「ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ」の版間の差分

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:品位と理知で磨かれ、居住まいは凜烈で女帝を思わせる美女。手入れを欠かさない指や爪は美しく自慢であった。高慢で怜悧で周囲を翻弄するがそれは「貴人としての価値を高く保つための態度」として幼少から刷り込まれた処世術。本来の彼女は強く何かを欲したり、それを起因として何かを拒んだり、ということをすることはなく、好悪の感情を理解できない人物だった。ゆえに表層の態度こそつれないものであったとしても、ケイネスとの婚約に何らかの不満を持っていたということは決してなく、彼を嫌ってなどはいなかった。<br>歯車が狂ったのは[[ランサー (第四次)|ランサー]]の魔貌による魅了を受けたため。ソラウは抵抗力を備えていた。にも関わらず抵抗しなかったのは人生で初めて懐いた「心の底から沸きあがる激情」でその感覚そのものが彼女にとって至宝となったため。この慕情が「正しい」ものかなど彼女はどうでもよかった。後に久宇舞弥によって右腕を失ったがそのとき彼女が懐いたのは痛みや出血の恐怖より、ランサーとの繋がりでいざとなれば「私を愛せ」と命じる事もできるであろう令呪を失った事への恐れだった。
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:品位と理知で磨かれ、居住まいは凜烈で女帝を思わせる美女。手入れを欠かさない指や爪は美しく自慢であった。高慢で怜悧で周囲を翻弄するがそれは「貴人としての価値を高く保つための態度」として幼少から刷り込まれた処世術。本来の彼女は強く何かを欲したり、それを起因として何かを拒んだり、ということをすることはなく、好悪の感情を理解できない人物だった。ゆえに表層の態度こそつれないものであったとしても、ケイネスとの婚約に何らかの不満を持っていたということは決してなく、彼を嫌ってなどはいなかった。<br>歯車が狂ったのは[[ランサー (第四次)|ランサー]]の魔貌による魅了を受けたため。ソラウは抵抗力を備えていた。にも関わらず抵抗しなかったのは人生で初めて懐いた「心の底から沸きあがる激情」でその感覚そのものが彼女にとって至宝となったため。この慕情が「正しい」ものかなど彼女はどうでもよかった。後に久宇舞弥の襲撃によって右腕を失うが、そのとき彼女が懐いたのは痛みや出血の恐怖よりも、ランサーとの繋がりの証明でもあり、いざとなれば「私を愛せ」と命じる事もできるであろう令呪を失った事への恐れだった。
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:魔術師としての基礎的な教養があり、治癒魔術や[[使い魔]]を行使するシーンなどがある。また、代を重ねた魔術師の家系出身であることから魔術回路そのものは一級品。ただし、本格的な魔術の修練は行っていないので、直接的な戦闘力は皆無。
 
:魔術師としての基礎的な教養があり、治癒魔術や[[使い魔]]を行使するシーンなどがある。また、代を重ねた魔術師の家系出身であることから魔術回路そのものは一級品。ただし、本格的な魔術の修練は行っていないので、直接的な戦闘力は皆無。

2014年8月19日 (火) 15:30時点における版

ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ

  • スペル:Sola-Ui Nuaba-Re Sophia-Ri
  • 誕生日:8月19日/血液型:O型
  • 身長:165cm/体重:52kg
  • スリーサイズ:B88/W56/H84
  • イメージカラー:菫色
  • 特技:料理へのダメ出し、店員へのクレーム
  • 好きなもの:ショッピング/苦手なもの:整理整頓、炊事洗濯
  • 天敵:久宇舞弥
  • CV:豊口めぐみ

時計塔の名門魔術師ケイネス・エルメロイ・アーチボルトの婚約者。

略歴
ロンドン協会は時計塔、その降霊科学部長の地位を歴任するソフィアリ家の息女。
一子相伝を原則とする魔術師の家においての常として、生まれたとき既にソフィアリ家の後嗣は彼女の兄たる人物に決まっていた。しかしソラウ誕生当時、ソフィアリ家は深刻な権力闘争の渦中にあり、嫡子が成人まで生存できるかどうかが危ぶまれる状況だった。そこで、彼女自身も高い素養を持っていたことから「予備の」後継者として魔術の基礎を収めることとなる。
結果として、ソフィアリ家の兄妹は双方とも無事に生き残り、兄が魔術刻印を継承した。この時点で後継者としての役割を失ったソラウではあるが、魔術師としての優秀な遺伝的形質や、叩き込まれた基礎魔術の素養は魔術師の弟子として「商品価値」があり、以来政略結婚の道具として扱われてきた。
聖杯戦争ではケイネスに随従する形で参加。
人物
品位と理知で磨かれ、居住まいは凜烈で女帝を思わせる美女。手入れを欠かさない指や爪は美しく自慢であった。高慢で怜悧で周囲を翻弄するがそれは「貴人としての価値を高く保つための態度」として幼少から刷り込まれた処世術。本来の彼女は強く何かを欲したり、それを起因として何かを拒んだり、ということをすることはなく、好悪の感情を理解できない人物だった。ゆえに表層の態度こそつれないものであったとしても、ケイネスとの婚約に何らかの不満を持っていたということは決してなく、彼を嫌ってなどはいなかった。
歯車が狂ったのはランサーの魔貌による魅了を受けたため。ソラウは抵抗力を備えていた。にも関わらず抵抗しなかったのは人生で初めて懐いた「心の底から沸きあがる激情」でその感覚そのものが彼女にとって至宝となったため。この慕情が「正しい」ものかなど彼女はどうでもよかった。後に久宇舞弥の襲撃によって右腕を失うが、そのとき彼女が懐いたのは痛みや出血の恐怖よりも、ランサーとの繋がりの証明でもあり、いざとなれば「私を愛せ」と命じる事もできるであろう令呪を失った事への恐れだった。
能力
魔術師としての基礎的な教養があり、治癒魔術や使い魔を行使するシーンなどがある。また、代を重ねた魔術師の家系出身であることから魔術回路そのものは一級品。ただし、本格的な魔術の修練は行っていないので、直接的な戦闘力は皆無。

登場作品と役柄

Fate/Zero
ケイネスの随従ではあるが、降霊魔術の権威たるケイネスの策により、ランサーの魔力提供だけを担当している。
いわばケイネスと二人一組のマスター。
Fateゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~
シェフのランサー目当てに「ゼロカフェ」常連客となる。遠回しに誘いを断るランサーに対し、たびたびケイネスをダシにしてお願い事を聞いてもらうしたたかさを見せる。
とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦
ランサーとのラブラブ温泉旅行を夢見て、ケイネスと共に参加。
戦車男
エルメロイの母。息子を溺愛している。

人間関係

ケイネス・エルメロイ・アーチボルト
婚約者ではあるが、恋愛感情は無い。実家の権威も手伝ってか強い態度に出ることも多い。
二人一組のマスターとして追従する。ケイネスが衛宮切嗣魔術回路を破壊された後、令呪をほぼ強奪に近いかたちで引き継ぐ。
ランサー
魅了の黒子の魔力を受け、彼に恋する。
令呪による支配下には無いが、魔力提供をしている為半分は彼のマスターと言える。後にケイネスの令呪を引き継いだ事で、完全にマスターとなる。
しかし、後にも先にも、ランサーにはあくまで主の許婚としか思われていない。
ブラム・ヌァザレ・ソフィアリ
兄。Fate/Apocryphaにて登場。
降霊科学部長の後継者で、時計塔の一級講師。ソラウと同じく赤毛。

名台詞

Fate/Zero

「いえ、そんなつもりじゃ……御免なさい。言い過ぎたわ」
女帝さながらの剣幕だったのが、途端に恥じらうように目を伏せ謝る。誰が見ても極端すぎる豹変。
「ねぇケイネス。私程度の霊媒治療術だと、根付いた令呪を強引に引き抜くのまでは無理なのよ。本人の同意があって初めて、無抵抗にコレを摘出できる」
「どうしても納得しないというのなら……この右腕を切り落とすしか他になくなるけれど、どうするの?」
ケイネスから令呪を奪うに際して。
駄々をこねる子供をあやす慈母のような優しい声音で、しかし無表情に語る。げに怖ろしきは女の情念。

とびたて!超時空トラぶる花札大作戦

「いつまで過去の失敗を引きずるつもりケイネス? 爆破テロでフィナーレされたものは仕方ないでしょう。
 テロでフィナーレされたものは」
魔術工房を壊されて怒り狂うケイネスへ。
元ネタは原作脚本を同じ作者とする某魔法少女アニメの必殺技から。発売前より先行カットに表示され、話題となった。
「ショックでこれ以上ケイネスが後退したらどうするの?」
「ケイネス、敵は長髪よ!いえ、敵の挑発よ!迂闊に動くと毛根が、じゃなくて頭皮が、あええと」
ケイネスの頭髪は今回よくネタにされている。けどソラウに心配されてるだけ本編より報われているかもしれない。
「私はいいから。それより、まだ呑み足りないでしょう?
 早く酔って?酔いつぶれて?
 二人っきりになれるようにね。チラ」
ケイネスに酌をしながらも視線はランサーへ。
何も知らず勝利と幸福に溺れるケイネスとは対照的に、ランサーはただならぬ悪寒を感じるのであった。
「負けた側は脱ぐのが流儀だと聞いたのだけど…?ただし、イケメンに限る――」
まるでただのイケメン好きなキャラのようだ。
「ふふふ、ありがとうランサー。私の為に!私の為に!身を挺してくれるなんて!」
キャスター陣営シナリオ。大事な事なので2回言いました。

メモ

  • バストサイズは『Fate/Zero』の女性キャラでは最大。胸元に大きなリボンのある衣装のためか、あまり目立たない。B88は蒼崎青子アルクェイド・ブリュンスタッドと同値。
  • 最期はケイネスと共に久宇舞弥に射殺されるが、同時に殺されたのはケイネスと二人一組でマスターになっていた為。
  • 奈須きのこ氏お気に入りキャラ。設定が萌えポイントにドストライクで『Fate/Zero material』ではソラウへの愛が溢れていた。

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