ディオスクロイ
2020年6月19日 (金) 19:56時点におけるAdgmptetuna (トーク | 投稿記録)による版
セイバー | |
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真名 | ディオスクロイ |
性別 |
男性(カストロ) 女性(ポルクス)[注 1] |
身長 |
175cm(カストロ) 175cm(ポルクス) |
体重 |
67kg(カストロ) 57kg(ポルクス) |
好きな物 |
妹(カストロ) 兄?(ポルクス) |
苦手な物 |
人間(カストロ) 特になし(ポルクス) |
出典 | ギリシャ神話 |
地域 | 欧州 |
属性 | 混沌・中庸 |
一人称 |
俺/我ら[注 2](カストロ) 私/私たち(ポルクス) |
二人称 |
お前(カストロ) 貴方(ポルクス) |
三人称 | 人間 |
声優 |
内田雄馬(カストロ) 内田真礼(ポルクス) |
デザイン | タイキ |
レア度 | ☆5 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
- 略歴
- 大西洋異聞帯においてキリシュタリア・ヴォーダイムと契約した異聞帯サーヴァントとして初登場。
- カルデアの前に強敵として立ち塞がるオリュンポスの神々の一員。
- 人物
- 兄カストロと妹ポルクスの二人組のサーヴァント。二者で一個の英霊。
- 本来は古き神霊であったが、後にオリュンポスのゼウスの神話体系に組み込まれた。それに伴い、後世の伝説では純粋な人間のカストロと半神半人のポルクスの兄妹とされた。実際にその伝承の影響を受けて神核スキルのランクが低下している。
- サーヴァントとしては、ギリシャ神話の双子座の英雄ではなく、本来の双子神の神霊としての側面が強い。
- カストロは元々神であった自身を後付けの伝承で人へと零落させた人間たちへ強い怒りを抱いている。そのため常に尊大で不機嫌そうにしており人間であるマスターへの対応も辛辣。
- 一方のポルクスは穏やかな常識人。彼女が気難しい兄をたしなめるストッパー役を果たしているため、マスターとの関係はさほど問題になることはない。
- 能力
- 同一の存在でありながら二つの肉体に異なるクラスの性質を宿す特殊なサーヴァント。ある種のダブルクラスとも言える。
- カストロは神から人へと零落させられた屈辱を怨念に変えたアヴェンジャー、ポルクスは傷付くことなき肉体と凄絶な剣技を以て戦うセイバーとしての性質を持つ。
- 主武装としてはカストロは円盤、ポルクスは剣を用いている。
バリエーション
ディオスクロイ〔大西洋異聞帯〕
- 『Fate/Grand Order』の大西洋異聞帯に登場したディオスクロイ。
- 元は「現存する神」であったが、キリシュタリアとの戦いに敗れて命を失い神霊サーヴァントとなっている。その際、キリシュタリアと契約したことで「汎人類史における自分たち」の伝説を知ったカストロは自らを貶めた人間への深い憎悪を抱くに至った。
- 汎人類史とは異なり、ポルクスもまたカストロ同様に兄を貶めた人間を敵視し、兄の在り方を全面的に肯定している。
- 結果、兄妹共に人間を激しく嫌悪しており、人間に対しては徹底して傲慢にして残虐非道。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
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セイバー | キリシュタリア・ヴォーダイム | ? | ? | ? | ? | ? | ? | ? | ? | |
主人公 (Grand Order) | A | A++ | B | C | C | B | 対魔力:A 騎乗:B 狂化:B- 復讐者:B 忘却補正:C 自己回復(魔力):D 双神の神核:B |
主神の星:A 航海の守護者:B 魔力放出(光/古):A |
宝具
- 双神賛歌(ディオスクレス・テュンダリダイ)
- ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:0~3
最大捕捉:1人 - ポルクスとカストロが放つ完全・完璧なコンビネーション攻撃。
- 絶大なまでの信頼が生み出す連携技は宝具の域にまで昇華されている。
- 真名解放時には、二人は古代の神としての神格をほぼ完全に取り戻し、一時的に神核が最高ランクのものとなる。神霊規模の魔力を行使した上での攻撃は、物理的・魔術的なあらゆる障害と防御とを無視して対象を粉砕する。
- 『Grand Order』では「自身に無敵貫通状態を付与[注 3]&敵単体に超強力な防御力無視攻撃[Lv1.~]&Quick攻撃耐性をダウン[注 4][注 5]&Arts攻撃耐性をダウン[注 4][注 5]」という効果のArts宝具。
真名:ディオスクロイ
- ギリシャ神話に登場する双子の英雄。ディオスクロイは「ゼウスの子」を意味する。
- 元来は古き双神であったというが、『イリアス』、『アルゴナウティカ』など後世の伝説においては神ではなく、人の英雄であったとされた。
- 多くの伝説を持ちそれぞれに語られる背景は異なるが、よく知られている伝説においては、人間の父テュンダレオスと母レーダーの子で神の血を引かないカストロと、母は同じだが父親がゼウスで半神のポルクスとされる。
- イアソン率いるアルゴノーツの一員でもあり、後に航海者の守護神としても信仰を集めた。
- アルゴノーツの冒険などを経た後、純粋な人間で神の不死性を持たないカストロは争いの中で死んでしまう。嘆くポルクスの願いに応えたゼウスは二人を共に天へ上げ、ディオスクロイは天の双子座になったのだという。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- Lostbelt No.5前編「神代巨神海洋 アトランティス」にて異聞帯サーヴァントとして初登場。
- 後編の「星間都市山脈 オリュンポス」配信に合わせて恒常実装。
人間関係
Fate/Grand Order
- キリシュタリア・ヴォーダイム
- 大西洋異聞帯におけるマスター。
- 忠実に仕えるが、真の理解者からは程遠く、キリシュタリアもまたディオスクロイに信頼を置いてはいなかった。
- カイニス
- 大西洋異聞帯では神霊を騙る愚か者と見下しており犬猿の仲。
- パリス
- 双子姉妹の片割れ、ヘレネーを攫った張本人。今のところ言及はなし。
生前
- イアソン、メディア、ヘラクレス、アタランテ、アスクレピオス、カイニス
- アルゴノーツ。共に冒険したかつての仲間。
- そのうちイアソン、ヘラクレス、アスクレピオスはケイローンの門下生だった頃の兄弟弟子でもある。
- ケイローン
- カストロが馬術を学んだ師。
- ヘレネー、クリュタイムネーストラー
- ディオスクロイの妹たちにあたる双子の姉妹[注 6]。クリュタイムネーストラーはカストロと同じく人間、ヘレネーはポルクスと同じく半神半人と言われている。
- 後にヘレネーはパリスに攫われてトロイア戦争に、クリュタイムネーストラーもまた夫のアガメムノン王を巡る諍いに巻き込まれることになる。
- アミュコス
- ベブリュクス人の王で、アルゴナウタイの前に立ち塞がったボクシング王。ボクシング王を名乗るだけの力量だったが、ポルクスとの試合に敗北して死亡した。
名台詞
Fate/Grand Order
- カストロ「ディオスクロイ、現界した。……何だ人間ではないか。つまらん! 死ね!」
ポルクス「死ななくて結構です。我らディオスクロイ、お力になりましょう」 - 召喚時。
- カストロはのっけから塩対応である。そしてポルクスのフォローが光る。
- カストロ「人理、人類史……成程、消え果てたか。はは、ざまあないな! 人の世など滅ぶがままにさせておけ」
ポルクス「いけません。滅ぼさせませんよ」
カストロ「む、むう……」 - 絆レベル1。
- まだそれほど仲良くなっていないから当然かもしれないが、人理修復には協力的なサーヴァントが多い中、ここまで人理を罵倒しているサーヴァントも珍しい。
- カストロ「妹よ、我らはかの船で冒険した事もあったな」
ポルクス「ええ、兄様。あったわ。ヘラクレスは、実に良き戦士でありました」
カストロ「全くだ。……いや待て、妹よ。お前まさか、俺の知らぬ間にヘラクレスと……!」
ポルクス「違います。殺しますよ兄様」 - アルゴー号メンバーがいる場合。
- 彼らにとってもアルゴー号の思い出は大切なようである。そしてカストロのシスコンっぷりが酷い。普段はフォローするポルクスも怒っている。
メモ
- 戦闘時はポルクスが前に立ち、カストロが背後を守っているが、被ダメージの瞬間だけ立ち位置が入れ替わり、カストロが攻撃を受け止める動きになっている。
- 攻撃モーションでポルクスは剣を使って攻撃するが、イアソンのマイルーム会話では、彼女はボクシングも得意としている様子。
- 実際、アルゴナウタイの冒険ではベブリュクス人の王のアミュコスをボクシングの試合で打ち倒している。
- 原典ではポルクスは男性で弟。FGOシナリオ内でも登場前には「兄弟」と記述されている箇所があったが、本格登場に伴い「兄妹」へと変更されたりもしている。
話題まとめ
- ディオスクロイの担当声優の二人は実際の姉弟である。つまり姉の内田真礼氏が妹のポルクスを担当し、弟の内田雄馬氏が兄のカストロを担当するというややこしい状態。
しかもこの二人、リアルでもブラコン(シスコン)姉弟として有名である。 - ローマ神話での呼び方はジェミニ。「琥珀と翡翠がジェミニの疑似サーヴァントとして実装されるのでは?」と予想する者もいた。
実装されたら、ギャグ的に大惨事になりそうだが。 - 霊基再臨による見た目の変化が非常に少ない。ほとんど間違い探しのレベルである。ただでさえ一騎で2人分の戦闘モーションを作らなければいけないため、開発の負担を軽減するために差異を抑えたのでは、という説も。
脚注
注釈
出典