「ヴラド三世 (Apocrypha)」の版間の差分
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: 大地から大量の杭を出現させ、敵を串刺しにする。攻撃範囲は半径1km、杭の数は最大2万本に及び、次第に数を増す杭は敵の退路を塞ぎ、時間が経つごとに回避を困難にする。また、杭の数が増すと呪的な心理効果が発生し、見る者に恐怖と精神的圧迫感を与える。<br>ただ『護国の鬼将』によって作成した領土内でしか使用できないという欠点がある。 | : 大地から大量の杭を出現させ、敵を串刺しにする。攻撃範囲は半径1km、杭の数は最大2万本に及び、次第に数を増す杭は敵の退路を塞ぎ、時間が経つごとに回避を困難にする。また、杭の数が増すと呪的な心理効果が発生し、見る者に恐怖と精神的圧迫感を与える。<br>ただ『護国の鬼将』によって作成した領土内でしか使用できないという欠点がある。 | ||
− | ; | + | ;『鮮血の伝承(レジェンド・オブ・ドラキュリア)』:後の口伝によるドラキュラ像を具現化させ、吸血鬼へ変貌する。<br>吸血鬼となった彼は通常のスキル・宝具を封印される代わりに、身体能力の大幅増幅、 動物や霧への形態変化、治癒能力、魅了の魔眼といった特殊能力を得て、遥かに強大化する。<br>だがその圧倒的な力の代償として陽光や聖印に弱いという弱点も得てしまう。<br>彼はこの吸血鬼の伝承を消去することを目的に戦っているので、たとえ敗北を前にしても自らの意思で使うことは決してない。マスターであるダーニックが令呪によって使用を強制した場合、侮辱した代償としてダーニックの死をもって贖われることになる。<br>だがダーニックは…… |
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:マスター。臣下のように振舞う彼を信用しているが、過度の追従を諌めている。ダーニックは一国を統治した王として敬意を払ってはいるのだが、それも「令呪」という絶対的な格差あってこその忠誠であり、本心ではサーヴァント達を因果線を断てば生きられない使い魔と見下している。 | :マスター。臣下のように振舞う彼を信用しているが、過度の追従を諌めている。ダーニックは一国を統治した王として敬意を払ってはいるのだが、それも「令呪」という絶対的な格差あってこその忠誠であり、本心ではサーヴァント達を因果線を断てば生きられない使い魔と見下している。 | ||
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:考え得る限り、最も素晴らしい勇者と絶賛している。[[モードレッド|赤のセイバー]]の戦力評価について、真っ先に彼に尋ねるほど全幅の信頼をおいている。 | :考え得る限り、最も素晴らしい勇者と絶賛している。[[モードレッド|赤のセイバー]]の戦力評価について、真っ先に彼に尋ねるほど全幅の信頼をおいている。 | ||
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:「大賢者」と尊称で呼び、彼の意見もセイバーに劣らず信頼している。前線指揮・戦略決定に無くてはならない存在として重用している。 | :「大賢者」と尊称で呼び、彼の意見もセイバーに劣らず信頼している。前線指揮・戦略決定に無くてはならない存在として重用している。 | ||
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:偏屈な男と呼んでいるが、彼が作り出すゴーレムをこの上ない戦力と褒め称えている。捕らえた赤のバーサーカーの管理を任せている。 | :偏屈な男と呼んでいるが、彼が作り出すゴーレムをこの上ない戦力と褒め称えている。捕らえた赤のバーサーカーの管理を任せている。 | ||
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:ゴーレムの半数を使い捨てることで彼の信念を見極める。「初めて叛逆者という存在に敬意を表したくなった」とその気高い魂を称える。 | :ゴーレムの半数を使い捨てることで彼の信念を見極める。「初めて叛逆者という存在に敬意を表したくなった」とその気高い魂を称える。 | ||
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*キャラクターデザイン原案は前田浩孝氏。設定制作を担当したのは虚淵玄氏。 | *キャラクターデザイン原案は前田浩孝氏。設定制作を担当したのは虚淵玄氏。 | ||
*気配り細やかで寛大な人格者だが、やはり自分を吸血鬼扱いする物は我慢なら無いらしく、そういった書籍や映像作品を目にすると、一応大人な態度でスルーしようとはするのだが、つい「うっかり」破壊してしまうらしい。 | *気配り細やかで寛大な人格者だが、やはり自分を吸血鬼扱いする物は我慢なら無いらしく、そういった書籍や映像作品を目にすると、一応大人な態度でスルーしようとはするのだが、つい「うっかり」破壊してしまうらしい。 | ||
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*[[ランサー (EXTRA・黒)]]と同一の真名だが全く別の存在。彼らの関係に関する公式のアナウンスは未だ無く、彼らを同一人物として扱うべきなのかが問題となっている。 | *[[ランサー (EXTRA・黒)]]と同一の真名だが全く別の存在。彼らの関係に関する公式のアナウンスは未だ無く、彼らを同一人物として扱うべきなのかが問題となっている。 | ||
**ただ、EXTRAのヴラド三世は固有スキル「無辜の怪物」や「信仰の加護」によって容姿や人格に異変が出ており、その上狂ったマスターに召喚されたために大きく変質している。同様のケースに[[キャスター (第四次)]]が存在し、サーヴァントが召喚者の性質や呼び出されたクラスで姿や人物像が大きく変化することを考えると、全くの無関係と断定するのもやはり早計である。 | **ただ、EXTRAのヴラド三世は固有スキル「無辜の怪物」や「信仰の加護」によって容姿や人格に異変が出ており、その上狂ったマスターに召喚されたために大きく変質している。同様のケースに[[キャスター (第四次)]]が存在し、サーヴァントが召喚者の性質や呼び出されたクラスで姿や人物像が大きく変化することを考えると、全くの無関係と断定するのもやはり早計である。 | ||
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*ランサークラスである以上対魔力スキルや、他のスキルもまだ保有していると思われるが、言明はされていない。 | *ランサークラスである以上対魔力スキルや、他のスキルもまだ保有していると思われるが、言明はされていない。 | ||
− | *ダーニックからは「扱いにくい」と評されているが、実際は凄く良い王様。何しろ今まで登場した王様は、<br />「[[セイバー| | + | *ダーニックからは「扱いにくい」と評されているが、実際は凄く良い王様。何しろ今まで登場した王様は、<br />「[[セイバー|マスターの意向を無視して、敵陣に突撃して返り討ちに遭う。]]」<br />「[[ギルガメッシュ|気に入らないことがあればすぐにマスターを切り捨て、陣地の守りを放棄して漫遊に明け暮れ、その上慢心して敗れることも少なくない。]]」<br />「[[ライダー (第四次)|破天荒な行動で始終マスターを悩ませ、自身の真名も迷いなく言い晒す。]]」<br />「[[セイバー (EXTRA・赤)|無駄使いの権化であり、ジャイアンリサイタルを開いてご満悦。]]」<br />と、'''扱いやすいとは言い難い'''。こんな王様達に仕える位なら、彼の方が大分ましだとダーニックが気付く時は来るのだろうか。 |
**但し物語はまだ序盤であるため、今後彼の「扱いにくい」側面が見つかるかもしれない。 | **但し物語はまだ序盤であるため、今後彼の「扱いにくい」側面が見つかるかもしれない。 | ||
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|- | |- | ||
− | | | + | | マスター || 筋力 || 耐久 || 敏捷 || 魔力 || 幸運 || 宝具 || 備考 |
|- | |- | ||
− | | | + | | 不定 || C || C || B || A || D || B |
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− | + | 保有スキル:護国の鬼将 | |
== 話題まとめ == | == 話題まとめ == |
2013年8月19日 (月) 21:47時点における版
ランサー(Apocrypha・黒)
- 真名:ヴラド三世
- 身長:191cm台/体重:86kg台
- 属性:秩序・中庸
「槍兵」のクラスのサーヴァント。聖杯大戦において、ダーニック・プレストーン・ユグドミレニアに召喚された。
闇に溶け込みそうなほどに黒い貴族服を着た王。
- 略歴
- 真名はヴラド三世。ワラキア公国の王であり、当時最強の軍事力を誇っていたオスマン帝国の侵攻を幾たびも退けた大英雄。
ユグドミレニアの頭首であるダーニックによって召喚され、黒の陣営の首領となる。魔術協会への宣戦布告として、ユグドミレニア討伐に派遣された熟練の魔術師50人を僅か30秒で全滅させる。
- 人物
- 信仰心に篤い人格者であり、一旦敵と見なした者には苛烈に対処するが、味方の見解や意見を尊重し、付き従うものには非常に寛大な態度で接する優秀な王。ダーニックからは「領王」(ロード)と呼ばれ、合流を果たしていないアサシンを除いて、黒のサーヴァント達も臣下のように従っている。
生前の結末から、『人』を重要視している。一軍を任せるに足る優秀な人材を欠いていたワラキア公国を守るために彼は串刺し刑などの苛烈な政策や戦術を取らざるを得ず、最終的に悲劇的な結末を辿ったため、一騎当千の英雄達の参画に歓喜している。
世界的に知られる「吸血鬼ドラキュラ」とは縁遠い人物で、召喚されたルーマニアでは絶大な知名度を誇り、英雄としての側面が強調されている。
聖杯への願いは「吸血鬼ドラキュラ」という、世界中に広まってしまった血に飢えた悪鬼の名を消し去ること。騎士王のように辿ってきた道のりを否定するつもりはなく、非業の死を遂げたことも人生と諦めている。
だが自分と全く何の関りも無いところで、自身の名や国を守るために戦った功績を穢されるのだけはどうしても許せず、聖杯大戦にかける執念は聖杯大戦に参加しているサーヴァントの中でも随一。
- 能力
- 固有スキル『護国の鬼将』によって、あらかじめ地脈を確保しておくことで、特定の範囲を"自らの領土"とする事が出来る。この領土内の戦闘において、領主であるランサーは高い戦闘力のボーナスを獲得する。
聖杯大戦開催地であるルーマニアにおいて最大限の知名度補正を受けており、更にマスターの領地が戦場であるが故に、不自由無く固有スキルによる大幅な強化の恩恵に預かれる。そのため、聖杯大戦においては最強クラスのサーヴァントと同等の戦闘能力を誇る。
宝具
- 『極刑王(カズィクル・ベイ)』
- 大地から大量の杭を出現させ、敵を串刺しにする。攻撃範囲は半径1km、杭の数は最大2万本に及び、次第に数を増す杭は敵の退路を塞ぎ、時間が経つごとに回避を困難にする。また、杭の数が増すと呪的な心理効果が発生し、見る者に恐怖と精神的圧迫感を与える。
ただ『護国の鬼将』によって作成した領土内でしか使用できないという欠点がある。
- 『鮮血の伝承(レジェンド・オブ・ドラキュリア)』
- 後の口伝によるドラキュラ像を具現化させ、吸血鬼へ変貌する。
吸血鬼となった彼は通常のスキル・宝具を封印される代わりに、身体能力の大幅増幅、 動物や霧への形態変化、治癒能力、魅了の魔眼といった特殊能力を得て、遥かに強大化する。
だがその圧倒的な力の代償として陽光や聖印に弱いという弱点も得てしまう。
彼はこの吸血鬼の伝承を消去することを目的に戦っているので、たとえ敗北を前にしても自らの意思で使うことは決してない。マスターであるダーニックが令呪によって使用を強制した場合、侮辱した代償としてダーニックの死をもって贖われることになる。
だがダーニックは……
登場作品
- Fate/Apocrypha
- 「黒」のサーヴァントとして登場。
人間関係
- ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア
- マスター。臣下のように振舞う彼を信用しているが、過度の追従を諌めている。ダーニックは一国を統治した王として敬意を払ってはいるのだが、それも「令呪」という絶対的な格差あってこその忠誠であり、本心ではサーヴァント達を因果線を断てば生きられない使い魔と見下している。
- セイバー (Apocrypha・黒)
- 考え得る限り、最も素晴らしい勇者と絶賛している。赤のセイバーの戦力評価について、真っ先に彼に尋ねるほど全幅の信頼をおいている。
- アーチャー (Apocrypha・黒)
- 「大賢者」と尊称で呼び、彼の意見もセイバーに劣らず信頼している。前線指揮・戦略決定に無くてはならない存在として重用している。
- キャスター (Apocrypha・黒)
- 偏屈な男と呼んでいるが、彼が作り出すゴーレムをこの上ない戦力と褒め称えている。捕らえた赤のバーサーカーの管理を任せている。
- バーサーカー (Apocrypha・赤)
- ゴーレムの半数を使い捨てることで彼の信念を見極める。「初めて叛逆者という存在に敬意を表したくなった」とその気高い魂を称える。
- 吸血鬼ドラキュラ
- 貶められた我が名。彼はこの忌まわしき名を払拭すために戦っている。
名台詞
- 「———ああ、口惜しいな。彼らがいれば、あの城に幽閉されることもなかったろうに」
- 一騎当千の英雄達を配下に加えた際のセリフ。
生前『人』に恵まれなかった彼は喜びを隠せず、かつての無念を交え、言葉を洩らしてしまう。
メモ
- キャラクターデザイン原案は前田浩孝氏。設定制作を担当したのは虚淵玄氏。
- 気配り細やかで寛大な人格者だが、やはり自分を吸血鬼扱いする物は我慢なら無いらしく、そういった書籍や映像作品を目にすると、一応大人な態度でスルーしようとはするのだが、つい「うっかり」破壊してしまうらしい。
- 最大の知名度補正とスキルによって、バカ高いと称される程のステータスを獲得している。シロウ・コトミネの予測では最強レベルのサーヴァントであるランサー (Apocrypha・赤)、ライダー(Apocrypha・赤)に匹敵する戦力と推測している。
- ランサー (EXTRA・黒)と同一の真名だが全く別の存在。彼らの関係に関する公式のアナウンスは未だ無く、彼らを同一人物として扱うべきなのかが問題となっている。
- ただ、EXTRAのヴラド三世は固有スキル「無辜の怪物」や「信仰の加護」によって容姿や人格に異変が出ており、その上狂ったマスターに召喚されたために大きく変質している。同様のケースにキャスター (第四次)が存在し、サーヴァントが召喚者の性質や呼び出されたクラスで姿や人物像が大きく変化することを考えると、全くの無関係と断定するのもやはり早計である。
- ランサークラスである以上対魔力スキルや、他のスキルもまだ保有していると思われるが、言明はされていない。
- ダーニックからは「扱いにくい」と評されているが、実際は凄く良い王様。何しろ今まで登場した王様は、
「マスターの意向を無視して、敵陣に突撃して返り討ちに遭う。」
「気に入らないことがあればすぐにマスターを切り捨て、陣地の守りを放棄して漫遊に明け暮れ、その上慢心して敗れることも少なくない。」
「破天荒な行動で始終マスターを悩ませ、自身の真名も迷いなく言い晒す。」
「無駄使いの権化であり、ジャイアンリサイタルを開いてご満悦。」
と、扱いやすいとは言い難い。こんな王様達に仕える位なら、彼の方が大分ましだとダーニックが気付く時は来るのだろうか。- 但し物語はまだ序盤であるため、今後彼の「扱いにくい」側面が見つかるかもしれない。
企画段階でのステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | 備考 |
不定 | C | C | B | A | D | B |
保有スキル:護国の鬼将