「ロード・エルメロイⅡ世」を編集中

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| 読み =  
 
| 読み =  
 
| 外国語表記 = Lord El-Melloi II
 
| 外国語表記 = Lord El-Melloi II
| 本名 = ウェイバー・ベルベット
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| 初登場作品 = [[アーネンエルベの一日]]
| 初登場作品 = [[ALL AROUND TYPE-MOON|アーネンエルベの一日]]
 
 
| 声優 = 浪川大輔
 
| 声優 = 浪川大輔
| 演者 = 松下優也
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| 演者 =  
| 種族 =
 
 
| 身長 = 186cm
 
| 身長 = 186cm
| 体長 =
 
| 全長 =
 
 
| 体重 = 68kg
 
| 体重 = 68kg
| 重量 =
 
 
| 年齢 =  
 
| 年齢 =  
 
| 誕生日 = 10月3日
 
| 誕生日 = 10月3日
 
| 血液型 = B型
 
| 血液型 = B型
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
| キーワード =
 
| 異名 =
 
| 愛称 =
 
 
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
 
| イメージカラー =  
 
| イメージカラー =  
| 隠し属性 =
 
 
| 序列 =  
 
| 序列 =  
 
| 所属 =  
 
| 所属 =  
 
| 特技 =  
 
| 特技 =  
| 好きな物 = パズル全般、推理小説
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| 好きな物 =  
| 苦手な物 = 夢も覇気もない者
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| 苦手な物 =  
 
| 天敵 =  
 
| 天敵 =  
 
| マスター階梯 =  
 
| マスター階梯 =  
| 起源 =
+
| 魔術系統 =  
| 魔術系統 = 基礎的な強化や解析。メインとする術式の特質は解毒
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| 魔術回路・質 =  
| 魔術属性 = 地
+
| 魔術回路・量 =  
| 魔術特性 =  
+
| 魔術回路・編成 =  
| 魔術回路・質 = E
 
| 魔術回路・量 = D
 
| 魔術回路・編成 = 正常
 
| 神代回帰・質 =
 
| 神代回帰・量 =
 
| 神代回帰・編成 =  
 
 
| デザイン =  
 
| デザイン =  
 
}}
 
}}
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
  
かつて開催された第四次聖杯戦争の参加者[[ウェイバー・ベルベット]]その人であり、後の世界における通り名。[[現代魔術科]]学部長。<br>
+
かつて開催された第四次聖杯戦争の参加者[[ウェイバー・ベルベット]]その人であり、後の世界における通り名。現代魔術科学部長<br>
他にも「プロフェッサー・カリスマ」「マスター・V」「グレートビッグベン☆ロンドンスター」「女生徒が選ぶ時計塔で一番抱かれたい男<ref group = "注">『事件簿』の時点では同率4位。</ref>」「マギカ・ディスクロージャー」「ゴッドスピードウィザード先生」「'''略奪公'''」などの異名を捧げられる名物講師である<ref group = "注">「絶対領域マジシャン先生」を考案した生徒に対しては「死ね!」と一蹴。</ref>
+
他にも「プロフェッサー・カリスマ」「マスター・V」「グレートビッグベン☆ロンドンスター」「女生徒が選ぶ時計塔で一番抱かれたい男」などの異名を捧げられる名物講師である。<ref>「絶対領域マジシャン先生」を考案した生徒に対しては「死ね!」と一蹴。</ref>
  
 
; 略歴
 
; 略歴
 
: 第四次聖杯戦争から帰還したウェイバーは、ケイネスの死後に零落し見捨てられていた[[エルメロイ教室]]を受け継ぎ、三級講師となった。一般的な時計塔の講師がせいぜい見込みのある生徒を助手に引きこもうとする程度で真面目に授業を行わない中で、彼の異様に分かりやすく実践的な授業は時計塔で居場所のなかった新世代たちの間でたちまち話題となり、あげく権力争いに敗れた講師たちを何人も説得して登壇させ、これまでになかった多角的な教育体制を実現した。
 
: 第四次聖杯戦争から帰還したウェイバーは、ケイネスの死後に零落し見捨てられていた[[エルメロイ教室]]を受け継ぎ、三級講師となった。一般的な時計塔の講師がせいぜい見込みのある生徒を助手に引きこもうとする程度で真面目に授業を行わない中で、彼の異様に分かりやすく実践的な授業は時計塔で居場所のなかった新世代たちの間でたちまち話題となり、あげく権力争いに敗れた講師たちを何人も説得して登壇させ、これまでになかった多角的な教育体制を実現した。
: その後、他の講師たちに失点や弱みを一つも見せず奇跡的に教室を三年間存続させたウェイバーは、それを面白がった[[エルメロイ家|エルメロイ]]の次期当主[[ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ]]に拉致され、ケイネスの死に責任を感じていた彼にそれを盾に「エルメロイ派の借金を返済する」「エルメロイの源流刻印を修復する」「エルメロイの君主を代行する」ことを要求され、ロード・エルメロイⅡ世の名を贈られた。
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: その後、他の講師たちに失点や弱みを一つも見せず奇跡的に教室を三年間存続させたウェイバーはそれを面白がったエルメロイの次期当主[[ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ]]に拉致され、ケイネスの死に責任を感じていた彼にそれを盾に「エルメロイ派の借金を返済する」「エルメロイの源流刻印を修復する」「エルメロイの君主を代行する」ことを要求され、ロード・エルメロイⅡ世の名を贈られた。
: 第五次聖杯戦争の10年後、[[遠坂凛]]と共に大聖杯の完全解体を成し遂げ、冬木の聖杯戦争に真の終止符を打つ。
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: 第五次聖杯戦争の10年後、大聖杯の完全解体を成し遂げ、冬木の聖杯戦争に真の終止符を打った。
  
 
; 人物
 
; 人物
 
: いつも不機嫌そうな顔をしており、実際不機嫌。弟子たちへも容赦なく悪態を飛ばしまくるが指導は的確、面倒見もかなりいいため「デレ期の無いツンデレ先生」と慕われている。
 
: いつも不機嫌そうな顔をしており、実際不機嫌。弟子たちへも容赦なく悪態を飛ばしまくるが指導は的確、面倒見もかなりいいため「デレ期の無いツンデレ先生」と慕われている。
 
: 他人をプロデュースすることに関しては当代一の傑物だが、彼にとってはそんなことはどうでもよく、自分自身が[[魔術師]]として名を成したいのに教え子ばかりがどんどん伸びていくという事実にイライラしている。
 
: 他人をプロデュースすることに関しては当代一の傑物だが、彼にとってはそんなことはどうでもよく、自分自身が[[魔術師]]として名を成したいのに教え子ばかりがどんどん伸びていくという事実にイライラしている。
: 第四次聖杯戦争での一件のせいか、日本も日本人も大嫌いだが、唯一の娯楽が日本製のゲーム。私服のTシャツには『大戦略』(アドミラブル大戦略)の文字がプリントされている。ゲームオンチの(と言うか機械音痴な)凛とは相性が悪いらしく、秋葉原のことを尋ねた際に望む答えが返ってこなかったのに逆ギレして暴言を浴びせていた。もっとも、機械との相性が悪い凛にハイテク天国の秋葉原のことを尋ねること自体が愚の骨頂、と言えばそれまでではあるが。
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: 第四次聖杯戦争での一件のせいか、日本も日本人も大嫌いだが、唯一の娯楽が日本製のゲーム。私服のTシャツには『大戦略』(アドミラブル大戦略)の文字がプリントされている。ゲームオンチの(と言うか機械音痴な)凛とは相性が悪いらしく、秋葉原のことを尋ねた際に望む答えが返ってこなかったのに逆ギレして暴言を浴びせていた(機械との相性が悪い凛にハイテク天国の秋葉原のことを尋ねること自体が愚の骨頂、と言えばそれまでではあるが…)。
  
 
; 能力
 
; 能力
: 魔術師としての[[階位]]は第四階位の「祭位(フェス)」。それも優秀な生徒を育てたことが評価されてのもので、ライネスの見立てでは彼自身の純粋な魔術の腕前は第五階位の「開位」の下位レベル。自身は魔術師としてどうしようもないほど平均的で凡庸だが、他人の埋もれた才能を見抜き、鍛え上げることにかけては時計塔随一。ゆえに彼の元で学んだ魔術師の全員が大成している。
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: 魔術師としての階位は第四階位の「祭位(フェス)」。それも優秀な生徒を育てたことが評価されてのもので、ライネスの見立てでは彼自身の純粋な魔術の腕前は第五階位の「開位」の下位レベル。自身は魔術師としてどうしようもないほど平均的で凡庸だが、他人の埋もれた才能を見抜き、鍛え上げることにかけては時計塔随一。ゆえに彼の元で学んだ魔術師の全員が大成している。
 
: 彼の講座には在学生ですら位階持ちが何人もおり、OBともなれば全員が「色位」か「典位」持ちで、うち数名は時計塔の歴史上でも数えるほどしかいない「王冠」の位階に至るのではないかとまで言われている。彼が教え子たちを集めれば時計塔の勢力図が変わる、とまで言われることも。
 
: 彼の講座には在学生ですら位階持ちが何人もおり、OBともなれば全員が「色位」か「典位」持ちで、うち数名は時計塔の歴史上でも数えるほどしかいない「王冠」の位階に至るのではないかとまで言われている。彼が教え子たちを集めれば時計塔の勢力図が変わる、とまで言われることも。
 
: もっとも、彼にそんな野心などはなく「笑い話にもならん。いまだ四階級どまりのこの私が、何で他人の面倒を見てやらなきゃいかんのだ」といった感じで教え子たちとは必要以上に関わりたくもないらしい。
 
: もっとも、彼にそんな野心などはなく「笑い話にもならん。いまだ四階級どまりのこの私が、何で他人の面倒を見てやらなきゃいかんのだ」といった感じで教え子たちとは必要以上に関わりたくもないらしい。
: また、才能以外にも魔術そのものの構造を見抜くことも得意としており、他家の秘伝の魔術であっても場合によっては見ただけで術理や構造を把握してしまうことが可能。これを用いて「他家が特許を取っていない魔術理論を自分名義で特許申請する」という報復<ref group="注">特許を申請した場合には他人が使った場合に使用料を取れる代わりに術式を公開する義務があるため、魔術師一族にとって一番重要な魔術は特許を取らないのが普通である。また、さすがに誰彼構わずそんなことをしているわけではなく、喧嘩を売ってきた魔術師に対する報復などの場合に限られている。</ref>を何度か行ったことがあり、それが「略奪公」たる所以となり一部の魔術師からは目の敵にされている。
 
 
: 常に愛用している葉巻は使い捨ての魔術礼装であり、それぞれに結界など簡易な魔術が施されているが、その事実は内弟子であるグレイすら知らない。
 
: 常に愛用している葉巻は使い捨ての魔術礼装であり、それぞれに結界など簡易な魔術が施されているが、その事実は内弟子であるグレイすら知らない。
: 移動手段として、4人乗りのスポーツクーペ(おそらく、アストンマーティン・DB7、フォグランプの存在から後期型の「ヴァンテージ」と思われる)を所有。アニメ版0話では、弟子と教え子達3人を乗せてのカーチェイスを披露した。
 
  
=== 関連 ===
 
;ホワイダニット
 
:ミステリー並びに推理要素が組み込まれている作品における三大要点の一つで、'''『Why done it=なぜやったのか?』'''という動機を表わす言葉。
 
:魔術師は魔術を行使することで常人では不可能なあらゆる状態や状況を創り出せる事から、ロード・エルメロイⅡ世が『解体』を執り行う際に最も着眼点としている事柄。
 
 
==バリエーション==
 
 
=== キャスター ===
 
=== キャスター ===
  
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: この世界でも10年前行われた亜種の聖杯戦争の一つに参戦、朽ちかけたマントの切れ端を触媒として征服王を召喚している。
 
: この世界でも10年前行われた亜種の聖杯戦争の一つに参戦、朽ちかけたマントの切れ端を触媒として征服王を召喚している。
 
; [[Fate/strange Fake]]
 
; [[Fate/strange Fake]]
: [[フラット・エスカルドス|フラット]]にゲームの懸賞品を渡す。これはフラットの勘違いにより召喚触媒として使用された。その後フラットを通し現地の異変を知り、安楽椅子探偵として活動を開始する。
+
: [[フラット・エスカルドス|フラット]]にゲームの懸賞品を渡す。これはフラットの勘違いにより召喚触媒として使用された。
 
; [[Fate/Labyrinth]]
 
; [[Fate/Labyrinth]]
 
: 亜種聖杯戦争の調査のためにグレイを伴って迷宮に赴いていた。
 
: 亜種聖杯戦争の調査のためにグレイを伴って迷宮に赴いていた。
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; [[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]
 
; [[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]
 
: 主人公にしてタイトル・ロール。内弟子グレイをワトスン役に、さながら探偵のごとく魔術がらみの謎を解き明かす。
 
: 主人公にしてタイトル・ロール。内弟子グレイをワトスン役に、さながら探偵のごとく魔術がらみの謎を解き明かす。
; [[ロード・エルメロイⅡ世の冒険]]
 
: 引き続き主人公として登場。
 
  
 
===Fate関連作品===
 
===Fate関連作品===
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: London☆STARの名前でボイスチャットの向こう側にだけ登場。
 
: London☆STARの名前でボイスチャットの向こう側にだけ登場。
 
: [[氷室鐘]]の「英雄史大戦」の指南役を務め、統一性も無く使い辛いカードたちを、高度なプレイングテクニックで駆使して見せた。
 
: [[氷室鐘]]の「英雄史大戦」の指南役を務め、統一性も無く使い辛いカードたちを、高度なプレイングテクニックで駆使して見せた。
: 単行本6巻特典の『MINIMUM material』では[[沙条綾香 (氷室の天地)|沙条綾香]]の魔術の師であることが明かされている。
+
: 単行本6巻特典の『MINIMUM material』では[[沙条綾香]]の魔術の師であることが明かされている。
; [[Fate/Grand Order フロム ロストベルト]]
 
: 26話にて、[[デイビット・ゼム・ヴォイド]]の記憶の中の人物として少しだけ登場。
 
 
 
 
===その他===
 
===その他===
; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画|TMitter2015]]
+
; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画‎|TMitter2015]]
 
: 闇のカプさばの調査を依頼され、日本へと向かう。
 
: 闇のカプさばの調査を依頼され、日本へと向かう。
 
: だが、何故か登場人物のうちで唯一カプさばについて何も知らない。
 
: だが、何故か登場人物のうちで唯一カプさばについて何も知らない。
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: ウェイバーと共演。イスカンダルの大戦略Tシャツを買い取ろうとしたりと、かなり残念な成長を遂げている。
 
: ウェイバーと共演。イスカンダルの大戦略Tシャツを買い取ろうとしたりと、かなり残念な成長を遂げている。
 
: [[アレキサンダー]]と師弟関係を築いており、ウェイバーとイスカンダルを見て自分たちの別の在り方に思いを馳せる場面もある。
 
: [[アレキサンダー]]と師弟関係を築いており、ウェイバーとイスカンダルを見て自分たちの別の在り方に思いを馳せる場面もある。
; [[ALL AROUND TYPE-MOON|ALL AROUND TYPE-MOON ~アーネンエルベの一日~]]
+
; [[アーネンエルベの一日]]
 
: 謎の観光客として登場。自己紹介はCDの終盤にて(ただし実際は本名のウェイバー・ベルベットを名乗っている)。
 
: 謎の観光客として登場。自己紹介はCDの終盤にて(ただし実際は本名のウェイバー・ベルベットを名乗っている)。
 
: 開店から閉店までテーブルについていたのに注文はいっこうに取りに来ず、[[メドゥーサ|五次のライダー]]をはじめ様々な女性陣に絡まれた挙句、精神的・経済的な意味で深刻な被害を蒙る。
 
: 開店から閉店までテーブルについていたのに注文はいっこうに取りに来ず、[[メドゥーサ|五次のライダー]]をはじめ様々な女性陣に絡まれた挙句、精神的・経済的な意味で深刻な被害を蒙る。
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: 後見を引き受けた学生。
 
: 後見を引き受けた学生。
 
: 『Character material』では「いっさい魔術の指導をしない」と断言していたが、『TYPE-MOON Fes.』パンフレットの一問一答コーナーによれば結局はエルメロイ教室に所属することとなった模様。
 
: 『Character material』では「いっさい魔術の指導をしない」と断言していたが、『TYPE-MOON Fes.』パンフレットの一問一答コーナーによれば結局はエルメロイ教室に所属することとなった模様。
: 「日本人ならゲームにも詳しいだろう」と初対面でゲームの話を振ったら反応がなかったので思わずFワードを口走ってしまった<ref group="注">『氷室の天地』では英雄史大戦のキャラバンに代理参加させた化野菱理を通して、彼女が大会に参加していることを知っていたのであながち勝手な想像というわけでもなくなった。</ref>。
 
  
 
; [[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]
 
; [[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]
: 剥離城アドラでの事件におけるひと悶着を経て、なぜか<ruby><rb>指導役</rb><rt>チューター</rt></ruby>として指名される。
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: 剥離城アドラでの事件におけるひと悶着を経てなぜか<RUBY><RB>指導役</RB><RT>チューター</RT></RUBY>として指名される。
: その後、聴講生を経て、正式に教室に所属。教室参加の際に彼女が支払った「授業料」は、彼にとって非常に大きな助けとなった。
 
  
 
; [[フラット・エスカルドス]]
 
; [[フラット・エスカルドス]]
 
: 『Fate/strange Fake』の時点では最古参の弟子にあたる。
 
: 『Fate/strange Fake』の時点では最古参の弟子にあたる。
: 非常に稀有な資質を持つが故に居場所の少ない身の上ながら、一般社会人としても魔術師としても常識外れにユルい彼に対し、やや肉体言語寄りの厳しい指導を喰らわせている。
+
: 非常に稀有な資質を持ちながらも、一般社会人としても魔術師としても常識外れにユルい彼に対し、やや肉体言語寄りの厳しい指導を喰らわせている。
: とはいえ決して彼を見捨てようとはせず、そのためフラットには慕われている。
+
: しかし厳しい指導をしつつも決して彼を見捨てようとはせず、そのためかフラットには慕われている。
  
 
; [[スヴィン・グラシュエート]]
 
; [[スヴィン・グラシュエート]]
 
: 『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 case.剥離城アドラ』の時点ではフラットと1ヶ月の差で最古参。『case.魔眼蒐集列車』の直前に「典位」へ昇格し、エルメロイ教室を卒業する。
 
: 『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 case.剥離城アドラ』の時点ではフラットと1ヶ月の差で最古参。『case.魔眼蒐集列車』の直前に「典位」へ昇格し、エルメロイ教室を卒業する。
: フラット同様の天才児にして同等の問題児でもあり、グレイとのこともあって扱いに頭を痛めている。
+
: フラット同様の天才児だが、同じくらい問題児でもあり、グレイとのこともあって扱いに頭を痛めている。
  
 
; [[沙条綾香 (氷室の天地)|沙条綾香]]
 
; [[沙条綾香 (氷室の天地)|沙条綾香]]
: 『氷室の天地』世界では弟子。彼女の中のフォーマルクラフトの素質を見抜いていたが、まずは現在習得しているウィッチクラフトをものにした上で乗り換えさせるべく指導したところ、アドバイスが的確すぎて予想を上回る勢いでウィッチクラフトに習熟し、立派な森ガール系魔女となってしまった。
+
: 『氷室の天地』世界では弟子。彼女の中のフォーマルクラフトの素質を見抜いていたが、まずは現在習得しているウィッチクラフトをものにした上で乗り換えさせるべく指導したところ、アドバイスが的確すぎて予想以上にウィッチクラフトの腕前が上がり、立派な森ガール系魔女となってしまった。
  
 
; [[グレイ]]
 
; [[グレイ]]
 
: とある霊園より見出した少女。内弟子として公私にわたるサポートをしているが、師匠の私生活がだらしないことには呆れ気味。
 
: とある霊園より見出した少女。内弟子として公私にわたるサポートをしているが、師匠の私生活がだらしないことには呆れ気味。
 
: 普段は灰色のフードを目深にかぶって顔を隠すように言いつけている。
 
: 普段は灰色のフードを目深にかぶって顔を隠すように言いつけている。
 
;[[イヴェット・L・レーマン]]
 
:魔眼の大家であるレーマン家の息女。中立主義のメルアステア派から差し向けられたスパイであることを公言しており、大っぴらに愛人志望などと触れ回るため教育者としては頭が痛い。
 
:時にはⅡ世の自宅アパートへ押しかけるなどの行動に出ることもあるが、抜け駆け防止の探知網を張り巡らせている他の学生たちに阻まれて大騒ぎになり、全員まとめて追い散らされるのが常であるらしい。
 
  
 
;[[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|カウレス・フォルヴェッジ/カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア]]
 
;[[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|カウレス・フォルヴェッジ/カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア]]
 
:『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 case.魔眼蒐集列車』よりエルメロイ教室に加わる。
 
:『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 case.魔眼蒐集列車』よりエルメロイ教室に加わる。
:天才だったが魔術師としての道を放棄した姉に代わって魔術刻印を継ぎ、時計塔へ入学した。自他ともに魔術の才能は低いものと認識していたが、適性を見抜いたエルメロイⅡ世の指導により召喚術から[[フランケンシュタイン|電気を用いた魔術]]に乗り換えた途端、めきめきと才覚を伸ばしつつある。
+
:天才だったが魔術師としての道を放棄した姉に代わって魔術刻印を継ぎ、時計塔へ入学した。自他ともに魔術の才能は低いものと認識していたが、適性を見抜いたエルメロイⅡ世の指導により召喚術から電気を用いた魔術に乗り換えた途端、めきめきと才覚を伸ばしつつある。
:『Fate/Apocrypha』に登場した彼と同じ人物だが、この世界ではユグドミレニアに属していない。しかし、あちらの世界でも後に(監視の付いた人質のような形ながら)時計塔に入学し、エルメロイ教室で指導を受けることとなる。
+
:『Fate/Apocrypha』に登場した彼と同じ人物だが、この世界ではユグドミレニアに属していない。なお、あちらの世界でも後に(監視の付いた人質のような形ながら)時計塔に入学し、エルメロイ教室で指導を受けることとなる。
  
; [[ヴェルナー・シザームンド]]
+
; ヴェルナー・シザームンド
: 「蝶魔術の後継者」と呼ばれる。「色位」か「典位」持ち。[[Fate/strange Fake]]で色位持ちであることが判明した。
+
: 「蝶魔術の後継者」と呼ばれる。「色位」か「典位」持ち。
 
: 下記のオルロックの後継者であろうか。
 
: 下記のオルロックの後継者であろうか。
  
; [[ローランド・ベルジンスキー]]、[[オルグ・ラム]]、[[ラディア・ペンテル]]、[[ナジカ・ペンテル]]、[[フェズグラム・ヴォル・センベルン]]
+
; ローランド・ペルジンスキー、オルグ・ラム、ラディア・ペンテル、ナジカ・ペンテル、フェズグラム・ヴォル・センベルン
 
: ペンテル姉妹は双子ならではの絶妙な魔力同調によって弟子の中でもフラット、スヴィンに次ぐ高弟と目されている。その一方エキセントリックな性格でエルメロイⅡ世を困らせてもいる。
 
: ペンテル姉妹は双子ならではの絶妙な魔力同調によって弟子の中でもフラット、スヴィンに次ぐ高弟と目されている。その一方エキセントリックな性格でエルメロイⅡ世を困らせてもいる。
: ベルジンスキーもペンテル姉妹と並んで時計塔で名を馳せている実力者。名前は出ていないが、事件簿などの教室内モブシーンで魔力を帯びたチャクラムをたびたび投擲しようとしている学生はオルグ・ラムだと思われる。
+
: ペルジンスキーもペンテル姉妹と並んで時計塔で名を馳せている実力者。
: 全員が、ここ数年で「色位」や「典位」を手にしている。ロードエルメロイ二世の冒険では教え子の色位は一人だけだとあるので、上記のヴェルナーが色位持ちであることから、彼らは典位であることが判明した。
+
: 全員が、ここ数年で「色位」や「典位」を手にしている。
 
: 『Fate/Apocrypha』に登場した「赤」のメンバーの親族。
 
: 『Fate/Apocrypha』に登場した「赤」のメンバーの親族。
  
;[[メアリ・リル・ファーゴ]]
+
;イヴェット・L・レーマン
:元教え子。『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』の時点では教室には所属していない。
+
:魔眼の大家であるレーマン家の息女。中立主義のメルアステア派から差し向けられたスパイであることを公言しており、大っぴらに愛人志望などと触れ回るため教育者としては頭が痛い。
:「天体ですら永遠ではない」と彼女に教えた事が、彼女の人生にとっての決定的な転機となった。
 
  
 
===魔術協会関係者===
 
===魔術協会関係者===
 
; [[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]
 
; [[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]
: かつての師匠であり、『Fate/Zero』で敵対関係にあったマスター。
+
: かつての師匠であり、『Fate/Zero』で敵対したマスター。
 
: ロード・エルメロイの名を継いでからはその才能を素直に評価し、無為にこの世から失われたことを惜しんでいる。
 
: ロード・エルメロイの名を継いでからはその才能を素直に評価し、無為にこの世から失われたことを惜しんでいる。
 
: [[TYPE-MOON エイプリルフール企画|2015年のエイプリルフールイベント]]では十年来の因縁に一つの結末を見ることになった。
 
: [[TYPE-MOON エイプリルフール企画|2015年のエイプリルフールイベント]]では十年来の因縁に一つの結末を見ることになった。
184行目: 149行目:
 
; [[ブラム・ヌァザレ・ソフィアリ]]
 
; [[ブラム・ヌァザレ・ソフィアリ]]
 
: 同僚。非常にプライドが高く、ベルフェバンに噛みつくこともあり、双方の取りなしを担当する事も。
 
: 同僚。非常にプライドが高く、ベルフェバンに噛みつくこともあり、双方の取りなしを担当する事も。
: 『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』では「時計塔で一番抱かれたい男ランキング」で負けたために一方的に逆恨みされている。
 
  
 
; [[獅子劫界離]]
 
; [[獅子劫界離]]
 
: フリーランスの死霊魔術師。本来の依頼人であるベルフェバン老が一向に近代的な通信手段を導入しないため、代理の窓口として携帯電話による簡易報告などを受け付けていた。<br>その誼でなのか、事件の終結後にとある礼装を託される。
 
: フリーランスの死霊魔術師。本来の依頼人であるベルフェバン老が一向に近代的な通信手段を導入しないため、代理の窓口として携帯電話による簡易報告などを受け付けていた。<br>その誼でなのか、事件の終結後にとある礼装を託される。
:正史の世界線である『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿(アニメ版)』ではコドリントン工房の事件の際に顔を合わせ、その後もたびたび関わりを持つ。
 
  
 
; [[オルロック・シザームンド]]
 
; [[オルロック・シザームンド]]
: <ruby><rb>蝶魔術</rb><rt>パビリオ・マギア</rt></ruby>の大家たる老魔術師。剥離城アドラにて最期を看取る。
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: <RUBY><RB>蝶魔術</RB><RT>パビリオ・マギア</RT></RUBY>の大家たる老魔術師。剥離城アドラにて最期を看取る。
 
: 後年には彼の後継者らしき魔術師の指導にも携わっている。
 
: 後年には彼の後継者らしき魔術師の指導にも携わっている。
  
 
;[[化野菱理]]
 
;[[化野菱理]]
 
:時計塔法政科に所属する魔術師。剥離城アドラの事件以降、なにかとマークされている。
 
:時計塔法政科に所属する魔術師。剥離城アドラの事件以降、なにかとマークされている。
:事件解決で関わる事も多く、主に真相を巡って敵対する事が多いが場合によっては協力する腐れ縁のような関係。
 
  
 
;[[アトラム・ガリアスタ]]
 
;[[アトラム・ガリアスタ]]
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:エルメロイⅡ世にしてみれば切望していた第五次聖杯戦争への時計塔からの参戦枠を横から奪った人物ではあるが、向こうからは何故か妙に気に入られており、たびたびノーリッジの研究室に押しかけてきては戦利品の自慢などをしていくようになった。
 
:エルメロイⅡ世にしてみれば切望していた第五次聖杯戦争への時計塔からの参戦枠を横から奪った人物ではあるが、向こうからは何故か妙に気に入られており、たびたびノーリッジの研究室に押しかけてきては戦利品の自慢などをしていくようになった。
  
;[[メルヴィン・ウェインズ]]
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;メルヴィン・ウェインズ
:三大貴族の一角、トランベリオの分家の出である調律師。時計塔における古くからの友人で、かつて第四次聖杯戦争に参戦するため日本へと旅立つウェイバーに飛行機のチケットを用立てたのも彼であるらしい。ウェイバーがロード・エルメロイⅡ世の名で世に知られるようになって以降もなお、頑として本来の名前を呼び続ける数少ない人物。
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:三大貴族の分家の出である調律師。時計塔における古くからの友人で、かつて第四次聖杯戦争に参戦するため日本へと旅立つウェイバーに飛行機のチケットを用立てたのも彼であるらしい。ウェイバーがロード・エルメロイⅡ世の名で世に知られるようになって以降もなお、頑として本来の名前を呼び続ける数少ない人物。
 
:ただし自称『親友』ではあるが必ずしも『味方』ではなく、ウェイバーの難儀するさまを傍から堪能したがる悪質な愉快犯の面も持つ。
 
:ただし自称『親友』ではあるが必ずしも『味方』ではなく、ウェイバーの難儀するさまを傍から堪能したがる悪質な愉快犯の面も持つ。
 
;[[ドクター・ハートレス]]
 
:先代の現代魔術科学部長。明確に相対したのは魔眼蒐集列車事件の際からではあるが、向こうからはそれ以前より目をつけられていた可能性がある。
 
:ある意味では鏡合わせのごとき対称性を持つ、相容れぬ敵。
 
 
;[[フェイカー (ロード・エルメロイⅡ世の事件簿)|フェイカー]]
 
:ハートレスの召喚したサーヴァント。
 
:かつて仕えていた敬愛する王を召喚しサーヴァントとして使役したこと、憎むべきディアドコイの面々と同じように王の軍勢に加わりたがっていることからロード・エルメロイⅡ世をとことん毛嫌いし、敵視している。
 
 
;[[バルザーン]]
 
:アニメ版『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』第1話にて、まだロードを襲名する前にバビロンで出会った魔術師。
 
:トラブルに巻き込まれた際彼がイスカンダルの遺跡を発掘しようとしていたと知り、完膚なきまでに叩きのめすことを決意した。
 
 
;[[グルドア・ダヴェナント]]
 
:アニメ版『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』第3話で関わりを持った動物科の魔術師。
 
:行きつけの喫茶店を臨時休業に追い込まれたことを皮切りに調査を進め、最終的には彼の魔術と失態を暴き、法政科に拘束させた。
 
 
;[[ウィルズ・ペラム・コドリントン]]
 
:アニメ版『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』第4話にて、マーベリー工房に関する依頼を受けた降霊科の一級講師。
 
:教室を立ち上げた頃からの友人である。
 
 
;[[ディンベルグ卿]]
 
:『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』のドラマCDで言及されたかつての全体基礎科の重鎮だった魔術師。
 
:息子のレイノルドをフォークランド紛争で亡くした事から、客員講師として依頼された際にも快く引き受けてくれて、生徒達も子供のように可愛がってくれたとのこと。
 
:その縁から彼の死亡時には遺言執行人に指名されていた。
 
  
 
===その他===
 
===その他===
240行目: 177行目:
 
; [[衛宮士郎]]
 
; [[衛宮士郎]]
 
: 『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』後日談にて、魔術を学びながらも魔術師とは異なる在り方に気がつき、言葉を交わした。
 
: 『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』後日談にて、魔術を学びながらも魔術師とは異なる在り方に気がつき、言葉を交わした。
 
;[[アルトリア・ペンドラゴン]]
 
: 第四次聖杯戦争で対峙したことのある剣の英霊。第四次当時、対大海魔の共同戦線を張った際などは普通に会話することもあったが、現在ではいわゆる「セイバー顔」を見たとたん悲鳴を上げるレベルに怖がっている。
 
: ウェイバーが最後に彼女の顔を見たのは、モンスターバイクで神威の車輪に追いすがり、正面から「約束された勝利の剣」をぶっ放してきたという状況なので無理もないのかもしれないが。
 
: また、ケイネスの末路についても詳しい話は知らなかったので、「師匠を殺したサーヴァント」としても悪印象を抱いている模様。
 
  
 
; [[ウェイバー・ベルベット]]
 
; [[ウェイバー・ベルベット]]
: 過去の自分自身。力量的にも性格的にも、思い返すといたたまれなくなるレベルで未熟だったあの頃。
+
: 過去の自分自身。
: 『ちびちゅき!』では同じ学園内にいても干渉する機会はそれほどないものの、初接触が「征服王の脱ぎたてTシャツを言い値で買い取ろうとする」という端から見れば不審者以外の何者でもないシチュエーションになってしまっていた。
+
:『ちびちゅき!』ではそれほど態度は悪くないが、征服王のTシャツを買い取ろうとする等端から見れば不審者のような有様である。
 
 
;[[イスカンダル]]
 
: かつて、ライダーのサーヴァントとして召喚し、契約を結んだ英霊。
 
: エルメロイⅡ世の私室、おもに眠ったりゲームをしたりする定位置であるソファの背後にはバルテミー画「ゴルディアスの結び目を断ち切るアレクサンドロス大王」の複製画が飾られている。
 
 
 
; エウメネス
 
: エルメロイⅡ世に似た人物として[[イスカンダル]]や[[フェイカー (ロード・エルメロイⅡ世の事件簿)|フェイカー]]が名前を出した。
 
: 文官出身ながら名将として知られるディアドコイの一人。
 
:アニメ版[[Fate/Zero]]の劇中で描かれた、イスカンダルの部下の中にいる黒髪長髪の男がエウメネスではないかという説があったが、『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿material』にて実際そうであることが確定した。
 
 
 
;[[アグラヴェイン]]
 
: こちらはアッドを介して出現した[[ケイ|サー・ケイ]]より「似ている」とコメントされている。
 
: おもに眉間のシワの深さと常に胃の痛そうなところであろうか。
 
 
 
;マイケル
 
: アニメ版『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』で登場したカフェレストランの店主。
 
: エルメロイⅡ世の行きつけの店であり、臨時休業した際には授業をまともに進められなくなる程気に入っている。
 
: 当然ながら魔術関連の事情は知らないため、向こうからは大学の先生だと思われている。
 
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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; 「ファック」
 
; 「ファック」
 
: ロード・エルメロイⅡ世になってから、何かと出てくるスラング。[[フラット・エスカルドス|主に一人]]が原因だが。
 
: ロード・エルメロイⅡ世になってから、何かと出てくるスラング。[[フラット・エスカルドス|主に一人]]が原因だが。
: これは'''欧米で非常に下品な言葉とされる'''、所謂「Fワード」であり、英語圏では公共の場で用いることがタブーとなっている。
+
: 流石に[[ちびちゅき!]]では伏字とされた。
: 当然他媒体でこのスラングをそのまま使うのはマズイため、作品によっては[[ちびちゅき!|伏字にされるか、]][[Fate/Grand Order|他の単語に差し替えられたこともある]]。
 
  
 
; 「魔術師同士の闘争というのがどういうものか理解しているのか?<br> 死ぬよりも悲惨な目にあった挙げ句、何を成すこともできぬまま惨たらしく殺されるかもしれんのだぞ?」
 
; 「魔術師同士の闘争というのがどういうものか理解しているのか?<br> 死ぬよりも悲惨な目にあった挙げ句、何を成すこともできぬまま惨たらしく殺されるかもしれんのだぞ?」
 
: 聖杯とか超カッコイイ、見てみたいなどと非常に軽い気持ちで聖杯戦争に挑もうとする教え子、フラットへの苦言。
 
: 聖杯とか超カッコイイ、見てみたいなどと非常に軽い気持ちで聖杯戦争に挑もうとする教え子、フラットへの苦言。
: '''第四次に参戦した自分以外のマスターはそのほぼ全員が「そういう死に方」をした'''のだと、今の彼は知っている。
+
: 第四次に参戦した自分以外のマスターはほとんどが「そういう死に方」をしたのだと、今の彼は知っている。
  
 
; 「死ね! 一生卒業出来ないまま、死ね!」
 
; 「死ね! 一生卒業出来ないまま、死ね!」
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; 「しかし、私が言えた義理ではないが、個人宛の荷物を他人に届けさせるというシステムも考えものだな。<br> 別段重要なものでもなんでもないが」
 
; 「しかし、私が言えた義理ではないが、個人宛の荷物を他人に届けさせるというシステムも考えものだな。<br> 別段重要なものでもなんでもないが」
 
: 自分宛のゲーム会社からの小包をフラットが勝手に透視して欲しがった件に関するコメントだが、確かに全くもって'''「お前が言うな」'''である。
 
: 自分宛のゲーム会社からの小包をフラットが勝手に透視して欲しがった件に関するコメントだが、確かに全くもって'''「お前が言うな」'''である。
: はからずも、「"ロード・エルメロイ"への届け物を横から頂いて聖杯戦争に飛び出す」という展開を師弟2代で見事に天丼してしまったことを、このときの彼はまだ知らなかった。
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: はからずも、「"ロード・エルメロイ"への届け物を横から頂いて聖杯戦争に飛び出す」という展開を師弟2代で見事に天丼してしまったことを彼はまだ知らない。
  
 
===Fate/Apocrypha===
 
===Fate/Apocrypha===
307行目: 220行目:
 
: 聖杯戦争を共に駆け抜けた友との思い出はいつまでも色褪せない。
 
: 聖杯戦争を共に駆け抜けた友との思い出はいつまでも色褪せない。
  
; 《失礼、<ruby><rb>お互い</rb><rt>’’’</rt></ruby>サーヴァントには苦労させられるな》
+
; 《失礼、<RUBY><RB>お互い</RB><RT>’’’</RT></RUBY>サーヴァントには苦労させられるな》
 
: ベルフェバン老の代理に獅子劫と連絡を取っていたら何故か戦闘時でもないのに実体化している赤いサーヴァントに電話越しで恫喝された。
 
: ベルフェバン老の代理に獅子劫と連絡を取っていたら何故か戦闘時でもないのに実体化している赤いサーヴァントに電話越しで恫喝された。
 
: 自分がサーヴァントの勝手を許していることが魔術協会に知られたらと気が気でない獅子劫は不自然な強調部分に気付かずスルーしたが、確実に何かの点で同類扱いされていることを彼はまだ知らない。
 
: 自分がサーヴァントの勝手を許していることが魔術協会に知られたらと気が気でない獅子劫は不自然な強調部分に気付かずスルーしたが、確実に何かの点で同類扱いされていることを彼はまだ知らない。
  
 
===ロード・エルメロイⅡ世の事件簿===
 
===ロード・エルメロイⅡ世の事件簿===
; 「だいたい、何かを救って得られる満足感など、脳の誤認でしかない。<br> 誰かを助けても自分が救われるわけじゃないし、自分が助けたと思っても本当に相手が救われたかどうかなんてしれたものじゃない。<br> 誤解で勘違いですれ違いで思い違いで、ひたすら滑稽なだけの繰り返しが、私たちが生きている世界だよ」<br>「それでも、私たちはその誤認の世界で生きている」<br>「誤認こそが我々だ。誤解こそが我々の世界だ。<br> 私たちが触れられるのは多種多様な事実であって、たったひとつの真実じゃない。<bR> どれだけの賢者がどれだけの歳月を捧げても、そこに辿り着いたりはしない。<br> いや、本来の魔術師とはそれを拒否し続ける生物なのかもしれないが」<br>「それを忘れて、無闇に真実だけを求めようとするならば――レディ、それこそ本当に<ruby><rb>最悪</rb><rt>’’</rt></ruby>なのだと覚えておきたまえ」
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; 「だいたい、何かを救って得られる満足感など、脳の誤認でしかない。<br> 誰かを助けても自分が救われるわけじゃないし、自分が助けたと思っても本当に相手が救われたかどうかなんてしれたものじゃない。<br> 誤解で勘違いですれ違いで思い違いで、ひたすら滑稽なだけの繰り返しが、私たちが生きている世界だよ」<br>「それでも、私たちはその誤認の世界で生きている」<br>「誤認こそが我々だ。誤解こそが我々の世界だ。<br> 私たちが触れられるのは多種多様な事実であって、たったひとつの真実じゃない。<bR> どれだけの賢者がどれだけの歳月を捧げても、そこに辿り着いたりはしない。<br> いや、本来の魔術師とはそれを拒否し続ける生物なのかもしれないが」<br>「それを忘れて、無闇に真実だけを求めようとするならば――レディ、それこそ本当に<RUBY><RB>最悪</RB><RT>’’</RT></RUBY>なのだと覚えておきたまえ」
 
: 死んだ野良猫を埋葬した際、グレイからの質問に答えた言葉。自虐と諦観とツンデレが同居するあまりに、自らも属するはずの魔術師という生き方さえも否定してしまっている、このスピンオフにおけるロード・エルメロイⅡ世という人物を象徴するような台詞。
 
: 死んだ野良猫を埋葬した際、グレイからの質問に答えた言葉。自虐と諦観とツンデレが同居するあまりに、自らも属するはずの魔術師という生き方さえも否定してしまっている、このスピンオフにおけるロード・エルメロイⅡ世という人物を象徴するような台詞。
  
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: [[ハイネ・イスタリ]]から「ロード・エルメロイ」と呼びかけられて。<br>『Apocrypha』1巻でのベルフェバンとのやり取りと同じような台詞なのだが相手に他意がないからか、もしくは親しくはないからか、随分と丁寧な仕様になっている。
 
: [[ハイネ・イスタリ]]から「ロード・エルメロイ」と呼びかけられて。<br>『Apocrypha』1巻でのベルフェバンとのやり取りと同じような台詞なのだが相手に他意がないからか、もしくは親しくはないからか、随分と丁寧な仕様になっている。
  
; 「ケイネス師を殺したのは私じゃない。とある<ruby><rb>剣の英霊</rb><rt>セイバー</rt></ruby>とそのマスターだ。<br> 私はケイネス師の死に様を見てもいない。――だけどね、後から知ったとき、やはり悲しかったよ」<br>「あれほどの才が無為に失われたことも、あの人の見ていた景色を結局私には一度も共有できなかったことも、ただただ悲しかった。<br> それだけだ、気の利いた物言いが出来なくてすまないな」
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; 「ケイネス師を殺したのは私じゃない。とある<RUBY><RB>剣の英霊</RB><RT>セイバー</RT></RUBY>とそのマスターだ。<br> 私はケイネス師の死に様を見てもいない。――だけどね、後から知ったとき、やはり悲しかったよ」<br>「あれほどの才が無為に失われたことも、あの人の見ていた景色を結局私には一度も共有できなかったことも、ただただ悲しかった。<br> それだけだ、気の利いた物言いが出来なくてすまないな」
 
: ルヴィアから「ケイネスが死んだときどう思ったか」と問われて。実際、死に様どころか第四次聖杯戦争が大惨事のうちに幕を下ろした翌朝ですらケイネス一行の安否を把握していなかったわけなのだが。<br>かつては青臭い劣等感と敵愾心ばかりを抱いていた師への、その年齢を超えた今となってようやく認めることのできた尊敬と哀惜。
 
: ルヴィアから「ケイネスが死んだときどう思ったか」と問われて。実際、死に様どころか第四次聖杯戦争が大惨事のうちに幕を下ろした翌朝ですらケイネス一行の安否を把握していなかったわけなのだが。<br>かつては青臭い劣等感と敵愾心ばかりを抱いていた師への、その年齢を超えた今となってようやく認めることのできた尊敬と哀惜。
  
; 「<ruby><rb>ボク</rb><rt>’’</rt></ruby>は、もう十分な栄誉を受けたんだよ」<br>「その栄誉は後払いでもらったものだ」<br>「だから、<ruby><rb>ボク</rb><rt>’’</rt></ruby>はその栄誉にふさわしい人物にならねばならない。<br> 順序が逆になってしまったけれど、あなたの見る目は間違えてなかったのだと証明しなければならない」<br>「……生きろ、だとさ」<br>「見届けて、生き存えて、語り継げだと。本当に我が儘で滅茶苦茶だろうが。<br> そもそもあいつのせいで死にかかったってのに、ギリギリでそんなものを押しつけてくるなというんだ。<br> 後の<ruby><rb>私</rb><rt></rt></ruby>がどれだけ困ったと思っている。それこそ一晩中文句を言っても言い足りないぞ、あの馬鹿」<br>「私は自分のしたいことも、自分のできることも分かっている」<br>「どうだ、幸せな人生だろう。それをお前なんかに指図されてたまるか」
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; 「<RUBY><RB>ボク</RB><RT>’’</RT></RUBY>は、もう十分な栄誉を受けたんだよ」<br>「その栄誉は後払いでもらったものだ」<br>「だから、<RUBY><RB>ボク</RB><RT>’’</RT></RUBY>はその栄誉にふさわしい人物にならねばならない。<br> 順序が逆になってしまったけれど、あなたの見る目は間違えてなかったのだと証明しなければならない」<br>「……生きろ、だとさ」<br>「見届けて、生き存えて、語り継げだと。本当に我が儘で滅茶苦茶だろうが。<br> そもそもあいつのせいで死にかかったってのに、ギリギリでそんなものを押しつけてくるなというんだ。<br> 後の<RUBY><RB>私</RB><RT></RT></RUBY>がどれだけ困ったと思っている。それこそ一晩中文句を言っても言い足りないぞ、あの馬鹿」<br>「私は自分のしたいことも、自分のできることも分かっている」<br>「どうだ、幸せな人生だろう。それをお前なんかに指図されてたまるか」
 
: アッシュボーンの怪物の<歌>を受け、精神世界に捕らわれたエルメロイⅡ世は人の心を抉り、蝕んで死に至らしめる呪いに対し「勘違いだ」と告げる。<br>彼の魂に刻みつけられた唯一の王からの言葉は、数多くの魔術師たちをも毒牙に掛けた呪いすらも跳ね除けた。
 
: アッシュボーンの怪物の<歌>を受け、精神世界に捕らわれたエルメロイⅡ世は人の心を抉り、蝕んで死に至らしめる呪いに対し「勘違いだ」と告げる。<br>彼の魂に刻みつけられた唯一の王からの言葉は、数多くの魔術師たちをも毒牙に掛けた呪いすらも跳ね除けた。
 
; 「……そういう法政科的な考えは、私の好まないところだが」
 
: 義妹から子作りの提案を受けて盛大に噴き出した時の言葉。<br>魔術師ならば政略結婚は当たり前なのだが、一般人の価値観を持つ彼にとっては質の悪い冗談である。<br>そしてその、一般人の価値観を捨てきれない甘っちょろさを義妹はからかっている。
 
 
; 「一つだけ注意しておこうミスター」<br>「聖杯戦争を、なめない方がいい」
 
: 第五次聖杯戦争への協会参加枠を持っていったアトラム・ガリアスタへの忠告。あまりに月並みな言い方であったせいか、その忠告は完全に空振りしてしまったが…
 
 
;「君がいないと死ぬ」
 
:自身が危険な地へと赴く際、グレイに向けて度々口にする台詞。聞き手によってはまるで殺し文句の様だが、本人はこれを素で言っている。二世はライネスや他の人物にも似た様な事をしている節があるので、イスカンダルの「天然の人たらし」の性質は彼にも受け継がれているのかもしれない。
 
 
;「貴様は、貴様は! 毎度 毎度 才能にあかせて好き放題!」<br>「お前みたいな才能が あの頃の<ruby><rb>ボク</rb><rt>・・</rt></ruby>にあったら……っ!」<br>「ボクだってなァっ!」
 
:アニメ版放送3話(通算4話目)。お馴染み教室名物、[[フラット・エスカルドス|天才馬鹿]]の暴走によって、件の馬鹿生徒に奥義のアイアンクローが炸裂。しかし、かねてよりの不遇により虫の居所が悪かった先生は思いっきり暴走し、素の感情が漏れ出てしまい、ついには涙ながらの魂の叫びまで飛び出した。この先生が、かつての「彼」である事を如実に語る一場面。ただ、ある意味では、彼が馬鹿弟子に対して何の腹蔵もなく本気でぶつかっている証左であり、ゆえに先生は馬鹿生徒から心より慕われているのだった。
 
:直後に慌てて落ち着きを取り戻して授業を仕切りなおすものの、[[グレイ|内弟子]]には心配されるわ[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト|押しかけ生徒]]には呆れられるわと、けっこう散々だったりする。
 
  
 
===氷室の天地 Fate/school life===
 
===氷室の天地 Fate/school life===
347行目: 247行目:
 
; 「君らは特殊なバカなのか?」
 
; 「君らは特殊なバカなのか?」
 
: 「英雄史大戦」のレクチャーを行った時の言葉を沙条綾香が訳したもの。戦術やデッキ構築にばかり気を取られ、肝心のプレイングテクニックを軽視していた氷室達はグゥの音も出せなかった。
 
: 「英雄史大戦」のレクチャーを行った時の言葉を沙条綾香が訳したもの。戦術やデッキ構築にばかり気を取られ、肝心のプレイングテクニックを軽視していた氷室達はグゥの音も出せなかった。
: かく言うこの男自身にも、ベクトルこそ違えど思いっ切り当てはまってしまうというブーメランが他の作品で発覚したのは、どういうブラックユーモアなのだろうか…。
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: かく言うこの男にも、ベクトルこそ違えど思いっ切り該当するという事実が他の作品で判明したのは、どういうブラックユーモアなのだろうか…。
  
 
===アーネンエルベの一日===
 
===アーネンエルベの一日===
369行目: 269行目:
  
 
; 「ん? ああ、君たちの中で誰が一番魅力的か、という話か。<br> さて、一日同席した程度の私には判らない話だが、君たちは三人で談笑していた時が、最も輝いていたように思うがね」<br>「それでは少し禍根を残す感想を。<br> 強いて言うなら、アルクェイド・ブリュンスタッドは淑女らしさを、セイバー嬢は自由奔放さを、<br> 両儀くんは素直さを付け足せば、文句の無いアイドルではないかと。<br> これはまあ、お世辞ではなく、正直なボクの意見だぜ」
 
; 「ん? ああ、君たちの中で誰が一番魅力的か、という話か。<br> さて、一日同席した程度の私には判らない話だが、君たちは三人で談笑していた時が、最も輝いていたように思うがね」<br>「それでは少し禍根を残す感想を。<br> 強いて言うなら、アルクェイド・ブリュンスタッドは淑女らしさを、セイバー嬢は自由奔放さを、<br> 両儀くんは素直さを付け足せば、文句の無いアイドルではないかと。<br> これはまあ、お世辞ではなく、正直なボクの意見だぜ」
: 今日一日、無理矢理押し付けられた[[パリス]]の審判をなんとか無難に乗り切ってオチを付け、三大ヒロインとついでに[[カレン・オルテンシア|腹黒シスター]]にも感心される。
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: 今日一日、無理矢理押し付けられたパリスの審判をなんとか無難に乗り切ってオチを付け、三大ヒロインとついでに[[カレン・オルテンシア|腹黒シスター]]にも感心される。
  
; 「ああ君、領収書を頼む。『魔術協会・秋葉原支部 会議費代』で」
+
; 「ああ君、領収書を頼む。『魔術教会・秋葉原支部 会議費代』で」
 
: それはそれとして、ゴルゴン三姉妹に好き放題飲食されたお会計がすごいことになっていたのでカードで支払い、なおかつ経費で落とす大人の裏技に訴える。ハイテクとは相容れない魔術協会が秋葉原に支部を置いて何をやっているのか、あんな金額が本当に会議費で通るのか、短いセリフの中にツッコミどころが満載だが誰も指摘する者はいない。
 
: それはそれとして、ゴルゴン三姉妹に好き放題飲食されたお会計がすごいことになっていたのでカードで支払い、なおかつ経費で落とす大人の裏技に訴える。ハイテクとは相容れない魔術協会が秋葉原に支部を置いて何をやっているのか、あんな金額が本当に会議費で通るのか、短いセリフの中にツッコミどころが満載だが誰も指摘する者はいない。
: なお(当然だが)本当に秋葉原に支部がある訳ではなく、『ロード・エルメロイⅡ世の冒険』2巻において、「ここに時計塔の支部があれば」と度々ぼやいている事が明かされている。とするとこの台詞は、ただのジョークと言うより願望混じりであるのかもしれない。
 
  
 
===Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ===
 
===Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ===
382行目: 281行目:
  
 
; 『言ってみればマップ兵器だな。 同じフィールドに存在しているだけで危険な手合いだ』
 
; 『言ってみればマップ兵器だな。 同じフィールドに存在しているだけで危険な手合いだ』
: 小説版の1巻にて、[[メディア|キャスター]]のクラスカードを攻略中の凛が回想した時計塔での一場面。この世界の冬木では第四次以降の聖杯戦争が行われなくなってしまったため、サーヴァントのクラスについて知らない凛にエルメロイⅡ世が個別レクチャーしているのだが、例えがいちいちスパ○ボなのでゲームに疎い凛には余計解りにくくなっている。魔術師が魔術師に魔術師のカードのことを説明しているというのにSLGのボスユニットの話か何かに聞こえるというこの不条理感。
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: 小説版の1巻にて、[[メディア|キャスター]]のクラスカードを攻略中の凛が回想した時計塔での一場面。この世界の冬木では第四次以降の聖杯戦争が行われなくなってしまったため、サーヴァントのクラスについて知らない凛にエルメロイⅡ世が個別レクチャーしているのだが、例えがいちいちRPGやSLGだったりするのでゲームに疎い凛には余計解りにくくなっている。魔術師が魔術師に魔術師のカードのことを説明しているというのにスパロボのボスユニットの話か何かに聞こえるというこの不条理感。
  
 
===その他===
 
===その他===
393行目: 292行目:
  
 
== メモ ==
 
== メモ ==
*イスカンダルとの絆は本物で、大きく歴史が変わった平行世界でも、ウェイバーがエルメロイⅡ世として存在する限りその関係は変わらない。<br>ライネスに征服王の触媒を聖杯大戦に出さなかった理由を問われて返した答えは、「触媒の選定を任された[[ブラム・ヌァザレ・ソフィアリ|ブラム]]への配慮」と「十四騎のサーヴァントが二つのチームに分かれて競い合うという、イスカンダルの趣旨にこれ以上ないほど合った形式の聖杯戦争で、テンションが最高潮となった征服王がそのまま世界征服を成し遂げてしまう危険性」。<br>だがこれらはあくまで表向きの物で、ライネスにもすぐに見破られており、本当の理由は極めて私的な物。
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*イスカンダルとの絆は本物で、大きく歴史が変わった平行世界でもその関係は変わらない。<br>ライネスに征服王の触媒を聖杯大戦に出さなかった理由を問われて返した答えは、「触媒の選定を任された[[ブラム・ヌァザレ・ソフィアリ|ブラム]]への配慮」と「十四騎のサーヴァントが二つのチームに分かれて競い合うという、イスカンダルの趣旨にこれ以上ないほど合った形式の聖杯戦争で、テンションが最高潮となった征服王がそのまま世界征服を成し遂げてしまう危険性」。<br>だがこれらはあくまで表向きの物で、ライネスにもすぐに見破られており、本当の理由は極めて私的な物。
 
**世界各地で聖杯戦争が行われるようになった今の状況で、イスカンダルの触媒を所持していることがが周囲に知れ渡ってしまった場合、魔術師達はこぞってその触媒を手にしようとするだろう。そして触媒は「強いサーヴァント」を求める魔術師達の手から手へと渡り続け、英霊への敬意など何もない唯の「道具」として聖杯戦争が開催されるたびに利用され、使い捨てられる。<br>そんな暗い未来を防ぐためであった。<br>現在、イスカンダルの触媒の価値は世界的な聖遺物の散逸によって暴騰しており、何とアーチボルト家の負債を状況次第では7割返済する事が可能な額との事。だがやはりエルメロイⅡ世にそれを売る気など毛頭なく、「'''己の矜持'''」として今も大切に保管している。
 
**世界各地で聖杯戦争が行われるようになった今の状況で、イスカンダルの触媒を所持していることがが周囲に知れ渡ってしまった場合、魔術師達はこぞってその触媒を手にしようとするだろう。そして触媒は「強いサーヴァント」を求める魔術師達の手から手へと渡り続け、英霊への敬意など何もない唯の「道具」として聖杯戦争が開催されるたびに利用され、使い捨てられる。<br>そんな暗い未来を防ぐためであった。<br>現在、イスカンダルの触媒の価値は世界的な聖遺物の散逸によって暴騰しており、何とアーチボルト家の負債を状況次第では7割返済する事が可能な額との事。だがやはりエルメロイⅡ世にそれを売る気など毛頭なく、「'''己の矜持'''」として今も大切に保管している。
 
*『Character material』で「どの話であろうと、舞台がロンドンよりになるとちょこっと顔を出す」と書かれていた通り、時計塔が登場する作品のほとんどに出演している。
 
*『Character material』で「どの話であろうと、舞台がロンドンよりになるとちょこっと顔を出す」と書かれていた通り、時計塔が登場する作品のほとんどに出演している。
**彼の運命に働く世界の修正力的なものはよほど強固であるらしく、第四次聖杯戦争が行われていない『Apocrypha』や『プリズマ☆イリヤ』などの平行世界にあっても必ず「ロード・エルメロイの名を継いだ」「深紅のコートと長髪がトレードマークの」「ゲーム好きな」時計塔講師として登場する。<br>魔術協会の中枢に属しながらも、出自と能力の低さゆえに庶民的かつ一般人寄りの感性を持っているキャラクターが説明係として便利だからという説もあるが。
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**彼の上に働く世界の修正力的なものはよほど強固であるらしく、第四次聖杯戦争が行われていない『Apocrypha』や『プリズマ☆イリヤ』などの平行世界にあっても必ず「ロード・エルメロイの名を継いだ」「深紅のコートと長髪がトレードマークの」「ゲーム好きな」時計塔講師として登場する。<br>魔術協会の中枢に属しながらも、出自と能力の低さゆえに庶民的かつ一般人寄りの感性を持っているキャラクターが説明係として便利だからという説もあるが。
***挙句、『月姫』寄りの世界である『[[MELTY BLOOD: TYPE LUMINA]]』の蒼崎青子EDでも「時計塔の二世」と彼を思わせる人物が言及されている。英霊召喚が存在しない世界でもロードになっているのだろうか。
 
 
**実は彼(及びケイネス)の物語において'''「冬木の第四次聖杯戦争」でなければならない要素'''は殆ど無い。<br>極端な話、どこのどんな背景でどんな面子で行われた聖杯戦争であろうと彼らは参戦でき、どんな流れでどんな結末を迎えたとしても「ウェイバーがイスカンダルを召喚する」「ケイネスが死亡して魔術刻印が失われる」「最終的にイスカンダルが敗北する」という3点さえ満たせばロード・エルメロイⅡ世は誕生しうる。
 
**実は彼(及びケイネス)の物語において'''「冬木の第四次聖杯戦争」でなければならない要素'''は殆ど無い。<br>極端な話、どこのどんな背景でどんな面子で行われた聖杯戦争であろうと彼らは参戦でき、どんな流れでどんな結末を迎えたとしても「ウェイバーがイスカンダルを召喚する」「ケイネスが死亡して魔術刻印が失われる」「最終的にイスカンダルが敗北する」という3点さえ満たせばロード・エルメロイⅡ世は誕生しうる。
 
**とはいえ、上記の条件を満たすためには、どのような形にせよ必ず「イスカンダルの触媒が手違いでウェイバーの手に渡り」、「ケイネスがその実力にも拘らず敗退(死亡)し」、「ウェイバーはイスカンダルに振り回されながらも友情を育み、最終的に彼が敗北する様な聖杯戦争から生還する」というレアカードが揃わないといけないため、この件に関する世界の意向はかなり強固である。そして主にケイネスにとって理不尽である。
 
**とはいえ、上記の条件を満たすためには、どのような形にせよ必ず「イスカンダルの触媒が手違いでウェイバーの手に渡り」、「ケイネスがその実力にも拘らず敗退(死亡)し」、「ウェイバーはイスカンダルに振り回されながらも友情を育み、最終的に彼が敗北する様な聖杯戦争から生還する」というレアカードが揃わないといけないため、この件に関する世界の意向はかなり強固である。そして主にケイネスにとって理不尽である。
**経緯は不明だがなんと聖杯戦争がない魔法使いの夜、月姫系の世界ですら存在することが示唆されている。魔法使いの夜、月姫寄りの世界である「2015年の時計塔」<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201508.html 竹箒日記2015/8/14 ]</ref>にて、「エルメロイは没落した(と橙子が回想している)」「新生代最大の出世頭と言われるエルメロイ二世が現代魔術の学部長に納まった」という描写が存在するためである。
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**経緯は不明だがなんと聖杯戦争がない魔法使いの夜、月姫系の世界ですら存在することが示唆されている。魔法使いの夜、月姫寄りの世界である「2015年の時計塔」<ref>[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201508.html 竹箒日記2015/8/14 ]</ref>にて、「エルメロイは没落した(と橙子が回想している)」「新生代最大の出世頭と言われるエルメロイ二世が現代魔術の学部長に納まった」という描写が存在するためである。
*実はCVの浪川大輔氏が演じたのは[[ウェイバー・ベルベット|ウェイバー]]ではなくこちらが先である。初出は『[[ALL AROUND TYPE-MOON|アーネンエルベの一日]]』であり、ただの一般人だと思われていた観光客の正体がエルメロイⅡ世であった、というCV初出を利用した叙述トリックが仕掛けられている。更に、作中では「ウェイバー・ベルベット」を名乗っており、それまで仄めかされてはいたが、断言はされていなかった「ロード・エルメロイⅡ世=ウェイバー・ベルベット」が初めて公式で明確にされた作品となっている。
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*実はCVの浪川大輔氏が演じたのは[[ウェイバー・ベルベット|ウェイバー]]ではなくこちらが先である。初出は『[[アーネンエルベの一日]]』であり、ただの一般人だと思われていた観光客の正体がエルメロイⅡ世であった、というCV初出を利用した叙述トリックが仕掛けられている。更に、作中では「ウェイバー・ベルベット」を名乗っており、それまで仄めかされてはいたが、断言はされていなかった「ロード・エルメロイⅡ世=ウェイバー・ベルベット」が初めて公式で明確にされた作品となっている。
**「ロード・エルメロイⅡ世」の名前自体の初出は、コミックマーケット70のTYPE-MOONブースで発売された『Character material』。この本の中で、ロード・エルメロイⅡ世は『stay night』の10年後に行われる冬木の大聖杯を解体する際に起こった争いに関与してくるキャラクターとして語られていた。その後『Fate/Zero material』にてウェイバーの後の姿であると文章で明言された。
 
 
**因みに、彼が作中で来日した理由についてははっきりと語られてはいないが、「八月中旬」、「セールスじみた雑務」、「始まってしまえば三日ほどで終わる」というワードから考えると、'''某臨海副都心で行われる某大規模イベント'''への参加と思われる(しかも出展側)。個人としての参加なのか、時計塔を代表してのものなのか、興味の尽きない所である。
 
**因みに、彼が作中で来日した理由についてははっきりと語られてはいないが、「八月中旬」、「セールスじみた雑務」、「始まってしまえば三日ほどで終わる」というワードから考えると、'''某臨海副都心で行われる某大規模イベント'''への参加と思われる(しかも出展側)。個人としての参加なのか、時計塔を代表してのものなのか、興味の尽きない所である。
 
*『事件簿』1巻にて宿泊した部屋の名前は「Mihael」。守護天使占いでは真っ先に「結婚の天使」と出るが、同時に「世代・性別を超えた強い絆」を意味する。「危険・対立の予知による防止」「豊穣、生産性の指揮天使」「人助けの父」といった特性を持つ天使。余談だが、この天使に守護されている人の適職は保育士、児童相談員、教員など、子供に愛情を注ぐ仕事。
 
*『事件簿』1巻にて宿泊した部屋の名前は「Mihael」。守護天使占いでは真っ先に「結婚の天使」と出るが、同時に「世代・性別を超えた強い絆」を意味する。「危険・対立の予知による防止」「豊穣、生産性の指揮天使」「人助けの父」といった特性を持つ天使。余談だが、この天使に守護されている人の適職は保育士、児童相談員、教員など、子供に愛情を注ぐ仕事。
*アニメ版『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-』13話ではウェイバーの魔術刻印のビジュアルが公開された。
 
**刻印の形は「純然たる四角」。 ウェイバーの家系には魔術師の歴史がないため「器」だけとなっている。本来ならウェイバーがこれから埋めていく器であり、彼とその子孫にしか埋められない器とのこと。<ref group = "出">[https://twitter.com/makoto_sanda/status/1177963868150124545 三田誠 2019年9月29日0:10 Twitter]</ref>
 
*ベルベット家は魔術師としては落ちこぼれの家系であるが、実は現実社会においては一応貴族である。そのためか、時折、育ちの良さが垣間見えるときがある。
 
 
==関連年表==
 
1975年10月 誕生。<ref group = "注">第四次聖杯戦争が1994年11月に開かれたという説に基づくと、この年になる。他の説に関しては[[Fate/Zero]]の個別ページを参照。</ref><br>
 
1990年頃 時計塔で学びながら、論文『新世紀に問う魔導の道』の構想を始める。<br>
 
1994年11月 ケイネスに自身の論文をバカにされたことがきっかけで第四次聖杯戦争に参加。<br>
 
1994年11月〜 ロンドンに帰還せずに、半年程かけてイスカンダル縁の地を旅する。ロンドンに帰還後エルメロイ教室を購入し、講師となる。<br>
 
1997年頃 エルメロイ教室を3年存続させた頃、ライネスに拉致され、ロード・エルメロイⅡ世となる。<br>
 
2000年頃 Apocryphaの世界では聖杯大戦の対応にあたっている。また、このときには既にフラットが弟子になっている。<br>
 
2003年7月 ウェールズでグレイを内弟子にする。<br>
 
2003年9月 剥離城アドラの事件を解決する。ルヴィアが聴講生となる。<br>
 
2003年10月 カウレスを弟子にする。<br>
 
2003年11月 イヴェットを弟子にする。<br>
 
2003年12月 魔眼蒐集列車の事件を解決する。<br>
 
2004年1月 グレイの故郷で起きた事件を解決する。<br>
 
2004年2月 霊墓アルビオンでドクター・ハートレスと対決。<br>
 
2005年頃 遠坂凛を弟子にする。<br>
 
2007年夏〜 ロード・エルメロイⅡ世の冒険。この間にエルゴを弟子にする。<br>
 
2009年頃 Fakeの世界では、[[法政科]]に軟禁され、偽りの聖杯戦争への介入を妨害される。<br>
 
2014年頃 聖杯解体戦争で遠坂凛と共に冬木の聖杯を解体する。
 
  
 
==話題まとめ==
 
==話題まとめ==
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
===注釈===
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<references/>
<references group = "注"/>
 
 
 
===出典===
 
<references group = "出"/>
 
 
 
== 関連商品 ==
 
<amazon>B07W131F9Q</amazon>
 
  
 
== リンク ==
 
== リンク ==
 
* [[登場人物]]
 
* [[登場人物]]
* [[魔術師]]
 
* [[時計塔]]
 
  
 
{{DEFAULTSORT:ろおと えるめろいにせい}}
 
{{DEFAULTSORT:ろおと えるめろいにせい}}
  
 
[[Category:登場人物ら行]]
 
[[Category:登場人物ら行]]
[[Category:主人公]]
 
[[Category:Fate/stay night]]
 
[[Category:Fate/Apocrypha]]
 
 
[[Category:ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]
 
[[Category:ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]
[[Category:ロード・エルメロイⅡ世の冒険]]
 
[[Category:Fate/strange Fake]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
 
[[Category:Fate/Grand Order フロム ロストベルト]]
 
 
[[Category:Fate/Labyrinth]]
 
[[Category:Fate/Labyrinth]]
[[Category:Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
+
[[Category:アーネンエルベの一日]]
[[Category:氷室の天地 Fate/school life]]
 
[[Category:ALL AROUND TYPE-MOON]]
 
 
[[Category:ちびちゅき!]]
 
[[Category:ちびちゅき!]]
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]
+
[[category:魔術師]]
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[[Category:主人公]]
 
[[Category:時計塔]]
 
[[Category:時計塔]]

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