「源頼光」の版間の差分

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: 頼光が残した鬼達の調伏を断ると仮定した場合の話。さぼり癖のついただらしない子には罰を。
 
: 頼光が残した鬼達の調伏を断ると仮定した場合の話。さぼり癖のついただらしない子には罰を。
 
: 母も辛い。辛いが悪い子にはお仕置きをしなければならない。
 
: 母も辛い。辛いが悪い子にはお仕置きをしなければならない。
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; 「<RUBY><RB>頼光</RB><RT>わたし</RT></RUBY>にも困ったもの。親は選べないのだから、子ぐらいは選べば良いものを。」
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: キャラクエストにて夢の中の牛御前としてのセリフ。[[主人公 (Grand Order) |新しい子]]が異形、魔性の血を継いだ英雄ではないことについての嘆き。
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: "親"と"子"は頼光と牛御前にとって生前、そして英霊となった今も、己のありかたを決める重要なファクターである。
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;「私は示しましょう。<RUBY><RB>頼光</RB><RT>わたし</RT></RUBY>が、如何なる存在であるか。鬼が、魔性が、異形が、どれほどまでに恐ろしいのか。」<br/>「力を示しなさい! <RUBY><RB>頼光</RB><RT>わたし</RT></RUBY>の子! 我が子にふさわしいモノかどうか、この牛御前に――」<br />「神鳴る天網を統べるこの私に! かき抱かれて、もしも灰の一片でも残るようであれば!」<br />「その時には愛してあげましょう! <RUBY><RB>頼光</RB><RT>わたし</RT></RUBY>の分まで、<RUBY><RB>滂沱</RB><RT>ぼうだ</RT></RUBY>と涙を流しながら!」
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: 同上。人と鬼がわかりあえるはずがないと我が子に襲い掛かる。狂うほどの深い愛情に応えるためには、命懸けで応えなければならない。
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; 「私は、とうに貴方の事をマスターと認めていますよ。」<br />「認めていなければ、こんなに世話を焼いたりはしません。おわかりでなかったのですか?」
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: 牛御前との戦闘終了後。生きて戻れたということは認められたと主人公は安堵するが、認めるために牛御前が出てきたわけではないと頼光の言葉から窺える。
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: 頼光も牛御前も同じ存在であり、異形でもないただの人間――自分を一度は捨てた父親と同じただの人間が、<RUBY><RB>牛御前</RB><RT>わたし</RT></RUBY>を愛してくれるか不安であり確認をしたかっただけだろう。
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: 生前からずっと囚われていた暗闇の中に現れた一筋の救いは、二人の子として愛され続けることになる。
  
 
== メモ ==
 
== メモ ==

2016年8月8日 (月) 10:33時点における版

バーサーカー

  • 真名:源頼光
  • 身長:175cm / 体重:??kg
  • 出典:史実、『御伽草子』より
  • 地域:日本
  • 属性:混沌・善
  • 性別:女性
  • CV:戸松遥 / イラスト:本庄雷太

狂戦士」のサーヴァント。

略歴
人物
雅で清潔で艶やかな妙齢の女性。冷徹な武人で真面目な職業軍人だが、あふれ出る包容力を持ち、とりわけ金時の事になると子煩悩で心配性の泣き虫の一面を見せる。
ショックなことがあってもひとしきり泣いて喚いてダダこねてしまえば開き直れるある種の心の強さを有しているが、本気で怒った時は金時も恐れている。
鬼嫌いであるものの、鬼やら蜘蛛といった妖怪が異形であるというだけで退治されることに余りにも無体と考えていた。
狂化のランクはEXだが意思疎通は可能で理性は失われておらず、平和を良しとする良識人に見えるが、その精神は神性が混じっているのと、異常なまでの母性愛の発露で道徳的に破綻しており、物事のとらえ方が俯瞰的、大局的になる事も。
反面、好きになってしまった相手への情は深く、「息子の為なら世界を敵に回す」といった母性愛の権化になるが、逆に言えば「愛するものの為ならあらゆるものを排除し、また、狂信的に守ろうとする」と精神的に病んでいる。
まっとうな愛を語りながら、愛の為なら社会道徳が目に入らなくなり、あらゆる行為を容認しており、そういった破綻している所を外部にまったく悟らせないところが他のバーサーカーたちと一線を画している。故に、彼女を基本的に説得、改心させる事は不可能。
なお、彼女にとって「恋人」とはイコール「自分の息子」なのであるが、本人はその捉え方のズレにまったく気づいていない。
能力
刀剣や弓矢の扱いも長けており、ステータスも高め。
全体的にはセイバークラスのようなステータス構成になっている。(実際、本人も召喚された際には自分がセイバークラスで召喚されたと思っていた。)
戦闘においては刀と弓矢に魔力放出による雷を付与させながら戦う。
宝具を発動すると頼光四天王の武器と分身を召喚し、その武器のどれもを使いこなす。
バーサーカーとしては例外的な存在と言えるだろう。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
バーサーカー 主人公 (Grand Order) A B D A C A+ 対魔力:D
狂化:EX
騎乗:A
神性:C
無窮の武練:A+
魔力放出(雷):A
神秘殺し:A

宝具

牛王招雷・天綱恢々(ごおうしょうらい・てんもうかいかい)
ランク:B++
種別:対軍宝具
レンジ:1~100
最大捕捉:200人
魔性・異形としての自己の源である牛頭天王、その神使である牛(あるいは牛鬼)を一時的に召喚し、これと共に敵陣を一掃する。
神鳴りによって現れる武具は彼女の配下である四天王たちの魂を象ったものであり、ゲーム中でのモーションではそれぞれ四天王の武器で攻撃を仕掛け、締めに雷撃を纏った斬撃を食らわせる。
牛王招力・怒髪天昇(ごおうしょうりき・どはつてんしょう)
丑御前時に使用する宝具。「牛王招雷・天綱恢々」と同じモーションで放たれる。

真名:源頼光

みなもとのらいこう。源氏の嫡男として生まれ、摂津源氏の祖として清和源氏全体の発展に貢献した十~十一世紀の人物。
「大江山の酒呑童子」「京の大蜘蛛」「浅草寺の牛鬼」等々、多くの怪異を討ち滅ぼした平安時代最強の神秘殺し。
配下である頼光四天王――渡辺綱、坂田金時、卜部季武、碓井貞光を率いて都の安寧を守護し続けた。
無論、史実では男性。彼女が女性である理由は、その出世の秘密に由縁しているというが……?

鈴ヶ森の丑御前

うしごぜん。源頼光の兄弟で、北野天神、牛頭天王の申し子として生まれた鬼子。最終的には頼光の手で退治されたとされているもの。
その実態は源頼光自身。
丑御前は母の胎に三年三月の間留まった後、牛の年、丑の日、牛の時に生まれたが、その力から鬼子として父親は娘を殺すように命じられたが、それを憐れんだ母によって大和国の寺に預けられた。
密かに育てられた丑御前は神の如き力のあるモノとなったが、彼女は父の名も、都で高名な武家の棟梁であることも知らなかった。
そんな中、一五歳の頃に都からの遣いが現れた。父が娘の持つ才能を惜しみ、新しく生まれた息子として、幽閉した娘を家に戻し、源頼光(みなもとのらいこう)の名を与えた。
頼光は源氏の棟梁になるにあたって、その異形の側面を切り離そうとするが、丑御前として暴走し、自害に及ぼうとしたが、金時によって失神させられ、無理くり深層の奥深くに封じる形となった。
丑御前は頼光の神気が高まることで表面化したモノであり、人物像は頼光と同じだが、在り方が大いに異なっている。
頼光にはあった母性愛と慈愛がないので、狂気と破綻さがより顕著となっている。
「鬼哭酔夢魔京 羅生門」の事件を引き起こした元凶であり、「天魔御伽草子 鬼ヶ島」では全ての異形のためという名目で魔境を新たに産みだすが、実際は行き場のない自分のためだけにやっているに過ぎず、自分の力で生み出した鬼や妖魔を気晴らしのために「処分」している。

関連

牛頭天王
日本における神仏習合の神。
丑御前は牛頭天王の化身であるため、国産み・島産みの権能レベルを有しており、「天魔御伽草子 鬼ヶ島」では聖杯を用いて鬼ヶ島を作り出した。

登場作品と役柄

Fate/Grand Order
バーサーカーのサーヴァントとして登場。レア度は最高位のSSR(☆5)。イラストレーターは本庄雷太氏。

人間関係

坂田金時
四天王の一人であり、自分の子供のような存在。無条件に愛情を向けている。
酒呑童子
生前退治した鬼。鬼嫌いの性だけでなく、彼女もまた金時に惹かれていることもあってか、両者ともに仲が悪い。
牛若丸
彼女からだいたい100年ほど後に生まれた彼女の弟の子孫。

生前

源満仲
父親。
丑御前
「浅草寺の牛鬼」伝説で頼光が討ったとされている牛鬼。彼女とは血を分けた兄弟(姉妹?)であったと伝えられているが……?

名台詞

「こんにちは、愛らしい魔術師さん。サーヴァント、セイバー……あら? あれ? 私、セイバーではなくて……まあ」
「あの……源頼光と申します。大将として、いまだ至らない身ではありますが、どうかよろしくお願いしますね?」
召喚時のセリフ。剣の腕に長け弓や馬の扱いも一流な万能の武将……ゆえに本人もセイバーだと思い込んでいた様子。
まさかの"狂"という識別にも全く動じた様子も見せず、丁重な仕草で契約の言葉を交わす姿からはとてもバーサーカーたる要素は見当たらないが……。
「蟲の気配がしますね……貧相な鬼の娘がぶんぶんと、まあ目障りなこと。ふふっ、大丈夫ですよ?」
「潰すにしても……貴方や金時の目の届かないところで処理いたしますから」
マイルーム会話。酒呑童子の気配を感じて、にこやかな顔で殺意を露わにする。
「ふふっ。どうぞ、こちらへ。お疲れでしたら、私の膝をお貸し致します。源の膝枕です。」
「よかった、気持ちいいですか? ところでマスター。私、独占欲の強い女ですので……私以外にこのようなことをされては、悲しみますよ?」
マイルーム会話絆Lv4。母性に満ちた愛情を注いでくれる頼光だが、情の深さ故の反動というものもまた然り。最後の言葉はその警告ともいえる。
なお、頼光が大蜘蛛を倒す際に用いた太刀を「膝丸」といい、渡辺綱が一条戻橋で鬼を斬った「髭切」と対で源氏重代の宝刀とされている。そこに引っかけての「源の膝枕」という訳ではないかもしれないが。
「誓いましょう、マスター。私は貴方を我が子のように愛します。ですからどうか、あなたも母を裏切らないように」
「そんなことになったら……私、何をしてしまうか分かりません」
マイルーム会話絆Lv5。子とは頼光にとって恋人と同意の最大の愛情表現。子のためなら世界の全てをも敵に回すほどの……。
裏切られたと感じた時、その狂信的な愛と鬼の血による暴走は、彼女自身本当にわからないのかもしれない。
「繊細で慎重、小心ながらも理を持って万事に当たる……そんなお人柄を感じますが」
ロマニの声を聞いての感想。恒例の女性サーヴァントによるロマニ第一印象シリーズ。
要するにチキンということだが、従来の女性サーヴァントと違い言葉を選んでおり、悪く思わせないところに品格の良さを感じさせる。
「はい。私が鬼になります(にっこり)」
頼光が残した鬼達の調伏を断ると仮定した場合の話。さぼり癖のついただらしない子には罰を。
母も辛い。辛いが悪い子にはお仕置きをしなければならない。
頼光わたしにも困ったもの。親は選べないのだから、子ぐらいは選べば良いものを。」
キャラクエストにて夢の中の牛御前としてのセリフ。新しい子が異形、魔性の血を継いだ英雄ではないことについての嘆き。
"親"と"子"は頼光と牛御前にとって生前、そして英霊となった今も、己のありかたを決める重要なファクターである。
「私は示しましょう。頼光わたしが、如何なる存在であるか。鬼が、魔性が、異形が、どれほどまでに恐ろしいのか。」
「力を示しなさい! 頼光わたしの子! 我が子にふさわしいモノかどうか、この牛御前に――」
「神鳴る天網を統べるこの私に! かき抱かれて、もしも灰の一片でも残るようであれば!」
「その時には愛してあげましょう! 頼光わたしの分まで、滂沱ぼうだと涙を流しながら!」
同上。人と鬼がわかりあえるはずがないと我が子に襲い掛かる。狂うほどの深い愛情に応えるためには、命懸けで応えなければならない。
「私は、とうに貴方の事をマスターと認めていますよ。」
「認めていなければ、こんなに世話を焼いたりはしません。おわかりでなかったのですか?」
牛御前との戦闘終了後。生きて戻れたということは認められたと主人公は安堵するが、認めるために牛御前が出てきたわけではないと頼光の言葉から窺える。
頼光も牛御前も同じ存在であり、異形でもないただの人間――自分を一度は捨てた父親と同じただの人間が、牛御前わたしを愛してくれるか不安であり確認をしたかっただけだろう。
生前からずっと囚われていた暗闇の中に現れた一筋の救いは、二人の子として愛され続けることになる。

メモ

  • 実装当初、頼光の担当声優の部分は別人(田中理恵)が表示されていた。
  • 身長は175cmと女性陣のサーヴァントの中ではトップクラスの高身長である。
  • 頼光の持つ刀は童子切もしくは蜘蛛切、弓は雷上動か。
    • 蜘蛛切の場合は牛若丸の持つ薄緑と同一の刀ということになるが、刀装のデザインは異なる。
  • 宝具によって現れる武器はおそらく鉞が言わずもがな坂田金時、刀が茨木童子の腕を切り落とした渡辺綱、弓が弓に関する逸話を持つ卜部季武、槍が消去法で碓井貞光の魂を象ったもの思われる。

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