ビショーネ
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ランサー | |
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真名 | ビショーネ |
外国語表記 | Biscione |
性別 | 女性 |
身長 | 148cm |
体重 | 52kg |
好きな物 |
穏やかで安定した生活 綺麗な水での水浴び ゆっくり冬眠すること |
苦手な物 | 男の人の裸 |
出典 | 伝承 |
地域 | ヨーロッパ |
属性 | 混沌・中庸 |
副属性 | 地 |
一人称 |
|
二人称 | あなた |
声優 | 市ノ瀬加那 |
デザイン | いみぎむる |
レア度 | ☆5 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
- 略歴
- 『育て!マイ・リトル・ドラゴン』にて、特異点におけるはぐれサーヴァントとして登場。
- 主人公らと出会い、仮契約を結んで行動を共にするようになる。様々な出会いをし、自分の分け御霊のようなものであるらしい「チビーネ」と一緒に成長していく。しかし、物語終盤に、特異点の黒幕である蛇王ザッハークによって霊格が傷つく致命傷を与えられてしまう。
- カルデアから主人公に同行していたメドゥーサ、エリザベート=バートリー〔ブレイブ〕、アスクレピオス、特異点で出会い仲間になった黒姫、おみぃさんの奮闘により、なんとか蘇生された。
- しかし、蘇生されたビショーネは姿が変わり、自身が「ミラノのビショーネを中心に構成されてはいるが、この霊基は『ヨーロッパのお話に出てくるドラゴン』という概念の集合体の霊基」「故に姿形は定まらない、なににでもなれる」存在だということを知ったと明かす。
- その性質を活かし、自身をウロボロスの性質にシフトさせた「ウロボロスシフト」の姿に、チビーネを、ザッハークが完成を目指していた円環の蛇ウロボロスの姿に変化させ、双蛇のウロボロスになり完成を阻止する。その隙に黒姫の「蛇を殺す」という性質を持つ小刀を自身の身体に取り込み、チビーネを経由してザッハークを打倒する。
- しかし、経路となったビショーネも蛇の性質を持っているので、退去は免れない。また御社に入社したい、と言いながら主人公たちに別れを告げた。カルデアに召喚されてからは、名だたる竜の先輩たちや竜殺しの英雄を恐れているが、前向きに自分がどうなりたいかを考えられるようになった。
- 人物
- 黒髪の小柄な少女。第三再臨では緑色と白色が共存している髪色になる。
- おどおどしてあまり自信がなさそうだが、温厚な性格。討伐されたことが強いトラウマで、なるべく安心安全の暮らしを送りたい、ドラゴンらしくはない無欲な草食系女子である。それでもただの軟弱者ではなく、前を向けるような芯の強さも持つ。
- カルデアにも数多くいるような伝承に名高いドラゴン達に比べ、自分が余りにも小物である、と卑下しており、自分に漠然とした不安と無力感を抱いている。そんな自分が未来の安心を得るためにはどうすればいいのか、彼女は考えた。
- 『大きく安定した何かの庇護を受ける、退治されない真っ当な存在になる、つまり……安定した職が必要なのでは?』と。
- そのためには就職して雇用されなくてはならないが、自分の売りとは、何をもって自分の価値をアピールするか、できなければ(将来的に)死ぬ……はわわ……こうして、就活中の新卒生みたいなあわあわとした性格になっている。
- 第三再臨になると口調が少し大人っぽく変化するが、本質は変わらず温厚なビショーネのまま。
- 能力
- 第一、第二再臨では、ポイズンブレスや、手に持っている円盾、尻尾に巻き付けている槍、器用に動かせるらしい尻尾を使用したアグレッシブな戦い方をする。
- 第三再臨では、様々な物語の竜の性質を取り込んでいるため、多様な戦い方をする。飛んだり炎を吐いたりする。FGO内でのバトルモーションは、実際に竜を一時的に呼び出し攻撃しているモーションもある。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
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ランサー | 主人公 (Grand Order) | A | B | C | A | D | B | 対魔力:A 気配遮断:B 単独行動:C 竜種:B |
有毒の幻想:A 魔力放出(竜):B 紋章の蛇:EX |
宝具
- 未蘭蛇竜・紋章咬合(ヴィスコンティ・アセンツァ)
- ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:1~10
最大捕捉:10人 - 自らの魔力を、最も適合性が高い形―――ミラン近郊の沼地に住んでいたとされる蛇竜ビショーネそのものの形にし、敵に噛みつかせる宝具。宝具演出を見るに、自分が竜の姿に変身しているようだ。
- 退治される前、ヴィスコンティ家の騎士が来ていなかったころの自由な動きの再現のように、勢いよく敵を噛み砕く。
- 生み出された魔力蛇は草むらを掻き分け素早く獲物を襲い、まさしくミラノの紋章の図のように犠牲者を口に咥えて捕らえる。
- 「その形」を人々が紋章の意匠としてよく知っているがゆえに、彼女は「そうするものである」と認識されており、その概念的強度がこの宝具の威力・精確性に補正を加えている。
- 『Grand Order』では「敵単体に毒を付与&蝕毒を付与&超強力な毒特攻攻撃<毒の数だけ威力アップ>&チャージ減少」という効果のQuick宝具。
- 有鱗幻想(ドラゴンファンタズム)
- ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:1~10
最大捕捉:10人 - ウロボロスシフト時の宝具。
- 『Grand Order』では上記の「未蘭蛇竜・紋章咬合」と同じ効果のQuick宝具。第三再臨で使用する。
真名:ビショーネ
- イタリア・ミラノ地方に伝わる伝承のドラゴン。沼地に住み、毒を吐き人を喰らう蛇にして竜。
- 足がなく翼の生えたタイプで、頭には王冠が載っていると伝わる。サーヴァントとしてのビショーネに、ちょこんと王冠がのっているのもこれが要因だと思われる。
- 人々を困らせていたその竜蛇はヴィスコンティ家の祖にあたる騎士に退治され、のちにヴィスコンティ家が興したミラノ公国の紋章として描かれるようになった。
- その名はビショーネとされているが、ギーブルとしている資料もある。ヨーロッパの他の地方で呼ばれるヴィーヴルという竜の同種、呼び名違いであるとも。
- 彼女の霊基は特殊であり、ヨーロッパの数多の伝承における、「お話に登場するドラゴン」という概念、その集合体のようなものとして成立したのが、このサーヴァントのビショーネである(ここで言うドラゴンは「物語の登場人物」のような立ち位置の存在であり、魔術世界で定義されている幻想種としての竜とは性質などが一致しない可能性がある)。
- 基本的に名のあるドラゴンではなく、伝承には出てくるが個体名がない、やられ役としてのドラゴンたちの想い―――それがミラノのビショーネ(ビショーネには個体名があったのが大きいのかもしれない)という同種のドラゴンを中心として集まり、一つの霊基を作ったということ。
- 第三再臨は自らが「可能性のドラゴン」であることを認識し、接続可能な中で最も強大と思えるもの―――円環の蛇ウロボロスに、自らの在り方をシフトさせた姿。「ウロボロスシフト」と本人は語る。
- ウロボロスは幻想種としての竜種ではないものの、完全性・永遠性・無限性などを象徴する哲学的存在であり、彼女にとっては最も強大なイメージの対象である。
- また、自身が「ドラゴンという幻想」に形作られていることを認識したことで、意識的に他の様々な伝承で語られるドラゴンの要素(エレメント)を起動させ、その姿にシフトしながら戦うことも可能となった。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 期間限定イベント『育て! マイ・リトル・ドラゴン ~鱗ある者たちの見る幻想~』の開催に伴い、期間限定サーヴァントとして実装。
- 当初第三再臨以降はイベントのエピローグクリア、或いはイベント終了時まで封印されていた。
人間関係
Fate/Grand Order
- 主人公 (Grand Order)
- 『育て!マイ・リトル・ドラゴン』にて共闘し、カルデアでは自らのマスターとなる人物。
- マスターのことを『直属の上司で、先輩で、契約社員の仮採用期間みたいな立場だと思う私の面接官』と語っている。
- メドゥーサ
- 『育て!マイ・リトル・ドラゴン』でカルデアから特異点にやって来ていたサーヴァント。
- 「メドゥーサ部長」と呼び、カッコいいと慕っている。
- 自分もいつかあんな女性になりたいと思っているが、あのセクシーなスーツを着こなせる気はしていない。
- エリザベート=バートリー〔ブレイブ〕
- 『育て!マイ・リトル・ドラゴン』でカルデアから特異点にやって来ていたサーヴァント。
- 「エリちゃん先輩」と呼び、憧れとして慕っている。
- ビショーネが終盤、致命傷を負いながら「チビーネはなんにでもなれるのに、私はなににもなれない」と思っていた時、エリザベートはビショーネのために歌いながら魔力を注ぎ込む。その歌唱中ころころと別クラスの姿に変わり、「なににだってなれる」ことを自身の身を以て示した。
- カルデアに来てからは、エリザベートが結局何人いるのかと主人公に質問したが、「エリは偏在する」と返され困惑している。
- アスクレピオス
- 『育て!マイ・リトル・ドラゴン』でカルデアから特異点にやって来ていたサーヴァント。
- 「アスクレピオス先生」と呼び、少し恐れてはいるが慕っている。
- アスクレピオスの指導の結果、歯磨きを毎日きちんとしている…らしい。
- 黒姫
- 『育て!マイ・リトル・ドラゴン』で最初は立ちはだかったサーヴァント。
- 最初は、召喚時にザッハークに結ばされた契約の毒と、自身の性質が合わさり、ザッハークの二匹の蛇を引き連れ、特異点の蛇竜人を生贄にするため襲撃を繰り返していた。
- そのような経緯からザッハークの打倒を目指している主人公一行と対立するも、終盤に主人公一行とおみぃさんによって契約の毒を浄化することに成功し、一行に同行することになる。
- ビショーネが蘇生され、「ウロボロスシフト」となったことによる力で概念的に通り道が出来た。そこに黒姫の「蛇を殺す」という性質を持っている小刀を取り込み、防御を固めていたザッハークの打倒に成功した。
- ベオウルフ
- 上半身が裸の男性、竜殺し、とビショーネにとってちょっと苦手な相手その1。
- 竜殺しなのはもうどうにもならないので、せめて服を着るようにマスターから頼んで欲しいらしい。
- ローラン
- すぐ裸になる男性、ゲームシステム上では不利クラスなセイバー、とビショーネにとってちょっと苦手な相手その2。
- 突然脱ぎだすので自分に恨みがあるんだ、と勘違いしていたが、マスターに「ローランは誰であってもすぐ脱ぐ」と教えられ困惑していた。
- ケツァル・コアトル、ケツァル・コアトル〔サンバ/サンタ〕、ククルカン
- 特に畏れている竜系サーヴァントその1、その2。
- 「翼ある蛇」の異名を持つ神様。
- 竜や蛇の性質を持つ存在、と言ってもビショーネにとってはあまりにも格上の相手。おそらく跪いている。
- ヴリトラ
- 特に畏れている竜系サーヴァントその3。
- 「干魃の邪竜」の異名を持つ堰界竜。
- 神様(インドラ)と戦うような竜とは比べないでほしいらしい。
- 妖精騎士ランスロット、メリュジーヌ
- (勘違いにより)仲間意識を感じているサーヴァント。
- 「竜の中の冠位」と呼ばれる境界の竜アルビオンが力尽きた際、自ら切り離した左腕の細胞塊。
- しかしビショーネはそんなことはつゆ知らず、「小さくてかわいいし、自分と同じ新入社員系サーヴァントですよね?」と仲間意識を感じている。
- 清姫
- 羨ましく思っている、憧れの存在。
- ウロボロスの要素があっても、まだビショーネは自身のアイデンティティをはっきり自覚していない。
- そんな中で、自分の想いだけで竜に変化した清姫には眩しさを感じるのだそう。
話題まとめ
脚注
注釈
出典