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:嘘つきの王子さまにただ一人寄り添った、秋の森の王女の誰も知らない、知ることのないモノローグ。 | :嘘つきの王子さまにただ一人寄り添った、秋の森の王女の誰も知らない、知ることのないモノローグ。 | ||
2022年2月14日 (月) 07:42時点における版
ブランカ | |
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性別 | 女性 |
種族 | 妖精國の妖精 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
『Fate/Grand Order』に登場する妖精。
- 略歴
- Lostbelt No.6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』で登場。
- ウェールズにある秋の森に住まう王女であり、森に生まれ落ちたオベロンと共に彼の足となってずっと行動していた。
- 物語の終盤ではブリテン中からオベロンに向けられていたモースの呪いを一身に肩代わりし続けていたことが明かされ、ついに命が尽きてしまったが、正体を現したオベロンは彼女の死体をあっさりと捨ててしまった[注 1]。
- 人物
- 人間の二の腕くらいあるカイコガそっくりの外見をした妖精。
- 物語中では一切言葉を話さず、人間のような姿を取ることもなかったが、相方のオベロンとは意思の疎通ができていた模様。
- 生まれたばかりのオベロンに恋心を抱いており、彼の本心を知ってなお彼のために最期まで行動しようとしていた。
- 能力
- 戦闘シーンはないが、ミニサイズになったオベロンを背中に乗せて高速で飛び回っていた。
- また、オベロンに向けられた呪いをかなりの期間肩代わりし続けるだけの力は持っていたようである。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- Lostbelt No.6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』で現地人として登場。
人間関係
Fate/Grand Order
- オベロン
- 自分が王女として住まう秋の森に誕生した、妖精國を終わらせる王子様。
- 彼に恋心を抱いており、世界のすべてを嫌悪する内面を知ってなお彼のために尽力したいと思い、最期まで彼のために行動していた。
名台詞
Fate/Grand Order
- 秋の森の王女は恋をした。
生まれながら死体のようだった王子に恋をした。
森の仲間たちが王子の出現にはしゃぐなか、ただひとり、遠くから見つめていた。 - 王子が立ち上がり、その心を垣間見た後も、王女の心は変わらなかった。
- 捨てられた妖精たちの吹きだまり。
妖精國の底辺だと笑いながら、王子は決して、住む家を秋の森から変えなかった。 - 良いことをした後は丹念に森の川で手を洗っていた。
- 悪いことをした後は汚れた翅のまま落ち葉に倒れた。
- 王子はブリテンのすべてを嫌っていた。妖精たちも、秋の森の仲間たちも嫌っていた。けれど、
- 「神様じゃないんだ。放っておいても消える連中までは、手に負えないさ」
- 王子が本当に嫌っているものを知って、王女は、最後まで王子のために羽ばたくことを胸に秘めた。
- それが唯一、冷え切った手足を温める火だと信じて。
- これは語られなかった断章。大嘘つきが隠し通した、誇り高い、ある王女の物語。
- オベロンの絆礼装「亡き王女のためのパヴァーヌ」のマテリアル情報。
- 嘘つきの王子さまにただ一人寄り添った、秋の森の王女の誰も知らない、知ることのないモノローグ。
メモ
- 名前の由来はスペイン語で「白」を意味する言葉から。翅の色が由来であろうか。
- 狼王ロボの妻だった雌狼も同じ名前であるが、こちらも体毛の色が白だったころからの命名である。
- マテリアルにもある通り、オベロンの絆礼装は彼女の独話。タイトルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」とは、フランスのモーリス・ラヴェルが作曲したピアノ曲。タイトルは「昔、スペインの宮廷で小さな王女が踊ったようなパヴァーヌ」という意味合いでつけられたが、発表当初は「亡くなった王女の葬送の哀歌」と解釈する者が多くいたらしい。
脚注
注釈
- ↑ 後々考えると、自分諸共奈落に落としたくなかった、という解釈もできる。
出典