フリューガー
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フリューガー
魔術使いの傭兵。愛称はフリュー。「剥離城アドラ」の遺産相続に参加した魔術師の1人。
- 略歴
- エルメロイⅡ世とグレイが剥離城への道中で出会った魔術師。
- 「剥離城アドラ」の遺産相続に参加した目的はあくまで金であり、遺産そのものには執着していない。そのため、ルヴィアに雇われる形で彼女と手を組み、行動を共にした。エルメロイⅡ世らにも協力し、事件の解決に貢献している。
- 人物
- 薄汚れた身なりと伸びきった髭面に、遊牧民風の民族衣装を纏った大柄な男。
- 魔術を道具として用いる魔術使いで、中近東を中心に活動している傭兵。占星術を使用する占星術師(アストロロジャー)。
- フリューガーという本名をあまり気に入っておらず、「フリュー」という愛称を名乗っている。
- 剣呑さはあるが、同時に爽やかでユーモラスな印象を与え、人の良さを感じさせる人物。その一方で「師父殺し」という後ろ暗い異名を持つ。
- 魔術回路を起動させるイメージは「乾き」。一滴の水もない砂漠を歩く自分を想像し、純粋な乾きをエネルギーとしてスイッチを入れる。
- 能力
- ナイフを用いた占星術を使用する。ナイフは腰のベルトに十ニ本収められており、柄に黄道十二宮の記号が刻まれている。
- 「幸運な方位を占う」のと同様の原理で、超短期的に因果律へと干渉し「安全地帯」を作り上げることができる。また、占星術による「導き」によって結界を破ることなども可能。
- 魔術使用時の詠唱は「
Lead me 」。
登場作品
- ロード・エルメロイⅡ世の事件簿
- 「剥離城アドラ」の遺産相続に参加した魔術師の1人。
人間関係
- ロード・エルメロイⅡ世、グレイ
- 道中で知りあう。
- ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト
- 「剥離城アドラ」での雇い主。
- ハイネ・イスタリ
- 過去に何かあったのか、敵意を向けられる。
名台詞
メモ
-もっとも師匠(師父)殺しは魔術師の世界ではありふれているもの(師は弟子にすら魔術の秘奥を秘匿するため)であるはずで、殊更二つ名扱いされているには複雑な背景があるものと思われる。