「マリー・アントワネット」を編集中
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| 地域 = 欧州 | | 地域 = 欧州 | ||
| 属性 = 秩序・善 | | 属性 = 秩序・善 | ||
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| 性別 = 女性 | | 性別 = 女性 | ||
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| 天敵 = | | 天敵 = | ||
| デザイン = ギンカ | | デザイン = ギンカ | ||
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:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅠの座を統括する[[魔神柱|溶鉱炉ナベリウス]]と交戦する。 | :終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅠの座を統括する[[魔神柱|溶鉱炉ナベリウス]]と交戦する。 | ||
; 人物 | ; 人物 | ||
− | : | + | : 一人称は「わたし」。生まれながらの偶像(アイドル)。微笑みで衆生を癒やし、眼差しで心酔を得る。 |
: 愛されるために生まれた偶像であることを喜び、望まれるままに振る舞おうと決めている。その精神性は最早、ある種の女神にこそ近い。 | : 愛されるために生まれた偶像であることを喜び、望まれるままに振る舞おうと決めている。その精神性は最早、ある種の女神にこそ近い。 | ||
: 上述の通りに天真爛漫で好かれやすい性格だが若干天然気味で、誤解を招きやすいことを言ったり行ったりすることもしばしば。 | : 上述の通りに天真爛漫で好かれやすい性格だが若干天然気味で、誤解を招きやすいことを言ったり行ったりすることもしばしば。 | ||
− | : | + | : サーヴァントとしての記憶は晩年のものに準拠しているが、精神や性格は基本的に「ルイ十六世と結婚し、王妃としてフランスを訪れ、数多の国民から祝福され愛された瞬間」で止まっており、悲劇の王妃としての側面はなかなか見せないが、マスターの絆が深まると見せるようになる。一方で「民の幸せ」を願っているためか、国と民を守ろうとしており、生前における「悲劇の消去」を決して聖杯にかけることはない。 |
; 能力 | ; 能力 | ||
: スキル『魅惑の美声』の効果により、王権への敵対者に対して歌声で魔力ダメージを導く。 | : スキル『魅惑の美声』の効果により、王権への敵対者に対して歌声で魔力ダメージを導く。 | ||
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=== キャスター (Grand Order) === | === キャスター (Grand Order) === | ||
− | [[スカサハ]] | + | [[スカサハ]]に霊基を弄られて水着姿になったマリー。 |
詳細は「[[マリー・アントワネット〔キャスター〕]]」を参照。 | 詳細は「[[マリー・アントワネット〔キャスター〕]]」を参照。 | ||
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== ステータス == | == ステータス == | ||
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! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ||
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− | | [[ライダー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || D || D || B || B || B+ || A+ || 対魔力:C<br />騎乗:A+ || 魅惑の美声:C<br />麗しの姫君:A<br />神の恩寵:B | + | | [[ライダー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || D || D || B || B || B+ || A+ || 対魔力:C<br />騎乗:A+ || 魅惑の美声:C<br />麗しの姫君:A<br />神の恩寵:B || style="text-align:left"| |
|} | |} | ||
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: ライダーとしての宝具。ガラスの馬に乗り敵へと突撃する。 | : ライダーとしての宝具。ガラスの馬に乗り敵へと突撃する。 | ||
: 栄光のフランス王権を象徴した宝具で、外観はフランス王家の紋章が入ったガラスで構成されている美しい馬。 | : 栄光のフランス王権を象徴した宝具で、外観はフランス王家の紋章が入ったガラスで構成されている美しい馬。 | ||
− | : | + | : 真名開放によって呼び出され、きらきらと輝く光の粒子を撒きながら戦場を駆け抜け、王権の敵対者にダメージを与えると同時に味方のバッドステータスを解除し体力や魔力を回復する。 |
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: 旧名は[[シュヴァリエ・デオン|フルール・ド・リス]]。 | : 旧名は[[シュヴァリエ・デオン|フルール・ド・リス]]。 | ||
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; 愛すべき輝きは永遠に(クリスタル・パレス) | ; 愛すべき輝きは永遠に(クリスタル・パレス) | ||
: ランク:B+<br />種別:結界宝具<br />レンジ:0~100<br />最大捕捉:1000人 | : ランク:B+<br />種別:結界宝具<br />レンジ:0~100<br />最大捕捉:1000人 | ||
: ライダーとしての宝具。「たとえ王権が消え失せたとしても愛した人々とフランスは永遠に残る」というマリーの信念が新時代と発展の象徴としてのクリスタル・パレス、歴代フランス王家の権勢を示す巨大にして優美な宮殿を呼び起こし、マリーと味方のステータスを一時的にランクアップさせる。 | : ライダーとしての宝具。「たとえ王権が消え失せたとしても愛した人々とフランスは永遠に残る」というマリーの信念が新時代と発展の象徴としてのクリスタル・パレス、歴代フランス王家の権勢を示す巨大にして優美な宮殿を呼び起こし、マリーと味方のステータスを一時的にランクアップさせる。 | ||
: ロンドン万博の水晶宮と同名なのは皮肉等ではなく、マリーが宝具を用意する際に大好きだというクリスタル・パレスを参考にしたため。これはマリーの愛がいかに広範であるかを示すものらしい。 | : ロンドン万博の水晶宮と同名なのは皮肉等ではなく、マリーが宝具を用意する際に大好きだというクリスタル・パレスを参考にしたため。これはマリーの愛がいかに広範であるかを示すものらしい。 | ||
− | : | + | : 第一章ではジャンヌとゲオルギウスを逃がすため単騎でファヴニールと相対した際に使用した。 |
== 真名:マリー・アントワネット == | == 真名:マリー・アントワネット == | ||
− | : | + | :マリー=アントワネット=ジョゼフ=ジャンヌ・ド・アブスブール=ロレーヌ・ドートリシュ。ハプスブルク家の系譜にあたるフランス王妃。王権の象徴として愛され祝福されて生きながら、王権の象徴として憎まれ貶められて死に果てた女性。 |
− | : | + | :儚き貴婦人。ドイツ系大貴族ハプスブルグ家の裔たるマリア・テレジアとロレーヌ公爵家出身の神聖ローマ皇帝フランツ一世の間に生まれた、欧州世界の「高貴による支配」を象徴する存在。ヴェルサイユにて嫌味と陰謀が渦巻く戦場での孤独の戦いを強いられた。<br> |
:マリーは14歳でルイ16世の妃(ただし、結婚当時はまだ即位していないため、正確には王太子妃である)となり、民に乞われて王妃になった。民なくして王妃は王妃になれない。<br>母の元から離れて王家の白百合となることを決め、民を愛し、民を思い、民を救おうとした。<br>それでも民が望まないなら、望まなくとも退場する。それが国に仕える人間の運命である。 | :マリーは14歳でルイ16世の妃(ただし、結婚当時はまだ即位していないため、正確には王太子妃である)となり、民に乞われて王妃になった。民なくして王妃は王妃になれない。<br>母の元から離れて王家の白百合となることを決め、民を愛し、民を思い、民を救おうとした。<br>それでも民が望まないなら、望まなくとも退場する。それが国に仕える人間の運命である。 | ||
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:王妃と不仲であったロアン枢機卿に対し、王妃と親しいと吹聴するラ・モット伯爵夫人が接近し、「高額な首飾りを購入して王妃にプレゼントすれば仲直りできる。私が仲介するから」と持ちかけた。 | :王妃と不仲であったロアン枢機卿に対し、王妃と親しいと吹聴するラ・モット伯爵夫人が接近し、「高額な首飾りを購入して王妃にプレゼントすれば仲直りできる。私が仲介するから」と持ちかけた。 | ||
:信じた枢機卿の購入後に、首飾りを受け取った伯爵夫人は即座に解体してロンドンで転売し横領。首飾りの製作元から代金の催促があって事件が明るみになった。 | :信じた枢機卿の購入後に、首飾りを受け取った伯爵夫人は即座に解体してロンドンで転売し横領。首飾りの製作元から代金の催促があって事件が明るみになった。 | ||
− | : | + | :勝手に名前を騙られて激怒した王妃は裁判所に提訴し、枢機卿は無罪になったものの伯爵夫人は有罪となって投獄された。(もともと、首飾りが当時の金1t相当ととんでもなく高額だったことと政敵のために作られたものだったため、王妃は嫌がっていた) |
:王妃自身は事件とは無関係だったものの、「実は伯爵夫人とグルで代金を着服したのではないか」などとあらぬ噂が立ち、王宮への不信感に繋がってしまった。 | :王妃自身は事件とは無関係だったものの、「実は伯爵夫人とグルで代金を着服したのではないか」などとあらぬ噂が立ち、王宮への不信感に繋がってしまった。 | ||
− | : | + | :『Grand Order』でのマリーはこの事件について「ちょっと嫌な事があった」と深くは語らないものの、首飾りそのものは「キラキラしていてとても綺麗」と評価している。 |
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
===Fateシリーズ=== | ===Fateシリーズ=== | ||
; [[Fate/Grand Order]] | ; [[Fate/Grand Order]] | ||
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===その他=== | ===その他=== | ||
; [[ちびちゅき!]] | ; [[ちびちゅき!]] | ||
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; [[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]] | ; [[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]] | ||
: 彼女曰く、初恋の相手。生前プロポーズされたことがあり、生前に会っていた期間は短いものの彼の素行を変態と罵ったりする程親しい間柄。 | : 彼女曰く、初恋の相手。生前プロポーズされたことがあり、生前に会っていた期間は短いものの彼の素行を変態と罵ったりする程親しい間柄。 | ||
− | : | + | : 現界後に偶然出会い行動を共にしていた。 |
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; [[シャルル=アンリ・サンソン]] | ; [[シャルル=アンリ・サンソン]] | ||
− | : | + | : 生前彼女を処刑した人物。執拗に付け狙われるも、最終的にはタイマンで彼を打ち負かし、その心を折った。 |
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; [[シュヴァリエ・デオン]] | ; [[シュヴァリエ・デオン]] | ||
: 生前関わりがあった騎士。女性として認識している。彼女(?)にドレスを贈ったとされる。 | : 生前関わりがあった騎士。女性として認識している。彼女(?)にドレスを贈ったとされる。 | ||
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; [[ジャンヌ・ダルク]] | ; [[ジャンヌ・ダルク]] | ||
− | : | + | : 第一章で共闘する。生前は聖女として尊敬していたが、彼女の心情を知り友人になることを提案する。 |
: 天真爛漫なマリーの思わぬ変化球発言に若干戸惑うことも。 | : 天真爛漫なマリーの思わぬ変化球発言に若干戸惑うことも。 | ||
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=== 生前 === | === 生前 === | ||
;ルイ十六世 | ;ルイ十六世 | ||
− | : | + | :夫。彼女曰く、人生で二番目に恋をした相手。 |
− | ; | + | ;ルイ=シャルル |
− | : | + | :息子。彼女への意趣返しで彼が殺されたことについて、「国民を少しだけ憎んでいる」と感情を露にしている。 |
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
===Fate/Grand Order=== | ===Fate/Grand Order=== | ||
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;「マリーよ。さあ、一緒にヴィヴ・ラ・フランス!」 | ;「マリーよ。さあ、一緒にヴィヴ・ラ・フランス!」 | ||
:戦闘開始時。ヴィヴ・ラ・フランスというのは「フランス万歳」という意味であり、たとえそれが'''数千年前のローマであっても'''言う。 | :戦闘開始時。ヴィヴ・ラ・フランスというのは「フランス万歳」という意味であり、たとえそれが'''数千年前のローマであっても'''言う。 | ||
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;「御免なさいね……靴……汚してしまったら……」 | ;「御免なさいね……靴……汚してしまったら……」 | ||
:被撃破時。断頭台の上でうっかり足を踏んでしまったサンソンに向けての最期の言葉からの史実ネタ。 | :被撃破時。断頭台の上でうっかり足を踏んでしまったサンソンに向けての最期の言葉からの史実ネタ。 | ||
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;「パンが無いの?」 | ;「パンが無いの?」 | ||
− | :マイルーム会話。'''あまりにも有名すぎる''' | + | :マイルーム会話。'''あまりにも有名すぎる'''史実ネタ。…もっともこれが彼女本人の発言であったという確証はなく、別の人物の発言であったという説もある。 |
:なお、(当然と言うべきか)「それならケーキを~」などと続いたりはしない。 | :なお、(当然と言うべきか)「それならケーキを~」などと続いたりはしない。 | ||
;「私は皆が大好き。皆の為になんでもするわ。なんでも、したわ」 | ;「私は皆が大好き。皆の為になんでもするわ。なんでも、したわ」 | ||
− | : | + | :絆LV3での発言。民を愛し、民を想った彼女、だがその晩年はその民に憎まれて死んでいった、余りにも皮肉かつ報われないモノだった――けれど。 |
;「聖杯なんてなくても私の願いは変わらない。空に輝きを。地には恵みを。民に幸せを」<br>「私の最期はどうあれ、私の人生は華やかだった……それでいい、それでいいの。だから、今はすっごく幸せ! こんな私にも、貴方のような人の力になれる日が来たのだもの」 | ;「聖杯なんてなくても私の願いは変わらない。空に輝きを。地には恵みを。民に幸せを」<br>「私の最期はどうあれ、私の人生は華やかだった……それでいい、それでいいの。だから、今はすっごく幸せ! こんな私にも、貴方のような人の力になれる日が来たのだもの」 | ||
− | : | + | :マイルーム会話及び絆LV5での発言。彼女は「悲劇の消去」ではなく、「民の幸せ」を第一に願う。あらゆる時代の民が築いた人類史のために戦う[[主人公 (Grand Order)|マスター]]に彼女は力を貸すことだろう。 |
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;「わたしはきっと、こういう時のために召喚されたの。」<br /> 「敵を憎んだり倒したりするんじゃなくて、人々を守る命として喚ばれたのです。」<br /> 「今度こそ、大切な人たちを守るために。大切な国を守るために。正しいことを正しく行います。」 | ;「わたしはきっと、こういう時のために召喚されたの。」<br /> 「敵を憎んだり倒したりするんじゃなくて、人々を守る命として喚ばれたのです。」<br /> 「今度こそ、大切な人たちを守るために。大切な国を守るために。正しいことを正しく行います。」 | ||
− | : | + | :ワイバーンの襲撃から避難する市民を守る為、たとえ過去であったとしても役目を全うする。 |
;「ああ、幻滅です。魔女というのはそんな理屈もわからないの?」<br />「確かにわたしは処刑されたわ。嘲笑もあったし、蔑みもあったわ。」<br /> 「でも――だからといって、殺し返す理由にはなりません」<br /> 「わたしは民に乞われて王妃となった。民なくして王妃は王妃と呼ばれない。」<br />「だからあれは当然の結末だった。彼らが望まないのなら、望まなくとも退場する」<br />「それが国に従える人間の<ruby><rb>運命</rb><rt>さだめ</rt></ruby>。わたしの処刑は、次の笑顔に繋がったと信じている。」<br />「いつだって、<ruby><rb>フランス万歳</rb><rt>ヴィヴ・ラ・フランス</rt></ruby>!星は輝きを与えて、それでよしとすればいい。」 | ;「ああ、幻滅です。魔女というのはそんな理屈もわからないの?」<br />「確かにわたしは処刑されたわ。嘲笑もあったし、蔑みもあったわ。」<br /> 「でも――だからといって、殺し返す理由にはなりません」<br /> 「わたしは民に乞われて王妃となった。民なくして王妃は王妃と呼ばれない。」<br />「だからあれは当然の結末だった。彼らが望まないのなら、望まなくとも退場する」<br />「それが国に従える人間の<ruby><rb>運命</rb><rt>さだめ</rt></ruby>。わたしの処刑は、次の笑顔に繋がったと信じている。」<br />「いつだって、<ruby><rb>フランス万歳</rb><rt>ヴィヴ・ラ・フランス</rt></ruby>!星は輝きを与えて、それでよしとすればいい。」 | ||
− | : | + | :[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]に民を守る使命に酔いしれたのかと問われ答えた、王妃としての誇り高い台詞。 |
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;「デオンは本当に名うてのスパイでしたの? もしかして可愛いから敵に見逃されていただけではないかしら?」 | ;「デオンは本当に名うてのスパイでしたの? もしかして可愛いから敵に見逃されていただけではないかしら?」 | ||
− | : | + | :クリスマスイベントにて、カエサルに騙されて家具を巻き上げられた挙げ句、混ざっていたフランス王家の宝を十倍の値段で買い戻させられたデオンに対して。 |
:珍しく激怒しているような詰りっぷりだが、この発言はカエサルからの又聞きであるため彼女の表情がわからない。 | :珍しく激怒しているような詰りっぷりだが、この発言はカエサルからの又聞きであるため彼女の表情がわからない。 | ||
:おそらくではあるが'''似たようなニュアンスで悪気一切無しで言った可能性が高い。'''おかげでデオンは泣きそうになってしまったとか。 | :おそらくではあるが'''似たようなニュアンスで悪気一切無しで言った可能性が高い。'''おかげでデオンは泣きそうになってしまったとか。 | ||
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== メモ == | == メモ == | ||
− | * | + | * 宝具「百合の王冠に栄光あれ」の際に使用するのはガラスの馬のみだが、イベント『月の女神はお団子の夢を見るか?』によれば「出し入れ自由なガラスの馬車(積載量3トン以上)」も所有している。第一章でもガラスの薔薇を投げつけているので、ガラスを連想させる「愛すべき輝きは永遠に(クリスタル・パレス)」ともども全て同一の起源からの派生である可能性もある。 |
**後に登場した「愛すべき輝きは永遠に(クリスタル・ドレス)」が、「王権の輝きを身に纏う宝具」と説明されたため、この輝きこそが彼女の力の根源なのかもしれない。 | **後に登場した「愛すべき輝きは永遠に(クリスタル・ドレス)」が、「王権の輝きを身に纏う宝具」と説明されたため、この輝きこそが彼女の力の根源なのかもしれない。 | ||
− | * 一説には、史実のマリー・アントワネットはウエスト58~59センチ、バスト109センチという、2次元でも滅多に見ない抜群のスタイルを誇っていたとされる。残念ながら(?)本作ではフランス王太子妃となった14歳頃の少女らしいボディで現界している。お月見イベントでは「栄養は全て胸にいく体質」「いっぱい食べた分だけ胸のサイズが大きくなる」と自称し、[[シュヴァリエ・デオン|デオン]]も「王妃は将来、フランスでもトップランクのお体に成長なされる」と証言し、同席していた[[シャルル=アンリ・サンソン|サンソン]]を動揺させていた。 | + | * 一説には、史実のマリー・アントワネットはウエスト58~59センチ、バスト109センチという、2次元でも滅多に見ない抜群のスタイルを誇っていたとされる。残念ながら(?)本作ではフランス王太子妃となった14歳頃の少女らしいボディで現界している。お月見イベントでは「栄養は全て胸にいく体質」「いっぱい食べた分だけ胸のサイズが大きくなる」と自称し、[[シュヴァリエ・デオン|デオン]]も「王妃は将来、フランスでもトップランクのお体に成長なされる」と証言し、同席していた[[シャルル=アンリ・サンソン|サンソン]]を動揺させていた。<!-- |
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* 武内氏によると、キャラクターデザインを担当しているギンカ氏に「まっとうなお姫様でありつつ、アイドルらしく」というコンセプトで注文している。バラの指輪がマイクになっているのはその名残。 | * 武内氏によると、キャラクターデザインを担当しているギンカ氏に「まっとうなお姫様でありつつ、アイドルらしく」というコンセプトで注文している。バラの指輪がマイクになっているのはその名残。 | ||
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** また、エリザベートとデュエットを組めるようなキャラにとも述べており、マイルーム会話でエリザベート〔ランサー〕が彼女に対抗意識を抱いたのはその為だろうか。 | ** また、エリザベートとデュエットを組めるようなキャラにとも述べており、マイルーム会話でエリザベート〔ランサー〕が彼女に対抗意識を抱いたのはその為だろうか。 | ||
** とはいえ、前述の評価や後述の「パンがなければ……」といった事をTYPE-MOONエースVol12でのインタビューにおいて武内氏が触れており、「FGO」でのキャラクター設定やビジュアルはそれを払拭させるものか。 | ** とはいえ、前述の評価や後述の「パンがなければ……」といった事をTYPE-MOONエースVol12でのインタビューにおいて武内氏が触れており、「FGO」でのキャラクター設定やビジュアルはそれを払拭させるものか。 | ||
− | + | --> | |
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== 話題まとめ == | == 話題まとめ == | ||
; 「パンがなければ……」 | ; 「パンがなければ……」 | ||
− | : | + | : マリー・アントワネットの台詞として名高い……ということになっている台詞。この後に「ケーキ(お菓子)を食べればいいじゃない」と続くのだが、名台詞の項で述べた通り、実際は別人の発言であるという説がある。 |
− | : | + | : 大元をたどるとジャン=ジャック・ルソーの著作『告白』に行きつくのだが、この時は「ある王女」が言ったとされる言葉をルソーが思い出したという体で、誰が言ったのか明言はされていない。更に言えばルソーが執筆した当時マリーはまだ9歳で、オーストリアにいた。 |
− | : | + | : この言葉が巡り巡って革命期前後のフランスにおいて貴族を糾弾するための材料として引用され、いつの間にかマリーが言ったことにされた、というのが別人説の概要である。 |
− | : | + | : なお、「ケーキ」というのは日本語に意訳した時のもので、これはブリオッシュというフランス発祥の菓子パンを指しているとされる。 |
− | : | + | : ブリオッシュは卵黄とバターを多量に使った黄色い生地が特徴であり、マリーのマイルーム会話の中にもこれが好きだとの発言がある。 |
− | + | : 余談だが、当時ブリオッシュの値段は'''パンより安かった'''ので、本来は「(高価な)パンがないのなら、(安価な)ブリオッシュを食べればいい」という意味の言葉だったと思われる。 | |
− | + | : ちなみに似たような逸話に中国は西晋王朝の恵帝が言ったとされる「何不食肉糜(米粥が食べられないなら肉粥を食べればいいではないか)」があるが、こちらは確かに言ったという史実ソースがある。アジアからヨーロッパに恵帝のこの逸話が流れ流れてマリーの「パンがなければ……」になったのではという仮説もあるが、前述の通りそもそもの趣旨からして異なっているため信憑性に乏しい。 | |
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; 鉄壁の要塞 | ; 鉄壁の要塞 | ||
: 『Grand Order』において、敵として登場するサーヴァントはプレイヤーのものと違ってスキルの使用に制限がない。 | : 『Grand Order』において、敵として登場するサーヴァントはプレイヤーのものと違ってスキルの使用に制限がない。 | ||
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: 無敵(3回)を張られてしまうと、強化解除や無敵貫通といった特殊効果を用意していなければそのターン内ではEXアタック以外にダメージを与える手段がなくなり、非常に体力を削り辛い。 | : 無敵(3回)を張られてしまうと、強化解除や無敵貫通といった特殊効果を用意していなければそのターン内ではEXアタック以外にダメージを与える手段がなくなり、非常に体力を削り辛い。 | ||
: これに宝具・スキルによる回復や魅了による行動不能、そしてクエストボス特有の非常に高い体力が合わさった結果、根負けして全滅するマスターが続出。 | : これに宝具・スキルによる回復や魅了による行動不能、そしてクエストボス特有の非常に高い体力が合わさった結果、根負けして全滅するマスターが続出。 | ||
− | : その脅威を知らしめたのが曜日クエストの「騎の修練場 | + | : その脅威を知らしめたのが曜日クエストの「騎の修練場 超級」であるために、それから現在まで週に1回程度、場合によっては何度も戦うことになるので誰しもが対策を学ぶことになる。更に高HPで登場する彼女自身の二回目のキャラクエなどは、[[シュヴァリエ・デオン|どこぞの亡霊]]同様にGO屈指の凶悪クエストとして名を馳せている。 |
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== 脚注 == | == 脚注 == | ||
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− | <references | ||
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==リンク== | ==リンク== | ||
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[[Category:登場人物ま行]] | [[Category:登場人物ま行]] | ||
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