悼はあるけれど なに、地球が無くなったわけでもない。<br> 道があるのなら、自分はきっと歩いていける。<br> 願いに、目的に貴賤はない。小さくとも、一つだけであっても、叶えたい願いを持って歩き続ければ、最後に、大きな花を咲かすだろう。<br> それが、ついには自分をここまで連れてきたように。<br> 心配はない。現在(そこ)には変えて行こうとする人々がいて。大切に思える人がいる。 <br> 一緒に、同じ時を生きていく事が出来る。一緒に進んでいく事が出来る。<br> ああ――それはなんて待ち遠しい、希望に満ちた――」 | ;「――失われたものへの追悼はあるけれど なに、地球が無くなったわけでもない。<br> 道があるのなら、自分はきっと歩いていける。<br> 願いに、目的に貴賤はない。小さくとも、一つだけであっても、叶えたい願いを持って歩き続ければ、最後に、大きな花を咲かすだろう。<br> それが、ついには自分をここまで連れてきたように。<br> 心配はない。現在(そこ)には変えて行こうとする人々がいて。大切に思える人がいる。 <br> 一緒に、同じ時を生きていく事が出来る。一緒に進んでいく事が出来る。<br> ああ――それはなんて待ち遠しい、希望に満ちた――」 | ||
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;「爆ぜて、アーチャー!」 | ;「爆ぜて、アーチャー!」 | ||
− | : | + | :女性主人公のみ。メルトリリスの発言に錯乱した際の選択肢の一つ。令呪を以て命ず、爆散せよリア充。 |
;「わかるけどわかりません。<br><br> “誰でもいい”だなんて地雷を踏んだのは<br> アーチャーなんだから、<br> もう少し手厚くフォローしてくれてもいいと思う。<br><br> ………………………………いいと思う!」 | ;「わかるけどわかりません。<br><br> “誰でもいい”だなんて地雷を踏んだのは<br> アーチャーなんだから、<br> もう少し手厚くフォローしてくれてもいいと思う。<br><br> ………………………………いいと思う!」 | ||
380行目: | 344行目: | ||
;「<RUBY><RB>メルトリリスの毒蜜が礼装にかかったとかで、</RB><RT>ばかじゃないの ばかじゃないの ばかじゃないの</RT></RUBY><br><RUBY><RB> アーチャーは念入りにシャワーで身体を洗浄した。</RB><RT> ばかじゃないの ばかじゃないの ばかじゃないの</RT></RUBY><br><br><RUBY><RB> 今は私服に着替えている。</RB><RT> ばかじゃないの ばかじゃないの</RT></RUBY><br><RUBY><RB> 礼装が乾くまで、しばらく休憩させてほしいとの事だ。</RB><RT> ばかじゃないの ばかじゃないの ばかじゃないの ばかじゃないの</RT></RUBY>」 | ;「<RUBY><RB>メルトリリスの毒蜜が礼装にかかったとかで、</RB><RT>ばかじゃないの ばかじゃないの ばかじゃないの</RT></RUBY><br><RUBY><RB> アーチャーは念入りにシャワーで身体を洗浄した。</RB><RT> ばかじゃないの ばかじゃないの ばかじゃないの</RT></RUBY><br><br><RUBY><RB> 今は私服に着替えている。</RB><RT> ばかじゃないの ばかじゃないの</RT></RUBY><br><RUBY><RB> 礼装が乾くまで、しばらく休憩させてほしいとの事だ。</RB><RT> ばかじゃないの ばかじゃないの ばかじゃないの ばかじゃないの</RT></RUBY>」 | ||
− | :アーチャーのSG3にて。マイルームでシャワーを浴びていいだろうか?とムードたっぷりにアーチャーに迫られたと思い込んだ女性主人公だが、単にメルトリリスの毒を洗い流したかったからだと真相を告げられ、彼がシャワーを浴びた後のモノローグ兼(「強烈な殺意」の籠もった)心の声。<br> | + | :アーチャーのSG3にて。マイルームでシャワーを浴びていいだろうか?とムードたっぷりにアーチャーに迫られたと思い込んだ女性主人公だが、単にメルトリリスの毒を洗い流したかったからだと真相を告げられ、彼がシャワーを浴びた後のモノローグ兼(「強烈な殺意」の籠もった)心の声。<br>また、アーチャーがシャワーを浴びる前に女性主人公は「壁におでこをつけて、壁に向かってボディブローを繰り返」しており、そこでもアーチャーを異性として意識している彼女のやるせなさと恥ずかしさと怒りがよく現れている。<br>このイベントは女性主人公にしか用意されていない。 |
;「うほっ、いい<RUBY><RB>肉体</RB><RT>カラダ</RT></RUBY>!<br> ―――や ら な い か」 | ;「うほっ、いい<RUBY><RB>肉体</RB><RT>カラダ</RT></RUBY>!<br> ―――や ら な い か」 | ||
426行目: | 390行目: | ||
:いくら元から記憶喪失だったとはいえ、あまりにも脳天気な一言に周囲はドン引きした。 | :いくら元から記憶喪失だったとはいえ、あまりにも脳天気な一言に周囲はドン引きした。 | ||
− | ;「天才しか居ないこの場において」<br> | + | ;「天才しか居ないこの場において」<br>「凡人である自分こそが逆に非凡ーー!」 |
:レオに凡人と言われた時に出した自分探しの答え……ではなくただの悲しい現実逃避。 | :レオに凡人と言われた時に出した自分探しの答え……ではなくただの悲しい現実逃避。 | ||
432行目: | 396行目: | ||
:個性が無いと言われ、服装を変えてみたがスルーされたため、突然その場で飛び跳ねるという奇行に出ての一言。 | :個性が無いと言われ、服装を変えてみたがスルーされたため、突然その場で飛び跳ねるという奇行に出ての一言。 | ||
:ゲームの『EXTRA』でも移動で無意味に飛び跳ねるプレイヤーが多かったことからのネタだろうか。 | :ゲームの『EXTRA』でも移動で無意味に飛び跳ねるプレイヤーが多かったことからのネタだろうか。 | ||
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;「アーチャー アナタ……目が腐ってんの?」 | ;「アーチャー アナタ……目が腐ってんの?」 | ||
:おまけページにて、女主人公がアーチャーに「似ている男がいる」と言われ、男主人公を影から見ての一言。 | :おまけページにて、女主人公がアーチャーに「似ている男がいる」と言われ、男主人公を影から見ての一言。 | ||
:確かに女性陣に取り囲まれ、火あぶりされそうな状況になっていればそうも言いたくもなるが、虫でも見るような目がなんとも強烈である。 | :確かに女性陣に取り囲まれ、火あぶりされそうな状況になっていればそうも言いたくもなるが、虫でも見るような目がなんとも強烈である。 | ||
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=== Fate/EXTELLA=== | === Fate/EXTELLA=== | ||
==== 精神 ==== | ==== 精神 ==== | ||
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記憶の無い主人公を今まで欺いてきたと告白するキャス狐。だがそんな彼女を誰よりも見、支えてきたのは主人公だった。 | 記憶の無い主人公を今まで欺いてきたと告白するキャス狐。だがそんな彼女を誰よりも見、支えてきたのは主人公だった。 | ||
− | ;「こんな、うるさいだけで寂しいのは良くない。 | + | ;「こんな、うるさいだけで寂しいのは良くない。 |
+ | ;自分たちだけじゃなくて何もかも一緒なのも良くない。 | ||
+ | ;なによりキャスターらしくもない。 | ||
+ | ;終わるときは笑顔で、 | ||
+ | ;楽しかった思い出を、数えきれないぐらい | ||
+ | ;語りながら終わるのがいい。」 | ||
+ | ;「だから、こんな我慢に満ちた結末は認めない。 | ||
+ | ;この戦いが終わったら国を捨てよう。 | ||
+ | ;傾国の女王様も魅力的ではあったけれど、やっぱり――」 | ||
+ | ;「――明るい瞳、朗らかな声。 | ||
+ | ;誰よりも愛らしく微笑みかけてくる姿。 | ||
+ | ;やっぱり、いつも賑やかな、太陽のようなキミがいい。」 | ||
ようやく心が通じ合ったふたりの感動の場面――のはずが。流石シリアスクラッシャー。この後すぐ辛抱堪らず、天に座す大元に歓喜の雄たけびをあげる。 | ようやく心が通じ合ったふたりの感動の場面――のはずが。流石シリアスクラッシャー。この後すぐ辛抱堪らず、天に座す大元に歓喜の雄たけびをあげる。 | ||
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;「旅はまだ終わらない。<br>少なくとも、キミの旅は。<br>まだ駆けるべき草原の夢が残っている。<br>――アルテラ。<br>二度とおまえ(あなた)を、誰にも破壊させはしない――」 | ;「旅はまだ終わらない。<br>少なくとも、キミの旅は。<br>まだ駆けるべき草原の夢が残っている。<br>――アルテラ。<br>二度とおまえ(あなた)を、誰にも破壊させはしない――」 | ||
− | : | + | :世界を救い消え去ったアルテラ。その最期を見届けた”空っぽ”の主人公が出した結論。自壊し薄れゆく意識の中、一縷の希望を過去の自分に託す。 |
− | + | === Fate/EXTRA Last Encore === | |
− | === Fate/ | + | ; 「ただ生きるために、アンタは黄金を泥に変えるのか?」 |
− | ; | + | : [[フランシス・ドレイク]]から、サーヴァントを売らない理由を問われて。シンジがかつて言い放った「泥からだって黄金を生み出せるさ」という発言との対比。 |
− | |||
− | : [[ | ||
− | |||
== メモ == | == メモ == | ||
*コミックス版での主人公、「岸波白野」の名前をつけたのは奈須氏。ちなみにこの名前は男女兼用。 | *コミックス版での主人公、「岸波白野」の名前をつけたのは奈須氏。ちなみにこの名前は男女兼用。 | ||
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*主人公の令呪は左手にある。だがドラマCD版では他の全マスターは令呪が右手にある。 | *主人公の令呪は左手にある。だがドラマCD版では他の全マスターは令呪が右手にある。 | ||
*『[[まほうつかいの箱|TYPE-MOON VOICE PHANTASM「ひびちからじお!」]]』(81杯目)内の箱番組『Fate/EXTRA 月海原学園放送部』冒頭のショートドラマにて、女主人公が喋ったことがある。声は当該回のゲストであった下屋則子氏(間桐桜・BB 役)。<br />このショートドラマの内容は、間桐桜(ないしBB)が岸波白野を名乗り、男主人公と入れ替わるというある種のホラー的な展開だった。下屋女史はドラマの内容としても女主人公を演じたわけではないのだが、色々な所で女主人公のCVが下屋女史であるという話が広まってしまい、ドラマCD脚本担当の九条ケント氏がわざわざ「正式なキャストではない」と発言することになった。 | *『[[まほうつかいの箱|TYPE-MOON VOICE PHANTASM「ひびちからじお!」]]』(81杯目)内の箱番組『Fate/EXTRA 月海原学園放送部』冒頭のショートドラマにて、女主人公が喋ったことがある。声は当該回のゲストであった下屋則子氏(間桐桜・BB 役)。<br />このショートドラマの内容は、間桐桜(ないしBB)が岸波白野を名乗り、男主人公と入れ替わるというある種のホラー的な展開だった。下屋女史はドラマの内容としても女主人公を演じたわけではないのだが、色々な所で女主人公のCVが下屋女史であるという話が広まってしまい、ドラマCD脚本担当の九条ケント氏がわざわざ「正式なキャストではない」と発言することになった。 | ||
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*人間関係を見れば分るように、初登場作品で既に'''タイプムーンのメインヒロイン達のほとんどと面識がある'''。足りないのは[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]だけである。蒼崎姉妹を除けば'''殺し合い'''を通じて知り合った仲というのも、型月らしいと言えばらしいのか………。 | *人間関係を見れば分るように、初登場作品で既に'''タイプムーンのメインヒロイン達のほとんどと面識がある'''。足りないのは[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]だけである。蒼崎姉妹を除けば'''殺し合い'''を通じて知り合った仲というのも、型月らしいと言えばらしいのか………。 | ||
**最新作『EXTELLA』にて、[[アルトリア・ペンドラゴン]]の参戦が決定したことで見事コンプリートとなった。 | **最新作『EXTELLA』にて、[[アルトリア・ペンドラゴン]]の参戦が決定したことで見事コンプリートとなった。 | ||
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== 脚注 == | == 脚注 == | ||
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== リンク == | == リンク == | ||
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[[Category:Fate/EXTRA Last Encore]] | [[Category:Fate/EXTRA Last Encore]] | ||
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