「エレシュキガル」の版間の差分
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− | : | + | : 第7章『絶対魔獣戦線バビロニア』にて、ギルガメッシュの「なぜシュメルの民を守る事を否定したか!」という発言に対しての憤り。 |
: 気が遠くなる時間ずっとずっと、たった1人で魂を管理してきたエレシュキガルにとって、悪であると自覚しながらも譲れないものがある。 | : 気が遠くなる時間ずっとずっと、たった1人で魂を管理してきたエレシュキガルにとって、悪であると自覚しながらも譲れないものがある。 | ||
: わずかにでも迷いがあるとすれば人間……特に彼女が気にかけた主人公が、自分の行為をどう思うか……。 | : わずかにでも迷いがあるとすれば人間……特に彼女が気にかけた主人公が、自分の行為をどう思うか……。 |
2017年2月13日 (月) 16:20時点における版
エレシュキガル
- 性別:女性
- CV:植田佳奈
『Fate/Grand Order』に登場するキャラクター。
冥界の女主人。クタの都市神。
- 略歴
- 『Fate/Grand Order』の第一部第七章に三女神同盟の一柱として登場。
- イシュタルが召喚されるのと同時に、イシュタルの裏側であり同一の神性であるエレシュキガルも人知れず、イシュタルの依代である少女(遠坂凛)が持つ性質の片側を請け負って連鎖召喚されており、自身を召喚した巫女長を殺害した。
- その後、三女神同盟に加担し、クタ市の市民を死を司る力で衰弱死させており、その後ウルク市でも同様に衰弱死を起こさせている。途中で、主人公を気に入り、イシュタルが眠ってる時間である夜間に同じ神性である彼女の身体を使い地上に顕現し、正体を隠して主人公に接する。
- その後、ギルガメッシュが衰弱死し、それを助けるために冥界へと赴いた主人公たちと戦い、敗北後ジウスドゥラによって同盟の契りを斬られ、主人公たちと協力関係を結び、味方になる。
- 終盤では、ウルクの地下に冥界を相転移させ、落ちて来たティアマトを冥界の機構で攻撃し、主人公たちに冥界での行動権と全強化を与え、戦いの後に冥界のルールを破った罰として第七特異点でのエレシュキガルは消滅した。
- 人物
- 口調は「~だわ、~なのだわ」。
- イシュタルの姉にあたり、イシュタルと同じ遠坂凛を依代に召喚されている。遠坂凛が依代になっているためか性格は本来より明るくなっているが、それでもイシュタルの暗い部分を全部持って行っている為、イシュタルにさえ面倒臭いと言われる。
- ロマニ・アーキマンは豊穣の女神イシュタルが「人間の生を表すグレートアースマザー」ならば、エレシュキガルは「人間の死を表すテリブルアースマザー」であり、表裏一体で同一の神性から生まれたものではないかと推測されている。
- イシュタルのふりをして主人公に接触した時もくしゃみで変化が解除されたり、三回目に至っては最初から元の姿のままだったり、挙句自身を「イルカルラ」と呼ぶなどうっかりまで保有している。当人は指摘されるまで完全に隠し通せているという自信に満ち溢れており姿を見せたときの反応の緩さに驚愕した。
- 竹箒日記によるとエレシュキガルは『生真面目な秀才、恋にも真剣な少女』としての凛部分とのこと。
- 能力
- エレシュキガル自体の神性はそこまで高くないが、「冥界にいる限りエレシュキガルの法と律には神であろうと逆らえない」という性質により冥界の中でのみ強大な力を持ち、対抗するには生者でなくてはならない。
登場作品と役柄
- Fate/Grand Order
- 第七章に登場。キャラクターデザインはイシュタルと同じく森井しづき氏。
- 敵として戦闘もあるが、固有グラフィックは用意されておらず汎用の巨大ゴーストとなる。クラスはランサーで、ボイスは専用のものが用意されている。
人間関係
Fate/Grand Order
- レオニダス一世、 牛若丸、武蔵坊弁慶
- 第七章で冥界に落ちてきた彼らをこっそり匿い、牛若丸が主人公達の力になりたくて「解放してくれなかったら腹を切る」と駄々をこねて彼女に率いられる形で終章での最終決戦に参戦させる。
- なお、弁慶の容姿はお気に召さなかったらしく、最終決戦時に牛若丸に弁慶を差し出された際には「冥界の美観を損ねるからヤダ」とキッパリ断った。
生前(?)
- イシュタル
- 妹。
名台詞
- 「我が責務、我が役割は何も変わらない! 私はエレシュキガル、冥界を任されたものだ……!」
「すべての人間、すべての魂を冥界に納めるのが我が存在意義にして、我が運命!」
「それを全力で行う事に、何の後悔も自責もない!」
「阻むというのなら貴様こそ、我が神権によって滅びるがいい!」 - 第7章『絶対魔獣戦線バビロニア』にて、ギルガメッシュの「なぜシュメルの民を守る事を否定したか!」という発言に対しての憤り。
- 気が遠くなる時間ずっとずっと、たった1人で魂を管理してきたエレシュキガルにとって、悪であると自覚しながらも譲れないものがある。
- わずかにでも迷いがあるとすれば人間……特に彼女が気にかけた主人公が、自分の行為をどう思うか……。
- 「じゃあ殺すわ、まず殺すわ! その後で私の話を聞いてください……!」
「この世界でただ一人、私の『悪』を肯定してしまった、アナタの負うべき責任として!」 - 上記、魂を集めるエレシュキガルの行為を肯定する選択肢を選んでしまった場合のセリフ。
- 大好きな人間は死ななければ自分のものにならない、死んだ人間にしか興味がないと思い込んだ、歪んだ愛情である。
- 「私、生者とか大嫌いだから。私の
死者 にならないのなら、私を理解しようとしないで。」 - 戦闘終了後の台詞。敗北したことで、死の女神が死を否定することはできないと、首を差し出すが……。
- ジウスドゥラから「死した人間ではなく、いずれ死する運命にある人間を愛したのだ」と未熟さを指摘され、自分の考えを改めた。
メモ
- 『Fate/Grand Order』の第一部終章では、第七章で消滅したので登場できないはずであったが、どういうわけか上記の3名を引き連れた上凛の姿を保ったまま参戦している。彼女の口ぶりから「主人公に救われた縁」で復活できたらしいが、当然ながら七章と終章の間にそのような出来事はない。そのため、後のイベントで彼女を救済するクエストが登場する事が確実視されている。
- 遠坂凛が持つ性質の片側から召喚されたからなのか、その容姿はもう一人の遠坂凛にそっくりである。輝くような金髪、二つの赤いリボンは彼女の特徴を受け継いでいるといえよう。
あとイシュタルより若干大きく見える胸とか。また、イシュタルはアーチャークラス、エレシュキガルは(敵として登場した時に)ランサークラスに設定されているが、これは両者が使役したサーヴァントのクラスと同じである。