「坂田金時」の版間の差分

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: マスター。主君というより友達のように接している。
 
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: かつての主君。金時の母親が死んでからは彼女が養い親となっている。
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: 主君であり、師であり、金時の母親が死んでからは義母でもある女性。
 
: 彼女への人物評は、「普段はだらしないが、飯時の行儀だけは厳しい」「肩肘でも立てたら鬼の形相で打ち込む」との事。
 
: 彼女への人物評は、「普段はだらしないが、飯時の行儀だけは厳しい」「肩肘でも立てたら鬼の形相で打ち込む」との事。
 
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2016年7月19日 (火) 04:55時点における版

バーサーカー (Apocrypha)

  • 真名:坂田金時
  • 身長:190cm / 体重:88kg
  • 出典:史実
  • 地域:日本
  • 属性:秩序・善
  • 性別:男性
  • キャラクターデザイン:本庄雷太(RAITA) / 設定制作:鋼屋ジン
  • CV:遊佐浩二

Fate/Apocrypha』のオンラインゲームの企画段階で登場した「狂戦士」のサーヴァント。髪を金色に染め、派手な格好の筋骨隆々とした青年。

略歴
小説版『Fate/Apocrypha』では残念ながら登場しない。
Fate/Grand Order』では第四章のA.D.1888のロンドンにて、狂化スキルの付与により暴走するニコラ・テスラに対する抑止力として召喚される。自身の召喚に着いてきた(金時曰くタダノリ)玉藻の前と一時的に手を組み、霊核に亀裂を走らせながらも活性魔霧を全部引きはがす、という活躍を見せる。だが金時自身も魔霧に魔力を吸われながらの戦闘に疲労したようで、主人公一行にエールを送り、玉藻の前とその場に残る。
人物
「狂化」ランクがEと極めて低いため、正常な思考力を保っており意思疎通どころか普通に会話できる。暴れん坊で傍若無人ながら情に厚い正義漢であり、特に母子には優しく振舞い、常にヒーローであろうと心がけている。
精神年齢が小学生男子並のため、召喚された途端あっという間に俗世に染まってしまい、平安時代の人間とは思えないほどカジュアルな服装をしている。
愛車のハーレーの名前は「ベアー号」。ネーミングの由来は、生前よく熊に乗っていたことによる。
派手好きで特に金色を好み、多数のゴールドのアクセサリーを身に着けている。口癖は「ゴールド」、「ゴールデン」。好きなものもゴールデンウィークや金星など、それにまつわるものばかり。
生前美少女の姿をした鬼、酒呑童子に恋をしており、彼女を騙し討ちにしたことがトラウマとなっていて、精神年齢の低さも相まって色恋沙汰には徹底的に弱い。
能力
「狂化」の影響は少ないが、ダメージを負うごとに幸運判定を行い、失敗すると魔力と幸運を除くステータスが上昇し、暴走する。この際、全身が真っ赤になる。
スキル「動物会話」によって言葉を持たない動物との意思疎通が可能。動物側の頭が良くなる訳ではないので、あまり複雑なニュアンスは伝わらない。それでも金時の精神構造が動物に近いせいか、不思議と意気投合してしまう。
固有スキル「天性の肉体」によって、生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。このスキルの所有者は、常に筋力がランクアップしているものとして扱われ、鍛えなくても筋骨隆々の肉体を維持できる。
雷神の子という出自から神霊適性を持ち、雷神系のルーツ、伝説を保有する英霊からの攻撃に対して、稀に耐性として発動することがある。ただ母が人食いの山姥である所為でランクはDと低い。
腕には赤龍の尺骨が宿っている。

ライダー

  • 真名:坂田金時
  • 身長:190cm / 体重:88kg
  • 出典:史実、古浄瑠璃など
  • 地域:日本
  • 属性:秩序・善
  • 性別:男性
  • CV:遊佐浩二 / イラスト:本庄雷太

騎兵」のサーヴァント

略歴
人物
おかっぱの髪型を変え、黒と金を基調としたレザージャケットを身につけている。なお、「ライダー」の意味を曖昧に解釈したことから、オリジナルデザインのバックルを装着している。
性格に関しては基本的にバーサーカーの時と大差ないが、愛機「ベアー号」を駆る事でノリノリである事に加え、雷神と山姥の子としての性質が強調されているため、結果として「危険な男」となっている可能性がある。
時には面倒の一切合切を忘れ、モンスターマシンを駆って風になるが、生前における「因縁深き相手」ばかりが押し寄せる。
能力
こちらでは「黄金喰い」を所持してないため、徒手空拳で戦っている。また、雷神の子という出自から、電撃を放つ能力を有している。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
バーサーカー A+ B B C C C 狂化:E 天性の肉体:C
動物会話:C
神性:D
企画段階。
主人公 (Grand Order) A+ B B C C C 狂化:E 怪力:A+
動物会話:C
天性の肉体:A
神性:D
実装前に発売されたムック本で

は怪力と天性の肉体はCランクになっていた。

ライダー A+ B B+ C C B 千里疾走:A
動物会話:C
天性の肉体:A
神性:C

宝具

黄金喰い(ゴールデンイーター)
ランク:B
種別:対人宝具
金時の怪力なくしては扱えない、雷神の力を宿す巨大マサカリ。
雷を込めたカートリッジが15発装填されており、その爆発で破壊力を高める。
恐らく真名は別にあるのだが、金時はこの名前で発動させられる。
黄金衝撃(ゴールデンスパーク)
ランク:C
種別:対人宝具
『黄金喰い』から稲妻を放出して周囲の敵を薙ぎ払う。
15発装填されているカートリッジのうち、3発分を使用して発動する。真名が怪しいのに発動するのは、「黄金喰い」と同じ。
黄金喰いは「威力:中」(ランク:B)、黄金衝撃は「威力:小」(ランク:C)となっており、範囲が広い分、破壊力そのものは黄金喰いよりは落ちる模様。
『Grand Order』では敵単体に強力な攻撃を行い、中確率でスタンを付与する効果。
企画段階では黄金喰いの対軍宝具としての使用法という設定だったが、『Grand Order』では黄金喰いと同様の対人宝具になっている。
夜狼死九・黄金疾走(ゴールデンドライブ・グッドナイト)
ランク:B
種別:対軍宝具
「超加速突撃形態」へと変形したゴールデンベアー号による突撃。ベアー号のタイヤは雷神の太鼓が変化したものであり、回転するごとに威力が上昇する。
ゲーム中でのモーションでは迸る電撃を纏いながら、猛烈の速度で敵に特攻を仕掛ける。
ゴールデンベアー号
金時が駆るモンスターマシン。ひと吹きで百里を駆け抜け、熊百頭が行く手を阻もうとも問題なく蹴散らせるスペックを有している。
「トランスするフォーマーのように変形するクマ公」という言葉通り、自動車形態と熊形態の二種類が存在しているが、『Fate/Grand Order』では自動車形態のみ登場している。

真名:坂田金時

さかたきんとき、さかたのきんとき、とも。平安時代最強の神秘殺し、源頼光四天王の一人であり、幼名の「金太郎」が有する日本における知名度は桃太郎に並び立つ。
雷神である赤龍の子で、母親は足柄山の人食い山姥。金時もまた怪物としての力を受け継ぎ、山の獣を相手にしてはそれを殺す生活を続けていた。
やがて鬼女である母は碓井貞光に討ち取られるが、金時自身は引き取られ、源頼光の元で人の道を教わり家来となった。
家来となってからは頼光四天王として数々の鬼退治に参加。特に大江山の酒呑童子退治で山伏に変装し、毒酒を飲ませて酒呑童子を討つエピソードが有名。
酒呑童子を騙し討ちにした彼はその後の生涯に大きなわだかまりを残したまま過ごす事になる、との事だったが…。

登場作品と役柄

Fate/Apocrypha
オンラインゲーム企画時に登場している。
Fate/Grand Order
バーサーカーのサーヴァントとして登場。レア度は最高位のSSR(☆5)。イラストレーターは本庄雷太氏。
恒常ガチャには追加されず、イベント時などに期間限定で排出されるサーヴァント。
メインクエストでは第四章に登場する。
コハエース
琥珀さん(というか作者の経験値氏)が彼の小説版『Apocrypha』リストラを惜しんだのか端役として登場させていた。
ちびちゅき!
端午の節句の縁起物・金太郎であることを主張するが、例のゴールデンな見た目のせいで子供たちには信じてもらえない。
ネロ・カオスの動物ランドからパクった熊のクマ五郎に「真・ベアー号」と名付け、乗り逃げする。
カプセルさーばんと
さーばんとの一匹。
コストが非常に高く移動が遅い反面、攻撃力と攻撃速度が速い。
コスト:1000 / 戦闘力:A+ / 突破力:A++ / 移動力:E / 体力:A+ / 忍耐力:A+ / リキャスト:E

人間関係

Fate/Grand Order

主人公 (Grand Order)
マスター。主君というより友達のように接している。
源頼光
主君であり、師であり、金時の母親が死んでからは義母でもある女性。
彼女への人物評は、「普段はだらしないが、飯時の行儀だけは厳しい」「肩肘でも立てたら鬼の形相で打ち込む」との事。
酒呑童子
美少女の姿をした鬼。龍神の子であるという点で金時とは共通の背景を持つ。
惹かれあいながら殺し合った関係だが、彼女を騙し討ちで殺したことを悔やんでいる。
一方、本人への人物評自体は「ステンノと同じタイプの悪女」「男の夢をぶち壊すことにかけては天才」となかなかに辛辣。
また、酒呑童子のキャラクエでは、主人公(Grand Order)の部屋にいる彼女と鉢合わせになるや否や、踵を返そうとした事も(結局捕まったが)。
玉藻の前
顔はイケメンだが心がイケてないケモノである「イケモン」の一種として彼女に名前を挙げられている。
酒呑童子と交流があるようだが、金時と彼女が会うのは「人のバカップルぶりを見るのは御免」と嫌がっている。
余談だが金時は玉藻の前の事を「フォックス」と呼んでいる。
ニコラ・テスラ
四章にて対峙した好敵手。性格的にもノリが合うようで、二コラも金時の事を「Mr.ゴールデン」と呼び、人の希望を背負って立つ英霊だと賞賛していた。
チャールズ・バベッジ
イベント『セイバーウォーズ』にてテスラ共々トリオを組む。新しいものが好きなアメリカ脳なために最大限にリスペクトしている。

名台詞

コハエース

「へぇ、コイツが『CCC』か。楽しめそうじゃねぇか」
彼が李老師とタッグを組んで『CCC』に参加したら……というコハエースでのウソ予告。
表向きのボスであるBBちゃん曰く、「こんなの来たら勝てる気がしない!」
「コハエース? オレの公式初参戦はカプさばだから」
コハエースの忘年会で言い放った暴言。というか、カプさばの説明文で「公式初参戦」と本当に言い切った。
コハエースはともかく、先に登場したはずの「ちびちゅき!」まで巻き添えを食らっている。

Fate/Grand Order

「吹き飛べ。必殺! 『黄金衝撃ゴールデンスパーク』!」
宝具解放。雷を纏った規格外の一撃が敵を粉砕する。
「好きな物? そりゃあガキだろ。 子供は守ってやらなくちゃな」
「女の子を泣かせるのは、ちっともゴールデンじゃねぇ」
マイルーム会話。ヒーローを心がける快男児らしい台詞である。
「なん…おおっとと!顔が近ぇよ……」
マイルーム会話。呼ばれて答えたらどうやら主人公の顔が予想外に近くて驚いてしまった様子。
色恋が苦手なのに異性の顔が近くにあれば頬を染めて驚くのも仕方ないが、何故か主人公が男でも照れる。
「金時じゃねぇ、ゴールデンと呼んでくれ。別に名前に不満は無ぇが、フィーリングの問題なんだよ、わかるか? 道義とか礼節の話じゃなく、魂の話なワケ」
絆レベル1時のマイルーム会話。現世に染まりきったせいかやたらと横文字を使いたがる印象も。
「ライダーで現界してりゃあ最高にクールゴールデンなベアー号を見せてやれんだけどな。
 アイツはとんだデビルモンスターマシンだ……ったく、クマ公のくせに変形すんだぜ?どこのトランスするフォーマーかっての!」
絆レベル2時のマイルーム会話。なにそのKUMA超見てみたいんですけど!
「良い夜だ、そうともクソッタレな程、良い夜だ。こんな夜は大江の山の白い月を思い出す」
最終再臨時(以前は最大レベル到達)に聞ける台詞。大江の山とはかつて酒呑童子が本拠として扱った山である。
サーヴァントとして召喚された今も、金時は彼女の事を悔んでいるのだろうか。
「雷電を、受けて輝く黄金ゴールデン――」
「誰かオレを呼びやがる。魔性を屠り、鬼を討てと言いやがる。」
「うるせぇなァ—―」
「うるせぇうるせぇ、耳元であれこれ言うんじゃねぇ!いつだってオレァ、オレの斧を振るうまで!」
「悪鬼を制し羅刹を殴り!―――輝くマサカリ、ゴールデン!」
「名乗りたくはねえが名乗らせてもらうぜ。英霊・坂田金時―――只今ここに見参だ。」
世界の危機に颯爽と駆けつける金時の名乗り口上。その姿はまさしく彼が憧れていたヒーローそのものである。
……というか、前口上がなんとなく某電撃使いのカブトムシライダーに似てない気がしなくもない。
金時「顔—――」
玉藻の前「はい?」
金時「顔が近ぇんだよ―――いや、アンタはできりゃ援護に専念してくれ。オレが殴る。」
ずずいと顔を近づける玉藻の前に対して。やはり色恋が苦手な彼にとって露出が多い彼女は気になる様子。
「顔近ェって! ……ッたくよ!フォックス、大いに頼りにしてッから頑張れ!」
「今はアンタが頼みの綱だ!南無八幡ッ!」
テスラと激突中に金時が玉藻の前に送った激励。
ちなみに南無八幡南無は身と心を委ねる、八幡には武神と言う意味合いが有り、この言葉を贈られた玉藻は自分に対する信仰か?と後々まで金時に確認を取っていた。
「こいつはご機嫌だぜバベッジの旦那! 正真正銘の宇宙船だ!」
「スミソニアンで見たから知ってる知ってる!月まで飛んでカグヤ姫とご対面としゃれこむかぁ!」
『セイバーウォーズ』にてドゥ・スタリオンⅡ号を指して。
いつ見に行ったんだスミソニアン博物館。まさか一緒にいたテスラバベッジと行ったんじゃあるまいな。

メモ

  • いつもサングラスをかけているが、酒呑童子曰く、「金髪碧眼の小僧」とのことなので、サングラスの下の目は青いと思われる。
  • 金髪は染めている訳ではなく、最初からこの色。このため、生前は忌み子扱いされていたとか。
  • 小説版『Apocrypha』で彼が没になった理由は、プロット上味方側のバーサーカーがフランケンシュタインであるという点は変更できず、かといって主人公側と敵対するにはあまりに気持ちの良い男すぎるというもの。
    • 幕間の物語「足柄の山、金時の熊退治」をクリアすると見られるマテリアルによると「対等な関係を求めるタイプとは滅法相性が良く、逆に女子供を傷つけるタイプとは致命的に相性が悪い」と主人公属性となっている。
  • 奈須氏、東出氏共に彼が企画段階で没にされたことを非常に惜しんでいた。特に奈須氏は彼を「ゴールデン」という愛称で呼ぶ。
  • 彼の他には、ゲオルギウスダビデ武蔵坊弁慶が没になっている。
  • ライダーの適正もあり、そちらで召喚された場合はゴールデンベアー号を宝具として引っさげてくる。「トランスするフォーマーのように変形するクマ公」という言葉通り、自動車形態と熊形態の二つに変形している。
    • 「Fate/complete material IV」収録の「Fate/Apocryphaの真実」では奈須氏が「クラスはライダー。乗っているハーレーの名前はベアー号」と発言している。
    • いろいろととんでもない生物のようで、ワイバーンでは比較にすらならず、ファヴニール級の竜種を相手にしても「空飛べる分羆よりは手応えがありそう」などと比べられるほど。

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