「葛木宗一郎」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
| 読み = くずき そういちろう | | 読み = くずき そういちろう | ||
− | | 外国語表記 = SOUICHIROU KUZUKI<ref group="出 | + | | 外国語表記 = SOUICHIROU KUZUKI<ref group="出>『Fate/complete material II Character material.』</ref> |
| 別名 = | | 別名 = | ||
| 初登場作品 = [[Fate/stay night]] | | 初登場作品 = [[Fate/stay night]] | ||
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| 身長 = 180cm | | 身長 = 180cm | ||
| 体重 = 70kg | | 体重 = 70kg | ||
− | | 年齢 = | + | | 年齢 = |
| 誕生日 = | | 誕生日 = | ||
| 血液型 = | | 血液型 = | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | + | [[衛宮士郎]]や[[遠坂凛]]の通う穂群原学園の教師。社会科と倫理の担当で2年A組担任教師。生徒会の顧問も勤めている。成り行きから[[メディア|キャスター]]のマスターとなる。 | |
; 略歴 | ; 略歴 | ||
− | : | + | :20年の殆ど、人里離れた10㎡の森で育つ。暗殺組織からは暗殺拳「蛇」を教えられ、10年も経たず会得したが、その後も同じ鍛錬を繰り返す。 |
:10歳頃に、そこが暗殺者を生産する工場だと知らされ、暗殺の為に止むを得ず一般常識も教えられる。この頃から彼を育てる側の人間に気に入られ、月に1度廟で仕え出す。その非道も目の当たりにしていたが、既に彼の倫理観は暗殺組織に都合良く歪められており、悪とは感じなかった。 | :10歳頃に、そこが暗殺者を生産する工場だと知らされ、暗殺の為に止むを得ず一般常識も教えられる。この頃から彼を育てる側の人間に気に入られ、月に1度廟で仕え出す。その非道も目の当たりにしていたが、既に彼の倫理観は暗殺組織に都合良く歪められており、悪とは感じなかった。 | ||
:20歳頃、ようやく暗殺の仕事を回されるが、下見の段階で事故の様な形で成功させてしまう。暗殺に「蛇」など不要だったことから、自分が鍛錬に逃げ思考停止した挙句、自分と暗殺対象の人生は無意味に食い潰されたと悟る。 | :20歳頃、ようやく暗殺の仕事を回されるが、下見の段階で事故の様な形で成功させてしまう。暗殺に「蛇」など不要だったことから、自分が鍛錬に逃げ思考停止した挙句、自分と暗殺対象の人生は無意味に食い潰されたと悟る。 | ||
− | : | + | :暗殺に成功したら自害する様に命じられてたにも関わらず、堂々と教師として生活を続けたが、追っ手は来なかった。彼なりに考えた精一杯の贖罪として、鍛錬もせず何も望まない生き方を自らに課し、5年が過ぎる。 |
:2年ほど前から柳洞寺に客分として居候している。 | :2年ほど前から柳洞寺に客分として居候している。 | ||
:[[魔術師]]ではなく、そもそも[[聖杯戦争]]とは関係のない人間だったが、柳洞寺の前で行き倒れていたキャスターを助け、彼女に頼まれるままに力を貸すことになった。 | :[[魔術師]]ではなく、そもそも[[聖杯戦争]]とは関係のない人間だったが、柳洞寺の前で行き倒れていたキャスターを助け、彼女に頼まれるままに力を貸すことになった。 | ||
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: キャスターに[[魔術]]で拳を「強化」してもらうことにより、[[サーヴァント]]であっても彼の技を初めて見る相手であれば互角以上に戦うことが可能で、[[メドゥーサ|ライダー]]を殺害し、[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]を戦闘不能に追い込むなど驚異的な戦闘能力を発揮する。 | : キャスターに[[魔術]]で拳を「強化」してもらうことにより、[[サーヴァント]]であっても彼の技を初めて見る相手であれば互角以上に戦うことが可能で、[[メドゥーサ|ライダー]]を殺害し、[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]を戦闘不能に追い込むなど驚異的な戦闘能力を発揮する。 | ||
: 恐ろしい事に、セイバーの初撃を素手で封じた時はキャスターも強化が間に合っておらず、純粋に'''彼自身の実力によるものである'''。 | : 恐ろしい事に、セイバーの初撃を素手で封じた時はキャスターも強化が間に合っておらず、純粋に'''彼自身の実力によるものである'''。 | ||
− | : | + | : だが[[令呪]]も魔術回路も持たないマスターであるため、彼だけではサーヴァントを現代に留めて置ける能力が無い。 |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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; [[Fate/stay night]] | ; [[Fate/stay night]] | ||
− | : | + | : キャスターのマスターとして聖杯戦争に参加するが、聖杯を得るためではなくキャスターの要請に答えるために戦う。実は『stay night』に登場するマスターの中では唯一生存ルートが存在しないキャラクター。 |
; [[Fate/hollow ataraxia]] | ; [[Fate/hollow ataraxia]] | ||
: 柳洞寺や学校での平穏な暮らしが描かれる。また、本編Fateルートで士郎たちの前に現れられなかった理由が語られる。 | : 柳洞寺や学校での平穏な暮らしが描かれる。また、本編Fateルートで士郎たちの前に現れられなかった理由が語られる。 | ||
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;[[Fate/unlimited codes]] | ;[[Fate/unlimited codes]] | ||
:キャスタールートの序盤と終盤に登場。瀕死の彼を救うことが、キャスターの動機となる。 | :キャスタールートの序盤と終盤に登場。瀕死の彼を救うことが、キャスターの動機となる。 | ||
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: 三人娘の担任。暴走する[[蒔寺楓]]には容赦なく「謎格闘技」を叩き込んで昏倒させる。 | : 三人娘の担任。暴走する[[蒔寺楓]]には容赦なく「謎格闘技」を叩き込んで昏倒させる。 | ||
: 2月に入ってから消息不明となっている事が判明する。 | : 2月に入ってから消息不明となっている事が判明する。 | ||
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; [[花のみやこ!]] | ; [[花のみやこ!]] | ||
: 親馬鹿なお父さんとして登場。 | : 親馬鹿なお父さんとして登場。 | ||
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: サーヴァントだが、使役や共闘といった関係ではなく一方的に助力をしている状態。 | : サーヴァントだが、使役や共闘といった関係ではなく一方的に助力をしている状態。 | ||
: 書類上は結婚しているが、まだ式は挙げておらず、『hollow』では夫婦としてどう向き合っていくのが正しいのか模索している。 | : 書類上は結婚しているが、まだ式は挙げておらず、『hollow』では夫婦としてどう向き合っていくのが正しいのか模索している。 | ||
− | : | + | : 平行世界(花のみやこ!)では妻となり娘もいるが、やっぱり料理が下手。 |
; [[柳洞一成]] | ; [[柳洞一成]] | ||
: 「宗一郎兄」と呼ばれて慕われている。休日などは組み手などする仲。 | : 「宗一郎兄」と呼ばれて慕われている。休日などは組み手などする仲。 | ||
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; キャスター「このような話を信じるのですか?」<br>葛木「(中略)お前が嘘を言う理由はないようだが」<br>葛木「それとも、私を謀る理由があるのか?」<br>キャスター「(中略)貴方の方こそ、血にまみれた女を助ける理由がありません」<br>葛木「(中略)おまえがどのような人間なのかは、起きて話してみるまでは分からないのだから」<br>キャスター「……」<br>葛木「落ち着いたか? では事を済ますがいい」<br>キャスター「それは、つまり……」<br>葛木「お前は依り代とやらが必要なのだろう。(中略)私がマスターになるより他に手がないと思ったが、違うのか?」 | ; キャスター「このような話を信じるのですか?」<br>葛木「(中略)お前が嘘を言う理由はないようだが」<br>葛木「それとも、私を謀る理由があるのか?」<br>キャスター「(中略)貴方の方こそ、血にまみれた女を助ける理由がありません」<br>葛木「(中略)おまえがどのような人間なのかは、起きて話してみるまでは分からないのだから」<br>キャスター「……」<br>葛木「落ち着いたか? では事を済ますがいい」<br>キャスター「それは、つまり……」<br>葛木「お前は依り代とやらが必要なのだろう。(中略)私がマスターになるより他に手がないと思ったが、違うのか?」 | ||
: テレビアニメ第2作14話より。柳桐寺の近くで倒れていたキャスターを連れ帰り、経緯を聞いた葛木の彼女への応対。血に塗れ、聖杯や魔術などという突飛な話をする女の戯言を信じ、自ら彼女のマスターとなった。裏切りの魔女ではなく只一人の人間として自らを見る彼のこの姿勢にキャスターは心を救われた。 | : テレビアニメ第2作14話より。柳桐寺の近くで倒れていたキャスターを連れ帰り、経緯を聞いた葛木の彼女への応対。血に塗れ、聖杯や魔術などという突飛な話をする女の戯言を信じ、自ら彼女のマスターとなった。裏切りの魔女ではなく只一人の人間として自らを見る彼のこの姿勢にキャスターは心を救われた。 | ||
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=== Fate/hollow ataraxia === | === Fate/hollow ataraxia === | ||
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== メモ == | == メモ == | ||
*所謂、'''山育ち'''。 | *所謂、'''山育ち'''。 | ||
− | * | + | *『hollow』発売以前は、「所属していた暗殺組織は七夜と似たような組織」という説明があり、月姫とのつながりを示唆する人物として見られていた。<br>が、『hollow』で明らかになったところでは、彼が相手にするのは政治的・経済的な重要人物、あくまで人間の要人であり、退魔組織とは関係ない様子。あくまで「似たような」というのは使っている技術の点だったらしい。<br>また、七夜一族は「生還」のためにその技術を築いたが、彼のいた組織は「道具生産」として葛木に技を教え込んでおり、使い捨てのものとして見ていた。 |
**彼らを生産する側の者たちの住居は廟と表現されている。そこでは命に背いた者が生きたまま解体される、生産者に恥をかかせた者が脳を動物に移植される、子供の肉詰め水槽がある、と噂されている。葛木の実体験では廟自体は白一色だったが、別の場所で確かに行われていた。 | **彼らを生産する側の者たちの住居は廟と表現されている。そこでは命に背いた者が生きたまま解体される、生産者に恥をかかせた者が脳を動物に移植される、子供の肉詰め水槽がある、と噂されている。葛木の実体験では廟自体は白一色だったが、別の場所で確かに行われていた。 | ||
− | * | + | *アニメ『Fate/staynight』において、男性スタッフ人気が最も高かったキャラクターである(女性スタッフは[[ギルガメッシュ]])。 |
− | * | + | *キャラクター設定は小説版『[[魔法使いの夜]]』の主人公の一人[[静希草十郎]]の「裏の顔」からで、名前も草十郎のもじりである。『stay night』製作時点では『魔法使いの夜』を発表する予定が全くなかったため流用したとのこと。なおPCゲーム版での草十郎のキャラクターは小説版とは大きく異なるらしい。 |
− | * | + | * 作品によって度々担当声優が変更されている。『unlimited codes』と『タイガーころしあむ アッパー』では石塚運昇氏が、テレビアニメ版第2作以降の作品ではてらそままさき氏が声を担当している。本来の担当声優である中多和宏氏は体調を崩しているとの噂もあり、その代役であると考えられるが、公式には降板理由の発表はされていない。 |
+ | * HFルートでは死亡の経緯が描かれていなかったものの、タスクオーナ氏の漫画版によると、自らに襲いかかる小さな蟲を瞬時に潰したものの、ただの羽虫ではなく臓硯である事に気付かなかったこと、そして死に至るものでないが故に判断が遅れて命取りとなった。そして、呪いに気付いたキャスターが彼を救うために宝具を使用したが、それが元で彼の身体は死んでしまい、そこへ居合わせた士郎とセイバーは、キャスターが葛木を殺したと誤解することとなった。<br>劇場版HFでは死亡の経緯が簡略化されており、臓硯が召喚した真アサシンの襲撃を受け人質にとられ、アサシン用の令呪を破棄する要求を飲んだキャスター共々真アサシンに殺害されてしまった。 | ||
** 『氷室の天地』は「HFルートを一般人目線で見た世界」という体裁(犠牲者が減っている等の相違点もあるが)であるため、物語途中で消息不明になった際に実際は死亡している。だが氷室が「このままでは一連の事件の犯人扱いされてしまう恐れがあり、戻りにくくなるのでは」という配慮から「正体は何らかの武装集団の一員」「SPとしての任務中にガード対象である「[[メディア|どこかの国の王女か姫]]と恋に落ちて日本に逃避行した」「だが追っ手に見つかりまた別の場所に逃げた」「一連の事件とは時を同じくして発生しただけで全くの無関係」というデマを思いつき、大河の協力の元そのデマを流布している。武装集団云々など微妙に真実と被ってたりするが。 | ** 『氷室の天地』は「HFルートを一般人目線で見た世界」という体裁(犠牲者が減っている等の相違点もあるが)であるため、物語途中で消息不明になった際に実際は死亡している。だが氷室が「このままでは一連の事件の犯人扱いされてしまう恐れがあり、戻りにくくなるのでは」という配慮から「正体は何らかの武装集団の一員」「SPとしての任務中にガード対象である「[[メディア|どこかの国の王女か姫]]と恋に落ちて日本に逃避行した」「だが追っ手に見つかりまた別の場所に逃げた」「一連の事件とは時を同じくして発生しただけで全くの無関係」というデマを思いつき、大河の協力の元そのデマを流布している。武装集団云々など微妙に真実と被ってたりするが。 | ||
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==話題まとめ== | ==話題まとめ== | ||
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