「セミラミス」の版間の差分

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(対黒アサシンの記述は予想と推測を重ねすぎている。そもそも、天敵と対決しなかったサーヴァントなんて沢山いるし。)
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=== [[宝具]] ===
 
=== [[宝具]] ===
 
;虚栄の空中庭園(ハンギングガーデンズ・オブ・バビロン)
 
;虚栄の空中庭園(ハンギングガーデンズ・オブ・バビロン)
:想像を絶する巨大な浮遊要塞。セミラミスが生前に作り上げられたと伝えられている空中庭園だが、実際に彼女が作った訳ではない「後付けの神秘」であり、「虚栄」の存在に過ぎない。<br>しかし、実際に材料を集め、彼女が儀式を執り行った事で実際の大宝具として完成した。<br>規則正しく並べられた緑豊かな浮島と、大理石で出来た床や柱で構成されている。全体にあらゆる種の植物が絡んでおり、混沌の醜さと絢爛の美しさが同一化している。<br>召喚に材料や成立させるための儀式などのプロセスが必要とされる。その機能にはシロウの要望が組み込まれており、宝具でありながら持ち主の意思で作り変えることが出来る。<br>巨大な戦略拠点であるのはもちろんとして、キャスターのクラス別スキル『陣地作成』における最高の陣地・『神殿』を上回る地形効果を得る事ができる。
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:想像を絶する巨大な浮遊要塞。規則正しく並べられた緑豊かな浮島と、大理石で出来た床や柱で構成されている。全体にあらゆる種の植物が絡んでおり、混沌の醜さと絢爛の美しさが同一化している。<br>召喚に材料や成立させるための儀式などのプロセスが必要とされる。その機能にはシロウの要望が組み込まれており、宝具でありながら持ち主の意思で作り変えることが出来る。<br>黒のキャスターの宝具とは違い、完全に完成しており、ミレニア城塞への総攻撃のために起動する。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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== メモ ==
 
== メモ ==
 
*キャラクターデザインは森井しづき氏。設定制作を担当したのはTYPE MOON。
 
*キャラクターデザインは森井しづき氏。設定制作を担当したのはTYPE MOON。
*奈須氏一押しのキャラクター。ただ「運命はもう決まったようなものだな(笑)」「………[[ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ|ソラウ]]臭がする」と、'''額面通り受け取るには余りに危険なコメント'''がされている。が、作中における描写ではソラウに似た印象は受け難く、むしろマスターに対する忠節は[[キャスター]]に近い。
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*奈須氏一押しのキャラクター。ただ「運命はもう決まったようなものだな(笑)」「………[[ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ|ソラウ]]臭がする」と、'''額面通り受け取るには余りに危険なコメント'''がされている。<br>あくまで奈須氏ではなく東出氏が作者だが、物語の悪役の側にいる以上、悲惨な最後は避けられそうにない。
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**大聖杯を手に入れ、シロウ共々上機嫌だが、彼女達にも既に、[[アサシン (Apocrypha・黒)|'''死神''']]が近づいてきている。<br>メタ的に言って、相性上、勝機など一片も存在しない天敵中の天敵で、もし捕捉されれば、かなり酷い殺され方をされる上に即座に貪り食われてしまう。彼女にとってはルーラーなどより遥かに深刻な脅威で、生き延びるには絶対に事前の準備をしなければならなかったのだが、空中庭園の建設で忙しかったため対策など全く出来ていない。<br>シロウもルーラーへの警戒に労力を割き、黒のアサシンの調査を「正体不明」なまま放置していた上に、スキル「情報抹消」もあって、何の事前情報も持っていない。おまけに、空中庭園は大聖杯を格納したことで事実上、解除不能になっており、位置情報が常に筒抜けとなっているため、逃げる事も隠れる事も出来ない。<br>……'''[[ランサー (Apocrypha・黒)|'''ヴラド三世]]が彼女を手招きしている'''。
 
*東出氏によれば、シロウとの関係は「おしどり夫婦」。
 
*東出氏によれば、シロウとの関係は「おしどり夫婦」。
 
*[[キャスター|若奥様]]と同じくエルフ耳。彼女より長い。
 
*[[キャスター|若奥様]]と同じくエルフ耳。彼女より長い。
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**彼女のマスターは本来「神秘の秘匿」を担うはずの監督役なのだが、どう考えてもこんな物が飛んでたら[[キャスター (第四次)|大海魔]]どころの騒ぎではない。<br>シロウが大聖杯を得る為に手段を選んでいない事がよく分かる。
 
**彼女のマスターは本来「神秘の秘匿」を担うはずの監督役なのだが、どう考えてもこんな物が飛んでたら[[キャスター (第四次)|大海魔]]どころの騒ぎではない。<br>シロウが大聖杯を得る為に手段を選んでいない事がよく分かる。
 
**メタ的な理由としてはやはり、[[キャスター (Apocrypha・赤)]]との兼ね合いによるものだろう。「キャスターらしからぬキャスター」の穴を埋める為、「キャスター以外のクラスでキャスターの役割を果たすサーヴァント」の存在が求められ、結果としてこのような設定になったのだと思われる。
 
**メタ的な理由としてはやはり、[[キャスター (Apocrypha・赤)]]との兼ね合いによるものだろう。「キャスターらしからぬキャスター」の穴を埋める為、「キャスター以外のクラスでキャスターの役割を果たすサーヴァント」の存在が求められ、結果としてこのような設定になったのだと思われる。
*王ではあるが、「カリスマ」が足りないのか、赤の陣営で彼女を頼りにしているのはマスターであるシロウだけ。通常の聖杯戦争では当然のことなのだが。
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*王ではあるが、「カリスマ」が足りないのか、赤の陣営で彼女を頼りにしているのはマスターであるシロウだけ。通常の聖杯戦争では当然のことなのだが、組織戦である聖杯大戦でこの人望の無さは致命的と言っても良い。
 
**もっとも、モデルになったサンムラマートという女性は玉座には座らず、アッシリア王となった息子の摂政を務めていたので、王に比べて「カリスマ」が低いのは当然かもしれない。
 
**もっとも、モデルになったサンムラマートという女性は玉座には座らず、アッシリア王となった息子の摂政を務めていたので、王に比べて「カリスマ」が低いのは当然かもしれない。
**またそもそも[[ルーラー]]襲撃の指示など、やっている事がすでに「カリスマ」でどうにかなるレベルの不審さではない。それでも一応は言う事を聞いてくれていたあたりは、案外ちゃんと「カリスマ」の効果が発揮されているのかもしれない。
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**またそもそも[[ルーラー]]襲撃の指示など、やっている事がすでに「カリスマ」でどうにかなるレベルの不審さではない。
  
 
企画段階でのステータス
 
企画段階でのステータス

2013年8月23日 (金) 22:24時点における版

アサシン(Apocrypha・赤)

  • 真名:セミラミス
  • 身長:167cm/体重:51kg
  • スリーサイズ:B89/W58/H87
  • 属性:秩序・悪

暗殺者」のクラスのサーヴァント聖杯大戦において、シロウ・コトミネに召喚された。
暗闇のようなドレスを身に纏った美女。

略歴
真名はアッシリアの女帝セミラミス。世界最古の毒殺者であり、夫であったニノス王を毒殺し、男を物にするために戦争を起こすなど、数十年に渡って暴政を敷いた。
聖杯大戦においてシロウによって召喚され、彼と共に獅子劫を除いた赤のマスター達を傀儡とし、彼らのサーヴァントを使って暗躍している。
人物
美貌と英知を兼ね備えた、傲慢かつ好色で、派手好きな女性。女帝として君臨していただけに、気位が高く、王を王とも思わない豪放磊落な赤のライダーや、常に飄々としている獅子劫のような自分に靡かない男達を嫌っている。
また、その退廃的な雰囲気から赤のセイバーやアーチャーから露骨に嫌われている。特にセイバーは彼女が自分の母に似ているために、完全に敵視しており、対決は不可避の物に成りつつある。
能力
極めて希少なスキル『二重召喚(ダブルサモン)』によって、「暗殺者」としての能力と「魔術師」としての能力を併せ持ち、魔術師ではない赤のキャスターの欠点を補っている。
鳩を使い魔として使役し、ルーマニア全土を監視している黒のキャスターと同等の索敵網を構築している。また他のサーヴァントとの連絡にも鳩が使われている。

宝具

虚栄の空中庭園(ハンギングガーデンズ・オブ・バビロン)
想像を絶する巨大な浮遊要塞。規則正しく並べられた緑豊かな浮島と、大理石で出来た床や柱で構成されている。全体にあらゆる種の植物が絡んでおり、混沌の醜さと絢爛の美しさが同一化している。
召喚に材料や成立させるための儀式などのプロセスが必要とされる。その機能にはシロウの要望が組み込まれており、宝具でありながら持ち主の意思で作り変えることが出来る。
黒のキャスターの宝具とは違い、完全に完成しており、ミレニア城塞への総攻撃のために起動する。

登場作品と役柄

Fate/Apocrypha
「赤」のサーヴァントとして登場。

人間関係

シロウ・コトミネ
マスター。彼の理想を「面白い」と評し、己が望み同然と、全面的に協力している。
キャスター (Apocrypha・赤)
一応、同志。彼もシロウに協力しているが、「物語」を求めて、自陣の不利になるような行動を平気でするため、その存在に頭を痛めている。
アーチャー (Apocrypha・赤)・ライダー(Apocrypha・赤)
彼らのマスターを傀儡として指令を与えている。ただ、アサシンの退廃的な雰囲気は「純潔の狩人」であるアーチャーとは相容れないもので、ライダーも傲慢な上に王族であるアサシンを毛嫌いしており、彼女たちに不信感と苛立ちを募らせている。
セイバー(Apocrypha・赤)
自身のに雰囲気が余りに似ていたため、即座に敵視され、「嫌な女」と評される。直感に優れる彼女はアサシンの性根を見抜いており、完全に敵と認めている。
獅子劫界離
セイバーのマスター。初対面で誘惑するが、不吉な気配を感じ取った彼に拒絶される。彼の飄々とした態度と、誘惑されても全く反応しなかった所が気に障ったのか、彼らを消すべきだとシロウに提案するが、あっさり却下される。

名台詞

「———ほう。まぁ、確かにそうだな。王というのは、基本的に誰よりも優れたもの、そして多くのものを求める。それは王たる者の宿命よな」
「それは権力という、何よりも必要なものを得ていたが故の戯れよ。王たる者は、基本的に暴虐だ。暴虐でなければならないのさ」
シロウに「霊体化を嫌う英霊は、王族が多い」と言われて返した言葉。誰よりも優越であるがゆえの傲慢、自由であるがゆえの残虐性を説いた稀代の暴君の理論。

メモ

  • キャラクターデザインは森井しづき氏。設定制作を担当したのはTYPE MOON。
  • 奈須氏一押しのキャラクター。ただ「運命はもう決まったようなものだな(笑)」「………ソラウ臭がする」と、額面通り受け取るには余りに危険なコメントがされている。
    あくまで奈須氏ではなく東出氏が作者だが、物語の悪役の側にいる以上、悲惨な最後は避けられそうにない。
    • 大聖杯を手に入れ、シロウ共々上機嫌だが、彼女達にも既に、死神が近づいてきている。
      メタ的に言って、相性上、勝機など一片も存在しない天敵中の天敵で、もし捕捉されれば、かなり酷い殺され方をされる上に即座に貪り食われてしまう。彼女にとってはルーラーなどより遥かに深刻な脅威で、生き延びるには絶対に事前の準備をしなければならなかったのだが、空中庭園の建設で忙しかったため対策など全く出来ていない。
      シロウもルーラーへの警戒に労力を割き、黒のアサシンの調査を「正体不明」なまま放置していた上に、スキル「情報抹消」もあって、何の事前情報も持っていない。おまけに、空中庭園は大聖杯を格納したことで事実上、解除不能になっており、位置情報が常に筒抜けとなっているため、逃げる事も隠れる事も出来ない。
      ……ヴラド三世が彼女を手招きしている
  • 東出氏によれば、シロウとの関係は「おしどり夫婦」。
  • 若奥様と同じくエルフ耳。彼女より長い。
  • 彼女は魚の女神デルケトーとシリア人の間にできた娘であるとされ、幼くして捨てられ、鳩によって育てられたという。死後は鳩となって飛び去ったという逸話もあり、彼女自身が鳩の化身だといわれる。これが彼女が鳩を使役できる所以と思われる。
  • その魔術に特化した能力や、暗殺者には相応しくない目立ち過ぎな宝具から、「魔術も使えるアサシン」と言うよりは「気配遮断も使えるキャスター」という表現がしっくりくる。
    特に、巨大な上に材料が現世由来の宝具は隠密性に非常に不安がある。
    • 彼女のマスターは本来「神秘の秘匿」を担うはずの監督役なのだが、どう考えてもこんな物が飛んでたら大海魔どころの騒ぎではない。
      シロウが大聖杯を得る為に手段を選んでいない事がよく分かる。
    • メタ的な理由としてはやはり、キャスター (Apocrypha・赤)との兼ね合いによるものだろう。「キャスターらしからぬキャスター」の穴を埋める為、「キャスター以外のクラスでキャスターの役割を果たすサーヴァント」の存在が求められ、結果としてこのような設定になったのだと思われる。
  • 王ではあるが、「カリスマ」が足りないのか、赤の陣営で彼女を頼りにしているのはマスターであるシロウだけ。通常の聖杯戦争では当然のことなのだが、組織戦である聖杯大戦でこの人望の無さは致命的と言っても良い。
    • もっとも、モデルになったサンムラマートという女性は玉座には座らず、アッシリア王となった息子の摂政を務めていたので、王に比べて「カリスマ」が低いのは当然かもしれない。
    • またそもそもルーラー襲撃の指示など、やっている事がすでに「カリスマ」でどうにかなるレベルの不審さではない。

企画段階でのステータス

  筋力  耐久  敏捷  魔力  幸運  宝具  備考
不定  E D D A A B

話題まとめ

バビロンの空中庭園
世界七不思議の一つ。紀元前600年ごろにバビロニアで実際に建設されたと思われる巨大庭園。名称から空に浮かぶ庭園のように思われるが、実際は高台に造られた屋上庭園である。
実際に敢行したのは、ネブカドネザル2世であると史実には記録されている。
実在していたという記録はあるのだがどこに建設されたのかもわからず、バビロンの遺跡から見つかった資料にも庭園の存在をほのめかすものはなかった為、本当に実在していたかは不明である。

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