アーラシュ

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アーチャー (フラグメンツ)

  • 真名:アーラシュ
  • 身長:185cm / 体重:75kg
  • 出典:ペルシャ神話
  • 地域:西アジア
  • 属性:混沌・中庸
  • 性別:男性
  • サーヴァント階位:第三位
  • CV:鶴岡聡

Prototype』の世界で行われた、八年前の聖杯戦争に登場する、「弓兵」のクラスのサーヴァント。深紅の弓を持ち、褐色の肌と生気に満ちた瞳が特徴の男。

略歴
真名はアーラシュ。古代ペルシャにおける伝説の大英雄。神代最後の王とも呼ばれるマヌーチェフル王の戦士として、六十年に渡るペルシャ・トゥルク間の戦争を終結させ、両国の民に平穏と安寧を与えた救世の勇者。
奥多摩の山中にてセイバーと遭遇。後にセイバー・ランサーと同盟を組みライダーと戦うものの、強力な一射と引き換えに命を落とすこととなる。
人物
敵を滅ぼすのではなく、戦いを終わらせ人々を救うために生命を費やした英雄と呼ぶにふさわしい人物。
一般人を巻き込むことを嫌って広範囲攻撃の使用を避けるなど、聖杯戦争でもその在り方は変わらない。マスターにも善を成すことを求める。
能力
山をも削り取る威力を持った矢を、視認できないほどの超遠距離から高速射撃できる。
弓矢作成スキルにより瞬時に矢を生成し、空を埋め尽くすほどの万の矢を広域に降らせることも可能。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アーチャー エルザ・西条
主人公 (Grand Order) B A B+ E D B++ 対魔力:C
単独行動:C
頑健:EX
千里眼:A

宝具

流星一条(ステラ)
ランク:B++
種別:対軍宝具
由来:一射で両国に「国境」を作った逸話。
ペルシャとトゥランの両国に「国境」を作り、争いを終結させた究極の一矢。2500kmにも及ぶ射程距離と文字通り「大地を割る」威力を持つ人ならざる絶技。その性質から、一点集中ではなく広域に効果を発揮するため対軍に分類され、純粋なエネルギー総量は対城宝具にも及ぶ。
だがこの宝具は、逸話と同様命を落としてしまうため一度きりしか使えず、「特攻宝具」ないし「壊れた幻想」としても分類されている。
『Grand Order』では「敵全体に超強力な一撃を与えるが使い手であるアーラシュは死ぬ」という形で再現されている。

登場作品と役柄

Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ
アーチャーのサーヴァントとして登場。
Fate/Grand Order
アーチャーのサーヴァントとして登場。レア度はC(☆1)。イラストレーターはBLACK。

人間関係

エルザ・西条
フラグメンツにおけるマスター。
ライダー
最大の敵。活躍したのが同じ時代だったこともあり、その実力をよく知っている。
ランサー
ライダーと戦う上での同盟相手。

名台詞

「東方の大英雄、アーラシュとは俺のことだ! よろしくな」
『Grand Order』での召喚時。両国の民を救った大英雄は、人理を救う聖杯探索において召喚された。
「前にもな、実はサーヴァントとして現界したことがある。マスターは女だったな…」
マイルームでの会話時。『蒼銀のフラグメンツ』での出来事をある程度覚えているようだ。そして彼の言う「前のマスター」とは一体…?
「ひよこ豆のペースト、うまいぞ?」
マイルームでの会話時。中東の伝統料理「フムス」のことであろうか。
なお、ひよこ豆は日本ではあまり馴染みが無いが、植物性の蛋白源としては南アジアから中東・西アジアでは非常にポピュラーである。
「マスターか。もう誰のサーヴァントになることもないと思ったんだがな」
別パターン。『蒼銀のフラグメンツ』において何が起こったのだろうか? ともあれ、天の悪戯か彼は再び召喚されるのであった。
「『流星一条ステラ』ァァッ!!」
宝具発動。生命を燃やすただ一度きりの究極射撃。

メモ

  • 『蒼銀のフラグメンツ』本編より先に『Grand Order』にてキャラクターデザイン・真名共に明かされ、さらにTYPE-MOONエースvol.10において登場したり、チュートリアルの三騎士に選ばれたりした。
    • 尤も、『蒼銀のフラグメンツ』では出番が少なかったため、本格的に登場するまでは謎の御仁として扱われた。一応複数の台詞から正体に感付いたプレイヤーも少なからずいた模様。
    • 公式PR漫画『ぐだぐだオーダー』での仮称は、ナゾ茶桜セイバー魔人アーチャーが調子に乗って先輩面でパシろうとしていたが、言うまでなく彼の方が登場としては先輩になる。
  • 上記のTYPE-MOONエースで桜井氏本人が「日本では殆ど知られていないので調べるのに苦労した」と語っている様に非常にマイナーな大英雄であり、Grand Order開始時にはWikipediaの日本版の個人記事すらなかった程
    • もっともアーラシュという彼に由来するミュージシャンの方もいるため、完全に知名度が乏しかった訳でもなく、また誘導記事において一文程でしかないが一応は紹介されていた。
    • あくまでマイナーなのは「日本では」と言う話であり、「Arash the archer」などのワードで検索すれば、それなりに海外のサイトがヒットする。
  • 宝具は2500kmというとてつもない射程を持つが、蒼銀のフラグメンツの舞台となっている東京を中心とすれば完全に日本を覆い尽くし、ユーラシア大陸にも届く
  • 『Grand Order』では☆1ということで、容易に入手でき強化しやすいうえ、宝具も使用すると死ぬというデメリットこそあるが、☆1にしては高威力であるため、アーチャーの中では用いられやすい。もっとも、アーチャー自体サービス開始当初は彼含め3体しか実装されていなかったのも大きな要因である。(加えて入手可能なアーチャーは、彼を除き全て☆3以上と入手が困難であった)
    • また、アーラシュは敵として登場した際も他のサーヴァント同様宝具を使用してくるのだが、あろうことかプレイヤー側同様使用後しっかり死ぬ。そのためわざと宝具を撃たせてスキル等で躱すか防ぐかすれば勝手に倒せてしまう。
    • そして彼はその活躍しにっぷりから、に倣いファンの間では、粉々に砕ける(死ぬ)から抹茶だの、具を撃つとぬから宝死茶(ほうじちゃ)だのといったあんまりな渾名を拝命している(現在は後者が主流の模様)。

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