「アルジュナ」の版間の差分

提供: TYPE-MOON Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(人間関係、話題など)
35行目: 35行目:
 
;破壊神の手翳(パーシュパタ)
 
;破壊神の手翳(パーシュパタ)
 
:ランク:A+<br />種別:対人宝具
 
:ランク:A+<br />種別:対人宝具
:由来:破壊神シヴァがアルジュナに授けた鏃
+
:由来:破壊神シヴァがアルジュナに授けた鏃。本来の威力を出せば「対人」などという領域に収まるものではない危険な代物だが大幅に力をセーブして使っている。
  
 
== 真名:アルジュナ ==
 
== 真名:アルジュナ ==
67行目: 67行目:
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
; [[カルナ]]
 
; [[カルナ]]
: 永遠の宿敵。
+
: 永遠の宿敵。異父兄に当たるのだが生前にその事実を知ることはなかった。
 +
 
 +
; クンティー
 +
: アルジュナの生母。実はカルナの生母でもある。
 +
 
 +
; インドラ
 +
: アルジュナの実の父。インド神話を代表する雷霆の神。
 +
 
 +
; パーンドゥ
 +
: アルジュナの養父でクルの王。故あって「セックスすると死ぬ呪い」が掛けられた為に妻が様々な神と交わって生まれた子達を我が子として養育し、力にする。
 +
 
 +
; パーンダヴァ五兄弟
 +
: 槍の名手でトラブルメーカーの長男ユディシュティラ、並外れた腕力で知られ兄弟の危機を何度も救った次男ビーマ、兄弟最強の英雄であった弓の名手の三男アルジュナ、絶世のイケメンだったという四男ナクラ、知性と雄弁を併せ持った五男サハデーヴァから成る。それぞれがインド神話の著名な神を父親に持つ神性を帯びた存在。
 +
 
 +
; クシュリナ
 +
: アルジュナの生前の親友である大英雄。パーンダヴァ陣営の軍師としてカルナ討伐の策を幾重にも巡らせ、アルジュナの勝利をお膳立てした。その正体はインドの神話の3大神の一柱、秩序と繁栄の神ヴィシュヌの第8のアバター。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
98行目: 113行目:
 
:『Grand Order』についても、[[坂田金時|金時]](期間限定★5)を4体重ねたり[https://twitter.com/nobunaga_s/status/649451674319261696]、礼装目当てに[[ヴラド三世 (Apocrypha)|ヴラドおじさん]]を狩り続けたり[https://twitter.com/nobunaga_s/status/661913991153750016]、一プレイヤーとしてもエンジョイしている様子が見られる。自身が演じたアルジュナに至っては、実装当日に引き当てるのみならず宝具レベルを5に仕上げる[https://twitter.com/nobunaga_s/status/684009309085118464]程の課金……もとい気合の入れよう。公式からもヘビーユーザーと紹介されるほどで、課金額は所属事務所に口止めされているそうな……。
 
:『Grand Order』についても、[[坂田金時|金時]](期間限定★5)を4体重ねたり[https://twitter.com/nobunaga_s/status/649451674319261696]、礼装目当てに[[ヴラド三世 (Apocrypha)|ヴラドおじさん]]を狩り続けたり[https://twitter.com/nobunaga_s/status/661913991153750016]、一プレイヤーとしてもエンジョイしている様子が見られる。自身が演じたアルジュナに至っては、実装当日に引き当てるのみならず宝具レベルを5に仕上げる[https://twitter.com/nobunaga_s/status/684009309085118464]程の課金……もとい気合の入れよう。公式からもヘビーユーザーと紹介されるほどで、課金額は所属事務所に口止めされているそうな……。
 
:なお、[https://twitter.com/nobunaga_s/status/616552428217851904 TYPE-MOON作品のグッズが壁一面に陳列された棚を背にアルジュナの決めポーズを取る島崎信長氏の写真]が島崎氏の自室とそのコレクションであるかのように誤解されることがあるが、こちらは前述のインタビューの117ページにも使用された写真で、社内インタビューの収録後に'''TYPE-MOON本社応接室の自社商品陳列棚の前で撮影されたもの'''だと同写真横に記載されている。ちなみにインタビュー収録前には奈須さんの誘いを受け、喜々としてTYPE-MOON社内見学ツアーに赴く島崎氏の姿があったそうな。
 
:なお、[https://twitter.com/nobunaga_s/status/616552428217851904 TYPE-MOON作品のグッズが壁一面に陳列された棚を背にアルジュナの決めポーズを取る島崎信長氏の写真]が島崎氏の自室とそのコレクションであるかのように誤解されることがあるが、こちらは前述のインタビューの117ページにも使用された写真で、社内インタビューの収録後に'''TYPE-MOON本社応接室の自社商品陳列棚の前で撮影されたもの'''だと同写真横に記載されている。ちなみにインタビュー収録前には奈須さんの誘いを受け、喜々としてTYPE-MOON社内見学ツアーに赴く島崎氏の姿があったそうな。
 +
 +
;望むのは「永遠の孤独」
 +
:家族や様々な神々に愛され、時に放浪しながらも最後は勝利し、まさに「英雄」としての生を全うしたアルジュナであるが原典では最後は手に入れた権力を全て投げ打ち、他の兄弟ともどもヒマラヤの山中に隠遁して静かに生涯を終えた。
 +
:その「偉大な英雄アルジュナ」像からすれば永遠の孤独を望むようになるにまで精神をすり減らすに至った彼の心中は今のところ計り知れない。
 +
:生まれてから常に5人の兄弟と運命共同体のごとく行動を共にし(アルジュナの得た妻すらも5人で共有した)、神のお膳立ての上で英雄としてのレールの上を走らされ続けた人生に何か思うところがあったのかもしれないが…
 +
:それ故に同じく神の子として生まれながら、様々なものに裏切られ、虐げられながらも最後まで人を信じ超然とした「英雄」として輝き続けた異父兄の存在とは相容れることが無かったのかもしれない。
 +
  
 
== リンク ==
 
== リンク ==

2016年3月20日 (日) 17:55時点における版

アーチャー (Grand Order)

  • 真名:アルジュナ
  • 身長:177cm / 体重:72kg
  • 出典:マハーバーラタ
  • 地域:インド
  • 属性:秩序・中庸
  • 性別:男性
  • CV:島﨑信長 / イラスト:pako
  • 設定作成:東出祐一郎

Fate/Grand Order』に登場する、「弓兵」のクラスのサーヴァント。褐色の肌をした、流麗な白衣の青年。

略歴
真名はアルジュナ。インドの叙事詩「マハーバーラタ」に登場する大英雄。カルナが『施しの英雄』であるならば、彼は『授かりの英雄』である。
人物
勤勉且つ清廉、公明正大で主に対しても礼節を忘れずに接する、という英霊として非の打ち所のない人格者なのだが、自身の実力を疑わずマスターに対して無意識ながらも尊大な態度を取っている。
マスターに対して真摯に仕える事のみが喜びだと語る彼だが、自身の心に踏み入られる事は好まず、マスターに対しても警告している。しかし、それはマスターにある『顔』を見られたくないからかもしれない。
聖杯に願う己が望みは、「永遠の孤独」である。
なお生前の彼が「生涯の敵」と見なした最大の好敵手であるカルナも、今回の聖杯戦争にて現界している。
能力
炎神アグニから授けられた神弓『ガーンディーヴァ』を手にして、「弓兵」のクラスに相応しい技量で戦場の名誉を欲しいままとした弓の名手。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アーチャー 主人公 (Grand Order) A B B B A++ EX 対魔力:C
単独行動:A
神性:B
千里眼:C+
授かりの英雄:A
魔力放出(炎):A

宝具

破壊神の手翳(パーシュパタ)
ランク:A+
種別:対人宝具
由来:破壊神シヴァがアルジュナに授けた鏃。本来の威力を出せば「対人」などという領域に収まるものではない危険な代物だが大幅に力をセーブして使っている。

真名:アルジュナ

アルジュナ。インドのあらゆる英雄が集結する古代叙事詩「マハーバーラタ」の中心に立つ大英雄。

クル王の息子、パーンダヴァ五兄弟の三男として生まれた彼は同時に雷神インドラの息子でもあった。


その器量、性格、あらゆる面でまさに非の打ち所のない英雄であった彼は、兄が賭け事に敗北したことによって国を追われることになる。
この時既に、彼の中でカルナとの対決が不可避であるという予感があった。何しろカルナは、パーンダヴァ五兄弟を宿敵と睨むドゥリーヨダナを父と仰いでいたからだ。


――兄弟たちを愛しているし、愛されている。
――父も母も愛しているし、愛されている。
――民を愛しているし、愛されている。
それなのに――。


カルナを殺さなければならない。

――そう決意したのはいつからだったか。たぶん、最初に顔を合わせた時からだろう。それは神々によって定められた運命ではない。
アルジュナが純然たる敵意と共に選んだカルマである。たとえ正しくなかったとしても。アルジュナはそれをやりとげなければならなかったのだ。

登場作品と役柄

Fate/Grand Order
アーチャーのサーヴァントとして登場。レア度は☆5。イラストはpako氏。
好敵手であるカルナとは全く同時期、同レア度の実装となった。
ちびちゅき!
所属不明。子供達に人気のカルナに嫉妬した挙げ句、ネコアルクの口車に乗ってネコミミキャラに。

人間関係

カルナ
永遠の宿敵。異父兄に当たるのだが生前にその事実を知ることはなかった。
クンティー
アルジュナの生母。実はカルナの生母でもある。
インドラ
アルジュナの実の父。インド神話を代表する雷霆の神。
パーンドゥ
アルジュナの養父でクルの王。故あって「セックスすると死ぬ呪い」が掛けられた為に妻が様々な神と交わって生まれた子達を我が子として養育し、力にする。
パーンダヴァ五兄弟
槍の名手でトラブルメーカーの長男ユディシュティラ、並外れた腕力で知られ兄弟の危機を何度も救った次男ビーマ、兄弟最強の英雄であった弓の名手の三男アルジュナ、絶世のイケメンだったという四男ナクラ、知性と雄弁を併せ持った五男サハデーヴァから成る。それぞれがインド神話の著名な神を父親に持つ神性を帯びた存在。
クシュリナ
アルジュナの生前の親友である大英雄。パーンダヴァ陣営の軍師としてカルナ討伐の策を幾重にも巡らせ、アルジュナの勝利をお膳立てした。その正体はインドの神話の3大神の一柱、秩序と繁栄の神ヴィシュヌの第8のアバター。

名台詞

「聖杯に掛ける望みですか? 願わくば、私を永遠の孤独にしてほしい…冗談ではなく、本気ですよ?」
聖杯にかける願い。その真意は謎に包まれている。
「『私』を……見たな!」
垣間見せる激情。単に白衣の下に他者に見せたくない何かがあるのか、それとも普段の冷静沈着な態度を捨て去るほどの重大な秘密があるのか……。
「……。世界には色々な英雄がいるのですね……。」
マシュからアーチャーであることを疑われた根拠として双剣を使うアーチャー棍棒で殴りつけるアーチャー財宝を手当たりしだい投げつけるアーチャーのことを言われて呆気にとられての一言。それはそいつらが普通じゃないだけですから。
「神聖領域拡大、空間固定。神罰執行期限設定、全承認。シヴァの怒りをもって、汝らの命をここで絶つ。『破壊神の手翳パーシュパタ』!!」」
宝具解放。原典で語られるその宝具は規模が危険すぎるためか、発動地点、発動時間を厳密に設定して威力の規模を抑えている。

メモ

  • 公式PR漫画『ぐだぐだオーダー』での仮称は、信長アーチャー。無論、中の人からとった物で、出番ない方のノブとは関係ない。
    なおキャラクターに不明な点が多いせいか、ポーズをとりながらキメ顔で顔を隠したりするなど、妙な性格になっている。
    • 余談だがカルナコハエースにて同じポーズを取っている。
    • なお、pako氏は「枠を奪ってしまったので供養しとこう」と魔人アーチャーに思うところがあったのか、イラストをtwitterに投稿した。
      • しかし、実際は枠を奪うどころかあちらが先に正式参戦を果たしてしまった。これが縁なのかは不明だが、pako氏がイラストを担当している。
  • アルジュナの宝具である破壊神の手翳(パーシュパタ)は終末において世界そのものを破壊する際に用いられる武器で、破壊神シヴァが使えば全宇宙を破壊、アルジュナが使っても世界を七度滅ぼせる威力を有している。
    • そのあまりの強力さにアルジュナ自身がその使用を禁じており、原典では使われていない。
  • 発表当初から、真名の候補としてアルジュナは挙げられていた。「勤勉であり、礼節をわきまえ公明正大」といった特徴が一致しており、また同時に彼が弓の名手であった事からも比較的分かりやすかっただろう。
    • また違った見方として、彼の従兄弟のクリシュナではという予想もあった。クリシュナ、という名が「黒い肌の者」という意味を表し、また同時にアルジュナの別名の一つに「クリシュナ」という名もあった。この伝承が彼の黒い肌の由来だろうとも考えられる。

話題まとめ

中の人関係
担当声優である島崎信長氏はTYPE-MOON作品参加は『Fate/Zero』の第四次アサシンの中の一人に続いて二度目。
実は高校時代からのディープなTYPE-MOONファンであることが明らかとなり、「TYPE-MOONエース Fate/Grand Order」では4ページにわたるインタビューが掲載された。「『関わらせてください!』とアピールするような形になってしまうので今までは大っぴらにしていなかった」とのこと。
『Grand Order』についても、金時(期間限定★5)を4体重ねたり[1]、礼装目当てにヴラドおじさんを狩り続けたり[2]、一プレイヤーとしてもエンジョイしている様子が見られる。自身が演じたアルジュナに至っては、実装当日に引き当てるのみならず宝具レベルを5に仕上げる[3]程の課金……もとい気合の入れよう。公式からもヘビーユーザーと紹介されるほどで、課金額は所属事務所に口止めされているそうな……。
なお、TYPE-MOON作品のグッズが壁一面に陳列された棚を背にアルジュナの決めポーズを取る島崎信長氏の写真が島崎氏の自室とそのコレクションであるかのように誤解されることがあるが、こちらは前述のインタビューの117ページにも使用された写真で、社内インタビューの収録後にTYPE-MOON本社応接室の自社商品陳列棚の前で撮影されたものだと同写真横に記載されている。ちなみにインタビュー収録前には奈須さんの誘いを受け、喜々としてTYPE-MOON社内見学ツアーに赴く島崎氏の姿があったそうな。
望むのは「永遠の孤独」
家族や様々な神々に愛され、時に放浪しながらも最後は勝利し、まさに「英雄」としての生を全うしたアルジュナであるが原典では最後は手に入れた権力を全て投げ打ち、他の兄弟ともどもヒマラヤの山中に隠遁して静かに生涯を終えた。
その「偉大な英雄アルジュナ」像からすれば永遠の孤独を望むようになるにまで精神をすり減らすに至った彼の心中は今のところ計り知れない。
生まれてから常に5人の兄弟と運命共同体のごとく行動を共にし(アルジュナの得た妻すらも5人で共有した)、神のお膳立ての上で英雄としてのレールの上を走らされ続けた人生に何か思うところがあったのかもしれないが…
それ故に同じく神の子として生まれながら、様々なものに裏切られ、虐げられながらも最後まで人を信じ超然とした「英雄」として輝き続けた異父兄の存在とは相容れることが無かったのかもしれない。


リンク