ミスター・ダウン
ミスター・ダウン
- スペル:Mr. Dawn
聖堂教会のエクソシスト。埋葬機関の第六位(暫定)。埋葬機関の穀潰し。元V&Vインダストリィ第六開発部主任。
- 略歴
- 技術者としてはエリート中のエリートだったがある事件をきっかけにV&Vを退社、事件解決の功績を買われて埋葬機関局長ナルバレックにスカウトされる。しかし信徒としての在り方は平均よりやや下といったところで、聖書を机の引き出しに寝かせておく程度。これは事件後からも変わっていない。
貴重なタイプのエクソシストで、今のところある条件下において彼の代わりになるエクソシストはいないとされている。聖母の予言において、生涯で三度悪魔祓いをすると啓示された。教会においてただ一人、成体となった悪魔憑きを祓った男。
- 人物
- 険のある顔つきだが温和で人当たりのいい性格をしている。エクソシストというよりは学校の教師といった風貌だが、本人曰く人にものを教える資格がないそうで、一人でのんびり生きる方が誰にとっても幸福なことらしい。静かな平和主義者。戦場に赴くことを承諾しながらも自衛のためですら銃器は持たない。血や暴力に弱く、ホラームービーにも弱い。異端者による殺戮現場を見ると途端にパニクって足を引っ張ることから、代行者たちには『一緒に任務につきたくない男・ぶっちぎりで第一位』と恐れられている。
ダウンというのは無論本名ではない。彼は本名を取り戻したがっているのだが、同時に本名だけを認識できない狂気にいる。
- 能力
- 代行者としての秘蹟・異能も魔術的な素養もないため、一般人サイドの理解者として活躍する。教会側の人物たちからは『殺し合いに参加しないのだから雑用係として死ね』とこき使われる苦労人。おもに武器の運搬・調達係として、「悪魔を哀れむ歌」という大型トレーラーを駆って活躍する。
主な役割は“道から外れやすい”もう一人の悪魔祓い師の輸送とされる。彼には攻撃手段も自衛手段もないので、悪魔祓いの仕事はもっぱら輸送しているもう一人の悪魔祓い師が行っている。
登場作品と役柄
- the dark six(仮名)/Prelude II
- 先行したシスターを追いかけ、相棒と共にアルズベリへと向かう。
人間関係
- ナルバレック
- 上司。
- 相棒
- ミスター・ダウンと二人で埋葬機関の第六位。既にまともな人間のカタチをしていないため、「悪魔を哀れむ歌」の荷台で輸送される。
- シスター
- 埋葬機関の同僚。お得意様だが、銃器や教会の装備の他に、カレーの香辛料まで注文してくる困った人。
名台詞
メモ
- 『悪魔を哀れむ歌』は総重量35tを超える大陸横断大型車両。要は巨大トレーラー。
- 相棒は某毒舌シスターとの共通点が見られるが、明言はされていない。
- 同僚のシスターも名前は出ていない……が、さすがにこっちはバレバレで隠す気はないっぽい。