「魔王信長」の版間の差分
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+ | *織田吉法師が帯びている刀「宗三左文字」はまたの名を義元左文字、三好左文字ともいう。筑紫の名工・左安吉(正宗の門人とも伝えられ、銘に「左」とのみ切ることからその作刀は「左文字」と通称される)の作で、義元左文字は今川義元が所持していたことから、宗三左文字と三好左文字は義元以前の所持者・三好政長(隠居後の名が半隠軒宗三)に由来する。桶狭間の戦いで今川義元を討ち、この太刀を手に入れた信長はことのほか喜び、長さを四尺ほど磨り上げ(=短くすること)、金象嵌で「永禄三年五月十九日 義元討捕刻彼所持刀 織田尾張守信長」と銘を入れ愛用した。 | ||
+ | **のちに本能寺の変で焼け跡から豊臣秀吉が回収し、それを受け継いだ秀頼が慶長6(1601)年、徳川家康に贈った。以来、徳川将軍代替わりの際に象徴として引き継がれる刀となる。明暦3(1657)年、明暦の大火により被災し焼身となるも再刃され、幕末まで代々受け継がれた。 | ||
+ | **明治2(1869)年、明治天皇により織田信長に「建勲(たけいさお)」の神号が贈られ、建勲神社が創建されると徳川宗家からこの宗三左文字が奉納された。天下人三傑の間を渡り歩いた末に、一周回って信長の元へ戻ってきた格好である。 | ||
== 脚注 == | == 脚注 == |
2019年7月16日 (火) 23:51時点における版
アヴェンジャー | |
---|---|
真名 |
織田信長 織田吉法師 魔王信長 |
読み |
おだ のぶなが おだ きっぽうし まおうのぶなが |
性別 | ?[注 1] |
身長 | 152cm[注 2] |
体重 | 43kg[注 2] |
出典 | 史実 |
地域 | 日本 |
属性 | 混沌・中庸 |
一人称 | わし(織田信長)、俺(織田吉法師)、我(魔王信長) |
二人称 | そなた/貴様(織田信長、魔王信長)、そなた/お前(織田吉法師) |
声優 | 釘宮理恵 |
デザイン | pako |
レア度 | ☆5 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
- 略歴
- 『Fate/Grand Order』の期間限定イベント『ぐだぐだファイナル本能寺』にて下記の三名とも登場。
- 「織田信長」は越後に、「織田吉法師」は甲斐に、「魔王信長」は安土に、「本物信長」は尾張に、「ビッグノッブ」は加賀に、「渚の水着信長」は駿河に拠点を構え、真の信長を決める戦いを繰り広げてゆく。
- 結局はカルデア一行を味方につけた「織田信長」が「魔王信長」を撃破した事で全ての信長が統合され、「織田信長」が魔王信長の能力を身につける事になる。
- 最終的には自身の存在が特異点を維持している事に気が付き本能寺の炎の中に消えるが、他の信長と違って「織田信長」のみはカルデアから来ていたため切り離してカルデアに帰還。彼女を媒介にして魔王信長をはじめとする信長の可能性が顕れる存在と化した。
- 人物
- 織田信長
- アヴェンジャークラスの召喚だが、状態としてはアーチャークラスでの召喚に近しい姿[注 3]。
- しかし神仏衆生の敵としてその身に宿す数多の民衆の恐怖と怨嗟の業は、いかに英霊といえど元はただの人間である霊基には収まり切らず、再臨を重ねるごとに「更なる信長の可能性」を開いてしまっている。
- 「数多の可能性」と言えば聞こえはいいが、その果てに待つものは「拡散による意味消失」である事を信長自身は気付いてはいるが、口にはしない。
- 織田吉法師
- 織田信長が霊基再臨によって人格・外見が変化した姿。
- 幼少期の信長[注 4]。幼少時から奇天烈な行いが多く、周囲からは「うつけ」と呼ばれた。
- 信長の生涯の中でも最も破天荒かつ危うい尾張のうつけ時代を彷彿とさせる凛々しい若武者姿。
- その体から立ち上る覇気と迸る熱き血潮は、正に時代を切り開いた風雲児としての霊基を如実に表している。
- ちなみに腰に差しているのは桶狭間の戦いで今川義元からぶんどった宗三左文字。
- 魔王信長
- 織田吉法師が霊基再臨によって人格・外見が変化した姿。
- あらゆる信長の可能性から最も遠く、最も深淵に近しい信長。
- 神仏を否定するものではなく「人の可能性は人のもの、神仏は尊びこそすれ頼むものではない、ましてや御仏になる事もない」という信長の信念を示す姿。
- 能力
- 新武装として回転して連射できる謎のウルトラ火縄銃「魔王ガトリング砲」なるものを獲得している。
- また、第三再臨時(魔王信長)は信長が所持した刀剣の全てが集約された剣「魔王剣」を用いて戦う。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アヴェンジャー | 主人公 (Grand Order) | B | C | C | B | B | A- | 復讐者:B- 忘却補正:E 自己回復(魔力):C |
是非もなし:A- 夢幻の如く:B 第六天魔王:EX |
宝具
- 波旬変生・三千大千天魔王(はじゅんへんじょう・さんぜんだいせんてんまおう)
- ランク:A-
種別:対神宝具
レンジ:1~99
最大補足:1000人 - 過去・現在・未来において信長に注ぎ込まれた数多の衆生の恐怖と畏敬をその身に宿す、第六天魔王すら超えた異形の姿。
- あらゆる神仏を
毀 す真の魔王「三千大千天魔王」へと己を変生させる。 - 神秘を焼き尽くす紅蓮の反英雄「魔王信長」の終末点。
- この形態は本来の歴史には存在しえないため存在そのものが不安定であり、短時間での顕現に留まっている。
真名:魔王信長
- 魔王信長。過去・現在・未来における「あらゆる織田信長の可能性」の集合体ともいえる霊基を持つ、極めて特異な英霊。
- 第六天魔王を自称し、あらゆる時代の信長に対する恐怖と畏敬の念に焼き焦がれたその体は虚ろにして強大、真の魔王ともいうべき存在に変生している。
- 無辜の怪物に近い状態だが、神仏の敵となり苛烈な生を衆生に強いる反英雄としての魔王信長の在り方は、最終的には仏法の味方となるともいわれる天魔の在り方に近しい。
- 「我は魔王信長―――化天を超え変生せし神仏衆生の敵なり」
- 魔王信長は究極の信長ではなく『信長』という物語が生んだ「最も強い姿の一つ」に過ぎない。
- 従って「究極」ではなく、「真理」から最も遠くに顕れたもの―――
- 彼岸にて燃え盛る、人の形をした炎なのである。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 『オール信長総進撃 ぐだぐだファイナル本能寺2019』の開催に伴い期間限定サーヴァントとして実装。
人間関係
Fate/Grand Order
織田信長
- 織田信長
- 本来の織田信長。自分に近い存在のため、カッコ良さを自画自賛している。
- マントの形とかは若干違う。
- 織田信長〔バーサーカー〕
- 水着の織田信長。ナイスバディーなのを自画自賛している。
- アーチャー、水着、アヴェンジャーの三人の織田信長でトリオ・ザ・ノッブ2019として世界に羽ばたくことを考えている。
- 茶々
- アヴェンジャー化したことを軽く報告している。
- バーサーカーだのアヴェンジャーだの我ながらろくでもない血筋と称した。なお、茶々からは「一緒にするな」と言われた模様。
名台詞
Fate/Grand Order
メモ
- 織田吉法師が帯びている刀「宗三左文字」はまたの名を義元左文字、三好左文字ともいう。筑紫の名工・左安吉(正宗の門人とも伝えられ、銘に「左」とのみ切ることからその作刀は「左文字」と通称される)の作で、義元左文字は今川義元が所持していたことから、宗三左文字と三好左文字は義元以前の所持者・三好政長(隠居後の名が半隠軒宗三)に由来する。桶狭間の戦いで今川義元を討ち、この太刀を手に入れた信長はことのほか喜び、長さを四尺ほど磨り上げ(=短くすること)、金象嵌で「永禄三年五月十九日 義元討捕刻彼所持刀 織田尾張守信長」と銘を入れ愛用した。
- のちに本能寺の変で焼け跡から豊臣秀吉が回収し、それを受け継いだ秀頼が慶長6(1601)年、徳川家康に贈った。以来、徳川将軍代替わりの際に象徴として引き継がれる刀となる。明暦3(1657)年、明暦の大火により被災し焼身となるも再刃され、幕末まで代々受け継がれた。
- 明治2(1869)年、明治天皇により織田信長に「建勲(たけいさお)」の神号が贈られ、建勲神社が創建されると徳川宗家からこの宗三左文字が奉納された。天下人三傑の間を渡り歩いた末に、一周回って信長の元へ戻ってきた格好である。
脚注
注釈
出典