「彷徨海」の版間の差分

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[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]の資料にも概要しか記されていない。
 
[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]の資料にも概要しか記されていない。
  
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==立地==
 
北海のただ中にある浮島とされているが、その実は全くの逆。一つの異世界として移動する“海”の中に、西暦以前に造られた魔術棟が存在する。<br>
 
北海のただ中にある浮島とされているが、その実は全くの逆。一つの異世界として移動する“海”の中に、西暦以前に造られた魔術棟が存在する。<br>
神秘のテクスチャを貼り付けながら移動する土地。まさに“独立した特異点”と言える。これが21世紀においても発見されずに残っている理由とされる。
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神秘のテクスチャを貼り付けながら移動する土地。まさに“独立した特異点”と言える。これが21世紀においても発見されずに残っている理由であり、濾過異聞史現象の影響を免れた理由であるとされる。<br>
 
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[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー|シャドウ・ボーダー]]の観測によると、その座標はノルウェーの西側の海にあるものの常に変動(移動、というよりはブレ)している。
[[Fate/Grand Order]]』のシナリオ「永久凍土帝国 アナスタシア」のラストシーンにて彷徨海からのラジオメッセージを傍受した。<br>
 
通信は時計塔基準ではないが、波長はアトラス院の魔力波形に近い。彷徨海のデータがないため、確証を得ることは出来ない。通信で届いた座標はノルウェーの西側の海だが、座標は大雑把で、常に変動している。移動、というよりはブレている。<br>
 
そのため座標へのペーパームーンによる虚数移動は危険が伴う。彷徨海に直接行って縁を結ばなければ、長距離移動虚数潜航は困難。
 
 
 
地球の地表の漂白化から逃れられた理由は、神秘のテクスチャを貼り付け移動する“独立した特異点”ともいえる場所だったから。<br>
 
  
[[ゴルドルフ・ムジーク]]からは「かび臭い魔術のみに執着した老人どもの集まり」と評された。その評価の通り、所属メンバーは人理漂白に対しても全くの無関心で、「神代以降の汎人類史がどうなろうと知った事ではない」「クリプター達のスタンスには共感するが協力する気もない」と立場としては消極的中立を貫いている。<br>
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==[[Fate/Grand Order]]における彷徨海==
訪れた[[シオン・エルトナム・アトラシア|シオン・エルトナム・ソカリス]]に対してもエントランスを貸与して自由行動を許可するのみで、自分らは石扉の向こうの工房へと引き蘢ってしまった<ref group="注">なお、その際には「勝手に入ってこないこと。石扉に触れた場合は'''運命'''の保障はない」という非常に物騒な言伝を残している。</ref><br>
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人理焼却の解決後、2018年に世界が滅びることを予測した[[シオン・エルトナム・アトラシア|シオン・エルトナム・ソカリス]]が、唯一その影響を免れ得る場所として来訪。エントランス付近の利用許可を得て、来るべき日にカルデアを迎える準備を整えていた。<br>
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ロシア異聞帯の消滅後、シャドウ・ボーダーはシオンからのラジオメッセージを傍受し、合流の誘いに応じることを決定。上記の座標の変動ゆえ直接の虚数潜航は困難と判断し、ノルウェーまで陸路で赴くことになる。<br>
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道中の北欧異聞帯の攻略後、シャドウ・ボーダーは彷徨海に到着。カルデア一行を迎え入れた後、エントランスは更なる改装を経て「彷徨海カルデアベース」、またの名を「ノウム・カルデア」として運用されることになる。<br>
  
メンバーが少数の為か質もとんでもないようで、彼らの工房からは濃厚な神代の気配がしており、[[ゴルドルフ・ムジーク]]も「全員が時計塔の院長<ref group="注">初代から二千年間一度も代替わりしていないという規格外の存在である。</ref>クラス」「扉の前に立っただけでロードでも消し飛びそう」とドン引きしている。
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本来の彷徨海の人員は人理漂白に対しても全くの無関心で、「神代以降の汎人類史がどうなろうと知った事ではない」「クリプター達のスタンスには共感するが協力する気もない」と、巨大な石扉の奥の工房へと引きこもり<ref group="注">なお、その際には「勝手に入ってこないこと。石扉に触れた場合は'''運命'''の保障はない」という非常に物騒な言伝をシオンに残している。</ref>、立場としては消極的中立を貫いている。<br>
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[[ゴルドルフ・ムジーク]]は「かび臭い魔術のみに執着した老人どもの集まり」と評していたが、到着後は工房から漂う濃厚な神代の気配を前に「全員が時計塔の院長<ref group="注">設立以来、二千年間その座にいる規格外の存在。</ref>クラス」「扉の前に立っただけでロードでも消し飛びそう」と恐怖を隠せないでいた。
  
 
== 所属者 ==
 
== 所属者 ==

2019年1月4日 (金) 02:30時点における版

概要

バルトアンデルス。魔術協会における三大部門の一角。北海に隠された神代の島。北海で彷徨い続ける“生きた海”。最古の魔術棟。北欧を根城とする原協会で、その名の通り海上を彷徨い移動する山脈の形をしているという。別名「移動石柩」。真なる神秘の継承者を名乗る。
『文明による魔術の進歩・変化を認めず、西暦以前の神秘───神代の魔術のみを魔術とする』というロンドンの時計塔と相反する理念・絶対原則が存在する。魔術の進歩を認めないという事は、人類の消費文明を認めないということ。今の人間社会とは相いれない学術棟。
それ故、門は固く閉ざされ、新たな門弟は数えるほどしかいない。年に一度だけ門を開き、才能あるものを招き入れるというが、時計塔でも彷徨海に辿り着けた者は数えるほどしかいない。アトラス院とは違う意味で秘密主義の集まり。主に肉体改造を主軸としている。
『2015年の時計塔』によれば、「神代の魔術こそ至高、西暦以後の魔術なぞ児戯に等しい」と見下しているため、時計塔とは冷戦状態にあるとのこと。
あまり表には出てこないのか、『MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア』では神秘関連の三大組織として「時計塔」「アトラス院」「聖堂教会」がスタンスの違いから睨み合っているとされており、彷徨海の名前はまったく出てこない。
カルデアの資料にも概要しか記されていない。


立地

北海のただ中にある浮島とされているが、その実は全くの逆。一つの異世界として移動する“海”の中に、西暦以前に造られた魔術棟が存在する。
神秘のテクスチャを貼り付けながら移動する土地。まさに“独立した特異点”と言える。これが21世紀においても発見されずに残っている理由であり、濾過異聞史現象の影響を免れた理由であるとされる。
シャドウ・ボーダーの観測によると、その座標はノルウェーの西側の海にあるものの常に変動(移動、というよりはブレ)している。

Fate/Grand Orderにおける彷徨海

人理焼却の解決後、2018年に世界が滅びることを予測したシオン・エルトナム・ソカリスが、唯一その影響を免れ得る場所として来訪。エントランス付近の利用許可を得て、来るべき日にカルデアを迎える準備を整えていた。
ロシア異聞帯の消滅後、シャドウ・ボーダーはシオンからのラジオメッセージを傍受し、合流の誘いに応じることを決定。上記の座標の変動ゆえ直接の虚数潜航は困難と判断し、ノルウェーまで陸路で赴くことになる。
道中の北欧異聞帯の攻略後、シャドウ・ボーダーは彷徨海に到着。カルデア一行を迎え入れた後、エントランスは更なる改装を経て「彷徨海カルデアベース」、またの名を「ノウム・カルデア」として運用されることになる。

本来の彷徨海の人員は人理漂白に対しても全くの無関心で、「神代以降の汎人類史がどうなろうと知った事ではない」「クリプター達のスタンスには共感するが協力する気もない」と、巨大な石扉の奥の工房へと引きこもり[注 1]、立場としては消極的中立を貫いている。
ゴルドルフ・ムジークは「かび臭い魔術のみに執着した老人どもの集まり」と評していたが、到着後は工房から漂う濃厚な神代の気配を前に「全員が時計塔の院長[注 2]クラス」「扉の前に立っただけでロードでも消し飛びそう」と恐怖を隠せないでいた。

所属者

宝石殺し
詳細不明。特性は「停止」
フォワブロ・ロワイン
かつては「彷徨悔の鬼子」と称された魔術師。現在は出奔。

メモ

話題まとめ

脚注

注釈

  1. なお、その際には「勝手に入ってこないこと。石扉に触れた場合は運命の保障はない」という非常に物騒な言伝をシオンに残している。
  2. 設立以来、二千年間その座にいる規格外の存在。

出典


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