「永続狂気帝国 セプテム」の版間の差分
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2021年2月27日 (土) 21:01時点における版
永続狂気帝国 セプテム | |
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副題 | 薔薇の皇帝 |
人理定礎値 | B+ |
年代 | A.D.0060 |
シナリオ担当 | 桜井光 |
監修・加筆 | 奈須きのこ |
概要
第二特異点。第五代皇帝ネロ・クラウディウスによって統治されていた西暦60年の古代ローマ。
レフ・ライノールが召喚した複数の歴代ローマ皇帝のサーヴァントが集まった、正当なローマ帝国を名乗る「連合ローマ帝国」が突如出現し、本来のローマ帝国との戦争を行なっている。
件の連合がこの特異点の異常と見たカルデア一行は、ネロ帝の誘いを受け彼女の陣営に加わることを選択する。
修復された特異点にはネロ・クラウディウスが皇帝として存在していたが、幕間の物語「幾たび、終幕を迎えても」ではカルデアのマスターとネロが契約したのが原因で「サーヴァントとしてのネロが存在している以上、皇帝ネロは既に死んでいなければおかしい」という理屈で時代の修正力が働き、カルデアのマスターとサーヴァントのネロが契約した時点で人として生きたネロは消え、セプテムにおける『ネロ』はサーヴァントの『ネロ』となった[注 1]。
その影響か、ネロ・クラウディウスの亡霊が出現した。この亡霊は魔神柱の様な強力な魔力の集合体と化している。
幕間の物語「私の記憶」では修正されつつある特異点のガリア地方に現れたブリュンヒルデがカルデアのアルテラを破壊の衝動で呼び出した。アルテラは令呪の強制力を上回る強制、指令の類いを感じていた。
ブリュンヒルデは、アルテラがシグルドに類似した出自と伝説を持つジークフリートの妻クリームヒルトと結婚していたことが原因で、シグルドに近い匂いを感じ取り、伴侶に近づく女性として破壊衝動を向けられた。正気に戻るとなぜ戦ったのか、そもそも戦ったことすら覚えていなかった。
特異点内にバミューダ・トライアングルという海域が存在し、海域特有の時空スクランブルが発生している。この海域には財宝が眠っている孤島がある。島にはキメラなどの魔獣が生息している。島の洞窟はあたりを住処にしていた海賊の倉庫になっており、宝が今でも残っている。スケルトンやゴーレムなどの魔物が倉庫の門番をしている。宝箱の中身は鉱石や宝石、骨董品など値崩れしない換金しやすいものが収められている。
フランシス・ドレイクの幕間の物語「財宝の島」で財宝は発見され、回収された。だが「少人数だし、欲をかいてもつまらない」という理由で幾つか骨董品を残しており、宝箱の内側に傷をつけて「黄金の鹿」の絵をサインとして描いている。尚、この宝箱を開けた際、バミューダ・トライアングルの時空スクランブルで普段の二倍の力を持つエドワード・ティーチが召喚された。
ネロ・クラウディウスの幕間の物語「処女航海、再び」で訪れた際には、既に宝箱の中身は奪われた後で、洞窟には火薬の匂いが残留していた。宝箱内側に描かれた絵はネロは「ペリカン」マシュは「ペンギン」に見えた。取り残された宝を黄金劇場改築のための資金として回収した。
ガイウス・ユリウス・カエサルの幕間の物語「懐かしの勲」では第二の聖杯の影響の残滓がカエサルの影、半身として特異点に残って連合ローマ兵の残党を率いていたため、修正されていくはずのローマに連合ローマ兵が残っていた。影はカエサルに倒され、魔力を自分のものとして取り込むことでカエサルの魔力容量が上がった。
特異点の人物
- ネロ・クラウディウス
- 第二特異点におけるローマ帝国皇帝。
- 不可解な事に、生身の人間であるにも関わらずサーヴァント並みの魔力と戦闘能力を持っている。
- ブッルス
- ネロの配下。セネカと共に彼女を支え続けたとされ、第二特異点でも言及されている。
- シモン・マグス
- 第二特異点にて、「死なない魔術を使う宮廷魔導士」がカリギュラと戦闘し、戦死したとネロから言及がある。
メモ
- マップのBGMは長らく一章と共通のものであったが、2016年11月9日のメンテナンス以降、専用のBGMが使用されるようになった。
脚注
注釈
- ↑ 本来ならば生前の人物と死後サーヴァントになった人物は同時に存在できる。このような現象が起きたのは特異点では「いま正しいこと」「強いこと」が優先される為。
出典