「ルキウス・ヒベリウス」の版間の差分
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2017年3月24日 (金) 20:25時点における版
ルキウス・ヒベリウス
アーサー・ペンドラゴンの時代に存在していたローマ皇帝。
燃えるような赤い髪をした、野獣のような男。
- 略歴
- アーサー・ペンドラゴンが統一したブリテンに目をつけ、彼共々自分の物にしようと大連合軍を率いて押し寄せてくる。
- ガウェインやベディヴィエールを一蹴し、巨人の力や決戦術式まで使用してアーサーと一騎討ちに持ち込む。
- 彼自身はアーサーに強く執着してたものの、アーサーからは強い嫌悪感と共に拒絶され、聖剣の光を受けて死亡し、歴史上からも姿を消した。
- 人物
- 一人称は「俺(ローマ)」。非常に我が強く、気に入ったものは自分の手に納めないと気が済まない、まさに侵略者としてのローマを象徴するような性格。
- とはいえそのカリスマ性は本物で、ギリシャ、バビロニア、ヒスパニア、アフリカと広い範囲の王を率い、果ては人間以外さえも傘下に収めている。
- 能力
- 赤雷を纏った、クラレントの兄弟剣である魔剣フロレントから「剣帝」の名を持ち、それに名前負けしない程の実力者。
- 皇帝剣フロレントは大陸全土の支配を象徴する剣であり、最優の名剣とも言われる。また、刀身に咲き乱れる百合の花模様は、花神フローラの加護を受けていると言われている。
- 東方の武術や闘技場での戦闘経験、さらには軍略家としての戦術眼から「羅刹(ラクシャーサ)」と恐れられている。
- その実力は、日中で戦力が三倍になったガウェインやベディヴィエールを軽くあしらって倒してしまう程。
- さらには周囲の霊脈を掌握する決戦術式や巨人の腕、魔獣に似た性質の力(ブラキウム・エクス・ジーガスなど)によって自分を強化でき、アーサーともほぼ互角の立ち回りを見せた。
登場作品と役柄
- Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ
- セイバーの過去回想に登場。
人間関係
- ロムルス
- 自分たちの神祖として最大限にリスペクトしている。
- アーサー・ペンドラゴン
- 非常に気に入ったようで、ブリテン共々自分の物にしたいと強く思っている。
名台詞
- 「全霊を込めろ。赤き竜」
- アーサーへの強烈な一撃とともに放たれた素っ気ない一言。
- その一撃は正面から受け止めたアーサーの体に衝撃を走らせ、大地をひび割れさせ、衝撃波すら生じる。
- 「ーー魔剣限定解除ーー」
- 王と王、互いのすべてを懸けた正々堂々の一騎打ち。魔剣と聖剣は激突する。
メモ
- 上記のようなとんでもない強さの人物であるが、彼をしてサクソン人、スコットランド人、ピクト人は「厄介な相手」らしい。モードレッドのエイリアン発言といい、彼らは何者なのであろうか。
- 本来はアーサー王物語に登場する架空のローマ皇帝だが、Fate/Prototype世界では「実在したがエクスカリバーによって歴史から消失した」ということになっているらしい。ただ相手を打ち倒すのみならず存在しなかったことにするというのは、宝具の性能としてはとんでもない規格外である。
- 彼はアルトリア・ペンドラゴンの世界にも存在しており、戦闘を行った模様。
- 『Fate/Zero』のアンソロジードラマCD『アルトリア・ロマンス』や、『氷室の天地 Fate/school life』に名前だけ登場していた「ローマ皇帝ルーシャス」は彼のことである。なお『アルトリア・ロマンス』のアルトリア・ペンドラゴンはルーシャスと面識がないように語っている。