「エレナ・ブラヴァツキー」の版間の差分

提供: TYPE-MOON Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
11行目: 11行目:
  
 
;略歴
 
;略歴
:フルネームはエレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキー。「ブラヴァツキー夫人」の名前で有名な神秘主義者。
+
:真名はエレナ・ブラヴァツキー。
 
:19世紀における神秘学の中心人物であり、神秘研究の一大組織「神智学協会」の主要人物の一人。
 
:19世紀における神秘学の中心人物であり、神秘研究の一大組織「神智学協会」の主要人物の一人。
 
:世界中を渡り歩き、様々な宗教や神秘を研究し、近代魔術の礎を築いた。
 
:世界中を渡り歩き、様々な宗教や神秘を研究し、近代魔術の礎を築いた。
21行目: 21行目:
 
;能力
 
;能力
 
:突然変異で生れ落ちた天才魔術師であり、他に類を見ない独自の魔術回路を持つ。
 
:突然変異で生れ落ちた天才魔術師であり、他に類を見ない独自の魔術回路を持つ。
:根源に至った先達を「マハトマ」「ハイアラキ」と称し、メッセージを感じ取る才能(特殊な魔術回路)を持っている……ただし、レムリア大陸もマハトマも実在せず、彼女が「独自の世界解釈を行う、ただの天才」である可能性は高い。
+
:根源に至った先達を「マハトマ」「ハイアラキ」と称し、メッセージを感じ取る才能(特殊な魔術回路)を持っている。
 
:神智学の元となった数多の古代から近現代までの魔術を操るオールラウンダーであり、古代エジプト魔術や聖堂教会の洗礼詠唱までをも操ってみせるが、古代のモノはあまり得意ではない。
 
:神智学の元となった数多の古代から近現代までの魔術を操るオールラウンダーであり、古代エジプト魔術や聖堂教会の洗礼詠唱までをも操ってみせるが、古代のモノはあまり得意ではない。
 
:道具作成スキルを使い、かつて自分に仕えた片腕たる「オルコット大佐」に似せた小型の自動人形を必ず複数体作成し、小間使い代わりにあれこれ便利に使っている。ちなみに、あまり戦闘には向かない。
 
:道具作成スキルを使い、かつて自分に仕えた片腕たる「オルコット大佐」に似せた小型の自動人形を必ず複数体作成し、小間使い代わりにあれこれ便利に使っている。ちなみに、あまり戦闘には向かない。
41行目: 41行目:
  
 
== 真名:エレナ・ブラヴァツキー ==
 
== 真名:エレナ・ブラヴァツキー ==
 +
エレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキー。「ブラヴァツキー夫人」の名前で有名な神秘主義者。<br>
 +
十九世紀の女性オカルティスト、神智学の祖。彼女は若くしてロシア貴族と結婚するも即座に出奔して魔術世界を華やかに生きた。<br>
 +
何故「ブラヴァツキー夫人」のままかというと、彼女は離婚したかったが「そういう時代」だったために叶わなかった。
 +
 +
ともかく彼女はレムリア大陸の実在を信じて神秘主義に没頭し、高次の存在「マハトマ」やその集合体「ハイアラキ」と接触し、多くの叡智を得たとされる。
 +
 +
魔術師が追い求めていた「根源」への可能性を目にしたのかもしれないが、レムリア大陸もマハトマも実在せず、彼女が「独自の世界解釈を行う、ただの天才」である可能性は高い。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
55行目: 62行目:
 
:神代の魔女として興味津々で、同じ魔術師として魔術トークをしたがっている。
 
:神代の魔女として興味津々で、同じ魔術師として魔術トークをしたがっている。
  
 +
;[[ナーサリー・ライム]]
 +
:彼女が嫌うSPRの支持者であるドジソン(=ルイス・キャロル)の作品が子供たちに人気であることに対して複雑なコメントを残している。
 
=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
 
;[[トーマス・エジソン]]
 
;[[トーマス・エジソン]]
73行目: 82行目:
 
**何故このような体型なのかは彼女自身も言葉を濁しており、何らかの理由があるのかないのかすら不明。
 
**何故このような体型なのかは彼女自身も言葉を濁しており、何らかの理由があるのかないのかすら不明。
 
**彼女の宝具である「サナト・クマラ」には「永遠の若者」という意味もあるので、彼女が接触したナニモノカの影響の可能性も考えられる。
 
**彼女の宝具である「サナト・クマラ」には「永遠の若者」という意味もあるので、彼女が接触したナニモノカの影響の可能性も考えられる。
 +
**イラストレーターである松竜氏によると、初期案ではナイスバディな体型だが、 「なんかコレジャナイ」というマハトマの導きにより現在の姿になったとのこと。
 
*世界中を渡り歩きあらゆる宗教・神秘を研究したという設定から、一部ファンからは'''「リアル[[臥藤門司]]」'''とも呼ばれている。
 
*世界中を渡り歩きあらゆる宗教・神秘を研究したという設定から、一部ファンからは'''「リアル[[臥藤門司]]」'''とも呼ばれている。
  

2016年4月6日 (水) 20:28時点における版

キャスター

  • 真名:エレナ・ブラヴァツキー
  • 身長:145cm / 体重:38kg
  • 出典:史実
  • 地域:欧州
  • 属性:混沌・善
  • 性別:女性
  • CV:金元寿子 / イラスト:松竜

Fate/Grand Order』に登場するキャスターサーヴァント

略歴
真名はエレナ・ブラヴァツキー。
19世紀における神秘学の中心人物であり、神秘研究の一大組織「神智学協会」の主要人物の一人。
世界中を渡り歩き、様々な宗教や神秘を研究し、近代魔術の礎を築いた。
人物
常に好奇心旺盛で未知なるものの探求に魅力を見いだす、華やかな女性。
オカルトに造詣が深く、時折陰謀論めいた言動もあるものの、面倒見のよい性格である。
能力
突然変異で生れ落ちた天才魔術師であり、他に類を見ない独自の魔術回路を持つ。
根源に至った先達を「マハトマ」「ハイアラキ」と称し、メッセージを感じ取る才能(特殊な魔術回路)を持っている。
神智学の元となった数多の古代から近現代までの魔術を操るオールラウンダーであり、古代エジプト魔術や聖堂教会の洗礼詠唱までをも操ってみせるが、古代のモノはあまり得意ではない。
道具作成スキルを使い、かつて自分に仕えた片腕たる「オルコット大佐」に似せた小型の自動人形を必ず複数体作成し、小間使い代わりにあれこれ便利に使っている。ちなみに、あまり戦闘には向かない。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
キャスター 主人公 (Grand Order) E E D A A A 道具作成:B
陣地作成:A
魔力同調:C
マハトマ:A
未知への探求:B

宝具

金星神・火炎天主(サナト・クマラ)
ランク:A
種別:対軍宝具
かつて金星より来訪した神性であり、地球創造神の一柱である護法魔王尊(サナト・クマラ)の力を一時的に再現する神智学の奥義……と彼女が主張する宝具。
『Fate/Grand Order』では、敵全体にダメージを与えつつ、防御力・クリティカル発生率・弱点耐性をダウンさせる。
ビジュアルは「巨大な謎の飛行物体が飛んできて不可思議な機動をしながらビームを照射する」という凄まじいもの。
なお、この「未確認飛行物体」が彼女が創造した実体なのか、神の一柱なのか、はたまた本当に金星由来の存在なのかは明言されていない。

真名:エレナ・ブラヴァツキー

エレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキー。「ブラヴァツキー夫人」の名前で有名な神秘主義者。
十九世紀の女性オカルティスト、神智学の祖。彼女は若くしてロシア貴族と結婚するも即座に出奔して魔術世界を華やかに生きた。
何故「ブラヴァツキー夫人」のままかというと、彼女は離婚したかったが「そういう時代」だったために叶わなかった。

ともかく彼女はレムリア大陸の実在を信じて神秘主義に没頭し、高次の存在「マハトマ」やその集合体「ハイアラキ」と接触し、多くの叡智を得たとされる。

魔術師が追い求めていた「根源」への可能性を目にしたのかもしれないが、レムリア大陸もマハトマも実在せず、彼女が「独自の世界解釈を行う、ただの天才」である可能性は高い。

登場作品と役柄

Fate/Grand Order
キャスターのサーヴァントとして登場。レア度はSR(☆4)。イラストレーターは松竜。

人間関係

Fate/Grand Order

主人公 (Grand Order)
マスター。ただし、彼女にとってマスターは「マハトマ」のことなので、そうは呼んでくれない。
基本的には先達として、師匠と弟子のような関係。
メディア
神代の魔女として興味津々で、同じ魔術師として魔術トークをしたがっている。
ナーサリー・ライム
彼女が嫌うSPRの支持者であるドジソン(=ルイス・キャロル)の作品が子供たちに人気であることに対して複雑なコメントを残している。

生前

トーマス・エジソン
同志。彼もかつて神智学協会に属していた。
ヘンリー・スティール・オルコット
共に神智学協会を立ち上げた同志。英霊になった後も、彼を模した人形の使い魔を連れ歩くほど。

名台詞

「よくってよ。このキャスターがあなたを導いてあげる!」
召喚時の台詞。Fateでは珍しい正当派のキャスター。
「海にレムリア、空にハイアラキ。そして地にはこの私!『金星神・火炎天主サナト・クマラ』!」
宝具開放。地球創造の理を顕す、神智学の奥義。

メモ

  • 非常に小柄な幼児体型ではあるが、子供の頃の年齢で現界しているわけではなく、生涯こうだったとのこと。
    • 何故このような体型なのかは彼女自身も言葉を濁しており、何らかの理由があるのかないのかすら不明。
    • 彼女の宝具である「サナト・クマラ」には「永遠の若者」という意味もあるので、彼女が接触したナニモノカの影響の可能性も考えられる。
    • イラストレーターである松竜氏によると、初期案ではナイスバディな体型だが、 「なんかコレジャナイ」というマハトマの導きにより現在の姿になったとのこと。
  • 世界中を渡り歩きあらゆる宗教・神秘を研究したという設定から、一部ファンからは「リアル臥藤門司とも呼ばれている。

話題まとめ

リンク