「ガイウス・ユリウス・カエサル」の版間の差分

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==セイバー (Grand Order) ==
 
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* 真名:ガイウス・ユリウス・カエサル
 
* 真名:ガイウス・ユリウス・カエサル
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; 略歴
 
; 略歴
: 真名はガイウス・ユリウス・カエサル。古代ローマ最大の英雄の1人であり、優れた将軍・統治者として有名。
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: 真名はガイウス・ユリウス・カエサル。古代ローマ最大の英雄の1人であり、優れた将軍・統治者として有名。「皇帝(カイザー)」の語源となった人物。
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: 第二章では、[[セイバー (EXTRA・赤)|ネロ]]と敵対する連合ローマ帝国側の皇帝の一人として登場。連合ローマ帝国の在り方に歪んだものを感じながらも、自身の願いのために戦う。ガリアを占領し、ネロや[[主人公 (Grand Order)|主人公]]らと激突した。
 
; 人物
 
; 人物
: 食えない男。野心家で権謀術数に優れる。似た言葉を三回繰り返す癖がある。
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: 野心家で権謀術数に優れた食えない男。似た言葉を三回繰り返す癖がある。
: 好色で、妖精の間との間にも子を残したと伝えられている。ローマも大好き。
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: 外見に似合わず好色な色男で、妖精の間との間にも子を残したと伝えられているほど。女性だけでなくローマも大好き。
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: その言動は不敵で辛辣、時に嫌味にも聞こえるが、悪意を持ったものではなく、彼なりの相手を思ってのものである。
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: セイバーとして召喚され、一兵卒のように前線に投入されることがかなり不本意なようで、ことあるごとに愚痴っている。
 
; 能力
 
; 能力
: 優れた頭脳を持ち、知略・弁舌の名手であり、扇動の天才。
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: 優れた頭脳を持つ、知略・弁舌・扇動の天才。
: 本人はセイバーとして召喚され、一兵卒のように扱われるのには不満気で剣を抜きたがらないが、戦闘能力が低いわけではなく、見た目とは裏腹に高い技量を誇っている。
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: 指揮や政治手腕こそが彼の真価であるため、前線での戦闘には乗り気ではない。しかし、決して戦闘能力が低いわけではなく、見た目とは裏腹に高い技量を誇っている。
  
 
== ステータス ==
 
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== [[宝具]] ==
 
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; 黄の死(クロケア・モース)
 
; 黄の死(クロケア・モース)
: ランク:B+<br />種別:対人宝具<br />由来:ブリタニア列王史に登場する剣。
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: ランク:B+<br />種別:対人宝具<br />由来:ブリタニア列王史に登場するカエサルの剣。
: 黄金の剣。近接戦闘に於いてはまさしく見敵必勝の威力を有するが、本人は剣を抜きたがらない。
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: 黄金剣。近接戦闘においては必勝といっていい威力を有する。
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: だが、部隊指揮こそが本業である彼はあまりこの剣を抜きたがらない。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
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: セイバーのサーヴァントとして登場。レア度はR(☆3)。イラストレーターはしまどりる。
 
: セイバーのサーヴァントとして登場。レア度はR(☆3)。イラストレーターはしまどりる。
: メインシナリオでは第二章で登場。連合ローマ帝国の「皇帝」のひとりとして、ガリアにてネロ率いるローマ帝国軍と対決を行う。
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: メインシナリオでは第二章に敵として登場。
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
;クレオパトラ7世
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; クレオパトラ7世
:エジプト最後の女王にして、プトレマイオス朝最後の王。
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: エジプト最後の女王にして、プトレマイオス朝最後の王。
:生前においては彼女に酷い仕打ちをしたことを深く悔いている。
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: 生前においては彼女に酷い仕打ちをしたことを深く悔いている。
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; カエサリオン
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: クレオパトラとの間に生まれた息子。後継者争いの中で若くして殺されている。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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;「私は来た! 私は見た! ならば次は勝つだけのこと! 『<RUBY><RB>黄の死</RB><RT>クロケア・モース</RT></RUBY>』!」
 
;「私は来た! 私は見た! ならば次は勝つだけのこと! 『<RUBY><RB>黄の死</RB><RT>クロケア・モース</RT></RUBY>』!」
 
:宝具発動。「黄の死」。見敵必殺の黄金の一撃。
 
:宝具発動。「黄の死」。見敵必殺の黄金の一撃。
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;「セイバー、セイバー! この私がセイバーとはどういう理由だ?」
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;「しかし、だからといって私を前線に置くべきではなかろう」
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;「やれやれ。この私に先陣を切れとはな」
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: ことあるごとに口から零れる愚痴と不満。
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== メモ ==
 
== メモ ==
 
*ビジュアルやデータこそ当時は紹介はされて無かったが『TYPE-MOONエース Fate/Grand Order』の126ページでは現界済というなんとも微妙な形で紹介されている。
 
*ビジュアルやデータこそ当時は紹介はされて無かったが『TYPE-MOONエース Fate/Grand Order』の126ページでは現界済というなんとも微妙な形で紹介されている。
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*生前彼は「来た、見た、勝った」といった格言を残しており、宝具発動時はそれを意識した台詞や背後に'''「来た! 見た! 勝った!!」'''の文字が飛ぶといった演出も飛び出している。
 
*生前彼は「来た、見た、勝った」といった格言を残しており、宝具発動時はそれを意識した台詞や背後に'''「来た! 見た! 勝った!!」'''の文字が飛ぶといった演出も飛び出している。
 
*初代ローマ皇帝はガイウス・オクタウィウス・トゥリヌス(アウグストゥス)だが、オクタウィウスは彼によって後継者に指名され、彼が築いた基礎から帝政を完成させた。このためスエトニウス著の『皇帝伝』に事実上の帝政創始者として記されている。<br>にも関わらずFateでの彼は「皇帝特権」を持たず、「カリスマ」もC止まりである。[[ロムルス|帝政どころか帝国にも程遠かった時代の王]]や、[[セイバー_(EXTRA・赤)|ユリウス・クラウディウス朝を滅亡させた子孫]]は持っているのに…。
 
*初代ローマ皇帝はガイウス・オクタウィウス・トゥリヌス(アウグストゥス)だが、オクタウィウスは彼によって後継者に指名され、彼が築いた基礎から帝政を完成させた。このためスエトニウス著の『皇帝伝』に事実上の帝政創始者として記されている。<br>にも関わらずFateでの彼は「皇帝特権」を持たず、「カリスマ」もC止まりである。[[ロムルス|帝政どころか帝国にも程遠かった時代の王]]や、[[セイバー_(EXTRA・赤)|ユリウス・クラウディウス朝を滅亡させた子孫]]は持っているのに…。
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*クロケア・モースはカエサルが所持していた剣だが、活躍した記録は殆どなく、敵の盾に刺さって抜けなくなりそのまま盗られた、といった微妙な逸話が残るばかりである。カエサルを象徴する武器と言えるほどのものではないため、セイバーで呼ばれたことに不満気なのも無理からぬことかもしれない。
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**他クラスで呼ばれれば、彼自身も納得のゆく真の宝具を披露してくれるのであろうか。
  
 
== リンク ==
 
== リンク ==

2015年9月4日 (金) 00:42時点における版

セイバー (Grand Order)

  • 真名:ガイウス・ユリウス・カエサル
  • 身長:168cm / 体重:154kg
  • 出典:史実 / 地域:欧州
  • 属性:中立・中庸
  • CV:置鮎龍太郎 / イラスト:しまどりる

Fate/Grand Order』に登場するセイバーサーヴァント。赤い服を着た恰幅の良い男性。

略歴
真名はガイウス・ユリウス・カエサル。古代ローマ最大の英雄の1人であり、優れた将軍・統治者として有名。「皇帝(カイザー)」の語源となった人物。
第二章では、ネロと敵対する連合ローマ帝国側の皇帝の一人として登場。連合ローマ帝国の在り方に歪んだものを感じながらも、自身の願いのために戦う。ガリアを占領し、ネロや主人公らと激突した。
人物
野心家で権謀術数に優れた食えない男。似た言葉を三回繰り返す癖がある。
外見に似合わず好色な色男で、妖精の間との間にも子を残したと伝えられているほど。女性だけでなくローマも大好き。
その言動は不敵で辛辣、時に嫌味にも聞こえるが、悪意を持ったものではなく、彼なりの相手を思ってのものである。
セイバーとして召喚され、一兵卒のように前線に投入されることがかなり不本意なようで、ことあるごとに愚痴っている。
能力
優れた頭脳を持つ、知略・弁舌・扇動の天才。
指揮や政治手腕こそが彼の真価であるため、前線での戦闘には乗り気ではない。しかし、決して戦闘能力が低いわけではなく、見た目とは裏腹に高い技量を誇っている。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
セイバー 主人公 (Grand Order) A B B D C B+ 対魔力:C
騎乗:B
神性:D
軍略:B
カリスマ:C
扇動:EX

宝具

黄の死(クロケア・モース)
ランク:B+
種別:対人宝具
由来:ブリタニア列王史に登場するカエサルの剣。
黄金剣。近接戦闘においては必勝といっていい威力を有する。
だが、部隊指揮こそが本業である彼はあまりこの剣を抜きたがらない。

登場作品と役柄

Fate/Grand Order
セイバーのサーヴァントとして登場。レア度はR(☆3)。イラストレーターはしまどりる。
メインシナリオでは第二章に敵として登場。

人間関係

クレオパトラ7世
エジプト最後の女王にして、プトレマイオス朝最後の王。
生前においては彼女に酷い仕打ちをしたことを深く悔いている。
カエサリオン
クレオパトラとの間に生まれた息子。後継者争いの中で若くして殺されている。

名台詞

「余は多くの女を愛したが、惚れ込んだのは1人だけだ。誰だかわかるか?」
マイルームでの台詞。好色家である彼が心の底から愛している人間がいると告白するが、その女とは…?
「クレオパトラ……あれには酷い仕打ちをしてしまった。私は今でも悔いている、深く……」
絆レベル3の台詞。不敵な彼だが、ある出来事が彼の心に大きな影を落としていた。
「私は来た! 私は見た! ならば次は勝つだけのこと! 『黄の死クロケア・モース』!」
宝具発動。「黄の死」。見敵必殺の黄金の一撃。
「セイバー、セイバー! この私がセイバーとはどういう理由だ?」
「しかし、だからといって私を前線に置くべきではなかろう」
「やれやれ。この私に先陣を切れとはな」
ことあるごとに口から零れる愚痴と不満。

メモ

  • ビジュアルやデータこそ当時は紹介はされて無かったが『TYPE-MOONエース Fate/Grand Order』の126ページでは現界済というなんとも微妙な形で紹介されている。
  • カエサルという高い知名度を持つの英雄に反して、あまりにインパクトのありすぎる外見である為、サービス開始直後から早々に「デブサル」というあだ名が付けられてしまう。
    • ちなみに竹箒日記では
      ふ、ふふ……どれほど偉大な英雄かは知ってはいるが、このがっかり感&しっとり感はどうだ……なるほど。Android版初日、一身にヘイトを集めるわ!ブタ! このブタめーーー!
      という辺り意図的な模様。なお、最初に引いたのは彼である。なんという因果応報。
  • 生前彼は「来た、見た、勝った」といった格言を残しており、宝具発動時はそれを意識した台詞や背後に「来た! 見た! 勝った!!」の文字が飛ぶといった演出も飛び出している。
  • 初代ローマ皇帝はガイウス・オクタウィウス・トゥリヌス(アウグストゥス)だが、オクタウィウスは彼によって後継者に指名され、彼が築いた基礎から帝政を完成させた。このためスエトニウス著の『皇帝伝』に事実上の帝政創始者として記されている。
    にも関わらずFateでの彼は「皇帝特権」を持たず、「カリスマ」もC止まりである。帝政どころか帝国にも程遠かった時代の王や、ユリウス・クラウディウス朝を滅亡させた子孫は持っているのに…。
  • クロケア・モースはカエサルが所持していた剣だが、活躍した記録は殆どなく、敵の盾に刺さって抜けなくなりそのまま盗られた、といった微妙な逸話が残るばかりである。カエサルを象徴する武器と言えるほどのものではないため、セイバーで呼ばれたことに不満気なのも無理からぬことかもしれない。
    • 他クラスで呼ばれれば、彼自身も納得のゆく真の宝具を披露してくれるのであろうか。

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