ラフム

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ラフム

Fate/Grand Order』に登場する、異形の存在。ビーストⅡの眷属。

略歴
本編第七章でティアマトによって生み出された「新しい人類」。
ティアマトに従って旧人類を滅ぼすべく行動を開始するが、多くの犠牲によってティアマトは倒され、彼らも纏めて消滅した。
人物
全身は黒紫色、腕の代わりに巨大な昆虫や甲殻類の脚を肩に4本付けたような身体、縦方向に開いて白く生えそろった歯を見せながら不気味な哄笑を繰り返す巨大な口、口以外には何も付いていない奇妙な形の頭、という生理的な嫌悪感を催させるグロテスクな姿。
その内面は、知性が未発達な時期はまだ獣のような状態だが、知性を発達させるに従って内面も複雑になってゆく。
だが、その実態は「幼児が昆虫を殺すような感覚で人間を虐殺する」「面白半分で捕えた人間同士を殺し合わせる」「人間を殺すのが楽しくてたまらない為文字通り自分が死んでも続ける」などといった吐き気を催す行為を平然と行うおぞましく恐ろしいもの。端的に言うなら「人間の残酷な一面ばかりを反映した化け物」である。
また、下記のような真社会性生物のような生態を持つ為か、個体ごとの人格は見せかけでもある。
能力
普通の武器が通らない程に装甲が固く、鉤爪で人間を簡単に引き裂ける程の攻撃力を持つ。
また、「新しい人類」の触れ込みに相応しく知能も高く、初登場時はまともなコミュニケーションも取れなかったにも関わらず短期間で簡単な会話が可能なレベルまで知性を上昇させている。
生命体としても強靭で、捕食行為をする必要がなく、無性生殖で繁殖でき、それぞれの個体が持つ情報を共有できるという一種の真社会性生物のような特徴を持っている。
ケイオスタイドから生まれた為、触れても問題がない。
ベル・ラフム
ラフムがキングゥの持つ聖杯を強奪して進化した形態。これまでの能力に加えて、飛行能力を手にした。
最上位に位置する十一体の個体はティアマトの直轄眷属であり、ビーストⅠ魔神柱に相当するが数が少ない分強く、一体ごとの力は魔神柱数本分に相当する。

登場作品と役柄

Fate/Grand Order
第七特異点後半で敵として登場する。

人間関係

ティアマト
生みの親。
キングゥ
同じ親から生み出された兄弟であり、指揮官。
敬意などは欠片も抱いておらず、寧ろ自分達の邪魔になると考えるや否やすぐに叛逆して彼の心臓の役割を果たす聖杯を強奪する始末。

メモ

  • 「ラフム」という名称はロマニ・アーキマンの命名。メソポタミア神話において、ティアマトから最初に生み出された怪物で「泥」という意味をもっている。
  • 上記のように彼らとコミュニケーションが可能になるのはある程度時間が経ってからだが、その前にも意味不明な記号の羅列のような発声は行っている。この羅列を「日本語かな入力」でキーボードで打ち直すと意味のある文章になるというギミックが隠されている。

話題まとめ

脚注


リンク