Fate/EXTRA CCC FoxTail

Fate/EXTRA CCC FoxTail‎
原作	TYPE-MOON マーベラスエンターテイメント
作画	たけのこ星人
掲載誌	月刊コンプエース
連載期間	2013年12月号 -
単行本	既刊6巻

概要

きみと戦いたい　恋とお揚げの聖杯戦争！

コンプエース2013年12月号から連載を開始した、『Fate/EXTRA CCC』を原作とするコミカライズ作品。
本編ラスボスのいきなりの退場、本編未登場のキャラクターの復活、武内氏デザインの新サーヴァント登場など、野心的な試みが行われている。

登場人物

玉藻の前

元祖正妻。『CCC』本編と違いレベルのリセットには見舞われておらず、楽に迷宮を六階まで突破する実力を有す。

岸波白野

原作の男主人公。自分の無個性さを気にしており、シャツの柄や奇抜な行動で個性を作ろうとしている。

間桐桜

『CCC』本編におけるヒロイン。甘味を幸せそうな笑顔でこっそり食べたりと、本編に輪をかけてAIらしくなく普通の女の子。

BB（黒）

アルターエゴ達の主。『CCC』本編の服装とは異なる、企画段階で没になったゴスロリ風デザインで登場。

ヴァイオレット

アルターエゴの一人。初登場時は藤村大河の名で姿を現した。

キングプロテア

アルターエゴの一人。色々と常識外れな少女で、かなり衝撃的な登場を果たす。

パッションリップ

アルターエゴの一人。メルトリリスと共に、白野とキャスターの迷宮探索の最中、旧校舎に二人組で急遽来襲する形で登場。

メルトリリス

アルターエゴの一人。パッションリップと共に、白野とキャスターの迷宮探索の最中、旧校舎に二人組で急遽来襲する形で登場。

カズラドロップ

アルターエゴの一人。当初はシルエットが描かれているだけであったが、後に意外な形で登場することになる。

遠坂凛、ラニ＝Ⅷ

白野と同じく月の裏側に閉じ込められた魔術師。本作では迷宮衛士とはならずに済んでいる。

レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ

月の裏側に閉じ込められた魔術師。キャスターや凛・ラニから怪しまれるレベルで白野に関心を抱いており、彼の迷宮探索のサポートに立候補する。

ガウェイン

レオのサーヴァント。基本真面目だがレオの意志にはどんなものだろうが全てイエスマン。

ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ

月の裏側に閉じ込められた魔術師。

間桐シンジ、ジナコ＝カリギリ

同上。後に「黒の生徒会」の一員として坂神たちに合流。

カルナ

ジナコのサーヴァント。彼女同様、「黒の生徒会」の一員となる。

藤村大河

下記のように言峰綺礼が死んでいるためか、売店員として登場。

役割ごと書き換えられたらしいが、それでも「先生」と主張するあたりフリーダムである。

セイバー

携帯電話に鞄を携えた女学生風の少女。複数の古刀を操る正体不明のサーヴァント。
武内氏がデザインした新キャラクターであり、聖杯戦争参加者を虐殺して回る謎の存在。
キャス狐のアイデンティティーである狐耳狐尻尾をパクる。

坂神一人

長髪に学帽を被り古めかしい学ラン姿の本を携えた少年。セイバーのマスター。
セイバーからは「カレシ」「カズくん」と呼ばれているが、「彼氏になった覚えはない」と否定している。
白野達の敵を自称する。

BB（裸マント）

もう一人のBB。白野達の味方として颯爽と登場するが、元のBBの衣装であるマントの下は全裸という凄まじいデザイン。

AI達

表では図書館などの担当をしていた自我を持つAI達。上級AI二人を除いて、この異常事態を前に「マスター達には任せておけない」と考える者が大多数であり、独自の解決を目指している。

後に黒幕に脅されたことにより生徒会と上級AI達を裏切ったが、黒幕からはあっさりと切り捨てられてしまった。

メモ

• 予告編とコンプエース掲載時の第一話まではタイトルが『Fate/EXTRA みこーん! キャス狐ちゃん!?』と銘打たれていたが、2話から現在のタイトルに変更。第一話の時点までは『Fate/EXTRA みこーん! キャス狐ちゃん!?』のタイトルの通りまるでコメディタッチな学園生活ものであるかのように描かれていた。
  • 仮タイトルは「妖狐伝（仮）」。当初はTYPE-MOONからの「和風テイストがいい」というオーダーに応え、「『EXTRA』という本筋から和風世界に飛ばされる」というプロットだったが、『CCC』のストーリーと被っていたため現在のサクラファイブが登場するものに変更された。
• ヴァイオレット、キングプロテア、カズラドロップは『Fate/EXTRA material』で紹介された、初期企画案で登場が検討されていたが、製品版で尺の都合から没となっていた幻のキャラクター。人物設定や能力、原画イラストだけでなく作品の中での果たす働きや動きまで設定されていたので、彼女達が没になったことを残念がるファンは多かったが、作品の事前告知にも登場が発表されていなかったこともあり、彼女達の復活はファンにとっては思わぬサプライズとなった。
• 『CCC』の没案がふんだんに使用されている『FoxTail』だが、ストーリー部分はたけのこ星人氏によるもの。竹箒日記の奈須氏のコメントによると、「こちらがたけのこ星人さんに投げたボールはサクラファイブの没設定と監修のみ。それを膨らませ、新しいCCCにしてくれたのはたけのこ星人さんの手腕です。一話二話が面白いかったのならそれは間違いなくたけのこ星人さんの力なので、みんなワクワクして今後の展開を楽しんでくれい。」とのこと（引用につき誤字もそのまま掲載）。
• 連載予告漫画と第一話の見開きタイトルでのみ、ライダー (EXTRA)とランサー　(CCC・赤)が貴重な制服姿で登場している。
• 殺生院キアラ、アンデルセン、臥藤門司、言峰綺礼らは、死体として登場。
• 2014年3月号コンプエース表紙はCCCジャケットイラストのオマージュ。
  • 桜が鎖に繋がれているのはFoxtail単行本７巻表紙と同じ意味合い。[1][2]

リンク

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