「アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ・ランサー〕」の版間の差分

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: 『[[Fate/Grand Order]]』第四章ではAD.1888のロンドンに出現し、カルデア一行と戦闘を繰り広げる。
 
: 『[[Fate/Grand Order]]』第四章ではAD.1888のロンドンに出現し、カルデア一行と戦闘を繰り広げる。
 
; 人物
 
; 人物
: 黒い馬に騎乗し、竜を思わせる漆黒の鎧を纏った騎士王。<!--一人称は「私」-->
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: 黒い馬に騎乗し、竜を思わせる漆黒の鎧を纏った騎士王。一人称は「私」
 
: 聖槍を手にしたことによって肉体と精神が変質したアルトリアのイフが聖杯の呪いを受け黒化した存在。
 
: 聖槍を手にしたことによって肉体と精神が変質したアルトリアのイフが聖杯の呪いを受け黒化した存在。
: 完全な聖槍の女神へと転じる直前に、嵐の王として黒き暴虐であることを選択したため、聖槍の女神ではなくあくまで人間アルトリア・ペンドラゴンとして在り続けている。<!--
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: 完全な聖槍の女神へと転じる直前に、嵐の王として黒き暴虐であることを選択したため、聖槍の女神ではなくあくまで人間アルトリア・ペンドラゴンとして在り続けている。
 
: 主武装が聖なる槍へ持ち替えようと、その在り方は聖剣のアーサー王と大きく変わらないが、価値観は若干変化しており、自分は超常の者であり、人々に畏れられるものであると正しく自覚している。
 
: 主武装が聖なる槍へ持ち替えようと、その在り方は聖剣のアーサー王と大きく変わらないが、価値観は若干変化しており、自分は超常の者であり、人々に畏れられるものであると正しく自覚している。
: 弱者に対する心遣いは「同胞たちに向けるもの」から「庇護すべきものに向けるもの」に変わっていた。
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: 弱者に対する心遣いは「同胞たちに向けるもの」から「庇護すべきものに向けるもの」に変わり、その意思と言動は聖剣時より強固に、かつ力強いものになっているが、人々にとっては暴君の考えと物言いそのものになってしまった。
: その意思と言動は聖剣時より強固に、かつ力強いものになっているが、人々にとっては暴君の考えと物言いそのものになってしまった。-->
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: 精神性は「[[セイバー|剣士]]」のクラスで召喚された時とはかけ離れ、荒ぶる性質を有する。比較すると凶暴性は低いが好戦的で、戦士としての側面が強く、理想主義者というよりは現実主義者としての色合いが比較的濃い。
: 精神性は「[[セイバー|剣士]]」のクラスで召喚された時とはかけ離れ、荒ぶる性質を有する。比較すると凶暴性は低いが好戦的で、戦士としての側面が強<!--く、理想主義者というよりは現実主義者としての色合いが比較的濃-->い。
 
 
: 性格面でも平均的に冷静なセイバークラスとは異なり、焦ったり慌てたりと感情の起伏が大きめで、ギャグ場面ではそれが顕著となる。
 
: 性格面でも平均的に冷静なセイバークラスとは異なり、焦ったり慌てたりと感情の起伏が大きめで、ギャグ場面ではそれが顕著となる。
 
: 選定の剣を引き抜いた時から成長が止まっているはずの外見はセイバー時と打って変わって大きく成長。顔つきも体つきも大人びて、何よりかなりの巨乳となっている。
 
: 選定の剣を引き抜いた時から成長が止まっているはずの外見はセイバー時と打って変わって大きく成長。顔つきも体つきも大人びて、何よりかなりの巨乳となっている。
 
: これは聖剣と鞘ではなく聖槍を所有しているが故に不老の肉体の一部が成長しているとも、槍の魔力が肉体の一部を成長させているとも言われている。
 
: これは聖剣と鞘ではなく聖槍を所有しているが故に不老の肉体の一部が成長しているとも、槍の魔力が肉体の一部を成長させているとも言われている。
 
; 能力
 
; 能力
: ランサー時には必ず戦闘時には黒馬「ラムレイ」に騎乗し、<!--装備の変色に伴い、黒く変化した-->聖槍ロンゴミニアドを用いて戦う。
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: ランサー時には必ず戦闘時には黒馬「ラムレイ」に騎乗し、装備の変色に伴い、黒く変化した聖槍ロンゴミニアドを用いて戦う。
 
: また、大鴉の化身、ワイルドハントを率いる嵐の王としての側面もあるためか、死霊を従えて操る能力も持っている模様。
 
: また、大鴉の化身、ワイルドハントを率いる嵐の王としての側面もあるためか、死霊を従えて操る能力も持っている模様。
  
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== [[宝具]] ==
 
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; 風王結界(インビジブル・エア)
 
: ランク:C<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1~2<br />最大捕捉:1人
 
: ランク:C<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1~2<br />最大捕捉:1人
 
:セイバーとして現界した際には宝具である剣を覆い隠すものだったが、ランサーのクラスで現界した際には「風の宝具」として扱われる。
 
:セイバーとして現界した際には宝具である剣を覆い隠すものだったが、ランサーのクラスで現界した際には「風の宝具」として扱われる。
 
:魔力放出スキルと併用することで、敏俊性の強化や超跳躍といったブースト効果や、セイバー時の貫通型とは違い「薙ぎ払い型」の溜め込んだ風を一度に放つ遠距離攻撃「ストライク・エア」を可能とする。
 
:魔力放出スキルと併用することで、敏俊性の強化や超跳躍といったブースト効果や、セイバー時の貫通型とは違い「薙ぎ払い型」の溜め込んだ風を一度に放つ遠距離攻撃「ストライク・エア」を可能とする。
 
:ランサー・アルトリア・オルタは、主に攻撃力の増強にこの宝具の効果を用いる。
 
:ランサー・アルトリア・オルタは、主に攻撃力の増強にこの宝具の効果を用いる。
:『Fate/Grand Order』では真名解放は行われない。-->
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:『Fate/Grand Order』では真名解放は行われない。
 
; 最果てに輝ける槍(ロンゴミニアド)
 
; 最果てに輝ける槍(ロンゴミニアド)
: ランク:A++<br />種別:対城宝具<!--<br />レンジ:1~99<br />最大捕捉:1000人-->
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: ランク:A++<br />種別:対城宝具<br />レンジ:1~99<br />最大捕捉:1000人
 
: 由来:アーサー王伝承に登場する名槍ロンゴミニアド
 
: 由来:アーサー王伝承に登場する名槍ロンゴミニアド
: <!--装備の変色に伴い、黒く変化した聖槍。ロンゴミニアド・オルタ。-->生前のアーサー王がヴォーティガーンや[[モードレッド]]を討つ時に振るった聖槍。またの名をロン。かの聖剣に並ぶと言われている神造兵装。
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: 装備の変色に伴い、黒く変化した聖槍。ロンゴミニアド・オルタ。生前のアーサー王がヴォーティガーンや[[モードレッド]]を討つ時に振るった聖槍。またの名をロン。かの聖剣に並ぶと言われている神造兵装。
 
: 真名解放によってランクと種別が変化し、それによって聖槍は最果てにて輝く光の力の一端を放つ。その威力は絶大だが、合計十三の拘束のうち半数までを解除する必要がある。この性質は「世界を救う星の聖剣」と同等のモノとされる。
 
: 真名解放によってランクと種別が変化し、それによって聖槍は最果てにて輝く光の力の一端を放つ。その威力は絶大だが、合計十三の拘束のうち半数までを解除する必要がある。この性質は「世界を救う星の聖剣」と同等のモノとされる。
<!--:『Fate/Grand Order』では高速の半数解除は行われず、完全な真名解放は成されない。-->
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:『Fate/Grand Order』では高速の半数解除は行われず、完全な真名解放は成されない。
 
: 「聖槍」は、世界の裏側たる神代と現実たる人の世界を繋ぎ止める「光の柱」ないし「塔」であり、もしも「光の柱」が解かれれば現実の物理法則によって成り立つ世界は剥がれ落ち、過去のものとなった幻想法則が現れ、神代に逆戻りしてしまう。
 
: 「聖槍」は、世界の裏側たる神代と現実たる人の世界を繋ぎ止める「光の柱」ないし「塔」であり、もしも「光の柱」が解かれれば現実の物理法則によって成り立つ世界は剥がれ落ち、過去のものとなった幻想法則が現れ、神代に逆戻りしてしまう。
 
: 彼女が絶大な力を持つ「聖槍」を手にしているのは、神代と幻想の最後に立った「王」である為。
 
: 彼女が絶大な力を持つ「聖槍」を手にしているのは、神代と幻想の最後に立った「王」である為。
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―――――聖槍の女神ではなく、ヒトとして。アルトリア・ペンドラゴンとして在り続ける。
 
―――――聖槍の女神ではなく、ヒトとして。アルトリア・ペンドラゴンとして在り続ける。
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:<!--聖杯の呪いによって黒色に変化して現界したことで、生前の伝説・逸話・出来事のうち、ブリテンの守護者ではなく、敵対者の命を速やかに奪う冷酷な殺戮者、戦場を駆ける戦闘機械と在らんとする戦士の性質、-->非情さに徹しきった騎士王の側面が色濃く顕れている。
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:聖杯の呪いによって黒色に変化して現界したことで、生前の伝説・逸話・出来事のうち、ブリテンの守護者ではなく、敵対者の命を速やかに奪う冷酷な殺戮者、戦場を駆ける戦闘機械と在らんとする戦士の性質、非情さに徹しきった騎士王の側面が色濃く顕れている。
<!--:言わば、ランサー・アルトリア・オルタナティブ。
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:言わば、ランサー・アルトリア・オルタナティブであり、身に纏う冷酷の気配は「[[ アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバー・オルタナティブ]]」に酷似している。
:身に纏う冷酷の気配は「[[ アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバー・オルタナティブ]]」に酷似している。-->
 
  
 
:ともあれ、聖剣を聖なる槍へと持ち替えようとも、騎士王の精神性は変わらない。
 
:ともあれ、聖剣を聖なる槍へと持ち替えようとも、騎士王の精神性は変わらない。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
* 〔ランサー〕キャラクターデザイン:石田あきら / 設定作成:???<!--桜井光・奈須きのこ--> / レア度:☆4
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* 〔ランサー〕キャラクターデザイン:石田あきら / 設定作成:桜井光・奈須きのこ / レア度:☆4
 
: ストーリーガチャ限定サーヴァントであり、第四特異点クリア後ガチャに追加される。
 
: ストーリーガチャ限定サーヴァントであり、第四特異点クリア後ガチャに追加される。
 
: ステータス、スキル共に攻撃特化であり、特に第二スキル「最果ての加護」を絡めての攻撃が強力。
 
: ステータス、スキル共に攻撃特化であり、特に第二スキル「最果ての加護」を絡めての攻撃が強力。
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; [[ナイチンゲール]]
 
; [[ナイチンゲール]]
 
: イベント「星の三蔵ちゃん、天竺へ」で彼女の「味はいいのに、消毒薬まみれの食器が台無しにする」料理に泣かされる。
 
: イベント「星の三蔵ちゃん、天竺へ」で彼女の「味はいいのに、消毒薬まみれの食器が台無しにする」料理に泣かされる。
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;[[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア・ペンドラゴン(セイバー)]]
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;[[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア・ペンドラゴン〔セイバー〕]]
 
:本来なら異なる可能性を歩んだ別人ではあるが、『異なる自分』ではなく、『若かった自分』として見ている節がある。
 
:本来なら異なる可能性を歩んだ別人ではあるが、『異なる自分』ではなく、『若かった自分』として見ている節がある。
 
妹を見守る、もしくは痛ましく傍観する姉のような心境なのかもしれない。
 
妹を見守る、もしくは痛ましく傍観する姉のような心境なのかもしれない。
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;[[フランシス・ドレイク]]
 
;[[フランシス・ドレイク]]
 
:ランサーオルタは他のサーヴァントたちとは関わらないよう一線を引いているが、『嵐の王』の一人であるドレイクとはやや距離が近い。
 
:ランサーオルタは他のサーヴァントたちとは関わらないよう一線を引いているが、『嵐の王』の一人であるドレイクとはやや距離が近い。
:第三者には気ままに話し合う女友達……に見える事もあるという。-->
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:第三者には気ままに話し合う女友達……に見える事もあるという。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==

2017年1月14日 (土) 00:09時点における版

ランサー (Grand Order)

  • 真名:アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕
  • 身長:171cm / 体重:57kg?
  • 出典:アーサー王伝説
  • 地域:欧州
  • 属性:秩序・善 / カテゴリ:天
  • 性別:女性
  • CV:川澄綾子

槍兵」のサーヴァント

略歴
Fate/Grand Order』第四章ではAD.1888のロンドンに出現し、カルデア一行と戦闘を繰り広げる。
人物
黒い馬に騎乗し、竜を思わせる漆黒の鎧を纏った騎士王。一人称は「私」
聖槍を手にしたことによって肉体と精神が変質したアルトリアのイフが聖杯の呪いを受け黒化した存在。
完全な聖槍の女神へと転じる直前に、嵐の王として黒き暴虐であることを選択したため、聖槍の女神ではなくあくまで人間アルトリア・ペンドラゴンとして在り続けている。
主武装が聖なる槍へ持ち替えようと、その在り方は聖剣のアーサー王と大きく変わらないが、価値観は若干変化しており、自分は超常の者であり、人々に畏れられるものであると正しく自覚している。
弱者に対する心遣いは「同胞たちに向けるもの」から「庇護すべきものに向けるもの」に変わり、その意思と言動は聖剣時より強固に、かつ力強いものになっているが、人々にとっては暴君の考えと物言いそのものになってしまった。
精神性は「剣士」のクラスで召喚された時とはかけ離れ、荒ぶる性質を有する。比較すると凶暴性は低いが好戦的で、戦士としての側面が強く、理想主義者というよりは現実主義者としての色合いが比較的濃い。
性格面でも平均的に冷静なセイバークラスとは異なり、焦ったり慌てたりと感情の起伏が大きめで、ギャグ場面ではそれが顕著となる。
選定の剣を引き抜いた時から成長が止まっているはずの外見はセイバー時と打って変わって大きく成長。顔つきも体つきも大人びて、何よりかなりの巨乳となっている。
これは聖剣と鞘ではなく聖槍を所有しているが故に不老の肉体の一部が成長しているとも、槍の魔力が肉体の一部を成長させているとも言われている。
能力
ランサー時には必ず戦闘時には黒馬「ラムレイ」に騎乗し、装備の変色に伴い、黒く変化した聖槍ロンゴミニアドを用いて戦う。
また、大鴉の化身、ワイルドハントを率いる嵐の王としての側面もあるためか、死霊を従えて操る能力も持っている模様。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
主人公 (Grand Order) ランサー A A+ C A+ D A++ 対魔力:B
騎乗:A
魔力放出:A+
最果ての加護:A
カリスマ:E

宝具

風王結界(インビジブル・エア)
ランク:C
種別:対人宝具
レンジ:1~2
最大捕捉:1人
セイバーとして現界した際には宝具である剣を覆い隠すものだったが、ランサーのクラスで現界した際には「風の宝具」として扱われる。
魔力放出スキルと併用することで、敏俊性の強化や超跳躍といったブースト効果や、セイバー時の貫通型とは違い「薙ぎ払い型」の溜め込んだ風を一度に放つ遠距離攻撃「ストライク・エア」を可能とする。
ランサー・アルトリア・オルタは、主に攻撃力の増強にこの宝具の効果を用いる。
『Fate/Grand Order』では真名解放は行われない。
最果てに輝ける槍(ロンゴミニアド)
ランク:A++
種別:対城宝具
レンジ:1~99
最大捕捉:1000人
由来:アーサー王伝承に登場する名槍ロンゴミニアド
装備の変色に伴い、黒く変化した聖槍。ロンゴミニアド・オルタ。生前のアーサー王がヴォーティガーンやモードレッドを討つ時に振るった聖槍。またの名をロン。かの聖剣に並ぶと言われている神造兵装。
真名解放によってランクと種別が変化し、それによって聖槍は最果てにて輝く光の力の一端を放つ。その威力は絶大だが、合計十三の拘束のうち半数までを解除する必要がある。この性質は「世界を救う星の聖剣」と同等のモノとされる。
『Fate/Grand Order』では高速の半数解除は行われず、完全な真名解放は成されない。
「聖槍」は、世界の裏側たる神代と現実たる人の世界を繋ぎ止める「光の柱」ないし「塔」であり、もしも「光の柱」が解かれれば現実の物理法則によって成り立つ世界は剥がれ落ち、過去のものとなった幻想法則が現れ、神代に逆戻りしてしまう。
彼女が絶大な力を持つ「聖槍」を手にしているのは、神代と幻想の最後に立った「王」である為。

真名:アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕

アルトリア・ペンドラゴン。「アーサー王伝説」に登場する円卓の騎士の一人であり、ブリテンの伝説的君主。選定の剣を引き抜き、不老の王となった騎士王。
聖剣の他に所有する聖槍ロンゴミニアドも実に強力であり、ランサーとしても現界し得る。
肉体と精神が、完全な聖槍の女神へと転じる直前に、『嵐の王』として黒き暴虐であることを選択し、聖槍の女神ではなくあくまで人間アルトリア・ペンドラゴンとして在り続けることを選択したアーサー王。