「ロード・エルメロイⅡ世」を編集中

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
  
かつて開催された第四次聖杯戦争の参加者[[ウェイバー・ベルベット]]その人であり、後の世界における通り名。[[現代魔術科]]学部長。<br>
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かつて開催された第四次聖杯戦争の参加者[[ウェイバー・ベルベット]]その人であり、後の世界における通り名。現代魔術科学部長。<br>
他にも「プロフェッサー・カリスマ」「マスター・V」「グレートビッグベン☆ロンドンスター」「女生徒が選ぶ時計塔で一番抱かれたい男<ref group = "注">『事件簿』の時点では同率4位。</ref>」「マギカ・ディスクロージャー」「ゴッドスピードウィザード先生」「'''略奪公'''」などの異名を捧げられる名物講師である<ref group = "注">「絶対領域マジシャン先生」を考案した生徒に対しては「死ね!」と一蹴。</ref>。
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他にも「プロフェッサー・カリスマ」「マスター・V」「グレートビッグベン☆ロンドンスター」「女生徒が選ぶ時計塔で一番抱かれたい男<ref group = "注">『事件簿』の時点では同率4位。</ref>」「マギカ・ディスクロージャー」「ゴッドスピードウィザード先生」「略奪公」などの異名を捧げられる名物講師である<ref group = "注">「絶対領域マジシャン先生」を考案した生徒に対しては「死ね!」と一蹴。</ref>。
  
 
; 略歴
 
; 略歴
 
: 第四次聖杯戦争から帰還したウェイバーは、ケイネスの死後に零落し見捨てられていた[[エルメロイ教室]]を受け継ぎ、三級講師となった。一般的な時計塔の講師がせいぜい見込みのある生徒を助手に引きこもうとする程度で真面目に授業を行わない中で、彼の異様に分かりやすく実践的な授業は時計塔で居場所のなかった新世代たちの間でたちまち話題となり、あげく権力争いに敗れた講師たちを何人も説得して登壇させ、これまでになかった多角的な教育体制を実現した。
 
: 第四次聖杯戦争から帰還したウェイバーは、ケイネスの死後に零落し見捨てられていた[[エルメロイ教室]]を受け継ぎ、三級講師となった。一般的な時計塔の講師がせいぜい見込みのある生徒を助手に引きこもうとする程度で真面目に授業を行わない中で、彼の異様に分かりやすく実践的な授業は時計塔で居場所のなかった新世代たちの間でたちまち話題となり、あげく権力争いに敗れた講師たちを何人も説得して登壇させ、これまでになかった多角的な教育体制を実現した。
: その後、他の講師たちに失点や弱みを一つも見せず奇跡的に教室を三年間存続させたウェイバーは、それを面白がった[[エルメロイ家|エルメロイ]]の次期当主[[ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ]]に拉致され、ケイネスの死に責任を感じていた彼にそれを盾に「エルメロイ派の借金を返済する」「エルメロイの源流刻印を修復する」「エルメロイの君主を代行する」ことを要求され、ロード・エルメロイⅡ世の名を贈られた。
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: その後、他の講師たちに失点や弱みを一つも見せず奇跡的に教室を三年間存続させたウェイバーはそれを面白がったエルメロイの次期当主[[ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ]]に拉致され、ケイネスの死に責任を感じていた彼にそれを盾に「エルメロイ派の借金を返済する」「エルメロイの源流刻印を修復する」「エルメロイの君主を代行する」ことを要求され、ロード・エルメロイⅡ世の名を贈られた。
: 第五次聖杯戦争の10年後、[[遠坂凛]]と共に大聖杯の完全解体を成し遂げ、冬木の聖杯戦争に真の終止符を打つ。
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: 第五次聖杯戦争の10年後、[[遠坂凛]]と共に大聖杯の完全解体を成し遂げ、冬木の聖杯戦争に真の終止符を打った。
  
 
; 人物
 
; 人物
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; 能力
 
; 能力
: 魔術師としての[[階位]]は第四階位の「祭位(フェス)」。それも優秀な生徒を育てたことが評価されてのもので、ライネスの見立てでは彼自身の純粋な魔術の腕前は第五階位の「開位」の下位レベル。自身は魔術師としてどうしようもないほど平均的で凡庸だが、他人の埋もれた才能を見抜き、鍛え上げることにかけては時計塔随一。ゆえに彼の元で学んだ魔術師の全員が大成している。
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: 魔術師としての階位は第四階位の「祭位(フェス)」。それも優秀な生徒を育てたことが評価されてのもので、ライネスの見立てでは彼自身の純粋な魔術の腕前は第五階位の「開位」の下位レベル。自身は魔術師としてどうしようもないほど平均的で凡庸だが、他人の埋もれた才能を見抜き、鍛え上げることにかけては時計塔随一。ゆえに彼の元で学んだ魔術師の全員が大成している。
 
: 彼の講座には在学生ですら位階持ちが何人もおり、OBともなれば全員が「色位」か「典位」持ちで、うち数名は時計塔の歴史上でも数えるほどしかいない「王冠」の位階に至るのではないかとまで言われている。彼が教え子たちを集めれば時計塔の勢力図が変わる、とまで言われることも。
 
: 彼の講座には在学生ですら位階持ちが何人もおり、OBともなれば全員が「色位」か「典位」持ちで、うち数名は時計塔の歴史上でも数えるほどしかいない「王冠」の位階に至るのではないかとまで言われている。彼が教え子たちを集めれば時計塔の勢力図が変わる、とまで言われることも。
 
: もっとも、彼にそんな野心などはなく「笑い話にもならん。いまだ四階級どまりのこの私が、何で他人の面倒を見てやらなきゃいかんのだ」といった感じで教え子たちとは必要以上に関わりたくもないらしい。
 
: もっとも、彼にそんな野心などはなく「笑い話にもならん。いまだ四階級どまりのこの私が、何で他人の面倒を見てやらなきゃいかんのだ」といった感じで教え子たちとは必要以上に関わりたくもないらしい。
: また、才能以外にも魔術そのものの構造を見抜くことも得意としており、他家の秘伝の魔術であっても場合によっては見ただけで術理や構造を把握してしまうことが可能。これを用いて「他家が特許を取っていない魔術理論を自分名義で特許申請する」という報復<ref group="注">特許を申請した場合には他人が使った場合に使用料を取れる代わりに術式を公開する義務があるため、魔術師一族にとって一番重要な魔術は特許を取らないのが普通である。また、さすがに誰彼構わずそんなことをしているわけではなく、喧嘩を売ってきた魔術師に対する報復などの場合に限られている。</ref>を何度か行ったことがあり、それが「略奪公」たる所以となり一部の魔術師からは目の敵にされている。
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: また、才能以外にも魔術そのものの構造を見抜くことも得意としており、他家の秘伝の魔術であっても場合によっては見ただけで術理や構造を把握してしまうことが可能。これを用いて「他家が特許を取っていない魔術理論を自分名義で特許申請する」という報復を何度か行ったことがあり、一部の魔術師からは目の敵にされている<ref group="注">特許を申請した場合には他人が使った場合に使用料を取れる代わりに術式を公開する義務があるため、魔術師一族にとって一番重要な魔術は特許を取らないのが普通である。また、さすがに誰彼構わずそんなことをしているわけではなく、喧嘩を売ってきた魔術師に対する報復などの場合に限られている。上記の「略奪公」の綽名はその事件によるもの。</ref>
 
: 常に愛用している葉巻は使い捨ての魔術礼装であり、それぞれに結界など簡易な魔術が施されているが、その事実は内弟子であるグレイすら知らない。
 
: 常に愛用している葉巻は使い捨ての魔術礼装であり、それぞれに結界など簡易な魔術が施されているが、その事実は内弟子であるグレイすら知らない。
 
: 移動手段として、4人乗りのスポーツクーペ(おそらく、アストンマーティン・DB7、フォグランプの存在から後期型の「ヴァンテージ」と思われる)を所有。アニメ版0話では、弟子と教え子達3人を乗せてのカーチェイスを披露した。
 
: 移動手段として、4人乗りのスポーツクーペ(おそらく、アストンマーティン・DB7、フォグランプの存在から後期型の「ヴァンテージ」と思われる)を所有。アニメ版0話では、弟子と教え子達3人を乗せてのカーチェイスを披露した。
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=== 関連 ===
 
=== 関連 ===
 
;ホワイダニット
 
;ホワイダニット
:ミステリー並びに推理要素が組み込まれている作品における三大要点の一つで、'''『Why done it=なぜやったのか?』'''という動機を表わす言葉。
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:ミステリー並びに推理作品における三大要点の一つで'''『Why done it=どうしてやったのか?』'''という動機を表わす言葉。
:魔術師は魔術を行使することで常人では不可能なあらゆる状態や状況を創り出せる事から、ロード・エルメロイⅡ世が『解体』を執り行う際に最も着眼点としている事柄。
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:魔術師は魔術を行使することで常人では不可能なあらゆる状態や状況下を創り出せる事から、ロード・エルメロイⅡ世が『解体』を執り行う際に最も着眼点としている事柄。
  
 
==バリエーション==
 
==バリエーション==
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: [[氷室鐘]]の「英雄史大戦」の指南役を務め、統一性も無く使い辛いカードたちを、高度なプレイングテクニックで駆使して見せた。
 
: [[氷室鐘]]の「英雄史大戦」の指南役を務め、統一性も無く使い辛いカードたちを、高度なプレイングテクニックで駆使して見せた。
 
: 単行本6巻特典の『MINIMUM material』では[[沙条綾香 (氷室の天地)|沙条綾香]]の魔術の師であることが明かされている。
 
: 単行本6巻特典の『MINIMUM material』では[[沙条綾香 (氷室の天地)|沙条綾香]]の魔術の師であることが明かされている。
; [[Fate/Grand Order フロム ロストベルト]]
 
: 26話にて、[[デイビット・ゼム・ヴォイド]]の記憶の中の人物として少しだけ登場。
 
  
 
===その他===
 
===その他===
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: 後見を引き受けた学生。
 
: 後見を引き受けた学生。
 
: 『Character material』では「いっさい魔術の指導をしない」と断言していたが、『TYPE-MOON Fes.』パンフレットの一問一答コーナーによれば結局はエルメロイ教室に所属することとなった模様。
 
: 『Character material』では「いっさい魔術の指導をしない」と断言していたが、『TYPE-MOON Fes.』パンフレットの一問一答コーナーによれば結局はエルメロイ教室に所属することとなった模様。
: 「日本人ならゲームにも詳しいだろう」と初対面でゲームの話を振ったら反応がなかったので思わずFワードを口走ってしまった<ref group="注">『氷室の天地』では英雄史大戦のキャラバンに代理参加させた化野菱理を通して、彼女が大会に参加していることを知っていたのであながち勝手な想像というわけでもなくなった。</ref>。
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: 「日本人ならゲームにも詳しいだろう」と初対面でゲームの話を振ったら反応がなかったので思わずFワードを口走ってしまったとか<ref group="注">『氷室の天地』では英雄史大戦のキャラバンに代理参加させた化野菱理を通して、彼女が大会に参加していることを知っていたのであながち勝手な想像というわけでもなくなった。</ref>。
  
 
; [[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]
 
; [[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]
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; [[フラット・エスカルドス]]
 
; [[フラット・エスカルドス]]
 
: 『Fate/strange Fake』の時点では最古参の弟子にあたる。
 
: 『Fate/strange Fake』の時点では最古参の弟子にあたる。
: 非常に稀有な資質を持つが故に居場所の少ない身の上ながら、一般社会人としても魔術師としても常識外れにユルい彼に対し、やや肉体言語寄りの厳しい指導を喰らわせている。
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: 非常に稀有な資質を持ちながらも、一般社会人としても魔術師としても常識外れにユルい彼に対し、やや肉体言語寄りの厳しい指導を喰らわせている。
: とはいえ決して彼を見捨てようとはせず、そのためフラットには慕われている。
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: しかし厳しい指導をしつつも決して彼を見捨てようとはせず、そのためかフラットには慕われている。
  
 
; [[スヴィン・グラシュエート]]
 
; [[スヴィン・グラシュエート]]
 
: 『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 case.剥離城アドラ』の時点ではフラットと1ヶ月の差で最古参。『case.魔眼蒐集列車』の直前に「典位」へ昇格し、エルメロイ教室を卒業する。
 
: 『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 case.剥離城アドラ』の時点ではフラットと1ヶ月の差で最古参。『case.魔眼蒐集列車』の直前に「典位」へ昇格し、エルメロイ教室を卒業する。
: フラット同様の天才児にして同等の問題児でもあり、グレイとのこともあって扱いに頭を痛めている。
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: フラット同様の天才児だが、同等の問題児でもあり、グレイとのこともあって扱いに頭を痛めている。
  
 
; [[沙条綾香 (氷室の天地)|沙条綾香]]
 
; [[沙条綾香 (氷室の天地)|沙条綾香]]
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;[[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|カウレス・フォルヴェッジ/カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア]]
 
;[[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|カウレス・フォルヴェッジ/カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア]]
 
:『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 case.魔眼蒐集列車』よりエルメロイ教室に加わる。
 
:『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 case.魔眼蒐集列車』よりエルメロイ教室に加わる。
:天才だったが魔術師としての道を放棄した姉に代わって魔術刻印を継ぎ、時計塔へ入学した。自他ともに魔術の才能は低いものと認識していたが、適性を見抜いたエルメロイⅡ世の指導により召喚術から[[フランケンシュタイン|電気を用いた魔術]]に乗り換えた途端、めきめきと才覚を伸ばしつつある。
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:天才だったが魔術師としての道を放棄した姉に代わって魔術刻印を継ぎ、時計塔へ入学した。自他ともに魔術の才能は低いものと認識していたが、適性を見抜いたエルメロイⅡ世の指導により召喚術から電気を用いた魔術に乗り換えた途端、めきめきと才覚を伸ばしつつある。
 
:『Fate/Apocrypha』に登場した彼と同じ人物だが、この世界ではユグドミレニアに属していない。しかし、あちらの世界でも後に(監視の付いた人質のような形ながら)時計塔に入学し、エルメロイ教室で指導を受けることとなる。
 
:『Fate/Apocrypha』に登場した彼と同じ人物だが、この世界ではユグドミレニアに属していない。しかし、あちらの世界でも後に(監視の付いた人質のような形ながら)時計塔に入学し、エルメロイ教室で指導を受けることとなる。
  
 
; [[ヴェルナー・シザームンド]]
 
; [[ヴェルナー・シザームンド]]
: 「蝶魔術の後継者」と呼ばれる。「色位」か「典位」持ち。[[Fate/strange Fake]]で色位持ちであることが判明した。
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: 「蝶魔術の後継者」と呼ばれる。「色位」か「典位」持ち。
 
: 下記のオルロックの後継者であろうか。
 
: 下記のオルロックの後継者であろうか。
  
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: ペンテル姉妹は双子ならではの絶妙な魔力同調によって弟子の中でもフラット、スヴィンに次ぐ高弟と目されている。その一方エキセントリックな性格でエルメロイⅡ世を困らせてもいる。
 
: ペンテル姉妹は双子ならではの絶妙な魔力同調によって弟子の中でもフラット、スヴィンに次ぐ高弟と目されている。その一方エキセントリックな性格でエルメロイⅡ世を困らせてもいる。
 
: ベルジンスキーもペンテル姉妹と並んで時計塔で名を馳せている実力者。名前は出ていないが、事件簿などの教室内モブシーンで魔力を帯びたチャクラムをたびたび投擲しようとしている学生はオルグ・ラムだと思われる。
 
: ベルジンスキーもペンテル姉妹と並んで時計塔で名を馳せている実力者。名前は出ていないが、事件簿などの教室内モブシーンで魔力を帯びたチャクラムをたびたび投擲しようとしている学生はオルグ・ラムだと思われる。
: 全員が、ここ数年で「色位」や「典位」を手にしている。ロードエルメロイ二世の冒険では教え子の色位は一人だけだとあるので、上記のヴェルナーが色位持ちであることから、彼らは典位であることが判明した。
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: 全員が、ここ数年で「色位」や「典位」を手にしている。
 
: 『Fate/Apocrypha』に登場した「赤」のメンバーの親族。
 
: 『Fate/Apocrypha』に登場した「赤」のメンバーの親族。
  
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; [[獅子劫界離]]
 
; [[獅子劫界離]]
 
: フリーランスの死霊魔術師。本来の依頼人であるベルフェバン老が一向に近代的な通信手段を導入しないため、代理の窓口として携帯電話による簡易報告などを受け付けていた。<br>その誼でなのか、事件の終結後にとある礼装を託される。
 
: フリーランスの死霊魔術師。本来の依頼人であるベルフェバン老が一向に近代的な通信手段を導入しないため、代理の窓口として携帯電話による簡易報告などを受け付けていた。<br>その誼でなのか、事件の終結後にとある礼装を託される。
:正史の世界線である『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿(アニメ版)』ではコドリントン工房の事件の際に顔を合わせ、その後もたびたび関わりを持つ。
 
  
 
; [[オルロック・シザームンド]]
 
; [[オルロック・シザームンド]]
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: ルヴィアから「ケイネスが死んだときどう思ったか」と問われて。実際、死に様どころか第四次聖杯戦争が大惨事のうちに幕を下ろした翌朝ですらケイネス一行の安否を把握していなかったわけなのだが。<br>かつては青臭い劣等感と敵愾心ばかりを抱いていた師への、その年齢を超えた今となってようやく認めることのできた尊敬と哀惜。
 
: ルヴィアから「ケイネスが死んだときどう思ったか」と問われて。実際、死に様どころか第四次聖杯戦争が大惨事のうちに幕を下ろした翌朝ですらケイネス一行の安否を把握していなかったわけなのだが。<br>かつては青臭い劣等感と敵愾心ばかりを抱いていた師への、その年齢を超えた今となってようやく認めることのできた尊敬と哀惜。
  
; 「<ruby><rb>ボク</rb><rt>’’</rt></ruby>は、もう十分な栄誉を受けたんだよ」<br>「その栄誉は後払いでもらったものだ」<br>「だから、<ruby><rb>ボク</rb><rt>’’</rt></ruby>はその栄誉にふさわしい人物にならねばならない。<br> 順序が逆になってしまったけれど、あなたの見る目は間違えてなかったのだと証明しなければならない」<br>「……生きろ、だとさ」<br>「見届けて、生き存えて、語り継げだと。本当に我が儘で滅茶苦茶だろうが。<br> そもそもあいつのせいで死にかかったってのに、ギリギリでそんなものを押しつけてくるなというんだ。<br> 後の<ruby><rb>私</rb><rt></rt></ruby>がどれだけ困ったと思っている。それこそ一晩中文句を言っても言い足りないぞ、あの馬鹿」<br>「私は自分のしたいことも、自分のできることも分かっている」<br>「どうだ、幸せな人生だろう。それをお前なんかに指図されてたまるか」
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; 「<ruby><rb>ボク</rb><rt>’’</rt></ruby>は、もう十分な栄誉を受けたんだよ」<br>「その栄誉は後払いでもらったものだ」<br>「だから、<ruby><rb>ボク</rb><rt>’’</rt></ruby>はその栄誉にふさわしい人物にならねばならない。<br> 順序が逆になってしまったけれど、あなたの見る目は間違えてなかったのだと証明しなければならない」<br>「……生きろ、だとさ」<br>「見届けて、生き存えて、語り継げだと。本当に我が儘で滅茶苦茶だろうが。<br> そもそもあいつのせいで死にかかったってのに、ギリギリでそんなものを押しつけてくるなというんだ。<br> 後の<ruby><rb>私</rb><rt></rt></ruby>がどれだけ困ったと思っている。それこそ一晩中文句を言っても言い足りないぞ、あの馬鹿」<br>「私は自分のしたいことも、自分のできることも分かっている」<br>「どうだ、幸せな人生だろう。それをお前なんかに指図されてたまるか」
 
: アッシュボーンの怪物の<歌>を受け、精神世界に捕らわれたエルメロイⅡ世は人の心を抉り、蝕んで死に至らしめる呪いに対し「勘違いだ」と告げる。<br>彼の魂に刻みつけられた唯一の王からの言葉は、数多くの魔術師たちをも毒牙に掛けた呪いすらも跳ね除けた。
 
: アッシュボーンの怪物の<歌>を受け、精神世界に捕らわれたエルメロイⅡ世は人の心を抉り、蝕んで死に至らしめる呪いに対し「勘違いだ」と告げる。<br>彼の魂に刻みつけられた唯一の王からの言葉は、数多くの魔術師たちをも毒牙に掛けた呪いすらも跳ね除けた。
  
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*アニメ版『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-』13話ではウェイバーの魔術刻印のビジュアルが公開された。
 
*アニメ版『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-』13話ではウェイバーの魔術刻印のビジュアルが公開された。
 
**刻印の形は「純然たる四角」。 ウェイバーの家系には魔術師の歴史がないため「器」だけとなっている。本来ならウェイバーがこれから埋めていく器であり、彼とその子孫にしか埋められない器とのこと。<ref group = "出">[https://twitter.com/makoto_sanda/status/1177963868150124545 三田誠 2019年9月29日0:10 Twitter]</ref>
 
**刻印の形は「純然たる四角」。 ウェイバーの家系には魔術師の歴史がないため「器」だけとなっている。本来ならウェイバーがこれから埋めていく器であり、彼とその子孫にしか埋められない器とのこと。<ref group = "出">[https://twitter.com/makoto_sanda/status/1177963868150124545 三田誠 2019年9月29日0:10 Twitter]</ref>
*ベルベット家は魔術師としては落ちこぼれの家系であるが、実は現実社会においては一応貴族である。そのためか、時折、育ちの良さが垣間見えるときがある。
 
 
==関連年表==
 
1975年10月 誕生。<ref group = "注">第四次聖杯戦争が1994年11月に開かれたという説に基づくと、この年になる。他の説に関しては[[Fate/Zero]]の個別ページを参照。</ref><br>
 
1990年頃 時計塔で学びながら、論文『新世紀に問う魔導の道』の構想を始める。<br>
 
1994年11月 ケイネスに自身の論文をバカにされたことがきっかけで第四次聖杯戦争に参加。<br>
 
1994年11月〜 ロンドンに帰還せずに、半年程かけてイスカンダル縁の地を旅する。ロンドンに帰還後エルメロイ教室を購入し、講師となる。<br>
 
1997年頃 エルメロイ教室を3年存続させた頃、ライネスに拉致され、ロード・エルメロイⅡ世となる。<br>
 
2000年頃 Apocryphaの世界では聖杯大戦の対応にあたっている。また、このときには既にフラットが弟子になっている。<br>
 
2003年7月 ウェールズでグレイを内弟子にする。<br>
 
2003年9月 剥離城アドラの事件を解決する。ルヴィアが聴講生となる。<br>
 
2003年10月 カウレスを弟子にする。<br>
 
2003年11月 イヴェットを弟子にする。<br>
 
2003年12月 魔眼蒐集列車の事件を解決する。<br>
 
2004年1月 グレイの故郷で起きた事件を解決する。<br>
 
2004年2月 霊墓アルビオンでドクター・ハートレスと対決。<br>
 
2005年頃 遠坂凛を弟子にする。<br>
 
2007年夏〜 ロード・エルメロイⅡ世の冒険。この間にエルゴを弟子にする。<br>
 
2009年頃 Fakeの世界では、[[法政科]]に軟禁され、偽りの聖杯戦争への介入を妨害される。<br>
 
2014年頃 聖杯解体戦争で遠坂凛と共に冬木の聖杯を解体する。
 
  
 
==話題まとめ==
 
==話題まとめ==
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[[Category:Fate/Apocrypha]]
 
[[Category:Fate/Apocrypha]]
 
[[Category:ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]
 
[[Category:ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]
[[Category:ロード・エルメロイⅡ世の冒険]]
 
 
[[Category:Fate/strange Fake]]
 
[[Category:Fate/strange Fake]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
[[Category:Fate/Grand Order フロム ロストベルト]]
 
 
[[Category:Fate/Labyrinth]]
 
[[Category:Fate/Labyrinth]]
 
[[Category:Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
 
[[Category:Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]

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