アグラヴェイン

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アグラヴェイン

  • 真名:アグラヴェイン
  • 性別:男性

円卓の騎士の一員。威圧感のある顔立ちをした偉丈夫。

略歴
円卓の一員としてアルトリア・ペンドラゴンに仕えた騎士。
もともとは母であるモルガンによって円卓を破滅させるべく派遣されたスパイであったが、アルトリアに国を栄えさせる希望を見いだし、実直に仕える。
元来の性質からして真面目で厳格であったが、王を支えるにあたり憎まれ役を積極的に買って出た為に円卓内部でも嫌われ者になってしまった。
そしてギネヴィアが不義を働いた際にその所業を手酷く侮辱した為に当事者であるランスロットを激怒させてしまい、殺されてしまった。
偉丈夫な顔立ちながら実年齢はかなり若いらしく、天竺へ旅している途中の少女という側面で現界している玄奘三蔵からは同い年と言われている。
人物
上記のように非常に厳格で真面目。
その一方で母親の影響かかなりの人間嫌い及び女性不信であり、ギネヴィアの所業もそれに拍車をかけてしまっている。
能力
円卓随一の尋問官で巧みな拷問技術を持つ。
また、ケイ同様に統治能力に優れ、円卓における文官の事実上の最高責任者であり、補佐役として王にも積極的にアドバイスしていた。
「鉄の戒め」と呼ばれる黒い鎖を生み出し、束縛する。何らかの宝具であるのかは不明。
サーヴァントにとっては触れるのも危険な反面、人間にとっては頑丈な鎖でしかない。
かつて宮廷で逆上し、多くの同胞を斬り殺したあげく遁走した愚か者を参考にして自身の部下を狂化しており、さらにはそれを自分にも使うことができる。

登場作品と役柄

Garden of Avalon
円卓の騎士の一人として登場する。
Fate/Grand Order
第六章に敵として登場。直接の対決はないものの、終盤まで出番は多く、章の締めも勤める。

人間関係

Fate/Grand Order

獅子王
第六章での主君。最期まで仕え続け、章の締めに王を見送る。
玄奘三蔵
第六章で聖都で食客としていたサーヴァント。聖都を離れられるも、聖都へ戻ってこいと言うほどに女性不信の身でありながらその人柄は認めていた。

生前

アルトリア・ペンドラゴン
主君。もともとはスパイとして仕えていたが、ブリテンを繁栄させてくれる希望を見て、補佐官として支え続ける。
モルガン
母。人間嫌い及び女性不信の原因その1。
彼女の命令で円卓にスパイとして送り込まれるが、淫蕩な彼女のことは心底嫌っていた。
ギネヴィア
主君の妻。人間嫌い及び女性不信の原因その2。
清純であらねばならない彼女の不義に怒りを露にするものの、それが原因で命を落とすことに。
ランスロット
円卓の同僚。もともと性格的な相性は最悪だったが、ギネヴィアを罵倒したことで激昂させてしまい、殺されることになる。
モードレッド
円卓の同僚。自分と同じくモルガンが送り込んだ刺客でもある。そのためか割と気にかけている。
ガウェイン、ガヘリス、ガレス
円卓の同僚で兄弟。殆どの騎士達と同じく快く思われていない。
ベディヴィエール
円卓の同僚。彼も円卓が健在だった当時は彼のことを快く思っていなかったが、後に彼の死がキャメロット崩壊の引き金となっていたことに思い至り、考えを改めている。
ギャラハッド
円卓の同僚。彼と融合しているマシュは敵対が明らかな状況にも関わらず、アグラヴェインを見て「この人がいるなら王は大丈夫」という奇妙な安堵感を抱いていた。
これは人を見る目の確かであったギャラハッドが、彼の忠義心や尽力を見抜いていたからではとベディヴィエールに推測されている。

名台詞

Fate/Grand Order

「はじめて。嫌われる事を恐れた者が、男性であった時の安堵が、おまえに分かるか。」
「……それが。貴様とギネヴィアのふざけた末路で。王の苦悩を知った時の、私の空白が、おまえに分かるか。」
ブリテンの存続には強い王が必要だと理解していたアグラヴェインは、その為にアーサーを利用していただけだった。
しかし、やがては惹かれていき王の苦悩を知るのだった。

メモ

  • 『Fate/Grand Order』ではサーヴァントとして登場するものの、イアソンシータ同様クラスは不明。

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