ガンド

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概要

北欧に伝わる魔術の一種。一工程(シングルアクション)に分類される。
相手を指差す事で体調を悪くして病気にするという、一種の呪術。
西洋における「人を指差す事は失礼である」というマナーの由来になったという説もある。

あくまでも病気にする呪術であるため普通なら物理的な効果は持たないが、最上級のものは「フィンの一撃」と呼称され、物理的な破壊力を有する。
また、物理的な効果を持たないとしても「フィンの一撃」と呼称されるレベルであれば心臓麻痺で即死させることもできる。

使い手

蒼崎橙子
正確には彼女ではなく、彼女が作成した蒼崎青子の人形。
「フィンの一撃」レベルの強大な力を有するが、「物理的な破壊をしたいならもっと他に手段がある」という考えから物理的破壊力より呪力のほうが重視されており、対象を即座に心停止させられるレベルに至っている。
蒼崎青子
暗示をしようとしたら何故かガンドになったことがあったらしい。
遠坂凛
遠坂家の魔術刻印にあるガンドを行使する。
こちらも「フィンの一撃」レベルで物理的破壊力を持つが、連射性能も凄まじく高いので最早マシンガンと呼べるレベルになっている。
家伝の魔術である宝石魔術が消耗品であるため、あまり強くない相手には目減りしないこちらを使用することが多い。
遠坂家の魔術詠唱はドイツ語であるのに北欧系列のガンドが使用できる理由は不明だが、下記のエーデルフェルト家との関係が噂されている。
ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト
エーデルフェルト家の魔術刻印にあるガンドを行使する。
やはり「フィンの一撃」レベルの物理的破壊力を持つ。
エーデルフェルト家はフィンランドの魔術一族なので、由来としては至極真っ当である。
獅子劫界離
ガンドそのものを使用するわけではないが、彼が作成した人の指を加工した銃弾にはガンドと死霊魔術が組み合わされており、心臓までホーミングして到達すると呪いを撒き散らす殺戮兵器と化している。
主人公 (Grand Order)
正確には彼/彼女自身が使用できる訳ではなく、魔術礼装「カルデア戦闘服」を着用する事で使用できるようになる。
Fate/Grand Order』のゲーム上では相手にスタンのバッドステータスを与える効果を持つ。
決定的ではないが物理的効果も有するレベルであり、エレナ・ブラヴァツキーが試作したチョコレートUFOを撃墜したりキメラや魔獣を怯ませたり、サーヴァントの動きを一瞬止める等、その汎用性から主人公が着替える魔術礼装の中でも活躍の場が多い。しかしあくまで1人という対象範囲の狭さや連射性の低さを天草に見透かされていたこともあり、凛が使っていたガトリングのような『ガンド』に対して、こちらは一撃に重みを置いているようである。
また、ゲームシステム上仕方が無いのだが、スタン耐性が無い相手すべてに効果を発揮するため、魔獣どころか竜種や神獣レベルの幻想種、人間より格上のサーヴァント、果ては魔術王にすら効いてしまう。さすがに漫画版ではそのような無茶苦茶な効果はなく、シュヴァリエ・デオン(対魔力C)に使用した際にはまったく効果はなかった[注 1]
ラムダ
魔術使いとして習得しており、親友だったシグマを始末する為に使用した。
効果の程は不明だが、始末する際に敵地の寸前まで行って後ろから不意打ちしたことを考えると、それ自体で決定的な殺傷力は持っていないようである。

メモ

  • 上記のように使用者はそれなりに居るのだが、「相手を病気にする」という本来の用途で使用される事はほとんどないのは皮肉である。

脚注

注釈

  1. 一応、注意を一瞬引く事ができたのでまったくの無意味ではなかった。

出典


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