横から失礼致します。
基本的には私も36さんの意見に賛成の立場です。付け加えて言うならば、今回の2部6章のような『複数編でストーリーが分かれている』場合であっても一括で「各篇が配信されてから一週間で解禁」で良いのではないかと思っています。理由は大きく分けると以下の通りです。
まずストーリーが複数編分割の場合、既に36さんがご指摘の通りどの情報がどのパートで明かされた内容なのかを精査することは非常に困難であるという事が一つ。であればいっそ『各ストーリーは配信から一週間で一括ネタバレ解禁』とするのも一つの手ですし、実際その方がシンプルで分かりやすいのではないかと思います。
加えて、そもそも編集の際に続編の解放を待たなければならない理由は然程ないのではないかと言う事です。
と言うのも近年、特に昨年ごろからアルトリア・キャスターやサロメ等、まだ作中で一切前情報が明かされていない状態のサーヴァントが先行実装されるような事例が散見されており、この傾向は今後も続くものと思われます。また、今年に入ってからは千子村正や先日実装されたコヤンスカヤの様に『作中には敵方として登場して居ながら、特に決着やそれに至る具体的な経緯が作中で描かれる前にカルデア方のサーヴァントとして実装される』という事例も出てきており、彼らはご丁寧に召喚台詞でも自身が先行実装されたというメタ事情を匂わせてきています。
上記から言えることとして、運営側の姿勢としてはこれまでの様な『作中で一通り描写された後サーヴァントとして実装し、キャラクターの詳細や背景などの情報を開放。その中で伏線として今後登場するキャラクターとの関連などを匂わせる』のではなく『(伏線ばら撒きの一環として)敢えて今後登場予定のサーヴァントを先んじて登場させ、そのキャラクター性の一端に触れさせた上で、メインストーリー内で詳細を描写』といった方向にシフトしている事が挙げられます。
前者であれば前情報ゼロの状態からストーリーの内容を通じてキャラクター性を知っていく流れになる以上、ある程度はネタバレに気を配る必要もあるかもしれませんが、後者は言うなれば敢えてある程度のネタバレ要素を先んじて解禁し、ストーリー内で答え合わせを行うといったようなものです。当然分割されている場合は最後まで追わなければ全ての答えが分かることはありません。
一部とはいえキャラクターのネタバレ要素を事前に明かす以上、上記にてウィシャさんも書かれているように、『プレイヤー側にストーリーの考察を進めていてほしい』と言うのが近年の運営側の意向のように思われます。そのネタバレ要素をプレイヤーが知っている(考察を進めている)ことを前提に答え合わせのような形で本編が進む都合上、全ての答えが明かされてから一括で情報を解禁するのではなく、そこに至るまでの途中経過が解放された時点で順次記載していく方が運営側の意向にも近く、本サイトの利用者にとっても有益なのではないかと思いますが、如何でしょうか。
もう一つ、これは身も蓋も無い話ではありますが、そもそもネタバレを気にする利用者であれば(少なくとも自分でストーリーをクリアするまでは)わざわざWikiを見に来ることは余りないのではないでしょうか。
ここがゲーム内の攻略情報を扱うサイトの類いであれば話はまた変わって来ますが、純粋なキャラクター情報やストーリー内容を扱う以上、ユーザーとしてもある程度ネタバレ情報が目に入る可能性は承知の上ではないかと考えます。
無論即日ネタバレ解禁、とまでは言いませんしある程度はネタバレ配慮期間は必要かもしれませんが、あまり過剰なネタバレ配慮は却って利用者の利便性を損なうのではないかと愚考している次第です。
以上、長々とお目汚し失礼いたしました。特に上記の運営の意向などは完全に私の一意見に過ぎませんので、御了承頂ければと思います。