「カール大帝」の版間の差分

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:「シャルルマーニュ伝説」における聖王・[[シャルルマーニュ]]のモデルとされる。
 
:「シャルルマーニュ伝説」における聖王・[[シャルルマーニュ]]のモデルとされる。
 
:古典ローマ・キリスト教・ゲルマンの文化を融合させた、中世以降のヨーロッパの王国の太祖、いわば「ヨーロッパの父」とも言える存在。
 
:古典ローマ・キリスト教・ゲルマンの文化を融合させた、中世以降のヨーロッパの王国の太祖、いわば「ヨーロッパの父」とも言える存在。
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:シャルルマーニュはセイバークラスの全盛期として召喚された自らの別側面に当たり、王としての全盛期がカール大帝に当たる。
  
 
:在位期間である八世紀から九世紀の間に西ヨーロッパの統一を成し遂げ、ローマ帝国崩壊以来の混乱に終止符を打ち、遂にはローマ皇帝を名乗った覇王。
 
:在位期間である八世紀から九世紀の間に西ヨーロッパの統一を成し遂げ、ローマ帝国崩壊以来の混乱に終止符を打ち、遂にはローマ皇帝を名乗った覇王。
 
:神への信仰に篤い王としても知られており、「平和なくして神を喜ばせることはできない」といった発言も残されている。
 
:神への信仰に篤い王としても知られており、「平和なくして神を喜ばせることはできない」といった発言も残されている。
  
:シャルルマーニュはセイバークラスの全盛期として召喚された自らの別側面に当たり、王としての全盛期がカール大帝に当たる。
 
 
:シャルルマーニュが幻想に依った聖騎士ならば、カール大帝は史実における聖王である。
 
:シャルルマーニュが幻想に依った聖騎士ならば、カール大帝は史実における聖王である。
 
:苦々しい現実を前に、あまりにも遠い理想を目指してただ戦い続けた現実主義の化身にして、極致的なまでの夢想家。
 
:苦々しい現実を前に、あまりにも遠い理想を目指してただ戦い続けた現実主義の化身にして、極致的なまでの夢想家。

2018年10月1日 (月) 15:39時点における版

 

ルーラー
真名 カール大帝
性別 男性
身長 195cm
体重 110kg
出典 史実
属性 秩序・善
声優 井上和彦
初登場作品 Fate/EXTELLA LINK
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概要

裁定者」のサーヴァント

略歴
Fate/EXTELLA』の続編である『Fate/EXTELLA LINK』にて登場した新規サーヴァント。
突如攻性プログラムを用いて主人公 (EXTRA)たちの領域を侵略し始め、アルテラを召喚し攫って行った英霊。
カルナを始めとした数々のサーヴァントを「天声同化(オラクル)」によって配下に加えており、究極的にはムーンセル全てを同化することで、世界(神)と自分だけが存在する永劫の平和と完全な平等を実現しようとする。
人物
筋骨隆々とした体躯を黄金の鎧と王冠に包んだ偉丈夫。一人称は基本的に「余」、私的な場面でのみ「私」。
勝利に対しても敗北に対しても決して苦悩せず、迷わず、冷静な判断で邁進する威風堂々たる王。
過去現在未来において神に次ぐ愛を持つと豪語しており、敵に対しては苛烈極まりないが、「神」への恭順を示した者については寛容に受け入れる。
実際に自軍への態度は基本的にはおおらかであり、部下の作戦失敗の報告を受けても常に余裕と冷静さを保って次なる指令を下す。
また永劫の平和の為とはいえ、事実上一方的に侵攻、ないし強制的に同化させている者達に対して「セイヴァーの資格を持たなかった自身の愚昧」として謝罪を独白するなど、その内心は決して単なる傲慢な侵略者に限らないことが伺える。
素の人間性は意外とざっくばらんであり、「気の休める部屋ではもう少し簡素な服装でいたい」「部屋でも王の威厳というものが必要なのか」といった旨の発言をするなど、所々で自身の別側面であるシャルルマーニュとの共通性を見せる。
能力
主に第一宝具でもある大剣を使用しているが、シャルルマーニュ同様に複数の武器を使用している描写も存在している。
天声同化(オラクル)
彼が本来持っているカリスマスキルが異星鍵(モノリス)に接触した事で変質した特殊スキル。
あらゆるものを隷属・同一化する能力であり、サーヴァントであっても本来の人間性や性格を保ったまま自身の配下に加える事ができる。
発動条件も「彼に少しでも賛意や同情を示すこと」という非常に緩いものであり、善意に則り切実な願いを持って行動する彼にそれらの感情を示さないことが非常に難しいため避ける事は困難である。
ただしちょっと殴っただけで解けたり戦闘不能にしないと解けなかったりと、かかり方の程度や解除の難易度は人によってまちまち。
また精神に干渉するスキルであるため、精神汚染のような精神干渉を無効化するスキルを持つ者には効果がない。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
ルーラー 主人公 (EXTRA) B A+ C C A+ A+ 対魔力:EX
真名看破:C
神明裁決:B
カリスマ:B
大帝特権:A+
典礼改革:A
聖王:A

宝具

聖剣ジュワユーズ
第一宝具。通常手にしている黄金の大剣。
シャルルマーニュと共通する宝具だが、史実に生きたカール大帝にとっては「後天的に幻想が付与された剣」でしかない為に真価を発揮できない。
それでも単なる剣として見た場合、魔力を纏わせることで強烈な斬撃を放つなど十二分な性能を誇る。
カロルス・パトリキウス
第二宝具。ムーンセルに駐在するような形で存在する巨大な浮遊都市。劇中での通称は「機動聖都」。
自動拡大型巨大要塞にして、カール大帝の電脳体を覆う黄金の鎧。機動聖都領域そのもの。
ちなみに「パトリキウス」は本来、ローマおよびイタリアの守護者へと与えられる称号を意味する。
聖なるかな、今こそ威光が地に満ちる(カロルス・パトリキウス・アウクトリタス)
第三宝具。カロルス・パトリキウスの奥の手。
機動聖都の一部にして最奥部である礼拝堂に存在する祭壇を呼び出し、自身を模した巨大な人形攻撃形態へと大変化させ、あらゆる敵性体を一掃する。
レーザー光線、自身の像を模した形状のミサイルなど多彩な武装を備えるほか、巨体を活かした格闘戦も可能。
腰部と口部にそれぞれ魔力炉が搭載されており、ここが事実上の弱点となっている。
カロルス・パトリキウス・ディミッテ
第四宝具。別名「最後の審判(ウルティム・プロパテール)」。
自身が生前に接触し、そしてムーンセルにて再び巡り合った謎のアーティファクト「異星鍵(モノリス)」の力を得て、サーヴァントのみならずSE.RA.PHの全電脳体を一度に同化することが可能。
ただし、この場合一挙に同化できるのは全体の六割程度であり、残りの四割は意識を維持できない。

真名:カール大帝

カール大帝。聖なる王。フランク王国国王にして威風堂々の男。
「シャルルマーニュ伝説」における聖王・シャルルマーニュのモデルとされる。
古典ローマ・キリスト教・ゲルマンの文化を融合させた、中世以降のヨーロッパの王国の太祖、いわば「ヨーロッパの父」とも言える存在。
シャルルマーニュはセイバークラスの全盛期として召喚された自らの別側面に当たり、王としての全盛期がカール大帝に当たる。
在位期間である八世紀から九世紀の間に西ヨーロッパの統一を成し遂げ、ローマ帝国崩壊以来の混乱に終止符を打ち、遂にはローマ皇帝を名乗った覇王。
神への信仰に篤い王としても知られており、「平和なくして神を喜ばせることはできない」といった発言も残されている。
シャルルマーニュが幻想に依った聖騎士ならば、カール大帝は史実における聖王である。
苦々しい現実を前に、あまりにも遠い理想を目指してただ戦い続けた現実主義の化身にして、極致的なまでの夢想家。
平和の為には剣を握るしかない事実を、自身の夢見た幻想への決別の手向けとして、男は世界に挑み続けた。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/EXTELLA LINK
ルーラーとして参戦。

人間関係

Fate/EXTELLA LINK

シャルルマーニュ
自分自身の別名。「存在そのものが過ち」とまで辛辣に言い放っている。
本来は霊基を共有する同一存在であり、「現実に生きた」自分に対して「幻想に生きた」存在である。
ジャンヌ・ダルク
同じ聖人として共感する部分が強いのか「結婚しよう」と爆弾発言を言い放っていた。
アルトリア・ペンドラゴン
高潔さに惹かれたのか、ジャンヌ同様に「結婚しよう」と勧誘した。
なお、彼女からはどこぞの金ピカストーカーと同類扱いされてしまった。
イスカンダル
広大な領土を治めた王として一目置いてはいるが、酒を大量に飲まされることには辟易している模様。
アルテラ
プロローグで彼女を自陣営へと召喚し、拐す。
かつて生前に触れた異星鍵を通じて異星と縁を持ったためか、彼女のことを「姉上」と呼ぶ。

生前

アストルフォ
部下である精鋭騎士の一人。
ただし現実に生きた彼にとって、ヒポグリフに乗って女装しているアストルフォのことは完全に別人と認識している。

名台詞

Fate/EXTELLA LINK

「過ちとは、貴様の存在そのものだ、シャルル」
参戦発表CMのラストの言葉。
シャルルマーニュ」は彼をモデルにした存在しない英雄。カール大帝が生きた世界には聖剣も魔獣も魔女も存在しない。

メモ

  • 名前の通り、大きくカールした髪型が特徴的。
  • キャラクター公開から早くも界隈では「今回の黒幕ではないか」という説が出ている。…確かに前回の黒であったアルキメデスは遊星の紋章が消えているほか、シャルルマーニュ絡みの事件である事は明白である為、あからさまに彼と相対しているこのカール大帝が怪しい(逆にシャルルマーニュも然り)のは自明であるが。
    • そして、PV2では「あらゆるものを隷属・同一化させる天声同化の力を持つ大帝」が新たな脅威として言及されていた。
    • 「聖杯に願うものがない」事が条件のルーラーでありながら「我が不変の願いを」「巨大に、より巨大に」等あからさまに何らかの願望や上昇志向の強さをPV公開時点で台詞の節々に見せており、「なんらかの理由で裁定者としておかしくなっているのでは」という予想も一部で既にある。

脚注

注釈


出典


リンク