女神ロンゴミニアド

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獅子王

  • 真名:女神ロンゴミニアド
  • 性別:女性

「ベディヴィエールが三度目でも、聖剣エクスカリバーの返却を行わなかった可能性」のイフを辿ったアルトリア・ペンドラゴン

略歴
「獅子王」と呼ばれるサーヴァントは姿こそアルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕と同じだが、ベディヴィエール卿が聖剣の返還を躊躇った結果、死する運命の時に死ぬ事ができず、アヴァロンに辿り着けないまま彷徨う亡霊となってしまったイフである、別の可能性のアルトリア・ペンドラゴン
非常に長い間に聖槍を持ち続けた結果、人の英霊ではなく天の神霊「女神ロンゴミニアド」と化し、内面も「アルトリア」のそれとは大きく異なりベディヴィエールのことを忘却してしまっている。
彼女は魔術王が起こした人理焼却から人間を守るために『聖槍による救済』を達成すべく、第六特異点に到達して自らの力で円卓の騎士たちを召喚、聖地を占領した遠征軍を壊滅させ、聖地の上に一夜で聖都を作り上げた。
『聖槍による救済』とは、『世界の果て』へ突き立つ聖槍そのものである聖都へ「理想の人間」、清く正しい人間ではなく、何があっても正しい行動しかしない人間を運び入れ、保護という名目で逃がさないように閉じ込め保管するというもの。閉じ込められた人間は生命としての活動はできずに永遠に「善良な人間の要素」として獅子王の下に管理されることとなる。
『世界の果て』となれば聖都は人理焼却を免れるが、それは同時に聖都の外に生き残っている世界と人間を切り捨てることを意味している。
そしてそれらの行いを第六特異点にやってきた主人公やマシュに真っ向から否定され、「聖剣エクスカリバーの返却を行わなかった可能性」を辿ったベディヴィエールによって聖剣返還が成された事で聖槍は消滅。
彼女もまた、女神となったが故に得たいくばくかの情報を主人公たちに助言した後、最後まで忠臣としてあり続けたアグラヴェインを労いつつ特異点と共に消滅した。
人物
聖槍を持ち続けた事で完全に神霊化していた為、その内面は「人としてのアルトリア」のモノとは異なる。
とはいえ、エクスカリバーの返還を行ってもなお戦い続けようとする負けず嫌いなところはアルトリアと変わっていない。
また、相手の理念を尊重するところもある。
能力
神霊であるのか権能の力を有しており、自他ともに認める天才であるダ・ヴィンチをして「万能を上回る神域」「並のサーヴァントではどうにかできる相手ではない」と認めている。
特異点からカルデアまで届き、シバが数枚吹っ飛ぶほどの膨大な魔力を有しており、『最果てにて輝ける槍』を使い一集落を消滅させ大地にクレーターを穿つほどの威力を持っている。数値で表すと最高級の宝具火力が1000から3000に対し、獅子王のモノは300万を超えているという規格外っぷり。
Aランクの「魔力放出」やBランクの「カリスマ」、EXランクの「最果ての加護」などのスキルを使用する。

宝具

最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)
ランク:A++
種別:対城宝具
ランサーとしての宝具。星の聖槍にして星を繋ぎ止める嵐の錨。真実の姿は、世界の表皮を繋ぎとめる塔であるという。真名解放時にはランクと種別が変化する。
聖槍ロンゴミニアドは世界の表層を繋ぎとめる「光の柱」を本体とし、「世界を救う星の聖剣」と同等のプロセスを有する十三拘束の存在によって、かろうじて宝具としての体を成している。
その十三拘束もあまりの強大な力であるが故にかけられたもので、全ての拘束を開放した時に真の力を発揮する。
獅子王のそれはランサー時のアルトリアのものとは桁違いであり、一集落を消滅させ大地にクレーターを穿つほどの威力を持っている。
数値で表すと最高級の宝具火力が1000から3000に対し、獅子王のモノは300万を超えているという規格外っぷり。
「聖槍」は、世界の裏側たる神代と現実たる人の世界を繋ぎ止める「光の柱」ないし「塔」であり、もしも「光の柱」が解かれれば現実の物理法則によって成り立つ世界は剥がれ落ち、過去のものとなった幻想法則が現れ、神代に逆戻りしてしまう。
彼女が絶大な力を持つ「聖槍」を手にしているのは、神代と幻想の最後に立った「王」である為。
また、ヘルメスの計算によると500人分の魂を収納することが可能。
実際の戦闘時の通常攻撃ではビームを放つ他、宝具使用時には雲上まで高く飛翔し、聖槍を構えて敵に突撃を仕掛ける。
生前では魔竜ヴォーティガーンやモードレッドを討ち取る際に使用した。
アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕アルトリア・ペンドラゴン〔ランサーオルタ〕グレイもこの槍を使用している。

真名:女神ロンゴミニアド

登場作品と役柄

Fate/Grand Order
第一部の第六章で敵として登場。

人間関係

Fate/Grand order

サー・ベディヴィエール
円卓の騎士の中でも古参であり、側仕えの騎士。
三度目でも、聖剣エクスカリバーの返還を躊躇った結果、死する運命の時に死ぬ事ができず、アヴァロンに辿り着けないまま彷徨う亡霊となってしまった。
第一部の第六章で聖剣を獅子王に返し、消滅した。
サー・ケイ
アルトリア・ペンドラゴンの義兄。円卓の騎士の中でも古参の騎士。
第一部の第六章で召喚されたが、獅子王の方針に従えず、日が暮れる頃に姿を消した。
サー・ランスロット
円卓の騎士の中でも最高の騎士。
第一部の第六章で召喚し、獅子王の方針に賛同した。
『凄烈』のギフトを授けた。
サー・ガウェイン
円卓の騎士の一員にして「忠義の騎士」として有名。
第一部の第六章で召喚し、獅子王の方針に賛同した。
『不夜』のギフトを授けた。

名台詞

「我が加護を受け入れよ。ここがお前達の最果ての地だ」
1戦目の戦闘開始時の台詞。最果ての槍を携えた女神の宣告。
「止めろ……! 私に歯向かうな! 人間!!」
2戦目の戦闘開始時の台詞。女神に歯向い、返せなかった聖なるものを返還する為に突き進む『ただの人間』に焦燥する。
「穏やかであれ」
「立ち止まれ」
「変わらせぬ」
攻撃時の台詞。既にその精神は天の神霊と化している。
「我が手に収まる時だ」
「聖槍、圧縮」
スキル使用時の台詞。女神は、星の聖槍を解放する。
「地に増え、都市を作り、海を渡り、空を割いた。何の、為に……?聖槍よ、果てを語れ! 『最果てにて輝ける槍ロンゴミニアド』!!」
宝具使用時の台詞。地に増え、都市を作り、海を渡り、空を割いた理由を忘れさった、女神の一撃。

メモ

リンク