加藤段蔵

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アサシン
真名 加藤段蔵
読み かとう だんぞう
性別 女性
身長 165cm
体重 45kg?
出典 史実、『甲陽軍鑑末書結要本』『北越軍談』『伽婢子』『繪本甲越軍記』など
地域 日本
属性 中立・中庸
声優 明坂聡美
デザイン 曽我誠
レア度 ☆4
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要

暗殺者」のサーヴァント

略歴
人物
感情少なく、機械的なからくり忍者。からくり少女。
生前には自由意志を持たず、入力された命令に従うだけの機械人形である───と自己を定義していた。
英霊として人類史に刻まれ、サーヴァントとして現界するにあたり、自分もまた人間たちのように思考し、感情を抱いても良いのではないだろうか、許されるのであればそうしたいと考えている。
一方で壊れかけの忍者であり、当人の言葉を借りれば稼働している期間の内半ば以上は壊れていたらしく、人で言えば記憶にあたる「記録」が不確かである。
その影響か製作者の名前を覚えているものの顔は覚えておらず、大切な人がいたのかどうかさえ曖昧となっている。
能力
初代風魔小太郎の編み出した忍術を数多く搭載されている。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アサシン 主人公 (Grand Order) D D A C B C 気配遮断:A 人造四肢(絡繰):A++
忍術:A
絡繰幻法:B+

宝具

絡繰幻法・呑牛(からくりげんぽう・どんぎゅう)
ランク:C
種別:対獣宝具
レンジ:0~20
最大捕捉:50匹
真空の刃を生み出し、対象を吸い寄せた後に圧縮粉砕する。『北越軍談』にて語られた、牛を呑み込む幻術を応用させたものである。
果心居士が手ずから組み込んだ礼装により、魔性特攻の性質を有する。
逸話通りに「物体を目の前から消す」「消した物体を再び目の前に出す」幻術として用いる事も可能だが、FGOでは基本的に使用されない。
宝具発動時にイビル・ウィンド・デス・ストームと呼ぶこともある。風魔が南蛮出身のため外来語を使うという設定は小太郎の方で語られているのだが、段蔵の場合元の宝具名に何一つ掛かっていない……。一応イビル・ウィンドで「風魔」なので一族の名を冠している様だ。
妖術斬法・夕顔
第二宝具。あまりにあまりな殺人術なので本人は使いたくないらしく、FGOでは基本的に使用されない。

真名:加藤段蔵

江戸時代初期の仮名草子、軍学書などに名前が見える窃盗(しのび)のもの、水破(すっぱ)───すなわち、忍者。
「飛加藤」「鳶加藤」などの異名で知られ、甲斐や越後での活動が報告されるが、その出自や目的については諸説あり、謎に包まれている。
戦国時代末期に活躍した風魔の流れを汲む忍者。しかしてその正体は、妖術師・果心居士によって作られたからくり人形である。
初代・風魔小太郎の協力を元に形作られた人造の女忍者(くのいち)であり、命のある人間ではなかった。
だが、幾つもの務めを成し遂げ、後世の文献にあってもよく語られた結果、その存在は英霊として人類史に刻まれた。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
ストーリーガチャ限定サーヴァントであり、亜種特異点Ⅲ『屍山血河舞台 下総国』クリア後ガチャに追加される。

人間関係

生前

果心居士
稀代の妖術師であり、彼女の製造に関わった生みの親。
初代風魔小太郎
製造に関わった上に自身の忍法を搭載し、体内に魔力を込めた為、もうひとりの親とも言える。

名台詞

メモ

  • 加藤段蔵には傀儡、からくり人形を操ったという伝説があるが、FGOは「段蔵本人がからくり人形であった」事実から派生した伝説であったという設定となっている。
  • とてもからくり人形とは思えない妖艶な体つきで各所から「えっちぃ」と言われている。
    イラスト担当の曽我誠氏は「体中からいろんな武器出てしまうでしょう?服が多いと邪魔かなと思ったんです。仕方がなかったんです」と言っている。[1]とても合理的な判断である(棒)
  • 『Fate/Grand Order』への登場よりも前から、『氷室の天地 Fate/school life』では柳洞一成が使用する英雄史大戦のカードとして同名のキャラクターが登場していた。そちらでは「飛び加藤」の異名と太平洋戦争の際の加藤隼戦闘隊のネタか、手が戦闘機の翼で頭にプロペラがついた黒装束姿という、別の意味でカラクリ忍者のようなナリであった。

脚注

リンク