「間桐桜」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
| 読み = まとう さくら | | 読み = まとう さくら | ||
− | | 外国語表記 = SAKURA | + | | 外国語表記 = SAKURA MATOH<ref group="出>Fate/complete material II Character material</ref> |
| 初登場作品 = [[Fate/stay night]] | | 初登場作品 = [[Fate/stay night]] | ||
| 声優 = 下屋則子 | | 声優 = 下屋則子 | ||
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| 苦手な物 = | | 苦手な物 = | ||
; stay night | ; stay night | ||
− | : | + | : 体育、体重計 |
; Zero | ; Zero | ||
: 運動 | : 運動 | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[衛宮士郎]] | + | [[衛宮士郎]]に憧れを抱いている後輩の少女。士郎の友人、[[間桐慎二]]の義妹であり、[[遠坂凛]]の実妹でもある。 |
;略歴 | ;略歴 | ||
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;人物 | ;人物 | ||
:控えめで、流されやすい気質と我慢強さを持つ。士郎と出会った頃は、間桐家での魔術の修行の影響や虐待のせいで、暗く、笑うこともなかった。だが、[[藤村大河]]などの影響を受け、徐々に明るい性格に変わっていった。 | :控えめで、流されやすい気質と我慢強さを持つ。士郎と出会った頃は、間桐家での魔術の修行の影響や虐待のせいで、暗く、笑うこともなかった。だが、[[藤村大河]]などの影響を受け、徐々に明るい性格に変わっていった。 | ||
− | : | + | :しかし、根底に姉に対する劣等感と穢れた魔術師である自身を嫌悪している部分があり、完全に吹っ切れている訳ではない。HFルートで士郎と両想いになったあとはそれが顕著で、「本当の自分を知られたくない」という思いから歪んでいってしまった。他者に対する依存心が強く、自身を間桐から救い上げてくれる「誰か」を強く望んでいた。 |
:誰のことも恨まないが、一番身近な存在である凛に対しては自分に正直になる<ref group="出" name="「Fate用語辞典-間桐桜」『Fate/side material』p.74" />。また自分を差し置いて幸せになっている世界に不公平とも感じている。 | :誰のことも恨まないが、一番身近な存在である凛に対しては自分に正直になる<ref group="出" name="「Fate用語辞典-間桐桜」『Fate/side material』p.74" />。また自分を差し置いて幸せになっている世界に不公平とも感じている。 | ||
− | :『hollow | + | :『hollow ataraxia』では控えめで気配り上手な性格こそ変わっていないものの、許容できない言葉や行動に対してはたとえ相手が家族(間桐家並びに衛宮家も)であっても震え上がらせるほどの怒りを見せる他、部活動などでは殻然とした態度を見せ、ここぞという時には積極的になるなど、したたかな面が強くなっている。 |
:また、姉が典型的な魔術師で科学や機械に疎いのとは対照的に、魔術師の常識には疎いが一般的な現代人程度には機械を扱え、一般的な常識も備えているなどの差が見られる。 | :また、姉が典型的な魔術師で科学や機械に疎いのとは対照的に、魔術師の常識には疎いが一般的な現代人程度には機械を扱え、一般的な常識も備えているなどの差が見られる。 | ||
− | |||
;能力 | ;能力 | ||
:魔術回路の数と質は凛と同様で、[[魔術師#属性|属性]]は希少な「架空元素・虚数」。魔道の家門の庇護が無ければホルマリン漬けの標本にされていた、と言われるのは、この持って産まれた属性による。 | :魔術回路の数と質は凛と同様で、[[魔術師#属性|属性]]は希少な「架空元素・虚数」。魔道の家門の庇護が無ければホルマリン漬けの標本にされていた、と言われるのは、この持って産まれた属性による。 | ||
− | : | + | :しかし間桐家の属性は水であり、強引に合わせられた事で魔術の腕は士郎並み。一応間桐の魔術である吸収や束縛といった魔術の行使は可能だが生来の属性でないため素質に見合った力は発揮できない。そもそも体内の刻印虫に魔力を吸われ、魔術を組み立てることもできない。 |
− | : | + | :魔術の知識は碌に教わっておらず、士郎の鍛錬が鍛錬どころではないとは分かるが、[[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ|ゼルレッチ]]の名は知らず凛に呆れられている。 |
− | : | + | :マキリ流の聖杯を作成することを目的とした臓硯の実験により、第四次聖杯戦争の小聖杯の欠片を触媒に生み出された刻印虫が体内に埋め込まれている。臓硯としてはあくまで実験であり実際に桜を小聖杯として使うつもりはなく、時間を掛けて小聖杯になりつつ天寿を全う出来るように調整しているため、本来ならば聖杯としての機能は覚醒しないところ、桜ルートでは覚醒した。しかも聖杯の中の存在が小聖杯である桜を通して睡眠時など桜の意識が薄い時に彼女を使い、無差別に生物の生命力や肉体を溶解し吸収する「影」として出現するようになった。使い魔は影の小人で、本来なら肩に乗れる大きさ。 |
:『hollow ataraxia』ではライダーの手ほどきの元、本来の資質にあった魔術の修行を行い、目に見えぬ不確定を以て対象を拘束する、虚数の魔術特性魔術の行使が可能になっており、相手が幽世のモノであれば容易く彼岸に返す暗黒の渦として使用可能。しかし半年ではまだ虚数属性の魔術師としての下地は出来ておらず自身の深層意識(イド)を剥き出しにし、最も暗い負の面を刃にすることでしか魔術を攻撃手段とすることが出来ておらず、自身の暗黒面に引き込まれる危険性がある。主に桜色の刃として使用する他、弓道部だからか左腕に弓掛と弓を形成し、矢として射出する。 | :『hollow ataraxia』ではライダーの手ほどきの元、本来の資質にあった魔術の修行を行い、目に見えぬ不確定を以て対象を拘束する、虚数の魔術特性魔術の行使が可能になっており、相手が幽世のモノであれば容易く彼岸に返す暗黒の渦として使用可能。しかし半年ではまだ虚数属性の魔術師としての下地は出来ておらず自身の深層意識(イド)を剥き出しにし、最も暗い負の面を刃にすることでしか魔術を攻撃手段とすることが出来ておらず、自身の暗黒面に引き込まれる危険性がある。主に桜色の刃として使用する他、弓道部だからか左腕に弓掛と弓を形成し、矢として射出する。 | ||
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「この世全ての悪」アンリマユの汚染により桜が変貌した状態。自分がバケモノであると受け入れて適合して黒化した状態。一種の「反転」存在。 | 「この世全ての悪」アンリマユの汚染により桜が変貌した状態。自分がバケモノであると受け入れて適合して黒化した状態。一種の「反転」存在。 | ||
− | + | 第四次聖杯戦争の後、臓硯は「この世すべての悪」に染まった聖杯の器の欠片を回収し、刻印虫の形で桜に埋め込んだ。これにより桜と「この世すべての悪」の間に繋がりができるが、ある条件が満たされなければ黒聖杯として完成しない。<br> | |
− | + | しかしHFルートでは士郎に選ばれた状態で凛への劣等感を刺激され、聖杯の器として起動する。桜にとってFateルートやUBWルートでの士郎は「手に入らなかったもの」だが、HFルートでの士郎は手に入った後の「失くしたくないもの」であり、凛へのネガティブな感情などが一気に爆発して「この世全ての悪」の成長を促した。<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130ページ">「奈須きのこ・一問一答-『Fate』の素朴な疑問」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.130</ref><br> | |
− | + | サーヴァントが死ぬと「この世すべての悪」は桜の影を通してこれを吸収し、1つの人体に英霊の魂が集まって、桜は押し潰されていく。この補助として聖杯の器は大聖杯から魔力を引き出すが、同時に「この世すべての悪」の呪詛も流れ込む。この過程で時間感覚や味覚は正常でなくなり、理性は働かなくなっていった。また全身を刺し貫かれ首を落とされても死ななくなるなど、人間離れしつつあった。<br> | |
総仕上げとして臓硯がかけた罠に嵌って慎二を殺した時、簡単だった以外に感想が無い事、夢だと思って笑っていた殺人は本当の事だと自覚し、「この世全ての悪」を受け入れる。<br> | 総仕上げとして臓硯がかけた罠に嵌って慎二を殺した時、簡単だった以外に感想が無い事、夢だと思って笑っていた殺人は本当の事だと自覚し、「この世全ての悪」を受け入れる。<br> | ||
その後、黒化が本格化し、世界に拒絶されて大気が猛毒になる体になった。この時点で見た目は白髪に変化し、影をハイネックのワンピースの様にして身に纏っている。<br> | その後、黒化が本格化し、世界に拒絶されて大気が猛毒になる体になった。この時点で見た目は白髪に変化し、影をハイネックのワンピースの様にして身に纏っている。<br> | ||
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聖杯であるため特に聖杯の力で括られたサーヴァントに有効で、正純に近い英霊ほど影には抗えず近づくだけでも影響が出る。生け捕りにしたサーヴァントは黒化させて支配下に置くことができるが、[[ギルガメッシュ]]は黒化させられず急いで消化する必要がある<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130ページ" />。<br> | 聖杯であるため特に聖杯の力で括られたサーヴァントに有効で、正純に近い英霊ほど影には抗えず近づくだけでも影響が出る。生け捕りにしたサーヴァントは黒化させて支配下に置くことができるが、[[ギルガメッシュ]]は黒化させられず急いで消化する必要がある<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130ページ" />。<br> | ||
半ば無意識に使っていた影の触手は人の頭に当てれば即死させ、腕部や腹部でも瀕死に追い込み、バッドエンドでは人体を解体している。「食事」は当初食べ残しがあったが、後に街の一角に居た人間を丸呑みし、跡形も無くしている。無生物にも有効でアインツベルン城の広間を全壊させている。但し黒桜が意図して攻撃する時は魔力を吸い上げて衰弱させるに留まっている。<br> | 半ば無意識に使っていた影の触手は人の頭に当てれば即死させ、腕部や腹部でも瀕死に追い込み、バッドエンドでは人体を解体している。「食事」は当初食べ残しがあったが、後に街の一角に居た人間を丸呑みし、跡形も無くしている。無生物にも有効でアインツベルン城の広間を全壊させている。但し黒桜が意図して攻撃する時は魔力を吸い上げて衰弱させるに留まっている。<br> | ||
− | + | 使い魔の小人は魔力を過供給されて肥大化し、1体だけでも宝具並のところを無数に操る。しかし魔術を行使する桜自体の魔術回路の限界で一度に扱えるのは数値にして1000程度で凛と同等である。<br> | |
ここまで行っても霊長の抑止力は働いていない<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130ページ" />。 | ここまで行っても霊長の抑止力は働いていない<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130ページ" />。 | ||
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詳細は「[[パールヴァティー]]」を参照。 | 詳細は「[[パールヴァティー]]」を参照。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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;[[Fate/Grand Order]] | ;[[Fate/Grand Order]] | ||
:多数の概念礼装のイラストの他、擬似サーヴァント[[パールヴァティー]]の依り代として登場。ただし、[[イシュタル]]とは逆に桜が核となっている。 | :多数の概念礼装のイラストの他、擬似サーヴァント[[パールヴァティー]]の依り代として登場。ただし、[[イシュタル]]とは逆に桜が核となっている。 | ||
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===Fate関連作品=== | ===Fate関連作品=== | ||
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:桜とライダーはとりあえず凛を探して衛宮邸へと向かうが……? | :桜とライダーはとりあえず凛を探して衛宮邸へと向かうが……? | ||
:個別シナリオはないが、黒桜も引き続き参戦。 | :個別シナリオはないが、黒桜も引き続き参戦。 | ||
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;[[氷室の天地 Fate/school life]] | ;[[氷室の天地 Fate/school life]] | ||
:基本的にはモブ。主人公の氷室を含む陸上部三人娘との接点がほぼなく、弓道部関係の話で度々登場。蒔寺によると陸上部が有力な人材として狙っていたらしい。文化祭のミスコンに出場するも、凛の前に敗退。 | :基本的にはモブ。主人公の氷室を含む陸上部三人娘との接点がほぼなく、弓道部関係の話で度々登場。蒔寺によると陸上部が有力な人材として狙っていたらしい。文化祭のミスコンに出場するも、凛の前に敗退。 | ||
215行目: | 159行目: | ||
:2013年の「路地裏さつき ヒロイン十二宮編」では酉の宮を守るゴールドヒロイン、メガ林桜子として登場。 | :2013年の「路地裏さつき ヒロイン十二宮編」では酉の宮を守るゴールドヒロイン、メガ林桜子として登場。 | ||
:2015年の「TMitter2015」ではインペリアルローマプロダクション所属の正統派アイドルとして登場。 | :2015年の「TMitter2015」ではインペリアルローマプロダクション所属の正統派アイドルとして登場。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[アーネンエルベの一日]] |
:凛の付き添いで、ライダーを伴って来店。ギャンブラー凛を倒す。 | :凛の付き添いで、ライダーを伴って来店。ギャンブラー凛を倒す。 | ||
:後に(話数としては前だが)彼女と思しき人物が現れるが……(後述) | :後に(話数としては前だが)彼女と思しき人物が現れるが……(後述) | ||
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;[[遠坂凛]] | ;[[遠坂凛]] | ||
:実姉。子供の頃はとても仲の良い姉妹だったのだが桜が間桐家に養子に出されたことで離ればなれに。協約により深く関わることは禁止されていたため『stay night』本編開始時はあくまでもお互いに先輩と後輩の関係である。彼女のようになりたいと願う反面、コンプレックスも強い。 | :実姉。子供の頃はとても仲の良い姉妹だったのだが桜が間桐家に養子に出されたことで離ればなれに。協約により深く関わることは禁止されていたため『stay night』本編開始時はあくまでもお互いに先輩と後輩の関係である。彼女のようになりたいと願う反面、コンプレックスも強い。 | ||
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;[[間桐臓硯]] | ;[[間桐臓硯]] | ||
:義理の祖父。魔術の修行と称して日々過酷な拷問を受けさせられていた。 | :義理の祖父。魔術の修行と称して日々過酷な拷問を受けさせられていた。 | ||
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;[[間桐雁夜]] | ;[[間桐雁夜]] | ||
:義理の叔父。実母の幼馴染でもあり、間桐に養子に入る前から親交があった。雁夜は桜を救うために奮戦するが……。 | :義理の叔父。実母の幼馴染でもあり、間桐に養子に入る前から親交があった。雁夜は桜を救うために奮戦するが……。 | ||
+ | |||
;[[衛宮士郎]] | ;[[衛宮士郎]] | ||
:好意を寄せる憧れの先輩。HFルートでは恋人に。彼からは保護するべき相手と認識されており、『hollow ataraxia』で「桜だけでも逃げていてもらいたい」と気遣われることもあるが、一方で士郎にとって「(たまに)一番怖い」のは桜らしい。なお彼には自身が魔術師であることを隠している。 | :好意を寄せる憧れの先輩。HFルートでは恋人に。彼からは保護するべき相手と認識されており、『hollow ataraxia』で「桜だけでも逃げていてもらいたい」と気遣われることもあるが、一方で士郎にとって「(たまに)一番怖い」のは桜らしい。なお彼には自身が魔術師であることを隠している。 | ||
;[[メドゥーサ|ライダー]] | ;[[メドゥーサ|ライダー]] | ||
− | : | + | :召喚したサーヴァント。ルートによっては、後に魔術の師となる。姉妹のように仲が良いが、本気で怒ると彼女にも容赦がないらしい。 |
:ライダーは桜に親愛どころか恋心を抱いてるが、桜の方は彼女にどういった感情があるか不明である。 | :ライダーは桜に親愛どころか恋心を抱いてるが、桜の方は彼女にどういった感情があるか不明である。 | ||
;[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]] | ;[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]] | ||
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:美綴綾子の弟。弓道部の新入部員であり後輩。想いを寄せられているが、桜は気づいていない。 | :美綴綾子の弟。弓道部の新入部員であり後輩。想いを寄せられているが、桜は気づいていない。 | ||
;[[メディア|キャスター]] | ;[[メディア|キャスター]] | ||
− | : | + | :『hollow』では「理想の奥様」として尊敬し、彼女からも親愛を寄せられている。ただし、彼女も士郎から料理を習っている事は知らない。 |
− | : | + | :『衛宮さんちの今日のごはん』では士郎を介して知り合う。 |
;[[ディーロ]] | ;[[ディーロ]] | ||
:言峰綺礼の後任の神父。割と懐いており、仲も良かったらしい。 | :言峰綺礼の後任の神父。割と懐いており、仲も良かったらしい。 | ||
;[[バゼット・フラガ・マクレミッツ]] | ;[[バゼット・フラガ・マクレミッツ]] | ||
:『Fate/hollow ataraxia』の『後日談。』では彼女の地雷を踏む。『Fate/unlimited codes』では彼女をループに閉じ込める<ref group="出">「バゼット・フラガ・マクレミッツ」『Fate/complete material Ⅳ Extra material.』p.46</ref>。 | :『Fate/hollow ataraxia』の『後日談。』では彼女の地雷を踏む。『Fate/unlimited codes』では彼女をループに閉じ込める<ref group="出">「バゼット・フラガ・マクレミッツ」『Fate/complete material Ⅳ Extra material.』p.46</ref>。 | ||
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;[[沙条愛歌]] | ;[[沙条愛歌]] | ||
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=== Fate/stay night === | === Fate/stay night === | ||
;「もし、わたしが悪い子になったら先輩は叱ってくれますか?」 | ;「もし、わたしが悪い子になったら先輩は叱ってくれますか?」 | ||
− | : | + | :衛宮家の土蔵で士郎と語り合っている時に士郎に訪ね、士郎は「ああ、桜が悪いことをしたら怒る。きっと他のやつの何倍も怒ると思う」と答えた。 |
:劇場版『Fate/stay night[Heaven's Feel] Ⅰ.presage flower』ではプロモーションPVで先行公開された。 | :劇場版『Fate/stay night[Heaven's Feel] Ⅰ.presage flower』ではプロモーションPVで先行公開された。 | ||
− | : | + | :同作第一章のエンディングテーマ『花の唄』にも「悪いことをしたらきっと貴方が怒ってくれると約束したよね」という歌詞が使われており、エンディングテーマとリンクしたこの部分は、同作において最も印象が強かったシーンとして多くの人が挙げている。 |
;「先輩。私、処女じゃないんですよ?」 | ;「先輩。私、処女じゃないんですよ?」 | ||
− | : | + | :桜がただの後輩キャラではないことが一発でわかるセリフ。それでなくてもかなりインパクトの強いセリフであり、制作サイドの数人が「印象に残るセリフ」として挙げている。<br>なお、当然ながら「Realta Nua」では変更されている。 |
− | :もっとも、その後に描写された'''Fateアニメ史上初の濡れ場'''の方が衝撃的だったが。 | + | :が、劇場版HF第二章でまさかの復活を遂げた。<ref group="注">そのためPG-12指定となっている。</ref>多くの観客がストーリーは『Réalta Nua』に準ずると考えていた中、まさかのボイス有りでこのセリフを聞いて戦慄する者多数。 |
− | + | :もっとも、その後に描写された'''Fateアニメ史上初の濡れ場'''の方が衝撃的だったが。 | |
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;「くうくうおなかがなりました」 | ;「くうくうおなかがなりました」 | ||
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:ゲーム版ではこのあたりの描写は背景絵と効果音のみであったが、劇場版アニメでは「夢の中」という表現からかメルヘンチックなものになっており、動物達と共に森の中を進んで行き、集まってきた人形を飴玉に変えてぱくりと食べる表現になっている。……当然ながら、'''上記の「捕食」の暗喩である'''。 | :ゲーム版ではこのあたりの描写は背景絵と効果音のみであったが、劇場版アニメでは「夢の中」という表現からかメルヘンチックなものになっており、動物達と共に森の中を進んで行き、集まってきた人形を飴玉に変えてぱくりと食べる表現になっている。……当然ながら、'''上記の「捕食」の暗喩である'''。 | ||
:余談だが人形が破裂して飴玉が転がってくる描写は「ピニャータ」というくす玉人形がモチーフとなっており、中南米で子どものお祭りに実際に使われているものである。 | :余談だが人形が破裂して飴玉が転がってくる描写は「ピニャータ」というくす玉人形がモチーフとなっており、中南米で子どものお祭りに実際に使われているものである。 | ||
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;「私は姉さんがうらやましかった!」 | ;「私は姉さんがうらやましかった!」 | ||
− | : | + | :彼女の隠し続けた本心の象徴。姉・凛は才色兼備にして優雅、優秀な魔術師であり、桜の憧れでもあった。それと同時に、羨望の対象でもあり、強い劣等感の根源でもあった。 |
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− | ; | + | ;「――約束の日を迎える為に、永く種を蒔き続ける。贖いの花。私の罪が赦されるまで、ここで春を待ちましょう。」 |
− | :Heaven's | + | :Heaven's Feelノーマルエンドのエピローグ。誰もいなくなった衛宮邸を藤ねえから託されて、何度も何度も春が訪れ、永い永い時が過ぎていく。……遠い月日が過ぎてから見た光景は、懐かしい坂道からは、あの頃の姿のまま、[[衛宮士郎|少年]]が手を振って――― |
− | ; | + | ;「桜、幸せ?」(凛)<br>「はい」(桜) |
− | :Heaven's | + | :Heaven's Feelトゥルーエンドのエピローグ。短いがその言葉に全てが込められた姉からの質問に対して桜は満面の笑みで答える。 |
− | : | + | :「いつか自分の前以外でも笑えるように」と願った士郎の願いが叶ったことを象徴するシーン。 |
:長かった夜は明け、物語はその幕を閉じる。 | :長かった夜は明け、物語はその幕を閉じる。 | ||
321行目: | 246行目: | ||
;「ふ―――うふふふふ。年頃の女の子の部屋に無断で入るなんて、困った人もいるものですねー。<br> 恥ずかしいなあ、許せないなあ、いくら兄妹でもちょっと見過ごせないかなー♡」 | ;「ふ―――うふふふふ。年頃の女の子の部屋に無断で入るなんて、困った人もいるものですねー。<br> 恥ずかしいなあ、許せないなあ、いくら兄妹でもちょっと見過ごせないかなー♡」 | ||
− | : | + | :ハートマーク付きだが、実際には恐ろしい迫力である。女子のプライベートを覗くのであれば命懸けで行動しなければならないようだ。 |
− | ; | + | |
+ | ;「だめー! くじけそうになる発言は禁止ーーー!」 | ||
:最終決戦にて、自分はこの場所を任されたと言い聞かせるも、ライダーから「まあ、実際置いていかれた訳ですが」と突っ込まれた際の台詞。『hollow』の桜は精神的に成長したところが垣間見れるが、弱気な部分もやはり残っていることがわかる。 | :最終決戦にて、自分はこの場所を任されたと言い聞かせるも、ライダーから「まあ、実際置いていかれた訳ですが」と突っ込まれた際の台詞。『hollow』の桜は精神的に成長したところが垣間見れるが、弱気な部分もやはり残っていることがわかる。 | ||
347行目: | 273行目: | ||
;「遠坂先輩、それをいただけませんか?<br> こちらで―――処分します」 | ;「遠坂先輩、それをいただけませんか?<br> こちらで―――処分します」 | ||
− | : | + | :同上。ちび慎二の1つがぺったりくっついている凛に対して。彼の運命や如何に。 |
;「キャスターさん、その気持ちわかります。兄さんを戻してくれたのは感謝します、が。<br> わたしも聖杯が欲しくなりました。手に入れて先輩と…うふふふふ」 | ;「キャスターさん、その気持ちわかります。兄さんを戻してくれたのは感謝します、が。<br> わたしも聖杯が欲しくなりました。手に入れて先輩と…うふふふふ」 | ||
353行目: | 279行目: | ||
;「ダメですよー。先輩怪我してるじゃないですかー。はい、あーん♪」 | ;「ダメですよー。先輩怪我してるじゃないですかー。はい、あーん♪」 | ||
− | : | + | :同上。桜の願いは、評判の良い高い店で士郎と2人で食事というささやかなものだった。怪我の原因は桜だが、士郎がその件をいいやと流してるので問題ない。 |
;「うわ、うわ、うわぁ。せ、先輩がこんな近くで……無防備で……ああもう! 可愛い~」 | ;「うわ、うわ、うわぁ。せ、先輩がこんな近くで……無防備で……ああもう! 可愛い~」 | ||
:ドラマCD「虎の威を借るケモノたち」より。「私の好きな人が私を好きになる」と虎聖杯に頼んだら、士郎の精神が赤ん坊になり桜が母親になった。桜はこれでもいいらしい。 | :ドラマCD「虎の威を借るケモノたち」より。「私の好きな人が私を好きになる」と虎聖杯に頼んだら、士郎の精神が赤ん坊になり桜が母親になった。桜はこれでもいいらしい。 | ||
− | ; | + | ;「ダメです! 士郎ちゃんは大きくなったら、私と結婚するんです!」 |
:同上。これが光源氏計画か……男女逆だけど。 | :同上。これが光源氏計画か……男女逆だけど。 | ||
374行目: | 300行目: | ||
=== とびたて!超時空トラぶる花札大作戦 === | === とびたて!超時空トラぶる花札大作戦 === | ||
;「わたし、願いゴトとか、もうないし」 | ;「わたし、願いゴトとか、もうないし」 | ||
− | : | + | :願い事がなんでも叶う聖杯温泉に行こうと誘われて。すでに絶望しきっているのが悲しすぎる。 |
;「ごめんなさい、雁夜おじさん。……それと、ありがとう」<br>「今回も空回りだったけど……いつか、おじさんにもいいコトがありますように……」 | ;「ごめんなさい、雁夜おじさん。……それと、ありがとう」<br>「今回も空回りだったけど……いつか、おじさんにもいいコトがありますように……」 | ||
380行目: | 306行目: | ||
;「すべてを無に帰す、ボス枠として確定してしまった立ち位置に絶望したヒロイン」<br>「いいんです、アーチャーさん。私のキャラ属性は変えられない事は大聖杯が教えてくれました。私の運命は真っ暗です」 | ;「すべてを無に帰す、ボス枠として確定してしまった立ち位置に絶望したヒロイン」<br>「いいんです、アーチャーさん。私のキャラ属性は変えられない事は大聖杯が教えてくれました。私の運命は真っ暗です」 | ||
− | : | + | :EXTRAチームのラスボスとして登場しての発言。もはやなにも言うまい。因みに、上段の台詞はテキストではこの通りなのだが、ボイスでは「ボス枠として確定してしまった「自分の」立ち位置に~」になっている。 |
;「――だが断る。変態同士、すえ長くお幸せに」 | ;「――だが断る。変態同士、すえ長くお幸せに」 | ||
387行目: | 313行目: | ||
===カプセルさーばんと=== | ===カプセルさーばんと=== | ||
;「……(なんてすてきな人なんだろう……)うん、わかった。私が負けたら、およめさんになってあげるね」 | ;「……(なんてすてきな人なんだろう……)うん、わかった。私が負けたら、およめさんになってあげるね」 | ||
− | : | + | :シロウに出会って早々惹かれたらしい。 |
;「……なるほど、……で、他に何か言い残すことはありますか?」<br>「 元 お 父 さ ん ? 」 | ;「……なるほど、……で、他に何か言い残すことはありますか?」<br>「 元 お 父 さ ん ? 」 | ||
397行目: | 323行目: | ||
===カーニバル・ファンタズム=== | ===カーニバル・ファンタズム=== | ||
− | ; | + | ;「やめて兄さん! 私の魅力に負けないで!」 |
:第6話『型月連続テレビ小説 さくら』より。慎二に無理やり押し倒されている……場面なのだが、意外と余裕ある? | :第6話『型月連続テレビ小説 さくら』より。慎二に無理やり押し倒されている……場面なのだが、意外と余裕ある? | ||
− | ; | + | ;「なんてことしてくれたのライダー! 兄さんはダメ人間だからこそ、引き立て役でいられるのにぃ!」 |
:同上。ワカメは添え物。必死で桜の力になろうとした結果がこれだよ! | :同上。ワカメは添え物。必死で桜の力になろうとした結果がこれだよ! | ||
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=== その他 === | === その他 === | ||
− | ; 「間違っているのはそれを許す大衆よ。いつだってシステムは純真なもの。杯に毒を混ぜるのは、いつだって人間です。<br> その結果の極北がこのわたし。格闘ゲームでは悪役、アニメはノールート、CCCにいたってはあの始末!<br> | + | ; 「間違っているのはそれを許す大衆よ。いつだってシステムは純真なもの。杯に毒を混ぜるのは、いつだって人間です。<br> その結果の極北がこのわたし。格闘ゲームでは悪役、アニメはノールート、CCCにいたってはあの始末!<br> おかげでわたしも覚悟ができました! 怨念系の役回りとか超☆上等! 一周まわって楽しくなってきたところです!」 |
: エイプリルフール企画「路地裏さつき ヒロイン十二宮編」より、「メガ林桜子」と化した桜が、シオンから「ここまで暗黒面に満ちたヒロインがトップアイドルになる世界は、間違っている」と言われた際の返答。<br>なお『CCC』でも扱いが悪いような発言をしているが、これはシナリオ担当の磨伸映一郎が、『CCC』発売前にこのシナリオを書いたためである。 | : エイプリルフール企画「路地裏さつき ヒロイン十二宮編」より、「メガ林桜子」と化した桜が、シオンから「ここまで暗黒面に満ちたヒロインがトップアイドルになる世界は、間違っている」と言われた際の返答。<br>なお『CCC』でも扱いが悪いような発言をしているが、これはシナリオ担当の磨伸映一郎が、『CCC』発売前にこのシナリオを書いたためである。 | ||
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*HFルートでは最後に彼女が強く憧れ、同時に妬んだ姉の献身と士郎の意志により、救いの道へと引き戻された。この一件もあったことからか、半年後の『hollow』では弓道部の部長としての一面や友人を持ち始め徐々に外交的にもなり始めるなど、精神的にも成長している姿も見える。 | *HFルートでは最後に彼女が強く憧れ、同時に妬んだ姉の献身と士郎の意志により、救いの道へと引き戻された。この一件もあったことからか、半年後の『hollow』では弓道部の部長としての一面や友人を持ち始め徐々に外交的にもなり始めるなど、精神的にも成長している姿も見える。 | ||
*深い悲しみと闇を抱えたヒロインだが、'''士郎にとっては日常の象徴であり、「人間の振りをしているロボット」と呼ばれる彼を人間に戻すことの出来る唯一の存在'''である。 | *深い悲しみと闇を抱えたヒロインだが、'''士郎にとっては日常の象徴であり、「人間の振りをしているロボット」と呼ばれる彼を人間に戻すことの出来る唯一の存在'''である。 | ||
− | *DEENアニメ版(Fateルート)では、桜が魔術師であることに気付いた[[メディア|キャスター]] | + | *DEENアニメ版(Fateルート)では、桜が魔術師であることに気付いた[[メディア|キャスター]]に拉致され、聖杯降霊の拠り代にされそうになるというオリジナルエピソードがある。その時に着ていたボンデージ衣装はセイバーに着替えさせたのと同じ理由でキャスターが用意したという設定である。この設定は奈須きのこが「空気の読めない桜らしい姿」という理由から発案し、武内崇がデザインしたものである。『ゲーマガ』(2007年)に奈須がそれを明かすまではアニメスタッフのオリジナルという噂が広まってしまっており、批判の対象になっていた。奈須は「空気を読めないのは僕でした」と反省していたが、武内は「お気に入りは桜のボンテージ衣装」と答える等、好印象を持っている事が伺える。この批判を踏襲してか、この頃の奈須はアニメの脚本会議には毎回出席していたと強調する姿が見られた。 |
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*没プロットでは天の杯の中で融合七英霊として猛威を奮う隠しルートがあったとか<ref group="出">「Fate Heroine REVIEW」『Fate/side side materiale 3』</ref>。少年の夢が……。 | *没プロットでは天の杯の中で融合七英霊として猛威を奮う隠しルートがあったとか<ref group="出">「Fate Heroine REVIEW」『Fate/side side materiale 3』</ref>。少年の夢が……。 | ||
− | * | + | *黒桜のコンセプトは、ギルガメッシュとは違う「負の象徴としての立ち位置」で、あからさまな悪人ではなく、犠牲者、生贄として見て欲しかったと奈須はコメントしている<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』41ページ">「奈須きのこ&武内崇・キャラクター別対談-間桐桜」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.41</ref>。 |
**プロットでは初期段階から「桜がボス化する」というものがあって、そのキャラクターが『月姫』の[[琥珀]]、『空の境界』の[[浅上藤乃]]の系譜であるという段階で、彼女の精神が最後に病むところまで固まった。 | **プロットでは初期段階から「桜がボス化する」というものがあって、そのキャラクターが『月姫』の[[琥珀]]、『空の境界』の[[浅上藤乃]]の系譜であるという段階で、彼女の精神が最後に病むところまで固まった。 | ||
***黒化するのであればデザインも大幅に変えたほうがいいだろうということで、ボスキャラを臭わせる衣装をイメージして描いたとのこと。また、桜の紋様には呪いのイメージを込めていた。イリヤには全身にタトゥーみたいな紋様が入るので、その対比として桜はもっと恨み節の呪詛みたいなものが張り付いているイメージだとか<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』41ページ"/>。 | ***黒化するのであればデザインも大幅に変えたほうがいいだろうということで、ボスキャラを臭わせる衣装をイメージして描いたとのこと。また、桜の紋様には呪いのイメージを込めていた。イリヤには全身にタトゥーみたいな紋様が入るので、その対比として桜はもっと恨み節の呪詛みたいなものが張り付いているイメージだとか<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』41ページ"/>。 | ||
**余談ではあるが、実ははいてない。それどころか服を着てすらいない。そして裸足であるのだが、日本のオバケをイメージしたのだとか<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』41ページ"/>。 | **余談ではあるが、実ははいてない。それどころか服を着てすらいない。そして裸足であるのだが、日本のオバケをイメージしたのだとか<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』41ページ"/>。 | ||
− | *黒桜の<del>黒ウィンナー</del> | + | *黒桜の<del>黒ウィンナー</del>影は奈須が「登場人物たちが“まったく訳のわからないモノ”に殺されるシチュエーションにしたい」と要望してデザインされた。スプラッタな怪物ではなく幾何学的なビジターといった二次元的なモノにしようと「テルテル坊主が怖くなったイメージで」と補足したところ、これだというものが上がった。 |
− | ** | + | ***当時はまだシナリオが上がっていない頃ということもあってか、スタッフの間も意見が割れたような空気もあったものの説得する形で採用した。これは、奈須がホラー映画『リング』がテレビから出てくるシーンを見て「肉を持ったヒトガタの生物なら倒せない道理はない」と思い「そういうもの」じゃない怖さを欲したのが元である<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』41ページ"/>。 |
*発売前人気投票ではバーサーカーと同票。サーヴァントであるライダーに毎回人気投票で負けているのが半ばお約束になっていたが、『TYPE-MOON 10周年記念オールキャラクター人気投票』では8位を獲得。遂にライダー(23位)に勝利した。 | *発売前人気投票ではバーサーカーと同票。サーヴァントであるライダーに毎回人気投票で負けているのが半ばお約束になっていたが、『TYPE-MOON 10周年記念オールキャラクター人気投票』では8位を獲得。遂にライダー(23位)に勝利した。 | ||
*お母さんの葵、お姉さんの凛は似通った体型なのに、桜だけナイスバディとなっている。<del>間桐の蟲の影響?</del> ただし、桜自身は「太っている」と認識<ref group="注">体重計が苦手なのもこのため。</ref>。二重の意味で姉の歯がぎりぎり言いそう。<br>ちなみに身長体重をBMI(肥満度)に当てはめれば18.9(18.5以下で「痩せている」)と、どう考えても世の女性方が羨ましがる数値である。 | *お母さんの葵、お姉さんの凛は似通った体型なのに、桜だけナイスバディとなっている。<del>間桐の蟲の影響?</del> ただし、桜自身は「太っている」と認識<ref group="注">体重計が苦手なのもこのため。</ref>。二重の意味で姉の歯がぎりぎり言いそう。<br>ちなみに身長体重をBMI(肥満度)に当てはめれば18.9(18.5以下で「痩せている」)と、どう考えても世の女性方が羨ましがる数値である。 | ||
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*『stay night』を見るとノーマルエンドでは独学で学びなお弟子を取ったり、トゥルーエンドではライダーから教わり遠坂としての管理を継ぐなど、いずれも魔術に関わる道を進むことになる彼女だが、唯一『hollow』では樹医になることを考えているなど、雁夜の望んでいた魔術には関わらない道を歩む可能性も持っている。 | *『stay night』を見るとノーマルエンドでは独学で学びなお弟子を取ったり、トゥルーエンドではライダーから教わり遠坂としての管理を継ぐなど、いずれも魔術に関わる道を進むことになる彼女だが、唯一『hollow』では樹医になることを考えているなど、雁夜の望んでいた魔術には関わらない道を歩む可能性も持っている。 | ||
*『Fate/stay night[Réalta Nua]』で差し替えられたイベントには、体内の蟲が魔力を欲しがったために'''士郎の指から血を吸う'''、というものがある。桜いわく「魔術師の血にはよく魔力が溶ける」との事で、もちろん桜が吸血鬼というわけではない(CGあり)。 | *『Fate/stay night[Réalta Nua]』で差し替えられたイベントには、体内の蟲が魔力を欲しがったために'''士郎の指から血を吸う'''、というものがある。桜いわく「魔術師の血にはよく魔力が溶ける」との事で、もちろん桜が吸血鬼というわけではない(CGあり)。 | ||
− | * | + | *序盤で士郎が慎二の暴力だと思った手の痣は、本当に慎二は関係ないとのこと<ref group = "出">「[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520971564708159488 Fate/stay night公式アカウントTwitter-2014年10月12日1:17]」</ref>。 |
== 話題まとめ == | == 話題まとめ == | ||
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== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
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