フランチェスカ・プレラーティ

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フランチェスカ

偽りの聖杯戦争の秘密を握る謎の少女。

略歴
キャスターのマスター、オーランド・リーヴと言葉を交わす謎の少女。偽りの聖杯戦争の裏を知る黒幕的な人物。
水晶玉から各所を観察し、何かを企んでいる。
人物
白と黒を基調としたゴシックロリータ風の服を着た少女。外見年齢は10代半ばを過ぎた程度だが、オーランドを「新米」と呼び、彼からは「老害」呼ばわりされるなど、実年齢はかなりのものと思われる。
終始テンションが高く、全てを嘲笑したような態度を取る。偽りの聖杯戦争の真実を知るようで、その言動は意味深。
聖処女に歪んだ執着を見せ、調停者(ルーラー)と聖杯戦争を貶めんとしている。
能力
詳細不明。
現在の少女の体は「使い始めて3年」だそうで、肉体を乗り換える能力があると推測される。

登場作品

Fate/strange Fake
黒幕の一人?

人間関係

オーランド・リーヴ
同じ主催者側の一員であると思われるが、彼からは嫌悪されている。
聖処女
謎の執着を見せる。
アルトちゃん
当初は彼女を召喚するつもりだったらしい。
セイバー
アルトちゃんではなく、彼が呼ばれた事を「想定外」と称しつつ「それも人生」と割り切っている。

名台詞

「あぁ、あぁ、臓物が疼く!
 このパーティーに君がいないのが残念だよ! ジル!」
PVで公開された台詞。なんとも猟奇的な一言。
この「ジル」は、やっぱりこのジルなのだろうか。
「堅いねー。かちんこちんだねー。正義の味方って疲れない?」
「悪人を気取ると楽だよー? 何しても『自分は悪人だから』で済ませられるから。
 狂ったフリするのも楽だよー? 何しても全部『自分は狂っているから』で済ませられるから」
「あ、それは正義も一緒だったね! ごめんごめん!」
あくまでも「正義」であろうとするオーランドに対する嘲笑を込めた言葉。
悪に意味を求めた者狂気に縋った者正義であろうとした者、その全てを冒涜する、まさに悪魔の言葉である。
「さあ……偽物を駆逐する時間だよ?」
偽りの聖杯戦争の最後のゲストが登場し、聖杯戦争の開始を告げる一言。
PVにも登場した、この作品を象徴する台詞でもある。
「……あれれ?」
「あの『セイバー』……誰?」
予想外のセイバーが呼ばれた事に困惑する。
「ああもう! 想定外想定外! 完ッ全に想定外だよ! でも、こういう事があるから人生って止められないよね! 楽しいよね! アハハハハハ!」
「キハ、キハハハハッ! キハハ! ああ、ああ、もうやだ、最ッッ高だよ! ヤダヤダ、胆管と脾臓がよじれちゃう!」
「あぁ! あぁ! 今まで何度か聖杯戦争は見て来たけど、流石に『警察に捕まったサーヴァント』なんていうのは初めて見たよ! もう、なんであの媒体を使ったのにアルトちゃんが来なかったのか、どうでも良くなっちゃった!」
想定外の事態に一瞬困惑するも、呼ばれたセイバーが警察に逮捕された事に爆笑する。
一方で何度も聖杯戦争を見てきたと発言するなど、実年齢はあの妖怪と同等である事が伺える他、確実にアルトちゃんを呼び出せる媒体を用意していた事も語ってる。
「あ、やっぱり? でもね、私は死徒は嫌いだよ? あいつら、人類の敵だからね。私は人類の味方だから、あいつらなんかに渡さないよ?」
死徒が参戦してきて面白がっているだろうとオーランドにツッコまれての返答。
「守ってあげる」ならともかく「渡さない」………上の台詞とは別の意味で、悪魔のような甘言である。

メモ

  • 「フランチェスカ」というのはイタリア語圏の女性名で、これをフランス語の男性名に変えると「フランソワ」となる。PVでの「ジル」という呼び掛け、聖処女「ジャンヌ・ダルク」への執着を合わせて考えると、ジル・ド・レェお抱えの魔術師『フランソワ・プレラーティ』が思い浮かぶ。
    • ちなみにジルの「螺湮城教本(プレラーティーズ・スペルブック)」はイタリア語写本なので、プレラーティはイタリア人なのだと解釈すれば本名がイタリア語でも不自然ではない?
    • また、ジル・ド・レェがその姿を見たという伝承や、あまりにも悪魔的な物言いや、長い髪の影に浮かび上がる髑髏の文様から、プレラーティさえも仮の姿であり、その正体は『ベルゼブブ』ではないかという推測もある。

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