マックスウェル
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キャスター (帝都聖杯奇譚)
- 真名:マックスウェルの悪魔
- 性別:男性?
『帝都聖杯奇譚』に登場する「魔術師」のサーヴァント。 サングラスをかけてスーツを纏った、普通の青年に見える姿形である。
- 略歴
- 数十体の英霊兵を倒された「総統」に呼び出される形で姿を現すが、アーチャーの一撃を喰らって即座に退場。
- ……したかに思えたが、ライダーとアーチャーが戦闘不能になった後を見計らって再登場し、自身の正体を明かす。
- そして自身の宝具と聖杯を融合させ、聖遺物「栄光の右手」を触媒に「総統」を材料に「人造の神(ネオ・フューラー)」を復活させた。
- 人物
- 若干胡散臭いことを除けば、普通の気さくな人間にしか見えない。
- その一方で自身を殺しうる存在が退場するまで死んだふりをしてやり過ごし、失敗することが確実な計画をあえて黙っているなど、悪魔らしい狡猾な面も持ち合わせている。
- 能力
- 非常に偏った能力であり、自分に「ある」と定められた能力以外は何一つ持たず、戦闘能力は皆無。
- その能力は魔力生成に特化しており、宝具の行使によって無限に魔力を生み出すことができる。
- 生み出された魔力はマスターに提供され、数十体の英霊兵の作成・維持に使用されていた。
- また、ある理由から『帝都聖杯奇譚』の時代ではサーヴァントであってもどうやっても殺すことができないという特性を持っている。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キャスター | 「総統」 |
宝具
- 名称不明
- 強欲な人類が夢見た、無限の心臓。
- 無限のエネルギーを生成する能力を持ち、これには魔力も含まれる。
真名:マックスウェルの悪魔
- とある根源に挑んだ数学者による思考実験で生み出された架空の存在。
この概念上の存在に「無限のエネルギー」を求める人間の欲望が集まり、サーヴァントとしての霊基を得た。
関連
- 熱力学第二法則
- エネルギーの移動の方向とエネルギーの質に関する法則。
- この悪魔は「熱力学第二法則を否定する悪魔」と定められているため、『帝都聖杯奇譚』の時代(1940年代)にはこの悪魔の概念を否定する理論がまだ確立されていない。
登場作品と役柄
- Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚
- キャスターのサーヴァント。
- 連載前では「ぶっちゃけ、まだ考えていない」が、本編が連載された際に英霊は決まった。
人間関係
帝都聖杯奇譚
- 「総統」
- マスター。最終的には「人造の神」の復活のために彼を生贄にする。
その他
- ジェームズ・クラーク・マックスウェル
- 19世紀に生きた数学者。
- ある意味では、自身の生みの親。
名台詞
メモ
- 病やら物語の系譜を組む、概念が実体化したサーヴァント。
- 悪魔とは呼称されているが、自然科学や論理学における「悪魔」は「特定のことができる存在」という意味の「デーモン」(コンピュータ関連でも同一の用語を使用する)であり、教会的な意味での「デビル」とも別である。
- とは言うものの、「人の都合で設定され、多くの人間がそれに挑み、打ち倒されるまでの過程と結果で人類に対して貢献する」という意味では、元来の意味での「反英雄」に非常に近い側面も持っている。
- 「人間の欲望によって歪められ、悪魔とされた存在」という意味ではメフィストフェレスに近いかもしれない。