「ダビデ」の版間の差分
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: ペリシテ人を退けてエルサレムを掌握したイスラエル王ダビデは、そこを都と定め、この契約の箱を運び上げた。 | : ペリシテ人を退けてエルサレムを掌握したイスラエル王ダビデは、そこを都と定め、この契約の箱を運び上げた。 | ||
: 宝具としての効果範囲は狭いが絶対的であり、箱に触れた者の魔力を問答無用で奪い、殺す。 | : 宝具としての効果範囲は狭いが絶対的であり、箱に触れた者の魔力を問答無用で奪い、殺す。 | ||
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: この宝具はダビデと共に召喚されるが、正確にはダビデの所有物ではない上に霊体化が不可能であるため、ダビデが消滅しても誰かが所有すれば残り続ける性質を持つ。 | : この宝具はダビデと共に召喚されるが、正確にはダビデの所有物ではない上に霊体化が不可能であるため、ダビデが消滅しても誰かが所有すれば残り続ける性質を持つ。 | ||
: また、低ランクであろうが神霊が生贄に捧げられるとこの宝具は暴走して、周囲一帯が崩壊する。「特異点」でそれが起きた場合は崩壊を待つまでもなくこの時代は「消滅」してしまう。 | : また、低ランクであろうが神霊が生贄に捧げられるとこの宝具は暴走して、周囲一帯が崩壊する。「特異点」でそれが起きた場合は崩壊を待つまでもなくこの時代は「消滅」してしまう。 | ||
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; 燔祭の火焔(サクリファイス) | ; 燔祭の火焔(サクリファイス) | ||
: 旧約聖書・民数記にいう「神の命令によって燃え上がった、明るく輝く、最も熱い火焔」。<br>使用すると幻の香炉から立ち上った紫の煙が相手を取り巻く。じきにシナイ山を思わせる雷雲と霧が立ちこめ、天より遣わされた業火が、神の意に沿わぬ者を一滴の血も残すことなく焼き尽くす。炎は全体で祭壇を形成する。 | : 旧約聖書・民数記にいう「神の命令によって燃え上がった、明るく輝く、最も熱い火焔」。<br>使用すると幻の香炉から立ち上った紫の煙が相手を取り巻く。じきにシナイ山を思わせる雷雲と霧が立ちこめ、天より遣わされた業火が、神の意に沿わぬ者を一滴の血も残すことなく焼き尽くす。炎は全体で祭壇を形成する。 |
2015年12月5日 (土) 15:56時点における版
アーチャー (Apocrypha)
- 真名:ダビデ
- 身長:171cm / 体重:62kg
- 出典:旧約聖書
- 地域:イスラエル
- 属性:秩序・中庸
- 性別:男性
- キャラクターデザイン:ギンカ / 設定制作:星空めてお
- CV:中村悠一
『Fate/Apocrypha』のオンラインゲーム企画時に登場したサーヴァント。柔和な表情をした軽装の青年。
- 略歴
- 旧約聖書に登場する、古代イスラエルの王。残念ながら小説版『Fate/Apocrypha』には登場しない。
- 人物
- 神を第一とし、常に涼やかな態度を崩さない。彼は自分が復活せし者、ダビデ本人の魂を持つ者とは考えていないが、 生前も今も神の使者であることに変わりはなく、神の恩寵を感じられればそれでよいと思っている。
- 状況を冷静に判断し、現実的な態度を崩さないリアリストでもあるが、他者に対し「誰しも神に与えられた価値がある」と見做し敬意をもって接する。
- だが英雄らしく女性、それもナイスバディの女性が弱点で、二言目には「妻に迎えたい」と発言する。また、お金に対する執着もかなり強い。
- 竪琴の名手であるが踊りの才能は皆無で、質の悪いことに両方とも同じ位大好きである。
- 能力
- 固有スキル『神の加護』によって、優れた肉体と容姿を持ち、ライオンや熊の尻尾を掴んで叩き殺す俊敏さと腕力がある。
- イスラエル王国の王・サウルの悪霊を祓ったダビデの竪琴(キヌュラ)には破魔の効力があり、聴く者の精神を平穏に保つ。また彼が竪琴を弾く間、敵味方を問わず攻撃命中率が極端に下がる。
- 彼自身はただの羊飼いに過ぎないが、キリストの祖としての弱い神霊適性を持ち、ナザレのヨセフとほぼ同格にあたる。キリストの威光を背景とする宝具、 例えば“聖骸布”、“聖釘”、“聖槍”あるいは“聖杯”などに対しては、それなりの耐性を発揮する。
- 2代目イスラエル王として全部族を従え、32万を超える兵を率いてエルサレムを制圧したことから分るように、高い『カリスマ』を持つ。彼の人生は戦争に次ぐ戦争であり、余りに血塗られていたため、 神が神殿の建築を許さなかったほどである。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
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アーチャー | ? | C | D | B | C | A | B | 神の加護:? 竪琴の演奏:? 神性:? カリスマ:? |
『Fate/Apocrypha』企画段階。 | |
主人公 (Grand Order) | C | D | B | C | A | B | 対魔力:A 単独行動:A |
神の加護:A 治癒の竪琴:B カリスマ:B |
宝具
- 五つの石(ハメシュ・アヴァニム)
- ランク:C
種別:対人宝具 - 巨人ゴリアテを打ち倒した投石器。五つの石は彼の寛容を表し、4発目まではあえて外すことで警告を発するが、5射目は急所に必中する。サーヴァントならば一時的に意識を喪失し、その後、相手の主武装はダビデのものとなる(もしくは使用不能になる)。投射するものは単なる石が変容したものなので、無制限に補充が可能である。
- 『Grand Order』ではこれが宝具として実装。自身にそのターン限りの必中効果を付与した上でダメージを与え、更にスキル封印の追加効果を持つ。設定通り、4発目までを外してから5発目の投石が直撃してダメージを与える演出になっている。
- 契約の箱(アーク)
- モーゼが授かった十戒が刻まれた石板を収めた木箱。
- ペリシテ人を退けてエルサレムを掌握したイスラエル王ダビデは、そこを都と定め、この契約の箱を運び上げた。
- 宝具としての効果範囲は狭いが絶対的であり、箱に触れた者の魔力を問答無用で奪い、殺す。
- この宝具はダビデと共に召喚されるが、正確にはダビデの所有物ではない上に霊体化が不可能であるため、ダビデが消滅しても誰かが所有すれば残り続ける性質を持つ。
- また、低ランクであろうが神霊が生贄に捧げられるとこの宝具は暴走して、周囲一帯が崩壊する。「特異点」でそれが起きた場合は崩壊を待つまでもなくこの時代は「消滅」してしまう。
- 燔祭の火焔(サクリファイス)
- 旧約聖書・民数記にいう「神の命令によって燃え上がった、明るく輝く、最も熱い火焔」。
使用すると幻の香炉から立ち上った紫の煙が相手を取り巻く。じきにシナイ山を思わせる雷雲と霧が立ちこめ、天より遣わされた業火が、神の意に沿わぬ者を一滴の血も残すことなく焼き尽くす。炎は全体で祭壇を形成する。
登場作品と役柄
- Fate/Apocrypha
- 企画段階で登場していた。
- Fate/Grand Order
- アーチャーのサーヴァント。レア度は☆3(R)。イラストレーターはギンカ氏。第三章から登場。
- エミヤ同様のArts3枚構成のアーチャーで、スキルも優秀な効果が揃っており、優れたサポート役として活躍できる性能。
- なお、宝具こそ飛び道具だが通常攻撃では手に持った杖で殴るというところもある意味エミヤと近しい。
人間関係
- ソロモン
- 息子。数多くの魔神や悪魔を統べる破格の王。
- ゴリアテ
- 生前打ち倒した相手。原典ではあっさりと倒しているが、彼をして「戦うのは二度とゴメンだ」と言わしめる強敵。
名台詞
- 「好きな事? 僕は地味に欲にまみれているからね。女性とお金が好きさ。妻だって多ければ多いほどいいと思う!」
- マイルームでの台詞。キャス狐が聴いたら「一夫多妻去勢拳」を繰り出すこと請け合いである。
- 「やあ、君の生まれた日だ、祝福しよう。……ところで、株とか土地に興味はないかい?」
- 誕生日セリフ。何故誕生日に胡散臭い投資話に勧誘しようとしてくるのか。
メモ
- キャラクターデザイン原案はギンカ氏。設定制作を担当したのは星空めてお氏。
- 小説版『Apocrypha』で彼が没になった理由として、ケイローンを出すにあたってアーチャーのどちらか一人を没にしなければならず、そのうちアタランテはすでにジャンヌと敵対させると決まっていたこと、それに対してダビデを黒側に置いた場合、トップに据える予定だったヴラド三世よりも世界的に有名で偉大な王が黒側にもう1人いることになってしまうのを避けたという理由が挙げられている。
- 坂田金時、ゲオルギウス、武蔵坊弁慶も彼と同様に没案となった。
- 彼をモチーフとした石像「ダビデ像」は余りに有名で、中でもミケランジェロの像は、ゴリアテに石を投げつけようと狙いを定めた姿が表現されている。
だがダビデ像は、あくまでミケランジェロのインスピレーションの産物であり、彼が睨み合いを続ける数万の軍勢の目前で全裸になり巨人に戦いを挑んだ、という訳ではない。
伝承の中のダビデは「慣れていないので歩くこともできないから」とサウル王から与えられた装備を身に着けず、羊飼いの武器である杖・投石器・川で拾った滑らかな5個の石という軽装でゴリアテに挑んだと記されている。 - 彼はトランプのスペードのキングのモデルとされ、フランスでは竪琴を持った姿が描かれている。
余談だがクラブのキングはイスカンダル、ハートのキングはアストルフォの主君であったシャルルマーニュ、ダイヤのキングはガイウス・ユリウス・カエサル、クラブのジャックはランスロット、ハートのジャックはジャンヌの戦友であったラ・イル、と今までに登場したサーヴァント達やその関係者の何人かがモデルとなっている。 - スポーツの試合などにおいて、戦力や過去の実績で上回る競技者や競技チームに対して格下と見做される側が、事前の予想を覆して勝利することを指す番狂わせ(ジャイアント・キリング)という言葉は、彼がゴリアテを倒した逸話から来ていると言われている。
話題まとめ
- 有名すぎる息子ソロモン
- 彼の息子・ソロモンはファンタジーの界隈では余りに有名で、七十二柱もの魔神を束ね、彼が成せなかった大神殿を築いた破格の王である。
ソロモンと彼の眷属達に纏わる逸話は数え切れないほど存在し、正直なところ、彼より遥かに聖杯戦争に映える英雄である。
またその知名度からソロモンがサーヴァントとして登場するのを密かに期待するファンは多く、実際タイプムーンの世界でもメレム・ソロモンの名の元となった人物であるため更に期待値が上がっている。
後にソロモンについて公式で言及されたが、魔術の王とされ、彼の死後加速度的に神代の神秘が失われ、西暦を迎えて完全に神代が終了したとされるなど、重要な転換点として扱われている。