「坂田金時」の版間の差分
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:ずずいと顔を近づける玉藻の前に対して。やはり色恋が苦手な彼にとって露出が多い彼女は気になる様子。 | :ずずいと顔を近づける玉藻の前に対して。やはり色恋が苦手な彼にとって露出が多い彼女は気になる様子。 | ||
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+ | : いつ見に行ったんだスミソニアン博物館。まさか一緒にいた[[ニコラ・テスラ|仲良し]][[チャールズ・バベッジ|二人組]]と行ったんじゃあるまいな。 | ||
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== メモ == | == メモ == | ||
*キャラクターデザイン原案は本庄雷太氏。設定制作を担当したのは鋼屋ジン氏。 | *キャラクターデザイン原案は本庄雷太氏。設定制作を担当したのは鋼屋ジン氏。 |
2016年2月9日 (火) 05:53時点における版
バーサーカー (Apocrypha)
- 真名:坂田金時
- 身長:190cm / 体重:88kg
- 出典:史実
- 地域:日本
- 属性:秩序・善
- 性別:男性
- キャラクターデザイン:本庄雷太(RAITA) / 設定制作:鋼屋ジン
- CV:遊佐浩二
『Fate/Apocrypha』のオンラインゲームの企画段階で登場した「狂戦士」のサーヴァント。髪を金色に染め、派手な格好の筋骨隆々とした青年。
- 略歴
- 真名は坂田金時。平安時代最強の神秘殺し、源頼光四天王の一人であり、一般的には金太郎が成人した姿と言われる。
- 小説版『Fate/Apocrypha』では残念ながら登場しない。
- 『Fate/Grand Order』では第4章のA.D.1888のロンドンにて、狂化スキルの付与により暴走するニコラ・テスラに対する抑止力として召喚される。自身の召喚に着いてきた(金時曰くタダノリ)玉藻の前と一時的に手を組み、霊核に亀裂を走らせながらも活性魔霧を全部引きはがす、という活躍を見せる。だが金時自身も魔霧に魔力を吸われながらの戦闘に疲労したようで、主人公一行にエールを送り、玉藻の前とその場に残る。
- 人物
- 「狂化」ランクがEと極めて低いため、正常な思考力を保っており意思疎通どころか普通に会話できる。暴れん坊で傍若無人ながら情に厚い正義漢であり、特に母子には優しく振舞い、常にヒーローであろうと心がけている。
- 精神年齢が小学生男子並のため、召喚された途端あっという間に俗世に染まってしまい、平安時代の人間とは思えないほどカジュアルな服装をしている。
- 愛車のハーレーの名前は「ベアー号」。ネーミングの由来は、生前よく熊に乗っていたことによる。
- 派手好きで特に金色を好み、髪を金に染め、多数のゴールドのアクセサリーを身に着けている。口癖は「ゴールド」、「ゴールデン」。好きなものもゴールデンウィークなど、上記の二つのワードが入ったものばかり。
- 生前美少女の姿をした鬼、酒呑童子に恋をしており、彼女を騙し討ちにしたことがトラウマとなっていて、精神年齢の低さも相まって色恋沙汰には徹底的に弱い。
- 能力
- 「狂化」の影響は少ないが、ダメージを負うごとに幸運判定を行い、失敗すると魔力と幸運を除くステータスが上昇し、暴走する。この際、全身が真っ赤になる。
- スキル「動物会話」によって言葉を持たない動物との意思疎通が可能。動物側の頭が良くなる訳ではないので、あまり複雑なニュアンスは伝わらない。それでも金時の精神構造が動物に近いせいか、不思議と意気投合してしまう。
- 固有スキル「天性の肉体」によって、生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。このスキルの所有者は、常に筋力がランクアップしているものとして扱われ、鍛えなくても筋骨隆々の肉体を維持できる。
- 雷神の子という出自から神霊適性を持ち、雷神系のルーツ、伝説を保有する英霊からの攻撃に対して、稀に耐性として発動することがある。ただ母が人食いの山姥である所為でランクはDと低い。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バーサーカー | ? | A+ | B | B | C | C | C | 狂化:E | 天性の肉体:C 動物会話:C 神性:D |
企画段階。 |
主人公 (Grand Order) | A+ | B | B | C | C | C | 狂化:E | 怪力:A+ 動物会話:C 天性の肉体:A 神性:D |
実装前に発売されたムック本では怪力と天性の肉体はCランクになっていた。 |
宝具
- 黄金喰い(ゴールデンイーター)
- ランク:B
種別:対人宝具 - 金時の怪力なくしては扱えない、雷神の力を宿す巨大マサカリ。
- 雷を込めたカートリッジが15発装填されており、その爆発で破壊力を高める。
- 恐らく真名は別にあるのだが、金時はこの名前で発動させられる。
- 黄金衝撃(ゴールデンスパーク)
- ランク:C
種別:対人宝具 - 『黄金喰い』から稲妻を放出して周囲の敵を薙ぎ払う。
- 15発装填されているカートリッジのうち、3発分を使用して発動する。真名が怪しいのに発動するのは、「黄金喰い」と同じ。
- 黄金喰いは「威力:中」(ランク:B)、黄金衝撃は「威力:小」(ランク:C)となっており、範囲が広い分、破壊力そのものは黄金喰いよりは落ちる模様。
- 『Grand Order』では敵単体に強力な攻撃を行い、中確率でスタンを付与する効果。
- 企画時の設定では対軍宝具だったが、『Grand Order』では対人宝具、単体攻撃になっている。
真名:坂田金時
- さかたきんとき、さかたのきんとき、とも。幼名の「金太郎」が有する日本における知名度は桃太郎に並び立つ。
- 雷神である赤龍の子で、母親は足柄山の人食い山姥。金時もまた怪物としての力を受け継ぎ、山の獣を相手にしてはそれを殺す生活を続けていた。
- やがて鬼女である母は碓井貞光に討ち取られるが、金時自身は引き取られ、源頼光の元で人の道を教わり家来となった。
- 家来となってからは頼光四天王として数々の鬼退治に参加。特に大江山の酒呑童子退治で山伏に変装し、薬を盛った酒を飲ませて酒呑童子を討つエピソードが有名。
- 酒呑童子を騙し討ちにした彼はその後の生涯に大きなわだかまりを残したまま過ごす事になる、との事だったが…
登場作品と役柄
- Fate/Apocrypha
- オンラインゲーム企画時に登場している。
- Fate/Grand Order
- バーサーカーのサーヴァントとして登場。レア度は最高位のSSR(☆5)。イラストレーターは本庄雷太氏。
- ギルガメッシュ等と同様にイベント時などに期間限定で排出されるサーヴァントである。…金ぴかなのが関係あるのだろうか?
- コハエース
- 琥珀さん(というか作者の経験値氏)が彼の小説版『Apocrypha』リストラを惜しんだのか端役として登場させていた。
- ちびちゅき!
- 端午の節句の縁起物・金太郎であることを主張するが、例のゴールデンな見た目のせいで子供たちには信じてもらえない。
- ネロ・カオスの動物ランドからパクった熊のクマ五郎に「真・ベアー号」と名付け、乗り逃げする。
- カプセルさーばんと
- さーばんとの一匹。
- コストが非常に高く移動が遅い反面、攻撃力と攻撃速度が速い。
- コスト:1000 / 戦闘力:A+ / 突破力:A++ / 移動力:E / 体力:A+ / 忍耐力:A+ / リキャスト:E
人間関係
Fate/Grand Order
- 主人公 (Grand Order)
- マスター。主君というより友達のように接している。
- 玉藻の前
- 顔はイケメンだが心がイケてないケモノである「イケモン」の一種として彼女に名前を挙げられている。
三大化生繋がりで酒呑童子と交流があるが、金時と彼女が会うのは「人のバカップルぶりを見るのは御免」と嫌がっている。
余談だが金時は玉藻の前の事を「フォックス」と呼んでいる。 - ニコラ・テスラ
- 四章にて対峙した好敵手。性格的にもノリが合うようで、二コラも金時の事を「Mr.ゴールデン」と呼び、人の希望を背負って立つ英霊だと賞賛していた。
- チャールズ・バベッジ
- イベント『セイバーウォーズ』にてテスラ共々トリオを組む。新しいものが好きなアメリカ脳なために最大限にリスペクトしている。
生前
- 源頼光
- かつての主君。
- 酒呑童子
- 美少女の姿をした鬼。金時が恋した相手。彼女を騙し討ちで殺したことを悔やんでいる。
- 一方、本人への人物評自体は「ステンノと同じタイプの悪女」「男の夢をぶち壊すことにかけては天才」となかなかに辛辣。しかし、下記の玉藻の前の言葉も合わせて考えると金時を弄って反応を見るのを楽しんでいるとも取れるため、真相は未だ闇の中である。
名台詞
コハエース
- 「へぇ、コイツが『CCC』か。楽しめそうじゃねぇか」
- 彼が李老師とタッグを組んで『CCC』に参加したら……というコハエースでのウソ予告。
- 表向きのボスであるBBちゃん曰く、「こんなの来たら勝てる気がしない!」
- 「コハエース? オレの公式初参戦はカプさばだから」
- コハエースの忘年会で言い放った暴言。というか、カプさばの説明文で「公式初参戦」と本当に言い切った。
- コハエースはともかく、先に登場したはずの「ちびちゅき!」まで巻き添えを食らっている。
Fate/Grand Order
- 「吹き飛べ。必殺! 『
黄金衝撃 』!」 - 宝具解放。雷を纏った規格外の一撃が敵を粉砕する。
- 「好きな物? そりゃあガキだろ。 子供は守ってやらなくちゃな」
「女の子を泣かせるのは、ちっともゴールデンじゃねぇ」 - マイルーム会話。ヒーローを心がける快男児らしい台詞である。
- 「なん…おおっとと!顔が近ぇよ……」
- マイルーム会話。呼ばれて答えたらどうやら主人公の顔が予想外に近くて驚いてしまった様子。
- 色恋が苦手なのに異性の顔が近くにあれば頬を染めて驚くのも仕方ないが、何故か主人公が男でも照れる。
- 「金時じゃねぇ、ゴールデンと呼んでくれ。別に名前に不満は無ぇが、フィーリングの問題なんだよ、わかるか? 道義とか礼節の話じゃなく、魂の話なワケ」
- 絆レベル1時のマイルーム会話。現世に染まりきったせいかと横文字を使いたがる印象も。
- 「ライダーで現界してりゃあ最高にクールゴールデンなベアー号を見せてやれんだけどな。」
「アイツはとんだデビルモンスターマシンだ……ったく、クマ公のくせに変形すんだぜ?どこのトランスするフォーマーかっての!」 - 絆レベル2時のマイルーム会話。なにそのKUMA超見てみたいんですけど!
- 「良い夜だ、そうともクソッタレな程、良い夜だ。こんな夜は大江の山の白い月を思い出す」
- 最終再臨時(以前は最大レベル到達)に聞ける台詞。大江の山とはかつて酒呑童子が本拠として扱った山である。
- サーヴァントとして召喚された今も金時は彼女の事を悔んでいるのだろうか。
- 「雷電を、受けて輝く
黄金 ――」
「誰かオレを呼びやがる。魔性を屠り、鬼を討てと言いやがる。」
「うるせぇなァ—―」
「うるせぇうるせぇ、耳元であれこれ言うんじゃねぇ!いつだってオレァ、オレの斧を振るうまで!」
「悪鬼を制し羅刹を殴り!―――輝くマサカリ、ゴールデン!」
「名乗りたくはねえが名乗らせてもらうぜ。英霊・坂田金時―――只今ここに見参だ。」 - 世界の危機に颯爽と駆けつける金時の名乗り口上。その姿はまさしく彼が憧れていたヒーローそのものである。
- 金時「顔—――」
玉藻の前「はい?」
金時「顔が近ぇんだよ―――いや、アンタはできりゃ援護に専念してくれ。オレが殴る。」 - ずずいと顔を近づける玉藻の前に対して。やはり色恋が苦手な彼にとって露出が多い彼女は気になる様子。
- 「こいつはご機嫌だぜバベッジの旦那! 正真正銘の宇宙船だ!」
「スミソニアンで見たから知ってる知ってる!月まで飛んでカグヤ姫とご対面としゃれこむかぁ!」 - 『セイバーウォーズ』にてドゥ・スタリオンⅡ号を指して。
- いつ見に行ったんだスミソニアン博物館。まさか一緒にいた仲良し二人組と行ったんじゃあるまいな。
メモ
- キャラクターデザイン原案は本庄雷太氏。設定制作を担当したのは鋼屋ジン氏。
- 小説版『Apocrypha』で彼が没になった理由は、プロット上味方側のバーサーカーがフランケンシュタインであるという点は変更できず、かといって主人公側と敵対するにはあまりに気持ちの良い男すぎるというもの。
- 奈須氏、東出氏共に彼が企画段階で没にされたことを非常に惜しんでいた。特に奈須氏は彼を「ゴールデン」という愛称で呼ぶ。
- 彼の他には、ゲオルギウス・ダビデ・武蔵坊弁慶が没になっている。
- 彼のトラウマとなった酒呑童子は、日本三大化生の一人であり、玉藻の前の同類に当たる。
- ライダーの適正もあり、そちらで召喚された場合は「トランスするフォーマーのように変形するクマ公」のベアー号を宝具として引っさげてくる。
- 「Fate/complete material IV」収録の「Fate/Apocryphaの真実」では奈須氏が「クラスはライダー。乗っているハーレーの名前はベアー号」と発言している。