「マンガで分かる!Fate/Grand Order」の版間の差分

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:登場当初は何をされても無言だったが、第53話から「しゃべらせたほうがいいよって編集さんが言ったの」という理由で急におしゃべりになった。
 
:登場当初は何をされても無言だったが、第53話から「しゃべらせたほうがいいよって編集さんが言ったの」という理由で急におしゃべりになった。
 
:やたらと映画、それも撮る側に造詣が深く、賄賂でセイバーを丸め込んだり[[清姫]]を口先で操ってスケベ映画に出演させるなどしたたかな性格。
 
:やたらと映画、それも撮る側に造詣が深く、賄賂でセイバーを丸め込んだり[[清姫]]を口先で操ってスケベ映画に出演させるなどしたたかな性格。
:映画の作った筈の[[トーマス・エジソン]]に対してかなり恨みがあるようで、名前を聞いた瞬間糸目を開いて凄まじく凶悪な顔つきになった。
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:映画の基礎を作った筈の[[トーマス・エジソン]]に対してかなり恨みがあるようで、名前を聞いた瞬間糸目を開いて凄まじく凶悪な顔つきになった。
 
:特撮好きで宝具演出にこだわりがあるため、宝具演出スキップ派の女主人公とは相容れず、マシュとの対立(聖杯戦争)の原因となる。
 
:特撮好きで宝具演出にこだわりがあるため、宝具演出スキップ派の女主人公とは相容れず、マシュとの対立(聖杯戦争)の原因となる。
 
:また、理想の映画を制作するためなら時間外労働も仕方ないと思っている。
 
:また、理想の映画を制作するためなら時間外労働も仕方ないと思っている。

2017年6月28日 (水) 23:06時点における版

マンガで分かる!Fate/Grand Order

Fate/Grand Order』のサービス開始に伴い『Fate/ぐだぐだオーダー』に代わって連載が開始された公式サポート漫画。著者はリヨ。

本作の魅力とゲームシステムをゆるく解説するのだが、リヨ氏に全て任せていることもあってか、作風が「狂気」に満ちており、「狂気」を感じさせる行動を取る女主人公は見るものに強烈な存在感を発揮した。
しかし、それゆえに解説漫画なのに解説になっていないということで、各回の本来解説すべき内容を補足する「マフィア梶田の“バーサーカーでも分かる!”FGO講座」が後に連載。Fateとはあまり縁が無いマフィア梶田氏が起用された理由は、本作をプレイしている中でお目当ての赤王が出ないことにTwitterで「赤王出ねぇ赤王出ねぇ」と呪詛を吐き散らしているのを公式に捕捉された(意訳)ため。
こうして公式の傘下ユーザーになったマフィア梶田氏であるが、媚びることもなくFGO運営へは相も変わらず毒を吐き続けている(例:「サイコロ二つの出目の数だけ聖晶石?出目が全部六のサイコロ二つ用意しろよ」等)。

連載は15回で終了したが、2015年12月から続編の『もっとマンガで分かる!Fate/Grand Order』の連載が開始された。
こちらは「FGO講座」が無い上に煽り文が自重しない(例:「人類の未来は君にかかってる…?」「カルデアの風紀が乱れる…!」「宝具演出に全米が感動」等)ため、更に狂気が増している。

登場人物

主人公(女)
女性バージョンの主人公。
無個性的な本編主人公とはまったく異なり、上記のように運営に毒を吐きまくったり、別のゲームをやっていることを堂々と言ったりと相当にカオス。
同性愛の傾向があり、オルガマリー所長にドSかつ性的に当たったり、マシュ相手にセクハラを働いたりとロクなことをしていない。また生身でありながら人間離れした所業も度々やらかす。
マシュ・キリエライト
常識人その1。女主人公のカオス極まりない言動に頭を悩ませてばかりいるが、本編同様一途に慕っている。
女主人公側からは下着姿にされたり、正月早々縄で縛られたりなど一見粗末に扱われているが、マシュを馬鹿にするホムンクルスをアルトリアに命じて殲滅させたり、彼女に会えなくエレナに寂しいのではないかと訝しがられたりと一応は大事には思われている模様。こちらでは仏教徒らしい。
愛称は「なすびちゃん」。
オルガマリー・アニムスフィア
常識人その2。こちらも頭を痛めるのが日常茶飯事な上、女主人公からの直接に物理的・性的被害もある分キツい。
「本編と比べると」カルデアスに放り込まれて無限に死に続ける立場からは救い出されているだけ超マシなのだが、「このマンガの中では」カルデアスの中の世界で第二の人生を謳歌していた様子だったので、引きずり出されて幸せなのかどうかは微妙なところである。
また、回を追う毎にFGOにハマリ続け、その熱中振りにマシュがドン引きする場面も描かれている。高貴なお嬢様ゆえに聖晶石などに不足した事がないらしいが、その割に寝る前にAPを使いきってから寝る、AP全回復の5分前に自主的にアラームをセットするなどプレイは非常にマメ。
アルトリア・ペンドラゴン
女主人公とよく一緒に居る。いつも仏頂面で台詞はまったくないが、しゃべっていないわけではない模様。破天荒な女主人公に付き従っていたが、彼女とマシュの抗争が本格的になってからはマシュ(レジスタンス)側についた。
女主人公からはよく知らないと言われておりプライベートの付き合いもないが、一緒にサッカーをしたり(ただし女主人公の顔を殴るラフプレー)、みかんを剥いてあげたりとそれなりに仲がよい。
星5サーヴァントであるがいっぱい出ているらしく、共食いで宝具LVは既に5。経験値は他のサーヴァントを食べるよりも経験値カードを食べる方がいいらしい。
ジャンヌ・ダルク
初登場はフレンドから借りるサーヴァントだったが、女主人公の手持ちサーヴァントとなる。旗が何故か鯉のぼりに変わってる。
オルガマリー同様に女主人公からの風当たりが強く、ゲーム機を壊されたり素手で金の宝箱に変えられたりとろくな目に遭わされていない。度々運営を擁護するため、結局女主人公から目の仇にされており倉庫送りにされた。
一方、彼女は彼女でDr.ロマンと手を組んで女主人公を遥か過去に追放しようとしたが失敗。その後もダ・ヴィンチちゃんと組んでレジスタンス活動を行っている。
エリザベート=バートリー
女主人公の手持ちのサーヴァントのひとり。脇役として登場する頻度は多め。自身もFGOをプレイしておりガチャの泥沼にハマっているが、主人公と違って開き直れていない。
基本的には女主人公と絡んでいるが、オルガマリーからはボイス再生のためにベッドの上で身体をまさぐられるというセクハラ被害に遭う。
また「新なすび王位争奪戦」ではなすびの着ぐるみを纏った「エリザベート・バートリー〔なすび〕」なる新形態も登場した。
ロマニ・アーキマン
通称「ポニーテールおじさん」。
初登場からトラック(タラスク)に轢かれたり、ヘラクレスとマイルームでふたりきりにされたりと扱いは極めて悪い。
その鬱憤からジャンヌと結託して女主人公を過去に島流ししようと企むが、失敗に終わった。
レオナルド・ダ・ヴィンチ
ショップ店員。
エレナ・ブラヴァツキーの抱き枕用イラストを一時間で描くよう女主人公に強要されて青ざめる。
彼女は彼女でしつこくショップの宣伝をしてくるためウザがられており、女主人公にボールギャグ+簀巻きという仕打ちを受けた。しかし彼女に限っては主人公の暴虐と言うだけではなかったようで、その後マシュに同じ事をして同じ仕打ちを受けた。
(マンガではマシュに縛られてオルガマリーに助けられるところで終了しているが、マンガ外のコメントでジャンヌが「大変です!ショップが突然お休みになってます!なにかあったんでしょうか!?」という発言にオルガマリーは「……知らないわ」、マシュは「……知りませんね」と返している)
アルテラ
純真な性格だが単純な算数が出来ない程度に頭はあまり良くない。さらに自分の欲望に割と忠実。そのため女主人公によって、悪い文明を破壊するためによく煽られる。
ガチャで星5が全然でないためガチャを悪い文明と見なすが、その後星5が当たって「案外悪くないのかも」とあっさり見直す。運営にはフォトン・レイを新調してもらった恩があるらしい。
ジャンヌとは一緒にピクニックをする仲。
玉藻の前
アルテラと仲がよいのか登場時は彼女と一緒。
突拍子もない言動をするアルテラに困惑している。
主人公(男)
あまり出番は無いが、こちらも女性側同様に同性愛の傾向があり、アストルフォに危険な感情を抱いている。
アストルフォ
男主人公のサーヴァント。尻を触られたり、卑猥に聞こえる発言をさせられたりとセクハラを受けている。しかしパーティには入れてもらっていない。
聖杯転臨を検討されるほどの愛情を抱かれているが、その際もやはり卑猥な妄想の対象となっている。
清姫
女主人公の手持ちサーヴァント。下半身が人間のものではなくヘビ。
本編同様にエリザベートと反りが合わない他、女主人公に恋愛感情を持っており、それをマンガで分かるライダーに利用されて「私のヘビ女がドスケベな後輩に調教されて公の場で脱皮するDVD」なるスケベ映画に出演させされる。
その際、「女主人公の性癖はNTRだ」と嘘を吹き込まれた形だったが、女主人公は件のDVDを気に入っていたため、本当だったようだ。
エレナ・ブラヴァツキー
女主人公のお気に入りなのか、ダ・ヴィンチちゃんが彼女の抱き枕カバー用イラストを描くよう命じられている。
マシュと聖杯戦争を行っている際は、女主人公からマシュに代わる相棒枠「新なすび王位争奪戦」にエントリーされるが「女主人公がマシュと会えなくて寂しいのでは」と分析していた。
ナーサリー・ライムジャック・ザ・リッパー
女主人公の手持ちサーヴァント。ほぼ二人一緒に登場する。
同じ幼女系サーヴァントのマンガで分かるバーサーカーの友達として宛がわれるが、血溜まりにされたり食べられたりとスプラッターな目に遭う。しかし、それでも面倒を見た結果一緒にクリティカルスター屋を営むなど打ち解けた模様(ちなみにクリティカルスター屋はジャックがナーサリーとバーサーカーを殺して発生させたスターを売る)。
マンガで分かるライダー
女主人公が聖杯の泥とうどん粉を練り合わせて作ったサーヴァントの素をマシュが育てた結果生まれた謎サーヴァント。
いつもニコニコ笑っている全身ピンクのバニーガールという意味不明な姿をしている。
登場当初は何をされても無言だったが、第53話から「しゃべらせたほうがいいよって編集さんが言ったの」という理由で急におしゃべりになった。
やたらと映画、それも撮る側に造詣が深く、賄賂でセイバーを丸め込んだり清姫を口先で操ってスケベ映画に出演させるなどしたたかな性格。
映画の基礎を作った筈のトーマス・エジソンに対してかなり恨みがあるようで、名前を聞いた瞬間糸目を開いて凄まじく凶悪な顔つきになった。
特撮好きで宝具演出にこだわりがあるため、宝具演出スキップ派の女主人公とは相容れず、マシュとの対立(聖杯戦争)の原因となる。
また、理想の映画を制作するためなら時間外労働も仕方ないと思っている。
マンガで分かるアサシン
上記サーヴァントの素をオルガマリーが育てた結果生まれた謎サーヴァント。ダウナーな目つきのネグリジェ姿をしている。ぱっと見て女性に見えるが断言はされていない。
誕生して即座にオルガマリーに銃を突きつけるなどあまり良い性格はしていない。駆けつけた女主人公とは和やかに談笑をするなど打ち解けているが、やっぱりオルガマリーには銃を突きつける。
拳銃や盗聴器を使いこなし、罪を犯したサーヴァントを逮捕しているが、世界の秩序のためなら多少の犯罪行為は許容されると思っている。
マンガで分かるバーサーカー
上記サーヴァントの元を女主人公が育てた結果生まれた謎サーヴァント。
緑色の帽子とコートを着た金髪の幼女。ただし異様に巨大。虚ろな瞳も相まって底知れない恐怖を生み出している。
カルデア内の一室に収容されているのだが、部屋内は一面血みどろ&所々に宝箱が落ちており、明らかにサーヴァント数名が犠牲になっている。
あまり悪意は無いようだが行動は赤ん坊そのものであり、面白半分に手足をもいだり食べようとしたりする等、その行動ゆえに当初は少なくとも友好的な存在とは言い難かったが、ナーサリー&ジャックとの交流の末に凶暴性は収まってきた模様。
嘘か本当かは不明だが、女主人公曰く「霊基再臨すると裸にオーバーオールを着想した服装」になるらしい。
それほど狂化レベルは高くないのか、角のある青い謎の生物にまたがって走り回っていた。だが、このせいでジャンヌにいらぬ誤解を与えてしまう羽目になった。
なお、人類の発展のためなら多少の自然破壊は仕方ないと思っている。

話題まとめ

  • あまりにも内容がカオス過ぎた為に各所で話題になり、作者のリヨ氏は毎年恒例のエイプリルフール企画で当時実装されていた全サーヴァントのセイントグラフ&TYPE-MOONホームページのキャラ画像などを描き下ろす重労働を行うハメになった。
  • 上記うどん粉サーヴァント達だが、ファン達による真名推測も進んでいる。……本当に存在しているのかは疑わしいが。幼生は3つ作られており、3号(バーサーカー)はぐだ子が担当している。
    • マンガで分かるライダーは、「バニーガール」「映画関連」「特撮好き」などの側面から、女装癖があったと言われている「史上最低の映画監督」ことエド・ウッド、ジュール・ヴェルヌの「月世界旅行」を世界初の特撮映画として監督したがエジソンに映画を無断複製されたジョルジュ・メリエス等が候補に挙がっている。
      • ただし、79話でのエジソンに対する反応から、ジョルジュ・メリエスが有力となった。
    • マンガで分かるアサシンは、拳銃や盗聴器等から近代以降のスパイと目されており、ソ連のスパイであったリヒャルト・ゾルゲや清国の元王女で男装のスパイである川島芳子、初代FBI長官で女装癖のあったジョン・エドガー・フーヴァーなどが候補と推測されている。
      • 後に松竜氏が川島芳子説の推測に基づいてカード風のイラストを作成したが、間の悪い事にTwitterに投稿したのが日中戦争で南京が陥落した12月13日であり、名義も清国王女としての名前である「愛新覺羅顯㺭(あいしんかくらけんし)」だったために炎上騒ぎになってしまい、後にイラスト削除と謝罪をする事となった(日中戦争中に関東軍のスパイとして活動していた為に、中国での彼女の評判は非常に悪い)。
    • マンガで分かるバーサーカーについてはナーサリーやジャック等の幼女勢が生贄にされていたり服装がなんとなくロシア軍服的なところを注目されソ連時代秘密警察のトップでその権力を悪用し少女連行・性的暴行を繰り返したラヴレンチー・ベリヤ(男性であるが)、同じく東欧に伝わる子攫いの魔女と言われるバーバ・ヤーガ等が正体ではと言われている。
      • 同時期にアニメ版の放映が開始された小説『幼女戦記』の主人公「ターニャ・デグレチャフ」と容姿が似ていることから「真名はターニャ・デグレチャフではないか」という冗談まで飛び出している。
      • 後に角の生えた青い謎生物に乗って走り回る絵が出てきた事から、「生まれた時から8mサイズの巨体を持ち、青い牛のベイブを相方に持つ巨人のきこり」であるポール・バニヤン説が有力になってきた。エイプリルフールで描き下ろされたイラストでは片手に斧を持っており、自然破壊について言及する等疑惑は濃くなりつつある。尚ジャンヌは遠目に見たせいで「青い動物に乗っている」事しか分からなかったのか、真名を黙示録の四騎士である青白い馬に乗っている人と勘違いしていた。
  • 「FateやTYPE-MOON世界特有の深い設定その他を主人公は知る気がない」「ウリであろうストーリーや宝具演出を当たり前のようにスキップしたがる」「効率厨」「原作であるFGO運営には平然と過激な毒を吐く」等、TYPE-MOONリスペクトが多い型月作家陣の中でその作風は「王(運営)が自らへの戒めの為に宮廷道化師(リヨ)を傍らに常に仕えさせ、自身や国内情勢その他に暴言や皮肉を言う事(マンガで分かる!FGO)を許している」ようだとも一部では言われる。
    • しかし、作中でリヨぐだ子が「ガチャについて本当に遠慮なく言うとネームがボツになる」などとも述べているように、「越えちゃいけないライン」というものはあるようだ。

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