両儀式〔セイバー〕
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セイバー | |
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真名 | 両儀式 |
読み | りょうぎ しき |
性別 | 女性 |
身長 | 160cm |
体重 | 47kg |
出典 | 空の境界 |
属性 | 中立・中庸 |
声優 | 坂本真綾 |
デザイン | 武内崇 |
設定作成 | 奈須きのこ |
レア度 | ☆5 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
セイバー (Grand Order)
『Fate/Grand Order』と『劇場版 空の境界』のコラボイベント「空の境界/the Garden of Order」で、「剣士」の疑似サーヴァントとして召喚された『両儀式』。
- 略歴
- 変異特異点が発生した際、主人公と境界のない世界で出会った、両儀式の統合人格であり無意識。
- 主人公の危機に両儀式の体と意志を奪い緊急参戦。超越した生命力を持つ亡者達を消滅させた。
- 終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、謎のヒロインXと共にⅩの座を統括する観測所アンドロマリウスと交戦する。
- 召喚に応じた場合、「式」とは別の肉体を得て実体化し、主人公のサーヴァントとして一時の夢を過ごすこととなる。
- 人物
- 式と同じ外見をした女性。一人称は「私」。
- 浮き世離れした空気感だが、実際「式が見ている夢」みたいなキャラクターなので、何事も「ガラス一枚向こうの景色」受け止めている。
- アンニュイでありながら女性的で穏やか。悟りの入った女性であり、母性的な魅力を出し始めたもの。たおやかな仕草で童女のように会話を楽しむ。
- 「何かの間違いで地上にやってきた女神」に近いが、西洋的な女神ではなく東洋の神様である。慈愛に満ちた菩薩に近いが、根本的に意地が悪いので「小悪魔的な菩薩」と言える。
- 性善説を否定しており「人間は基本的に性悪だから、物事は悪い方に転がっていくもの」と嘆息しながら、人間の痩せ我慢的な底力を微笑みながら応援するスタンス。
- 意味のあることは話さないが、それは幻にすぎないゆえに、夢から覚めて消え去った後に、相手が悲しまないように意味のある思い出は残さないため。
- しかしサーヴァントとして召喚された際には、命令される・従うという初めての経験を楽しみ、絆を深めるうちに物事に執着しないという主義に変化が出始める。
- 能力
- 「式」と同じく『直死の魔眼』を有しているが、もとより彼女には必要のないものであるため、ランクはAからCへと下がっている。
- 『陰陽魚』も式と同じ名前のスキルであるが、Aランクと彼女より1段階上になっており、性能は逆(NPを失う事でHPを補う)で表裏一体。
- 万能の願望機の証であるスキル『根源接続』持つ彼女にとって通常のパラメーターは意味がない。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
セイバー | 主人公 (Grand Order) | E | A | C | B | A | B+ | 対魔力:A 単独顕現:C 根源接続:A |
直死の魔眼:C 雲耀:B 陰陽魚:A |
宝具
- 無垢識・空の境界(むくしき・からのきょうかい)
- ランク:EX
種別:対人宝具
レンジ:1~999
最大捕捉:64人 - セイバー時に使用する宝具。直死の魔眼の理論を応用し、対象の"死の線"を切断する全体攻撃。彼岸より放たれる幽世の一太刀は、あらゆる生命に安寧を与える。
- この技は『MELTY BLOOD Actress Again』のラストアークにも登場しており、攻撃モーションもソレに準じている。
真名:両儀式
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- 『空の境界/the Garden of Order』の開催に伴い期間限定でガチャに追加。イベントガチャ限定サーヴァントであり、恒常的な入手手段は現状ない。疑似サーヴァントとなった『両儀式』。
人間関係
- 主人公 (Grand Order)
- 突如『両儀式』の境界のない世界に入ってきた迷い人。
- その後、変質したサーヴァントが住み着いたオガワハイムの前で、両儀式として出会い共闘。
- 黒桐幹也に近いものを感じて、サーヴァントとして契約することとなる。
- 謎のヒロインX
- TYPE-MOON エイプリルフール企画で共演したときの縁か、コラボイベントや最終決戦で共演する事が多い。
- えらく気に入っており、「あまら可愛い」と根源ジョークを飛ばしつつ積極的にぶった斬ろうとする。
名台詞
- 「セイバーのサーヴァント、両儀式。召喚に応じ参上いたしました。……ふふ、これでいいのかしら? 異色にも程があるでしょうけど、よろしくねマスター?」
- 召喚時の台詞。自身が本来あり得ない存在であることを認識した上での、サーヴァントとしての名乗り。
- 「私はサーヴァントですもの。何があっても、どんな命令でもマスターには従うわ。だって、とても楽しそうですもの」
「あなたは戦いを俯瞰する。私は戦いを直視する。……ふふっ、いつもとは逆の立場ね。当事者になるのって新鮮だわ」
「マスター、私はお役に立てているかしら? 自分ではよくわからないの。だからあなたがきちんと私に話してね。」
「令呪をもっと使ってくれていいのに。命令されるのって楽しいわ。これがマスターなら誰でもいいのか、あなただから特別なのか、まだわからないことだけど。」 - マイルーム会話、および絆Lv1とLv2。サーヴァントとして誰かに従うという初めての体験を楽しみつつ、手さぐりながら生じた感情を理解していこうとする様子。
- 「実は私、眠らないの。だから夜はいつも一人ぼっち。損をしているみたいで悔しいわ。でも、貴方の寝顔を見ていられるのは役得ね。アナタの夢の中にも現れて、アナタを守れたらよかったのに」
「執着はしない主義だったのだけれど、今回だけは自分を曲げてみようかしら。うふふ、人形が人間に憧れるようなものね。不自由な形になりたいなんて。私どうかしてしまったみたい。これもあなたのせいよマスター。」
「この感情を好き、というのかしら。人理も摂理も私には関係の無い話だけれど、あなたのためならどんな間違いも犯してしまいそう。これは言ってはいけないことだけど、言ってしまおうかしら。さぁ、あなたの望みはなに? マスター。うふふ、なんて冗談よ。」 - マイルーム会話絆Lv3~Lv5。少しずつマスターに惹かれていき、いままでとは異なる新たな自分に気づいていく。
- 彼女が得た望みはマスターの望みをかなえること。例えそれが人理から離れた間違えた望みだとしても、好きな人のためであればそれを実現してしまう……かもしれない。
- 「好きなもの? もちろん、私を呼んでくれたあなたよマスター。たとえそれが、一時の夢だとしても」
「くらむような朝焼けね、マスター。あなたにとって私は一時の夢ね。この私もいてはいけない幻だけど、確かに、残るものはあったのね。
ありがとう、名も知らぬやさしい人。いつか私は消え去っても、この刀はずっとこの場所にあり続けるわ」 - マイルーム会話「好きなこと」と霊気再臨4回目のセリフ。名もなき自分を呼んでくれたマスターとの時間も、いつかは終わりが来ると予感している。
- しかし二人で築き上げた絆は消えることなく永遠に残り、奇妙な形で繋がれた縁はこれからも続いていく。
- 「嫌いなもの…。何かしら…、考えたこともなかった。あ、でも苦手なものならあるわ。アイスクリーム。冷たくて…、甘くて…。ちょっと悲しいわね、あれ」
- マイルーム会話「嫌いなこと」。嫌いなものは無いが、苦手なものはあるらしい。
- 「式がいるのね。もう……あの愛想のなさは一生ものね。あの子には私は見えないだろうから、話を合わせておいてね」
- 両儀式〔アサシン〕所持時のマイルーム会話。自身の主人格について語る。
- 期間クエスト内では出てくる度に人格が切り替わっていたがカルデアによる召喚では別の固体として実体化しているようで、式には見えないと言っているが『お化け』として見られたことがある模様。
- 「私は残念。せっかくの、星を斬るチャンスだったのに。次に会ったら、まずあのクセッ毛を斬り落とすわ」
- 期間限定イベント『空の境界/the Garden of Order』にて、撤退したヒロインXに対して。
- アホ毛を斬るというのは彼女に死ねと言っているようなものだよ、と主人公に指摘されても「ええ。だから、そういう意味よ?」とあっさり即答するなど殺る気満々である。
- 彼女が憎いわけではなく、単に宇宙人に興味があり、斬ってみたいという危ない好奇心によるもの。緊急時以外表には出ないのに、勝手に出てきたところからその意欲の強さが窺える。
- なお「式にも生えている」と指摘すると「それなら、まあ……斬ってしまうのはよくないコトね?」と納得しており、自分では気づいていなかったことがわかる。
- また、コラボCMでは両儀式〔アサシン〕とアルトリアの戦うシーンが放映されたものの、シナリオでは戦うどころか会うこともなかった――が、お互い別の人格・存在としてヒロイン対決を実現する形となった。
- 「他の人たちが持っていない武器で攻めてこそ、一流のサーヴァントと言えるでしょう?」
- 『チョコレート・レディの空騒ぎ -Valentine 2016- 拡大版』にて。
- バレンタインデーなのに、晴れ着サーヴァントである特色性を活かすため、主人公の部屋を親和性の高い正月模様に書き換えたと言うが……。
- 晴れ着よりもよっぽど特殊で恐ろしい武器を見せられることとなったが、初めてのバレンタインに胸をときめかせ、主人公の反応に喜ぶ様は普通の女の子のようであった。