「ムリアン」の版間の差分
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2021年9月9日 (木) 00:20時点における版
ムリアン | |
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性別 | 女性 |
種族 | 妖精國の妖精/翅の氏族 |
デザイン | ワダアルコ |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
『Fate/Grand Order』に登場する妖精。
- 略歴
- Lostbelt No.6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』で妖精國の都市のひとつ、グロスターの君主として登場。
- 「楽しむのならどの氏族の妖精も人間も分け隔てなく受け入れる」という法を敷いてグロスターを統治しており、オークションの開催などで娯楽を提供している。
- 千二百年前に「牙の氏族」に滅ぼされた「翅の氏族」の最後の生き残りであり、その事から牙の氏族への復讐心をずっと持ち続けており、物語中では千載一遇の機会を得て牙の氏族を殲滅するものの、後述する理由から心を壊してしまう。
- その状態でもなお「妖精國の厄災を解決する方法」の研究を続け、妖精國の真実に独自に至るが、黒幕に暗殺されてしまい、最後はコヤンスカヤに遺言を託して死亡した。
- 人物
- 「翅の氏族」の一員らしく透き通った緑色の翅を持った小柄な妖精で、紫色の髪に緑色の服を着ている少女。
- 子供のように感情表現が豊かで、自分も楽しんで人を楽しませるのに考えを巡らせる活発な研究者肌な性格。
- その一方で上記のように「牙の氏族」に対する復讐心に取り憑かれており、彼らを滅ぼすための計略をずっと練り続けていた。彼らへの思いは恨みと同時に「何故気に入らない弱者だからと言って自分たちを滅ぼしたのか」という純粋な疑問もあり、実際に彼らを蹂躙した際に嫌悪感しか感じなかったことで「自分の復讐心には意味などなかった」事に気が付いて心を壊してしまい、「牙の氏族を滅ぼした」という自分の行為を認識できなくなってしまうほど。
- 能力
- 妖精としての高い能力に加え、グロスターの君主を務められるほどの力を持つ。
- 都市の君主を務める妖精は皆独自のルールを敷く「妖精領域」を持つがムリアンのそれはひときわ強力で、グロスター内では上記のルールに違反した場合には自分の身に付けた強さを剝奪されて生物としての始点にまで退行させられてしまう。
- さらに対象を絞ることで物理的にサイズを小さくすることもでき、それによって牙の氏族たちは文字通り蟻のように踏みつぶされた。
- 学ぶことを自己目的とする「翅の氏族」に相応しく博学であり、調査研究の果てに妖精國の真実へと独自に到達できるほど。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- Lostbelt No.6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』で現地人として登場。
人間関係
Fate/Grand Order
- タマモヴィッチ・コヤンスカヤ
- 異邦から来た友人。
- 千子村正
- 妖精騎士ランスロットと交戦した後に穴に落とされてボロボロだった彼を捕え、グロスターの街でオークションの目玉とした。
- 彼が「予言の子」であるという触れ込みをしたが信憑性はまったく信じておらず、「3割くらいは予言の子」とのこと。
名台詞
Fate/Grand Order
メモ
- 緑を基調とした服と外見、さらには対象を無力化して甚振る様子がカズラドロップに酷似していたため話題を呼んだ。
- 裏設定としてカズラドロップのハイ・サーヴァント要素には「妖精ムリアン」が組み込まれているそうなので、逆輸入する形でムリアンの造形をカズラドロップに似せたとのこと。
- 一般の妖精としてのムリアンはイギリスのコーンウォール地方の伝承に登場する妖精であり、他の生き物に変身する能力を持つがそれを繰り返しているうちにだんだん小さくなっていき、最後には蟻の姿になってしまうとされている。
脚注
注釈
出典