「沙条綾香 (氷室の天地)」を編集中
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'''『[[Fate/Prototype]]』での沙条綾香については「[[沙条綾香]]」を参照。''' | '''『[[Fate/Prototype]]』での沙条綾香については「[[沙条綾香]]」を参照。''' | ||
− | == | + | == 沙条綾香(氷室の天地 Fate/school life) == |
穂群原学園の生徒で、クラスは2年A組。主人公・[[氷室鐘]]の他、[[蒔寺楓]]、[[三枝由紀香]]、[[遠坂凛]]、[[美綴綾子]]らがクラスメイト。担任は[[葛木宗一郎]]。 | 穂群原学園の生徒で、クラスは2年A組。主人公・[[氷室鐘]]の他、[[蒔寺楓]]、[[三枝由紀香]]、[[遠坂凛]]、[[美綴綾子]]らがクラスメイト。担任は[[葛木宗一郎]]。 | ||
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; 能力 | ; 能力 | ||
: 得意科目は生物と科学。また、ロンドンに旅行へ出かけたり、「英雄史大戦」のプレイヤーでイギリス国籍である「[[ロード・エルメロイⅡ世|London☆STAR]]」の通訳を無難にこなすなど、英会話のスキルも高い。運動能力に関しては詳しい描写はないが、球技大会において必勝を期していた氷室がチームを組む程度にはある模様。 | : 得意科目は生物と科学。また、ロンドンに旅行へ出かけたり、「英雄史大戦」のプレイヤーでイギリス国籍である「[[ロード・エルメロイⅡ世|London☆STAR]]」の通訳を無難にこなすなど、英会話のスキルも高い。運動能力に関しては詳しい描写はないが、球技大会において必勝を期していた氷室がチームを組む程度にはある模様。 | ||
− | : | + | : 魔術師としては、魔女術(ウィッチクラフト)の使い手。氷室の婚約者探しで指輪の送り主を調べたり、柳洞寺裏の池での大物釣りで餌に呪いを付加するなど、こっそりと使用している。また、氷室達が陸上部の文化祭の出店について話し合っていたところに口を挟んで、蟲術の一種として古来の呪術を紹介する一幕(あまりに残酷な内容のため直接描写は避けられ、由紀香には「もう料理でもなんでもなくなった」と悲鳴をあげられる)もある。 |
: 『氷室の天地 MINIMUM material』によると、『Prototype』と同様に彼女の本来の適性は元素変換(フォーマルクラフト)であり、彼女の教師であるプロフェッサー・カリスマもそれを見抜いているものの、現在体得している魔女術をいきなりかなぐり捨てて方向転換させるよりも、ある程度は今のまま育てつつゆくゆくは元素変換へとソフトランディングで軌道修正し、最終的に魔女術と元素変換のハイブリッドな形に到達させようと目論んでいるらしい。……が、この教師が優秀すぎるためと、「生贄用の動物を殺すことに抵抗があるなら植物をメインにやっていく方向もある」という助言、そしてその助言によって罪悪感から解放されたことで「やれば出来る子」というもともと持っていた実力が発揮され、更には家が極上の龍脈直上の土地に建っている、という複数の要因が重なった結果、魔女術においてもメキメキと実力をつけて大成しつつあり、教師を悩ませている。今はプロフェッサーも「なんだかもう、これはこれで……」な気分になっているとか何とか。 | : 『氷室の天地 MINIMUM material』によると、『Prototype』と同様に彼女の本来の適性は元素変換(フォーマルクラフト)であり、彼女の教師であるプロフェッサー・カリスマもそれを見抜いているものの、現在体得している魔女術をいきなりかなぐり捨てて方向転換させるよりも、ある程度は今のまま育てつつゆくゆくは元素変換へとソフトランディングで軌道修正し、最終的に魔女術と元素変換のハイブリッドな形に到達させようと目論んでいるらしい。……が、この教師が優秀すぎるためと、「生贄用の動物を殺すことに抵抗があるなら植物をメインにやっていく方向もある」という助言、そしてその助言によって罪悪感から解放されたことで「やれば出来る子」というもともと持っていた実力が発揮され、更には家が極上の龍脈直上の土地に建っている、という複数の要因が重なった結果、魔女術においてもメキメキと実力をつけて大成しつつあり、教師を悩ませている。今はプロフェッサーも「なんだかもう、これはこれで……」な気分になっているとか何とか。 | ||
: 基本的には一般人を装っているが、第109話で氷室に「予知夢」を見ると告白し、限定的ながら異能者であることを明かした。ちなみにこの発言は、一般人である氷室にわかりやすく説明するために行った方便にすぎず、実際に綾香がどのような術で未来を知るに至ったのかは不明。 | : 基本的には一般人を装っているが、第109話で氷室に「予知夢」を見ると告白し、限定的ながら異能者であることを明かした。ちなみにこの発言は、一般人である氷室にわかりやすく説明するために行った方便にすぎず、実際に綾香がどのような術で未来を知るに至ったのかは不明。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
− | === | + | ===Fate=== |
; [[Fate/strange Fake]] | ; [[Fate/strange Fake]] | ||
− | : | + | : 最初に登場した「アヤカ・サジョウ」とは別にこの「沙条綾香」が存在している事が示唆されており、更なる謎を呼んでいる。 |
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− | === | + | ===Fate関連=== |
; [[氷室の天地 Fate/school life]] | ; [[氷室の天地 Fate/school life]] | ||
: 氷室鐘や遠坂凛らのクラスメイト。正体を隠すため「つかみ所のない不思議少女」という性格を装っている。 | : 氷室鐘や遠坂凛らのクラスメイト。正体を隠すため「つかみ所のない不思議少女」という性格を装っている。 | ||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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; [[氷室鐘]] | ; [[氷室鐘]] | ||
: クラスメイト。成り行きで彼女の許婚探しを手伝う事になる。 | : クラスメイト。成り行きで彼女の許婚探しを手伝う事になる。 | ||
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: クラスメイト。プランニング能力の高さは評価しているものの、性格が壊滅的なため相談相手としては考慮に入れていない。 | : クラスメイト。プランニング能力の高さは評価しているものの、性格が壊滅的なため相談相手としては考慮に入れていない。 | ||
; [[遠坂凛]] | ; [[遠坂凛]] | ||
− | : | + | : クラスメイト。正体を知られており、その事をネタに脅される事も。 |
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; [[間桐慎二]] | ; [[間桐慎二]] | ||
: 同級生。コナをかけられそうになるが、彼女的にはアウトオブ眼中。 | : 同級生。コナをかけられそうになるが、彼女的にはアウトオブ眼中。 | ||
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: とてつもない才能に恵まれているものの人間性が(正の方向に)振り切れすぎていて魔術師としてどうなのかと思うような人物だが、その感覚的になんとなく行使されるチート性能で綾香の持っていたヴォイニッチ手稿を解読した上、そこから得た知識を綾香に伝授したとかなんとか言う噂もあるが真相は闇の中である。 | : とてつもない才能に恵まれているものの人間性が(正の方向に)振り切れすぎていて魔術師としてどうなのかと思うような人物だが、その感覚的になんとなく行使されるチート性能で綾香の持っていたヴォイニッチ手稿を解読した上、そこから得た知識を綾香に伝授したとかなんとか言う噂もあるが真相は闇の中である。 | ||
; [[沙条愛歌]] | ; [[沙条愛歌]] | ||
− | : | + | : Prototype世界同様に姉だが、彼女がアーサーに巡り会わなかった為に駄目人間化しており、彼女の起こすトラブルに振り回されることが多いものの険悪な関係には至っていない。 |
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
===氷室の天地 Fate/school life=== | ===氷室の天地 Fate/school life=== | ||
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; 「叶わないかも、そもそも関わる必要すらないかも……」<br />「なんて弱い考えを完全封殺できるほどに私は強くないけど……」<br />「『やれることをやらずに逃げた過去』―――」<br />「―――そんな重荷を一生抱えて生きれるほどの強さも持ち合わせてないっぽいのよ これが!」 | ; 「叶わないかも、そもそも関わる必要すらないかも……」<br />「なんて弱い考えを完全封殺できるほどに私は強くないけど……」<br />「『やれることをやらずに逃げた過去』―――」<br />「―――そんな重荷を一生抱えて生きれるほどの強さも持ち合わせてないっぽいのよ これが!」 | ||
: 凛から「期間中は逃げててもいいのよ?」と勧められての返答。「氷室の天地」では数少ないマジの発言である。<br>おちゃらけた口調だが、来る「戦争」にて後悔する選択だけはしたくないようだ。 | : 凛から「期間中は逃げててもいいのよ?」と勧められての返答。「氷室の天地」では数少ないマジの発言である。<br>おちゃらけた口調だが、来る「戦争」にて後悔する選択だけはしたくないようだ。 | ||
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==メモ== | ==メモ== | ||
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**「しきりに青汁を振る舞う」「執拗に闇鍋することを勧め、その中に『アメリカンジョーク食材』と称した謎の発光物質を混ぜる」など氷室たちに自作の何かを摂取させる行為が多い事も「何か」をしていることを疑わせている。氷室の天地の単行本特装版10巻付録「Himuten/material」において氷室たちの魔力抵抗値を高めさせ、聖杯戦争における影響を防ぐ狙いがあったと説明されている。 | **「しきりに青汁を振る舞う」「執拗に闇鍋することを勧め、その中に『アメリカンジョーク食材』と称した謎の発光物質を混ぜる」など氷室たちに自作の何かを摂取させる行為が多い事も「何か」をしていることを疑わせている。氷室の天地の単行本特装版10巻付録「Himuten/material」において氷室たちの魔力抵抗値を高めさせ、聖杯戦争における影響を防ぐ狙いがあったと説明されている。 | ||
*遠坂凛との関係は、最悪とまでは言わないもののあまり良くはない(基本的に学校では見せない裏の関係なので、氷室達には気づかれていない)。理由は主に二つある。一つは土地の問題で、綾香の家はかつて遠坂家が手放した極上の龍脈直上の土地であり、プライベートで事ある毎に凛から「土地を返せ」と言われていること(この件に関して綾香は凛を「泥太坊か」とか思っている)。もう一つは、綾香が自身の演じている「不思議キャラ」に比べて凛が演じている「完全無欠のお嬢様キャラ」のことを「なにあれ効率悪い、ばーかばーか」とうっかり馬鹿にしたことが過去にあること(前述のように、綾香はポカミスをしても周囲に違和感を与えにくいという理由で不思議キャラを演じている)。この他、氷室を始めとする周囲の一般人にみだりに魔術を行使したりするので、その度に凛からお仕置きされている。 | *遠坂凛との関係は、最悪とまでは言わないもののあまり良くはない(基本的に学校では見せない裏の関係なので、氷室達には気づかれていない)。理由は主に二つある。一つは土地の問題で、綾香の家はかつて遠坂家が手放した極上の龍脈直上の土地であり、プライベートで事ある毎に凛から「土地を返せ」と言われていること(この件に関して綾香は凛を「泥太坊か」とか思っている)。もう一つは、綾香が自身の演じている「不思議キャラ」に比べて凛が演じている「完全無欠のお嬢様キャラ」のことを「なにあれ効率悪い、ばーかばーか」とうっかり馬鹿にしたことが過去にあること(前述のように、綾香はポカミスをしても周囲に違和感を与えにくいという理由で不思議キャラを演じている)。この他、氷室を始めとする周囲の一般人にみだりに魔術を行使したりするので、その度に凛からお仕置きされている。 | ||
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*『Prototype』と違って、眼鏡を外して性格スイッチなどという技能はない、パーフェクトナチュラル眼鏡ッ娘。彼女が眼鏡なのは単純に視力が弱いため。薄暗い地下室で植物関連の書籍を読みまくったせいだとか。極度の眼鏡っ娘好きで「眼鏡を外すと美人」という設定には憎悪に近い感情を抱いている磨伸作品の登場人物であるためであろうか。 | *『Prototype』と違って、眼鏡を外して性格スイッチなどという技能はない、パーフェクトナチュラル眼鏡ッ娘。彼女が眼鏡なのは単純に視力が弱いため。薄暗い地下室で植物関連の書籍を読みまくったせいだとか。極度の眼鏡っ娘好きで「眼鏡を外すと美人」という設定には憎悪に近い感情を抱いている磨伸作品の登場人物であるためであろうか。 | ||
*プロフェッサー・カリスマの下で学ぶ、[[フラット・エスカルドス|とある兄弟子]]が、『ヴォイニッチ手稿』(もしくはその原典)を「なんとなく」で解読して綾香に伝授した……という話もあるとか無いとか言われているが、まったくもって真相は闇の中である。(コミックス7巻メロンブックス購入特典『植物魔術のひみつ』より) | *プロフェッサー・カリスマの下で学ぶ、[[フラット・エスカルドス|とある兄弟子]]が、『ヴォイニッチ手稿』(もしくはその原典)を「なんとなく」で解読して綾香に伝授した……という話もあるとか無いとか言われているが、まったくもって真相は闇の中である。(コミックス7巻メロンブックス購入特典『植物魔術のひみつ』より) | ||
− | **なお、『ヴォイニッチ手稿』なる奇書は作者の磨伸映一郎やTYPE- | + | **なお、『ヴォイニッチ手稿』なる奇書は作者の磨伸映一郎やTYPE-MOONの創作ではなく、実在する古書。1912年にイタリアで発見され、誰にも解読できない未知の文字と、誰も見たことが無く地球上には存在しないであろう未知の植物、そして天文学らしき記号や図形、裸の人などがただひたすらに記されている、というもの。何者かが悪戯で書いた意味の無いもの、ではなく、何らかの言語もしくは暗号で書かれているであろうことは言語学的見地から定説となっている。現在に至るまで解読には成功しておらず、その内容はインターネット上でも完全無料公開されている。 |
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== 脚注 == | == 脚注 == | ||
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== リンク == | == リンク == | ||
*[[登場人物]] | *[[登場人物]] | ||
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{{DEFAULTSORT:さしよう あやか ひむろのてんち}} | {{DEFAULTSORT:さしよう あやか ひむろのてんち}} | ||
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