「ニコラ・テスラ」の版間の差分

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*歴代サーヴァントで3つ目となる「対城宝具」の担い手。[[呂布奉先]]の「軍神五兵」の種別は正確には「対人・対軍・対城宝具」のため、純粋な対城宝具としては[[アルトリア・ペンドラゴン]]の「約束された勝利の剣」以来2つ目となる。
 
*歴代サーヴァントで3つ目となる「対城宝具」の担い手。[[呂布奉先]]の「軍神五兵」の種別は正確には「対人・対軍・対城宝具」のため、純粋な対城宝具としては[[アルトリア・ペンドラゴン]]の「約束された勝利の剣」以来2つ目となる。
 
*1856年生~1943年没と満86歳まで生きており、[[李書文]]を抜いて最も近代まで活躍した英霊である。
 
*1856年生~1943年没と満86歳まで生きており、[[李書文]]を抜いて最も近代まで活躍した英霊である。
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**このため、本人と断定できる写真が残された唯一の英霊。長身でハンサムと言える外見だが、流石に型月の彼ほどガタイがよくはない。
 
*聖杯にかける願いは、「生前に提唱していた『世界システム』の完成」。一言でいうと、'''「電磁波で無線送電するシステム」'''である。もしも実現されるなら、「家庭からコンセントがなくなり電子機器に直接送電できるようになる」「宇宙空間で大量発電して地表にエネルギーを送る」など、それこそ神の雷霆を地上に降ろした時以来のブレイクスルーになることであろう。
 
*聖杯にかける願いは、「生前に提唱していた『世界システム』の完成」。一言でいうと、'''「電磁波で無線送電するシステム」'''である。もしも実現されるなら、「家庭からコンセントがなくなり電子機器に直接送電できるようになる」「宇宙空間で大量発電して地表にエネルギーを送る」など、それこそ神の雷霆を地上に降ろした時以来のブレイクスルーになることであろう。
 
**なお、この「完成」の方法についてだが、理論に存在する欠陥を聖杯で埋めるつもりなのか、聖杯で受肉して自力で研究を完成させるつもりなのかは不明である。
 
**なお、この「完成」の方法についてだが、理論に存在する欠陥を聖杯で埋めるつもりなのか、聖杯で受肉して自力で研究を完成させるつもりなのかは不明である。

2016年1月15日 (金) 17:27時点における版

アーチャー

  • 真名:ニコラ・テスラ
  • 身長:190cm / 体重:80kg
  • 出典:史実
  • 地域:欧州
  • 属性:混沌・善
  • 性別:男性
  • CV:稲田徹 / イラスト:なまにくATK

Fate/Grand Order』に登場するアーチャーサーヴァント

略歴
十九世紀〜二十世紀にかけて活躍した比類なき天才発明家であり、かつて神の領分であった「雷霆」を人類文明に引き寄せた偉大な碩学の一人。
作家マーク・トウェインは彼を指して「雷電博士」と呼んだほど。
人物
自分を「天才」と公言して憚らない、非常に尊大な性格。
自身を雷電に準え、ゼウス・トール・ペルクナス等の雷神さえ凌駕すると言い放つほどの傲岸不遜さである。
その一方で良き師・紳士たろうとしており、未来へと目を向けるものを導こうと心がけている。
能力
腕に装着したコイルから電磁気を発生させ、周囲を攻撃する。
宝具と「星の開拓者」としての性質が相まって、天属性と地属性の相手(端的に言うなら、一部例外を除いた「歴史上の人物」以外の、神話・伝承に由来する存在)に対して特に高い攻撃力を持つ。
また、スキル「ガルバニズム」を高ランクで持ち、アーチャーとしてスキル「単独行動」を持つことから、かなり燃費が良いと思われる。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アーチャー 主人公 (Grand Order) D C C B D EX 対魔力:C
単独行動:B
ガルバニズム:A
天賦の叡智:A
星の開拓者:EX

宝具

人類神話・雷電降臨(システム・ケラウノス)
ランク:EX
種別:対城宝具
「電気を人類に対してもたらす」という生前の偉業と、数々の超自然的な伝説が昇華された宝具。
真名解放前の時点でも極めて強力な電磁気操作能力を持ち、解放時には限定的な時空断層を発生されるレベルまで出力が上昇する。
『Grand Order』では、強力な雷電で敵全体を薙ぎ払う。低確率でスタンを付与し、「天」か「地」の属性を持つ敵に対してはダメージが増加されるが、自身もダメージを負ってしまう。

真名:ニコラ・テスラ

登場作品と役柄

Fate/Grand Order
アーチャーのサーヴァントとして登場。レア度はSSR(☆5)。イラストレーターはなまにくATK。

人間関係

Fate/Grand Order

生前

トーマス・アルバ・エジソン
元上司であり、発明家としてのライバル。
史実での人間関係は最悪の一言であるが、こちらでも似たようなものらしく、「悪鬼」とまで罵倒する。
ジョージ・ウェスチングハウス
ニコラより10才年上の実業家であり、スポンサーの一人。彼の協力無くして、ニコラの成功、否、今日の世界は無かったであろう。

名台詞

「私はニコラ・テスラ、天才だ!」
召喚時。第一声からこの調子である。
「ゼウス、インドラ、トール、ペルクナス、サンダーバード。古くより、人は雷電を畏敬した」
マイルーム会話の一つ。数多の神話で語られる雷電神たちの名を口にする。
「我が雷電を阻むことは出来ない。あの男、悪鬼エジソンを除いては」
絆Lv5のマイルーム会話。
比類無き天才、雷電博士の歩みを止めるものは存在しない。ただ一人の男を除いて。
「神の雷霆は此処にある……さぁ、御覧に入れよう!『人類神話・雷電降臨システム・ケラウノス』!」
宝具発動。円環を成す雷電が巡り、新たなる人類の神話がゼウスの雷霆の如く時空間を引き裂く。

メモ

  • これまでも弓を持っていなかったり、弓よりも接近戦が主体となるアーチャーは多かったが、「矢も実体のある物も何も飛ばさないアーチャー」というのは前代未聞である。
    • 一応、プロフィールでは「雷神の降臨を思わせる宝具の存在が彼をアーチャーたらしめている」とフォローされているが、「インドラの矢」というつもりなのであろうか。むしろやっていることは魔術じみた科学であり、キャスターのほうがしっくり来るような。
      • ただ芸術家系サーヴァント達がどういう理屈であれ魔術を行使している事、同じ科学者系サーヴァントであるバベッジも固有結界という形で魔術を扱っている事を考えると、如何に魔術じみていようが魔術を使っている訳ではないテスラはキャスターには当てはまらないという事なのかも知れない。
  • 神々の領域とされてきた雷電を地上に降ろした英霊ゆえに、雷電神の名を口にすることが多い。以下は作中で話された神々の簡単な説明。
    ゼウス:ギリシャ神話の主神。雷霆(ケラウノス)は彼の持つ武器の名前である。
    インドラ:ヒンドゥー教の軍神にして、デーヴァ神族に属する雷を操る雷霆神。アルジュナの父でもある。
    トール:北欧神話の軍神。彼の持つ巨槌ミョルニルはあらゆるものを文字通り打ち砕く。
    ペルクナス:リトアニア神話の雷神。最高神ディエヴァスに次ぐ主要な神。
    サンダーバード:北米のインディアン部族の間に伝わる神鳥。雷の精霊とされる。
  • 歴代サーヴァントで3つ目となる「対城宝具」の担い手。呂布奉先の「軍神五兵」の種別は正確には「対人・対軍・対城宝具」のため、純粋な対城宝具としてはアルトリア・ペンドラゴンの「約束された勝利の剣」以来2つ目となる。
  • 1856年生~1943年没と満86歳まで生きており、李書文を抜いて最も近代まで活躍した英霊である。
    • このため、本人と断定できる写真が残された唯一の英霊。長身でハンサムと言える外見だが、流石に型月の彼ほどガタイがよくはない。
  • 聖杯にかける願いは、「生前に提唱していた『世界システム』の完成」。一言でいうと、「電磁波で無線送電するシステム」である。もしも実現されるなら、「家庭からコンセントがなくなり電子機器に直接送電できるようになる」「宇宙空間で大量発電して地表にエネルギーを送る」など、それこそ神の雷霆を地上に降ろした時以来のブレイクスルーになることであろう。
    • なお、この「完成」の方法についてだが、理論に存在する欠陥を聖杯で埋めるつもりなのか、聖杯で受肉して自力で研究を完成させるつもりなのかは不明である。
  • 宝具欄にもあるように科学者としては超一流だが眉唾物の言動でも有名であり、「自分の発明ならば地球さえ割れる」と豪語したり、霊界との通信装置を開発しようとしたりしていた。
    • 一応彼の名誉の為に言っておくと当時はまだ「科学でできること」の境界線がよくわかっていなかったため、超自然的な事柄も立派な研究対象であった。実際、霊界との通信についてはエジソンも着手している。
    • 宝具「人類神話・雷電降臨」が時空断層を引き起こしているのも、晩年に彼が手がけたとされる「フィラデルフィア計画」において、電磁的迷彩機能を搭載するはずの駆逐艦エルドリッジがレーダーどころかこの世界から消えてしまい、時空間を跳躍して瞬間移動したというオカルトエピソードによるものと思われる。このエピソードにおいてしばらくのちに遠方にエルドリッジが出現したが、乗組員は真っ黒な焼死体となっていた、艦内の壁に同化するように体がめり込んでいたなどという怪死を遂げていた噂もある。
  • 竹箒日記ではダ・ヴィンチちゃんから「巨乳好き」だと言われている。

話題まとめ

直流・交流論争
上記のように彼とエジソンの関係性は最悪であるが、その端的な例が「電気は直流・交流のどちらが良いか」という論争である。
テスラは交流を支持し、エジソンは直流を支持していたが、交流のほうが電圧を変更しやすいために長距離送電に適しており、交流から直流への変更も容易であるという利点もあった。
エジソンとしては直流のほうが白熱電球(エジソンの発明品で特許料の源泉)に向いていたために交流の存在を認可するわけにはいかず、悪質な嫌がらせを続けたとされる。
一例として、電気椅子の動力に交流の使用を提案し、それを論拠に「交流は危険である」というネガティブキャンペーンを行った(勿論、直流交流どちらでも人間は感電するのだが、当時は専門の人以外分からなかったのだろう)。この際、ウェスチングハウスの名を「交流電気で処刑する」という動詞として普及させようとしていたが、流石に定着しなかった。同じようなことをしたのならば、「悪鬼」と呼びたくもなるであろう。
1893年、ナイアガラ瀑布の発電設備にニコラの二相交流システムの採用が決定。これを切っ掛けにアメリカ合衆国、延いては世界の送電システムは交流が主流になった。

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