「モードレッド」の版間の差分

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:獅子劫が工房を地下墓地にした事にげんなり。マスターにとって相性がいい場所だと頭では理解していても、感情的には受け入れられないのは当然だろう。
 
:獅子劫が工房を地下墓地にした事にげんなり。マスターにとって相性がいい場所だと頭では理解していても、感情的には受け入れられないのは当然だろう。
  
;「馬鹿だな、マスター。要は勝てばいいんだ、勝てば。<br />剣の技など戦闘における一つの選択肢に過ぎん。<br />勝つためなら、殴るし蹴るし噛みついてもやるさ」
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;「馬鹿だな、マスター。要は勝てばいいんだ、勝てば。<br>剣の技など戦闘における一つの選択肢に過ぎん。<br>勝つためなら、殴るし蹴るし噛みついてもやるさ」
:獅子劫に「戦闘中、剣をブン投げたりしてたけど、アレは有りなのか?」と尋ねられて。極めて実戦的な考え方であり、型に嵌った戦い方をする、父を含む円卓の騎士達とは似ても似つかない。<br />この考えには獅子劫も同感だが、余りに自分に精神性が似ていたため、思わず目を覆いたくなってしまった。
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:獅子劫に「戦闘中、剣をブン投げたりしてたけど、アレは有りなのか?」と尋ねられて。<br>極めて実戦的な考え方であり、型に嵌った戦い方をする、父を含む円卓の騎士達とは似ても似つかない。<br />この考えには獅子劫も同感だが、余りに自分に精神性が似ていたため、思わず目を覆いたくなってしまった。
  
 
== メモ ==
 
== メモ ==
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**伝承においても、マーリンの進言によって、幼い頃海に流されるなど魔術師のせいで酷い目にあっている。また彼女の母もマーリンの弟子であり、彼に並ぶ魔術師であったことも考えると、彼女の苦労が偲ばれる。
 
**伝承においても、マーリンの進言によって、幼い頃海に流されるなど魔術師のせいで酷い目にあっている。また彼女の母もマーリンの弟子であり、彼に並ぶ魔術師であったことも考えると、彼女の苦労が偲ばれる。
 
*[[セイバー|アルトリア]]をあくまでも父と呼ぶ。実は女性であることを知らないのか、間柄として他に呼びようがないからなのかは、まだ語れていない。
 
*[[セイバー|アルトリア]]をあくまでも父と呼ぶ。実は女性であることを知らないのか、間柄として他に呼びようがないからなのかは、まだ語れていない。
*『Character material』での設定では男性だが、あくまで試作の設定に過ぎず、完成品である小説版では女性になっている。<br />元は自分を王に認めさせることしか頭に無い、東出氏曰く「ヤンデレ系」の不気味なキャラクターであった。小説版では反抗期まっさかりで、「父ちゃんなんて大嫌い!」というノリの親しみやすいキャラクターに改善されている。それを象徴しているのが2013年のエイプリルフール企画「路地裏さつき」での[[セイバー]]の回想で、かなりのお転婆娘だったのが伺える(ただし、エイプリルフール企画での話題なので鵜呑みには出来ない)。<br />ただ、設定を全く参考としていない訳ではなく、ユグドミレニアの戦闘用ホムンクルスに襲撃を受けた際、僅かながら躊躇が見られ、 『Character material』の設定を踏襲していることが分かる。
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*『Character material』での設定では男性だが、あくまで試作の設定に過ぎず、完成品である小説版では女性になっている。<br />元は自分を王に認めさせることしか頭に無い、東出氏曰く「ヤンデレ系」の不気味なキャラクターであった。小説版では反抗期まっさかりで、「父ちゃんなんて大嫌い!」というノリの親しみやすいキャラクターに改善されている。それを象徴しているのが2013年のエイプリルフール企画「路地裏さつき」での[[セイバー]]の回想で、かなりのお転婆娘だったのが伺える(ただし、エイプリルフール企画での話題なので鵜呑みには出来ない)。<br>ただ、設定を全く参考としていない訳ではなく、ユグドミレニアの戦闘用ホムンクルスに襲撃を受けた際、僅かながら躊躇が見られ、 『Character material』の設定を踏襲していることが分かる。
**もっとも、そんな尾崎豊マインドで国を滅ぼされたセイバーは堪ったものではなく、上述のエイプリルフール企画でも怒り狂っていた。もっともあくまでエイプリルフールなので、実際にアルトリアが彼女のコトをどう思っているのかは作中では語られていない為に現在の所ではよく分かってない。<br />ただ、「Character material」では「貴公を憎いと思った事は一度も無い。」と反乱時のモードレッドに対して語っており、少なくともこの時点では憎しみの感情を抱いてはいない模様。
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**もっとも、そんな尾崎豊マインドで国を滅ぼされたセイバーは堪ったものではなく、上述のエイプリルフール企画でも怒り狂っていた。もっともあくまでエイプリルフールなので、実際にアルトリアが彼女のコトをどう思っているのかは作中では語られていない為に現在の所ではよく分かってない。<br>ただ、「Character material」では「貴公を憎いと思った事は一度も無い。」と反乱時のモードレッドに対して語っており、少なくともこの時点では憎しみの感情を抱いてはいない模様。
 
*伝承ではアーサー王がランスロットと戦うためにブリテンを留守にする間、統治の代行を任ぜられた。結果として彼女が反旗を翻した時、殆どの豪族がアーサー王を見限り、彼女の味方になっていたため、為政者の資質や人望はそれなりにあったではないか推察される。<br />しかし、セイバーには王の器は無いと判断されている点やカリスマのスキルを持っているか不明な為にファンの間では意見が別れる事もある。<br />一方で、騎士としての実力はよく分かっていない。ガウェインを討ち取り、アーサー王に致命傷を与えたとされるが、両者ともランスロットとの戦いで疲弊していた上に、乱戦の最中のため不明瞭な点が多い。
 
*伝承ではアーサー王がランスロットと戦うためにブリテンを留守にする間、統治の代行を任ぜられた。結果として彼女が反旗を翻した時、殆どの豪族がアーサー王を見限り、彼女の味方になっていたため、為政者の資質や人望はそれなりにあったではないか推察される。<br />しかし、セイバーには王の器は無いと判断されている点やカリスマのスキルを持っているか不明な為にファンの間では意見が別れる事もある。<br />一方で、騎士としての実力はよく分かっていない。ガウェインを討ち取り、アーサー王に致命傷を与えたとされるが、両者ともランスロットとの戦いで疲弊していた上に、乱戦の最中のため不明瞭な点が多い。
 
*12世紀頃に書かれた「ブリタニア列王伝」では、ギネヴィアを娶って王位を簒奪したと記されている。また、アーサー王との最後の決戦の地はカムランの丘ではなくコーンウォールのカンブラム川と記されるなど、後年の伝承とは大きく異なる内容となっている。
 
*12世紀頃に書かれた「ブリタニア列王伝」では、ギネヴィアを娶って王位を簒奪したと記されている。また、アーサー王との最後の決戦の地はカムランの丘ではなくコーンウォールのカンブラム川と記されるなど、後年の伝承とは大きく異なる内容となっている。
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| マスター  || 筋力  || 耐久  || 敏捷  || 魔力  || 幸運  || 宝具  || 備考
 
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2013年8月17日 (土) 17:58時点における版

モードレッド

  • スペル:Mordred
  • CV:桑島法子(アニメ版「Fate/stay night」)

円卓の騎士の一人であり、アーサー王の息子。
ここでは『Fate/ Character material』で得られる情報をまとめる。

略歴
アーサー王の姉・モルガンが自身の妄執を成し遂げるために造り上げたホムンクルスであり、王と実の姉の不貞・近親相姦によって生まれた子。
当初は自身の出生について知らず、素顔を隠し続ける仮面の騎士として王に仕える。最終的に陰謀をもって王を追いつめ、遂には反乱の将として刃を向けた。
最期はカムランの丘にて相討ちになる形で、王の槍に倒れる。その素顔は王と瓜二つであった。
人物
ホムンクルスであるがゆえに、普通の人間より遥かに優秀。剣の腕も卓絶していたが、人間よりも成長速度が早く、短命というハンデも背負っていた。
当初のモードレッドは野心よりもアーサー王に対する憧れが強く、自らも立派な騎士たろうと努力する純真な人物だった。また、人間ではない自分を恥じてもいた。
しかし、いっこうに叛意を抱かないモードレッドにモルガンは業を煮やし、その出生の秘密を告げる。これによりモードレッドは自身が人間でない負い目を、人を超越したあの王の息子である証として誇るべき、と考えるようになる。
そして、嬉々として王に自身を後継者にするように進言するも、モードレッドに王の器はないと判断したアーサー王は王位は譲らず、息子としても認めないと拒絶してしまう。
自身が王の宿敵であるモルガンの子供であるが故に拒絶されたと思ったモードレッドは、今までの愛情の反動で王に憎悪を向けるようになる。
アーサー王に叛旗を翻したモードレッドだったが、その根底にあった思いは、王に認めてもらい、ただ息子と呼んで欲しかった、という想いだけであった。

セイバー(Fate/Apocrypha・赤)

  • 真名:モードレッド
  • 身長:154cm/体重:42kg
  • スリーサイズ:B73/W53/H76
  • 属性:・

剣士」のクラスのサーヴァント聖杯大戦において、獅子劫界離によって召喚された。
重厚な全身鎧に身を包んだ白銀の騎士。

略歴
真名はモードレッド。円卓の騎士の一人でありながら、父であるアーサー王に反旗を翻した「叛逆の騎士」である。
ブカレストのスタヴロポレオス教会の墓地で「円卓」の木片を触媒に召喚された。霊体化を嫌っており、普段は獅子劫に購入してもらった腹部を晒したチューブトップに真っ赤なレザージャケットを羽織って過ごしている。
人物
鎧と兜で覆っているため普段はわからないが、本当は20もいかぬ少女。しかし女と呼ばれることを極端に嫌い、やや粗雑で男性的な口調で話し、一人称も「オレ」
性格は自信過剰で好戦的。円卓と父である騎士王には誇りを超えてある種の怨念を抱いており、触媒となった円卓の木片すら粉々にしてしまうほど。
自分こそが王にふさわしいと信じており、聖杯に託す願いも「王になる」のではなく『選定の剣に挑戦する』こと。獅子劫にも剣を抜けない可能性を指摘されるが、彼女は「オレが引き抜けないはずがない!」と豪語している。
普段はやや粗雑だが、民草を犠牲にするのを嫌い、魂喰いをしないと公言する高潔な騎士であり、英霊としての精神は間違いなく騎士王から受け継がれている。愛も憎悪も紙一重の感情であり、『選定の剣への挑戦』という願いも王への対抗心から来るだけの物ではなく、その根底には『父に認めて欲しい』という思いがある。
また褒められれば、照れながらも素直に喜ぶ可愛らしい一面も。
能力
『魔力放出』のスキルを有しており、踏み込めば弾丸の如き勢いで跳躍し、鍔迫り合えば筋力に魔力を上乗せして敵を打倒する。
戦闘スタイルは非常に荒々しく、魔力放出を利用して片手で大剣を振り回し、ゴーレムを一撃で粉砕するほどの強力な拳打を放つ。さらに剣士の命である剣を投擲し、空中の敵を踏み台にして連撃を放つなど、父と違い、形に囚われない柔軟でアクロバティックな戦い方をする。
またシロウアサシンの危険性を感じ取り、いち早く対処するなど戦闘以外にも働く優れた『直感』を持つ。

宝具

我が麗しき父への叛逆(クラレントブラッドアーサー)
彼女が所有する剣から放たれる一撃。剣の切っ先から直線状の赤雷を放つ。
真名解放時には剣を構えた彼女を中心にした一帯が血に染まり、白銀の剣も邪剣へと変貌する。
なお、「クラレント」とはアーサー王の伝説にある剣で、塗油されし王らの戴冠式のためウォリングフォードの武器庫に保管されていた。モードレッドが奪い取り、カムランの戦いで使用したという。
英霊の必殺の武器であると同時に、絶大な誇りそのものと言える宝具だが、彼女にとって父の名を冠したこの宝具は誇りを超え、ある種の怨念と化している。
不貞隠しの兜(シークレット・オブ・ペディグリー)
普段はモードレッドの顔を隠している兜。
ステータスやクラス別スキルといった汎用的な情報は隠せないが、真名はもちろん宝具や固有スキルといった重要な情報を隠蔽する効果があり、マスターであっても兜をかぶっている間は見ることができない。また、戦闘終了後も使用していた能力、手にした剣の意匠を敵が想起するのを阻害する効果もあり、聖杯戦争において非常に有用な宝具。
ただしこの宝具を使用していると、彼女の持つ最強の宝具を使用することが出来ない。
兜は鎧とセットの状態で『脱いだ』時、初めてステータス情報が開示される。つまり鎧を外して現世の衣装を着ていても、武器を手にしていなければ、兜が無くても隠蔽効果は継続する。

登場作品と役柄

TVアニメFate/stay night
アニメのオリジナルシーンとして、カムランの丘でのアーサー王との最後の対決が描かれた(第21話)。
Fate/Zero
聖杯戦争終了後、カムランの丘に戻ったセイバーの傍らで亡骸となっていた。TVアニメ第一期EDでは、セイバーの槍に貫かれた後姿が描かれている。
Fate/Apocrypha
「赤」のサーヴァントとして登場。
コハエース
アポクリファを代表して登場。頭に「モ」と付いている。

人間関係

獅子劫界離
マスター。彼の人柄・実力ともに信頼を寄せている。
アーサー王
父。
アサシン (Apocrypha・赤)
「嫌な女」。母と同じ匂いを持ち、その笑みも退廃的な雰囲気も癪に触る相手。マスターであるシロウも含めて「奸物」と呼び、敵対することを確信している。
モルガン
母。「母上」とは呼んでいるが、彼女に似た雰囲気を持つアサシンを嫌っており、複雑な感情を抱いていた模様。
ランスロット卿
伝承によれば、モードレッドは彼と王妃の浮気の現場を他の兄弟たちと一緒に暴いたとされる。これがブリテン崩壊の嚆矢となった。
ガウェイン卿
伝承によれば異父兄であり、最後にはモードレッドが彼を討ち取る。
セイバー (EXTRA・赤)
コハエースで共演。父の悪口を言っていいのは自分だけ、と仲が悪い。
遠野秋葉
同じくコハエースで共演。「家族に複雑な想いを抱いている」という共通点からか、頬を赤らめながら「やだこの子、いい子じゃない」、と妙に気に入られている。

名台詞

「二度と言うな」
「次に女と呼べば、オレは自分を制御できん」
獅子却が彼女の顔を初めて見たときに漏らした、「女、か……?」という呟きへの反応。父以上に女性扱いされるのが嫌いで、苛烈な性質が伺える。
「……その、何だ。オレのマスターが、奸物に阿るような類の者ではないと分かって安心した。
少しだぞ?
少しだけ、安心した。」
獅子劫がシロウ達への協力を断った際の反応。僅かに躊躇うような口振りで、彼の英断を称え、安堵する。かつて母に裏切られ、父に拒絶された彼女は普段の強気な態度とは裏腹に心に深い傷を負っていて、自分を信じてくれた獅子劫には感謝しており、彼への信頼を強くする。
「・・・・・・だからと言って、これは無い」
「ねぐらを地下墓地(カタコンベ)にするとか、本気で有り得ねェ・・・・・・」
獅子劫が工房を地下墓地にした事にげんなり。マスターにとって相性がいい場所だと頭では理解していても、感情的には受け入れられないのは当然だろう。
「馬鹿だな、マスター。要は勝てばいいんだ、勝てば。
剣の技など戦闘における一つの選択肢に過ぎん。
勝つためなら、殴るし蹴るし噛みついてもやるさ」
獅子劫に「戦闘中、剣をブン投げたりしてたけど、アレは有りなのか?」と尋ねられて。
極めて実戦的な考え方であり、型に嵌った戦い方をする、父を含む円卓の騎士達とは似ても似つかない。
この考えには獅子劫も同感だが、余りに自分に精神性が似ていたため、思わず目を覆いたくなってしまった。

メモ

  • 小説版で新規に登場したサーヴァントの一人。
  • 普段強気な彼女でも、獅子劫がねぐらを地下墓地に選んだのにはさすがに抗議している。
    彼が伊達や酔狂で骨の山があるような場所を選んだのではなく、霊脈の相性や防御性を考慮した戦略的な意味があるのは彼女も理解していた。だがそれと心情的な問題は別であり、「何事も諦めが肝心」という魔術師との付き合いを通して与えられた格言に従い、渋々妥協している。
    • 伝承においても、マーリンの進言によって、幼い頃海に流されるなど魔術師のせいで酷い目にあっている。また彼女の母もマーリンの弟子であり、彼に並ぶ魔術師であったことも考えると、彼女の苦労が偲ばれる。
  • アルトリアをあくまでも父と呼ぶ。実は女性であることを知らないのか、間柄として他に呼びようがないからなのかは、まだ語れていない。
  • 『Character material』での設定では男性だが、あくまで試作の設定に過ぎず、完成品である小説版では女性になっている。
    元は自分を王に認めさせることしか頭に無い、東出氏曰く「ヤンデレ系」の不気味なキャラクターであった。小説版では反抗期まっさかりで、「父ちゃんなんて大嫌い!」というノリの親しみやすいキャラクターに改善されている。それを象徴しているのが2013年のエイプリルフール企画「路地裏さつき」でのセイバーの回想で、かなりのお転婆娘だったのが伺える(ただし、エイプリルフール企画での話題なので鵜呑みには出来ない)。
    ただ、設定を全く参考としていない訳ではなく、ユグドミレニアの戦闘用ホムンクルスに襲撃を受けた際、僅かながら躊躇が見られ、 『Character material』の設定を踏襲していることが分かる。
    • もっとも、そんな尾崎豊マインドで国を滅ぼされたセイバーは堪ったものではなく、上述のエイプリルフール企画でも怒り狂っていた。もっともあくまでエイプリルフールなので、実際にアルトリアが彼女のコトをどう思っているのかは作中では語られていない為に現在の所ではよく分かってない。
      ただ、「Character material」では「貴公を憎いと思った事は一度も無い。」と反乱時のモードレッドに対して語っており、少なくともこの時点では憎しみの感情を抱いてはいない模様。
  • 伝承ではアーサー王がランスロットと戦うためにブリテンを留守にする間、統治の代行を任ぜられた。結果として彼女が反旗を翻した時、殆どの豪族がアーサー王を見限り、彼女の味方になっていたため、為政者の資質や人望はそれなりにあったではないか推察される。
    しかし、セイバーには王の器は無いと判断されている点やカリスマのスキルを持っているか不明な為にファンの間では意見が別れる事もある。
    一方で、騎士としての実力はよく分かっていない。ガウェインを討ち取り、アーサー王に致命傷を与えたとされるが、両者ともランスロットとの戦いで疲弊していた上に、乱戦の最中のため不明瞭な点が多い。
  • 12世紀頃に書かれた「ブリタニア列王伝」では、ギネヴィアを娶って王位を簒奪したと記されている。また、アーサー王との最後の決戦の地はカムランの丘ではなくコーンウォールのカンブラム川と記されるなど、後年の伝承とは大きく異なる内容となっている。
  • 彼女の騎士としての在り方は、「敵には冷酷に振舞うが、無用な犠牲を出すのを嫌う」「規範や形式に捕らわれない」「気に入らないことがあっても、余程のことがない限り、契約者の意向には忠実に従う」、と円卓の騎士達より、むしろの方に近い。
  • 普段は粗雑な話し方だが、父に対しては常に丁寧な話し方をしていたらしく、礼儀知らずという訳ではない。
  • 『Fate/Zero』の原作最終巻が発売されるまで真名が明かされていなかったバーサーカー (第四次)の予想候補として、ファンの間でランスロットと並んでよく名前が挙がっていた。「セイバー(アーサー王)に恨みのある騎士」といえば、どうしてもこの二択になるためである。
    • そのランスロットとモードレッドは、「ステータスを隠蔽する宝具」「その宝具を無効にする事で解放出来る最終宝具」を共に所有している点で類似している。
    • 「己が栄光のためでなく」に比べ、「不貞隠しの兜」はステータスやクラス別スキルを隠す事が出来ず、変装もできない。その一方、能力の想起を阻害するため、発動している限り推理さえ行えない。真名の隠蔽に特化した宝具と言えるだろう。
  • Fate/EXTRAでも話のネタに名前だけが出る。セイバー (EXTRA・白)の真名候補として「間違った選択肢」に名前があがるのだが、「その名前だったら、もっと大変なことになっていたかもしれない」と言われた。
  • 親子だけあって容姿はアルトリアにそっくりだが、頭頂部のアホ毛だけが存在しない。一方で体格(身長、体重、スリーサイズ)は全く同じである。

現段階で分かっているステータス

マスター  筋力  耐久  敏捷  魔力  幸運  宝具  備考
獅子劫  B+ C以下 宝具のランクは現段階では不明。
だが『不貞隠しの兜』使用中、使用できないのは「最強の宝具」であって、『我が麗しき父への叛逆』以上の宝具を持つ可能性は十分ある。

保有スキル:対魔力B・騎乗B

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