「アタランテ」の版間の差分
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2013年8月4日 (日) 22:51時点における版
アーチャー(Apocrypha・赤)
- 真名:アタランテ
- 身長:166cm/体重:57kg
- スリーサイズ:B/W/H
- 属性:中立・悪
「弓兵」のクラスのサーヴァント。聖杯大戦では、赤の陣営に属している。
翠緑の衣装を纏った野性味と気品を併せ持つ少女。
- 略歴
- 真名はギリシャ神話に登場する狩猟の女神アルテミスの加護を授かって生まれた「純潔の狩人」アタランテ。
アルカディアの王女として生まれるが、男児が望まれていたため生後すぐ山中に捨てられ、女神アルテミスの聖獣である雌熊に育てられる。その後アルゴー船に乗り大英雄達と旅をし、カリュドンの猪の討伐に貢献した。
聖杯大戦には赤のサーヴァントとして現界した。彼女のマスターはシロウ達によって召喚される前から傀儡と化しており、以後、マスターとの「仲介人」を名乗るシロウの思惑で行動することになってしまった。
- 人物
- 眼差しは獣のように鋭く、髪は無造作に伸ばされ、貴人の如き滑らかさは欠片も無いため一見すると粗野な女性に見える。しかし他人を「汝」と呼び、自分達を「吾々」と呼ぶなど非常に古風な話し方をするため、不思議な気品がある。
考え方や死生観が獣と同じであるため、彼女にとって生きる糧は奪って手に入れるのが当たり前であり、過度な誇りは犬にでも喰わせるべき代物。
ただ、全く誇りを持っていない訳ではなく、赤のアサシンやシロウのように退廃的な雰囲気や陰謀の気配を持った人間を嫌っている。
- 能力
- 超一流の狩人であり、神域の弓術の使い手。
アルテミスから授かった天穹の弓「タウロポロス」は、引き絞れば引き絞るほど威力を増し、宝具として使用せずとも彼女の本来の筋力値を大幅に超えた力を矢に宿し、その破壊力は黒のセイバーの鎧を貫くほど。
技量も桁外れに高く、弓兵でなければ知覚すらできないような遠方から、闇に包まれた密林という視界が零に近い状況下で、高速で戦闘している標的にすら矢を必中させる。
ギリシャ神話最高の狩人の名は伊達ではなく、周囲の環境に溶け込むことが可能で、それを見ていたライダーですら気配は感じ取れても、何処に居るのか分らなかった。
また伝承通りかなりの俊足で、狙撃だけでなく高速移動しながらの射撃も得意としている。
登場作品と役柄
- Fate/Apocrypha
- 「赤」のサーヴァントとして登場。
人間関係
- ライダー(Apocrypha・赤)
- 「姐さん」と呼ばれ慕われている。彼から度々アプローチされるのが素っ気無く扱っている。ただ彼を疎んじている訳ではなく、その実力には全幅の信頼を置いており、互いに真名を把握している。
- バーサーカー (Apocrypha・赤)
- 彼を見捨てずに、ぎりぎりまで説得を続けていたが、その努力も虚しく、敵陣真っ只中に突撃してしまう。
- アサシン (Apocrypha・赤)、シロウ・コトミネ
- 彼らに一応協力してはいるが、不穏な気配を感じ取っており、内心苛立ちと不信感を募らせている。
- バーサーカー (Apocrypha・黒)
- 動物に近い彼女にとって、鉄と機械油の臭いは耐え難い悪臭らしく、人造の存在であるバーサーカーを敵視している。
- アーチャー (Apocrypha・黒)
- 自らに並ぶものなど居ないと思っていた弓の技術で一杯喰わされ、彼とも因縁を感じている。
名台詞
メモ
- キャラクターデザイン原案は唖采弦二氏。設定制作を担当したのは茗荷屋甚六氏。
- 実は月の聖杯戦争にも参加している。セイバー (EXTRA・赤)が彼女と擦れ違ったと発言している。対戦相手でもないので、ゲーム本編でプレイヤーが彼女の姿を見ることは無いのだが、漫画版ではそのままの姿で登場している。
- 彼女が月の聖杯戦争の何回戦で敗れたのか正確には分らない。セイバーによる彼女の目撃証言は二回戦の途中で発生するが、後はそれっきりで情報は途絶えている。
漫画版の設定を参考にすると、ランサー (EXTRA・黒)の討伐に参加しているため、四回戦まで勝ち残っていることが確認できる。
しかしムーンセルの聖杯戦争は彼女の特性が活かしにくい一対一の決闘形式であった上に、上位に残っていた者が、「光の御子」と称えられるクランの猛犬、三国志最強と呼ばれる半人半機の武将、アーサー王の片腕と名高い太陽の騎士と余りに分が悪いことを考えると、四回戦以上を勝ち上がるのは無理であったのだろう。 - 一応、伝承では英雄ペーレウスとのレスリングで勝利している程で、決して近接戦闘で劣るサーヴァントと言う訳ではない。
しかしステータス(筋力D、耐久E)を見るに、アーチャーとして現界した彼女にはそこまでの身体能力はないようだ。
- 彼女が月の聖杯戦争の何回戦で敗れたのか正確には分らない。セイバーによる彼女の目撃証言は二回戦の途中で発生するが、後はそれっきりで情報は途絶えている。
- 互いに面識は無いが、実は黒のアーチャーとはアルテミスを通じた繋がりがある。彼はアルテミスから狩猟を学び、彼女は恩義のあるアルテミスに倣って弓の技を磨いた。二人が聖杯大戦で敵対することになったのも運命的な物を感じる。
- アルゴー船に乗っていたため、ヘラクレスやメディアとその恋人であったイアソンに、ケイローンの弟子であったカストールとアスクレピオスとも面識がある。
企画段階でのステータス
筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | 備考 | |
アーチャー | D | E | A | B | C | C |
保有スキル:アルカディア越え 追い込みの美学 黄金のリンゴ