「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン」を編集中
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;「わたし、フクシュウに来たのに。その相手がもういないのって、悲しいね」 | ;「わたし、フクシュウに来たのに。その相手がもういないのって、悲しいね」 | ||
− | : | + | :同上。衛宮邸に招かれ嬉々として探検するも、切嗣はどこにも見付けられなかった。イリヤは彼を殺すことも、抱きしめてもらうこともできない。呟き、自分でも何にか分からないまま涙するイリヤに、士郎は何も言えなかった。 |
;「そうよ。好きな子のことを守るのは当たり前でしょ。<br> そんなの、わたしだって知ってるんだから」 | ;「そうよ。好きな子のことを守るのは当たり前でしょ。<br> そんなの、わたしだって知ってるんだから」 | ||
− | : | + | :同上。皆を救う正義の味方であり続けるか桜を救うかで苦悩する士郎に投げかけられたイリヤの言葉。イリヤが士郎の味方をするように士郎も誰かの味方をしてもいいのだと示す。当然と語るもそれはかつて愛していた父が選ばなかった選択肢でもあった。 |
;――――ううん、シロウは死なないよ。だって、この門を閉じるのは私だから。<br>――――ね。シロウは生きたい? どんな命になっても、どんなカタチになっても、シロウはまだ生きていたい?<br>――――うん。良かった、わたしもそうしたかった。 私よりシロウに、これからを生きてほしかったから。 | ;――――ううん、シロウは死なないよ。だって、この門を閉じるのは私だから。<br>――――ね。シロウは生きたい? どんな命になっても、どんなカタチになっても、シロウはまだ生きていたい?<br>――――うん。良かった、わたしもそうしたかった。 私よりシロウに、これからを生きてほしかったから。 |