「主人公 (EXTRA)」を編集中

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; 略歴
 
; 略歴
 
: 原因不明の記憶喪失に陥っており、自らの素性も詳しい状況も分からぬまま、命をかけた聖杯戦争の舞台に投げ出される。聖杯戦争を通じ他者と関わり合うことで、迷い悩みながらも成長していく。
 
: 原因不明の記憶喪失に陥っており、自らの素性も詳しい状況も分からぬまま、命をかけた聖杯戦争の舞台に投げ出される。聖杯戦争を通じ他者と関わり合うことで、迷い悩みながらも成長していく。
: 霊子虚構世界であるムーンセルでは夢を見ることはないとされているが、主人公はたびたび「火に包まれ焼け落ちていく、廃墟と化した都市の風景」を夢に見る。(そもそも電脳にダイブすること自体が夢と同じカテゴリであり、夢の中でさらに夢を見ることはないため)
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: 霊子虚構世界であるムーンセルでは夢を見ることはない(そもそも電脳にダイブすること自体が夢と同じカテゴリであり、夢の中でさらに夢を見ることはないため)とされているが、主人公はたびたび「火に包まれ焼け落ちていく、廃墟と化した都市の風景」を夢に見る。
 
: 正体は、NPCが何らかの故障(エラー)によって自我を獲得した存在。故に、記憶喪失ではなく、そもそも過去の記憶を持ち得ない。他のNPCと同様、聖杯戦争開始と同時に生み出された、過去の人物の「再現」である。
 
: 正体は、NPCが何らかの故障(エラー)によって自我を獲得した存在。故に、記憶喪失ではなく、そもそも過去の記憶を持ち得ない。他のNPCと同様、聖杯戦争開始と同時に生み出された、過去の人物の「再現」である。
 
: 主人公の基本となった人物は、バイオテロにより既存の医療技術では治療不可能な難病(記憶障害を引き起こし、最後には死に至る脳症)に侵され、冷凍睡眠によって数十年にわたり保存されている。
 
: 主人公の基本となった人物は、バイオテロにより既存の医療技術では治療不可能な難病(記憶障害を引き起こし、最後には死に至る脳症)に侵され、冷凍睡眠によって数十年にわたり保存されている。
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; 人物
 
; 人物
:男女ともに茶髪に茶色い瞳。男性主人公は毛先のハネたミディアムショート、女性主人公は毛先にウェーブがかかったロングヘアーの髪型。
 
 
: 記憶喪失(実際は先述の通り、過去の記憶はもとより無い)ではあるが、一個人としての名前や、社会生活を送る上で必要な一般常識等は持ち合わせている。
 
: 記憶喪失(実際は先述の通り、過去の記憶はもとより無い)ではあるが、一個人としての名前や、社会生活を送る上で必要な一般常識等は持ち合わせている。
 
: 聖杯戦争を通して成長していくが、初期は確たる目的意識はなく、ただ「死にたくない」という生存本能に衝き動かされて行動している。
 
: 聖杯戦争を通して成長していくが、初期は確たる目的意識はなく、ただ「死にたくない」という生存本能に衝き動かされて行動している。
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: 主人公は、役割を逸脱したNPCという「不正なデータ」であり、生身の人間でもないので、本来であれば聖杯に接続した瞬間に不正なデータとして分解・削除される。しかし、僅かな時間ではあるが、主人公は生身の人間以外は接続できないはずの聖杯に接続することができる。これは、主人公の基本となった人物が「冷凍睡眠によって保存されている=地上で未だ生きている」ため、聖杯が接続している不正なデータと、地上に存在する類似の人間のデータが、同一か否かの判別を必要とするからである。
 
: 主人公は、役割を逸脱したNPCという「不正なデータ」であり、生身の人間でもないので、本来であれば聖杯に接続した瞬間に不正なデータとして分解・削除される。しかし、僅かな時間ではあるが、主人公は生身の人間以外は接続できないはずの聖杯に接続することができる。これは、主人公の基本となった人物が「冷凍睡眠によって保存されている=地上で未だ生きている」ため、聖杯が接続している不正なデータと、地上に存在する類似の人間のデータが、同一か否かの判別を必要とするからである。
 
: ただし、最終的に不正なデータとして分解・削除される運命にあるのは変わらない。『EXTRA』においては[[トワイス・H・ピースマン]]の戦争を求める歪んだ理想を否定しきれない場合はサーヴァントと共に月の聖杯戦争を続行するが、トワイスの歪んだ理想を否定した場合は『'''ムーンセルの完全封印'''』をコマンドとして打ちこむ代償としてサーヴァントと共に不正なデータとして分解・削除される。
 
: ただし、最終的に不正なデータとして分解・削除される運命にあるのは変わらない。『EXTRA』においては[[トワイス・H・ピースマン]]の戦争を求める歪んだ理想を否定しきれない場合はサーヴァントと共に月の聖杯戦争を続行するが、トワイスの歪んだ理想を否定した場合は『'''ムーンセルの完全封印'''』をコマンドとして打ちこむ代償としてサーヴァントと共に不正なデータとして分解・削除される。
:CCCでは、[[殺生院キアラ]]が使ったコードキャスト「五停心観」、「万色悠滞」を本人からもらい、SGを取ったり、相手の精神に入り込む能力を得た。
 
 
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===『EXTELLA』シリーズ ===
 
===『EXTELLA』シリーズ ===
: 『EXTELLA』ではムーンセルに望んだ願いが変更されている。'''【役割を果たしたものは消去し、次の役割に作り変える】'''というSE.RA.PHの運営形式を廃止し、'''【役割を果たしたものは次の役割を探す。目的のために生存することと、生存するための目的を探すことを同位とすることへ変更する】'''であるため、主人公はSE.RA.PHへと送り返され、人間として認められ、役割と生存の余地を与えられることとなった。
+
: 『EXTELLA』では'''ムーンセルに望んだ願いが変更されており、役割を果たしたものは消去し、次の役割に作り変えるというSE.RA.PHの運営形式を廃止し、役割を果たしたものは次の役割を探す。目的のために生存することと、生存するための目的を探すことを同位とするへと変更すること'''であったため、主人公はSE.RA.PHへと送り返され、一人の人間としての役割と生存の余地が与えられることとなった。その後はムーンセルと協調する事を選び、また新天地を求めて広がりだしたSE.RA.PHに生きる人間として期待される事となる。
: その後はムーンセルと協調する事を選び、急速に崩壊と再生を繰り返し拡大するSE.RA.PHを見届けながら、これからの目的や居場所を探していた。
+
: そしてネロや玉藻と共に別の領域を繰り返す動乱状態となり広がりだしたSE.RA.PHを見聞しながら、これからの目的や自分の居場所を模索していた。しかしムーンセルは脅威と記録されている捕食遊星の再接近を予測し、その対策としてレガリアシステムを考案。また主人公は地球側の生命代表としてムーンセルから捕食遊星の情報を入手しSE.RA.PHを守る事を承諾してレガリアの力によってSE.RA.PHの全権を預かる事となる。しかしネロの元に帰ろうとしたその直後、現れたアルキメデスの謀略にかけられ未明領域の巨神アルテラに殺されかけるが、レガリアごと精神、魂、肉体の三つに分け、また三度記憶を失う事となる。そして精神の主人公はネロ、魂の主人公は玉藻の元に向かい、肉体の主人公はアルテラの虜となる<ref group = "出">Fate/Extellaプレミアム限定版『ヴェルバーBOX』特典『EXTELLA/material』の「これまでのあらすじ」より。</ref>。
: しかしムーンセルは、脅威と記録されている捕食遊星の再接近を予測する。その対策としてレガリアシステムを考案。主人公は地球側の生命代表としてムーンセルから捕食遊星の情報を入手し、SE.RA.PHを守る事を承諾し、SE.RA.PHの全権を預かる事となる。
+
: 『EXTELLA』本編ではアルキメデスが並行世界を行き来して、『ムーンセルは壊れた』という結果をクォンタム・タイムロックに刻み込むための謀略にかけられる。『焔詩篇』の精神の主人公は肉体を喪い植物人間のようになりネロに介護されるBADENDを迎える。『蘭詩篇』の魂の主人公はエリザベード・バートリーがレガリアの指輪を呑みこみアルキメデスを狼狽させつつも遊星の眷属となるのを見届けながら、玉藻と共にSE.RA.PHの平定を行なう。そして『未明篇』の肉体の主人公はアルテラと心を通わせ、アルキメデスの謀略から彼女を救うべく剪定事象として処理されつつも経験した事を、過去の精神の主人公に伝える。
: 事を知ったアルキメデスの謀略にかけられ、星舟内部にいた巨神・セファールに殺されかけるが、レガリアごと自らを精神、魂、肉体の三つに分け、三度記憶を失う事となる。精神の主人公はネロ、魂の主人公は玉藻の元に向かい、肉体の主人公はアルテラの虜となる<ref group = "出">Fate/Extellaプレミアム限定版『ヴェルバーBOX』特典『EXTELLA/material』の「これまでのあらすじ」より。</ref>。
+
: 『金詩篇』においては、「アルキメデスはアルテラと主人公陣営の敵対を煽ってムーンセルを破壊する事を目的とする敵対存在」「アルテラを救う事がアルキメデスの野望を粉砕する事に繋がる」など『焔詩篇』の精神の主人公に『未明篇』の肉体の主人公が経験した記憶が流れ込む。そのおかげでアルキメデスの謀略にかからずネロと共に彼と敵対。また玉藻・精神の主人公陣営と早期に和解を経た上で、ネロとアルテラの対決を経て彼女とも共闘関係を結びかけた所でアルキメデスによって主人公とネロ、アルテラは窮地に陥る……のだがエリちゃん(ヴォイド)の暴走によってアルキメデスの謀略は脆くも崩れ、巨神アルテラによって主人公とネロは窮地を脱出。その後アルテラから軍神の剣を預かりセイバー・ヴィーナスとなったネロと共に星舟を破壊する。
: 『EXTELLA』本編では、アルキメデスが並行世界を行き来し【ムーンセルは壊れた】という結果をクォンタム・タイムロックに刻み込むための謀略にかけられる。その結果『焔詩篇』の精神の主人公は肉体と魂を喪い、植物人間のようになる最悪の結末を。『蘭詩篇』では自陣営のエリザベート・バートリーが遊星の眷属となるのを見届けながら、玉藻と共にSE.RA.PHで束の間の平穏を選ぶ最後を迎える。
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: 『金詩篇』でのエンディングでは発展するSE.RA.PHを見守りながらネロと玉藻、そして力を使い果たして幼児化したアルテラの三人に囲まれて平穏な(?)生活に戻る。
: だが『未明篇』では巨神と肉体の主人公が徐々に心を通わせていき、最終的にアルキメデス打倒の願いを託すべく、自らの消滅と引き換えに記録宇宙から模索したデータと自らの記憶を過去の精神の主人公へと届ける。そうして『金詩篇』においては、'''「アルキメデスはアルテラと主人公陣営の敵対を煽ってムーンセルを破壊する事を目的とする敵対存在」「アルテラを救う事がアルキメデスの野望を粉砕する事に繋がる」'''事などが『焔詩篇』の精神の主人公へ受け継がれ、敵対関係になる前のネロと玉藻の前の早期和平を果たし精神と魂の主人公は無事元のかたちに戻った。
 
:次いでネロとアルテラの対決を制し、彼女とも共闘関係を持ちかけるが、そこにアルキメデスによって主人公とネロ、アルテラは窮地に陥る。しかし、エリちゃん(ヴォイド)の暴走によって開放された巨神アルテラの助けで、主人公とネロは窮地を脱出。アルキメデスの謀略についに決定的な破綻が生じた。
 
: 状況を次々に覆され焦るアルキメデスはとうとう、巨神・セファールを目覚めさせようと強硬手段に出る。だがアルテラから譲られた軍神の剣を触媒に、ネロは高位次元の領域へとアクセス。美の神・ヴィーナスを直接名指しして『セイバー・ヴィナス』として顕現し、遊星の使徒と化したアルキメデスをついに打ち破る。
 
: 力を使い果たした巨神セファールは今度こそ終焉を迎える…。はずだったが、セイバー・ヴィナスの計らいによって頭脳体(幼体)だけが生き残り、待ち望んだ夢の続きを、彼女とネロ、玉藻共に生きていくことになる。
 
  
 
===Fate/EXTRA Last Encore ===
 
===Fate/EXTRA Last Encore ===
 
:アニメ冒頭と第八話・九話に登場するキャラクター、容姿は原作における女主人公(通称ザビ子)の姿になっている。
 
:アニメ冒頭と第八話・九話に登場するキャラクター、容姿は原作における女主人公(通称ザビ子)の姿になっている。
 
:原作のEXTRAシリーズと同じ設定を持つ「岸波白野」であり、アニメの主人公である「岸浪ハクノ」とは共通点があり関係性があるものの、人物としては明確に別のキャラクターという扱いになっている。
 
:原作のEXTRAシリーズと同じ設定を持つ「岸波白野」であり、アニメの主人公である「岸浪ハクノ」とは共通点があり関係性があるものの、人物としては明確に別のキャラクターという扱いになっている。
:[[ネロ・クラウディウス|セイバー]]と契約し、聖杯戦争を勝ち抜き[[トワイス・H・ピースマン]]の元までたどり着いたという所までは原作同様、しかし圧倒的な力をもった[[セイヴァー]]の前に敗れ去った事をきっかけに「Last Encore」の物語が始まってしまったような描写がなされている。
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:[[ネロ・クラウディウス|セイバー]]と契約し、聖杯戦争を勝ち抜き[[トワイス・H・ピースマン]]の元までたどり着いたという所までは原作同様、しかし圧倒的な力をもった[[セイヴァー]]の前に破り去った事をきっかけに「Last Encore」という作品が始まったような描写がなされている。
 
:厳密には原作と全く同じルートを辿ったわけではないらしく、明確に戦闘した事の描写がある[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ]]以外は、他の原作マスターと闘った事はない事が[[ネロ・クラウディウス|セイバー]]や敵マスターの発言から示唆されている。(特にLast Encoreにおける[[遠坂凛 (EXTRA)|凛]]と[[ラニ=Ⅷ|ラニ]]の設定は優勝者が起きなかった為に発生した物であり、仮に原作と同じ流れならば矛盾が生じる)
 
:厳密には原作と全く同じルートを辿ったわけではないらしく、明確に戦闘した事の描写がある[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ]]以外は、他の原作マスターと闘った事はない事が[[ネロ・クラウディウス|セイバー]]や敵マスターの発言から示唆されている。(特にLast Encoreにおける[[遠坂凛 (EXTRA)|凛]]と[[ラニ=Ⅷ|ラニ]]の設定は優勝者が起きなかった為に発生した物であり、仮に原作と同じ流れならば矛盾が生じる)
 
:性格面もほぼ原作と同一、静かな性格ながら意志が強く、心の底からサーヴァントを思いやる心をもつ。
 
:性格面もほぼ原作と同一、静かな性格ながら意志が強く、心の底からサーヴァントを思いやる心をもつ。
  
 
== バリエーション / コスチューム ==
 
== バリエーション / コスチューム ==
=== 岸浪ハクノ===
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=== 岸浪ハクノ ===
『[[Fate/EXTRA Last Encore]]』の主人公。外見は主人公(男)と全く同じ。
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『[[Fate/EXTRA Last Encore‎‎]]』の主人公。外見は主人公(男)と全く同じ。
 
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;略歴
詳細は「[[岸浪ハクノ]]」を参照。
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:学園生活を迎えている最中で予選が始まり、保健室にいる敗北者、死を迎えた生徒を煉獄に埋葬したところを[[トワイス・H・ピースマン|トワイス]]と接触する。
 +
:本戦到達者が128人に到達しかかる中、シンジと尼里の所に向かうも、そのシンジによって[[遠坂時臣|背後から刃物で刺されてしまう]]。それでもなお生き残るが、今度は自分を始末するために送り込まれた[[無銘|石像のようなサーヴァント]]の襲撃を受けてしまう。だが原初の火を引き抜いたことで召喚された[[ネロ・クラウディウス|セイバー]]によって石像のようなサーヴァントを撃破し、契約を結ぶ。
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;人物
 +
:第二話で入浴中にネロが入ってきてもほとんど反応しないなど、本来の主人公と比べると冷めた反応に無感動な佇まいをしているが、反対に憎しみの感情が強く、第一話でシンジによって瀕死の状態で陥ってもなお、'''「この月の全てが憎い」'''とソレを原動力に前に進もうとしている。とはいえ決して無情な人物ではなく、展開が進むごとに徐々に人間らしい感情が出てきたようにも見える描写がある。
 +
:その正体は原作の岸波白野と同じ…ではない。彼はムーンセルにおける数多も敗者の記憶から生まれた集合体とも呼べる存在である。岸波白野と共通点があるのはその敗者の意識に岸波白野も含まれていたが故である。その為キャラクターとして彼女とは明確に別人として描かれている。
 +
:敗者の集合体としての側面からか、[[ダン・ブラックモア]]や[[ありす]]からは別のマスターの面影を感じられたりしている(回想では岸波白野の姿を取っているが、上記の通り岸波白野は女であり、前の聖杯戦争の記憶があるはずの[[ネロ・クラウディウス|セイバー]]初見の様な反応をしてるため明言されて無いが、集合体の敗者の一人なのだろう)。また令呪も原作のものとは異なり、令呪が写るシーンごとに様々な姿を見せていることから正体が判明する前から様々な人物の集合体であることを示す伏線が張られている。
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;能力
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:マスターとしての素質は不明だが、水没したセイバーを助けるためにすぐに飛び込んで魔力供給したり、ダン・ブラックモアから狙撃された際に(分かりやすかったとはいえ)即座に狙撃位置を割り出したり、アーチャーの毒に対して毒無効のコードキャストを使用したりと戦い慣れしている印象を与えている。
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:また、「死相(デッドフェイス)」と呼称されている強化現象と関係しているようである。
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:;デッドフェイス
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::チャクラ・ヴァルティン発動後に見られるようになった強化現象。
 +
::発動すると憎悪の仮面を被ったような凄まじい表情になり、全身を滅多刺しにされたのも関わらず蘇生したり、人間離れした運動能力を見せたり、ダン・ブラックモア顔負けの狙撃を放ったりと超常的な能力を示すようになる。
 +
::その実態は「これまでに死亡した死者の怨念が自身の霊器に取り込まれており、その力を引き出せる」というもの。このため、取り込んだ人物全てのコードキャストを使用する事が原理的には可能である。
 +
::ただしデメリットもあるようで、ラニ曰く「使いすぎると死者の相に乗っ取られてしまう」とのこと。また、能力を行使するのは本人なので、一度に複数のコードキャストを使用したりする事はできない。
  
 
=== 角隈 ===
 
=== 角隈 ===
 
『[[氷室の天地 Fate/school life]]』に登場するキャラクター。外見は主人公(男)と全く同じ。
 
『[[氷室の天地 Fate/school life]]』に登場するキャラクター。外見は主人公(男)と全く同じ。
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名称の違いについては実は「岸波白野」という名が公式に発表される前に登場した名前であるためという理由である為特に深い事情がある訳ではない。
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この件に関して作者は「岸波白野」という名前が発表されて膝から崩れ落ちた、と書いているためもし岸波の名称の方が先だったらそちらの名前になっていたかもしれない。
  
また、同一の生徒会に主人公(女)と全く同じ容姿の会計が存在するが、そちらの名前は不明。<br>
+
;略歴
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:穂群原学園に通う高校生。[[柳洞一成]]の下で生徒会副会長を務めている。
  
詳細は「[[角隈]]」を参照。
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;人物
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:登場する機会はあまりなく、台詞もほとんどないため、詳しい内面は不明だったが、近年では凜とタッグを組むことにより徐々に出番が増えた。
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:基本的に不思議キャラという立ち位置に近く、「人を食い殺すことが得意なフレンズ」デッキを組んだり、そのデッキに玉藻の前を趣味で入れたりと常人とは発想の異なるプレイを好む。
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:明確に吹き出しにて台詞を発さないものの地の文により感情表現をすると言うスタイルがとられている。これは原作のゲームと同じく「明確に台詞を喋らない主人公」というキャラを表現しているのだと思われる。
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:柳洞からは能力と人格を信頼されており、次期会長と目されている。
 +
:同僚である生徒会会計からも強く頼りにされており、蒔寺との交渉の際にも相談に乗っていた。
 +
 
 +
;能力
 +
:やたらと寝ていることが多く、昼行灯と目されているが、覚醒している時には非常に高い性能を発揮する。このため「月見の角隈」「ムーンウォーカー」などの異名を持つ。
 +
:英雄史大戦ではプレイ経験が非常に少ないにも関わらず、類まれな勝負勘とハンドスキル、さらには幸運から上位メンバー相手に勝利をもぎ取った。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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; [[Fate/EXTELLA]]
 
; [[Fate/EXTELLA]]
 
: 引き続き主人公として登場。聖杯戦争を勝ち抜いたマスターとしての立場となる。
 
: 引き続き主人公として登場。聖杯戦争を勝ち抜いたマスターとしての立場となる。
; [[Fate/EXTELLA LINK]]
+
; [[Fate/EXTRA Last Encore‎‎]]
: 同じく主人公として登場。[[アルテラ (EXTELLA)|アルテラ]]を拐した[[カール大帝]]と戦う。本作ではCVがついた。
+
:男性主人公は '''岸浪ハクノ'''の名義で登場し、女性主人公は'''岸波白野'''の名義で登場。
; [[Fate/EXTRA Last Encore]]
 
: 男性主人公は '''岸浪ハクノ'''の名義で登場し、女性主人公は'''岸波白野'''の名義で登場。
 
 
; [[フェイト/育ステラ]]
 
; [[フェイト/育ステラ]]
 
: 月の勝利者となったが、何故か生後七ヶ月の乳幼児と化してしまった。
 
: 月の勝利者となったが、何故か生後七ヶ月の乳幼児と化してしまった。
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; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
: いくつかの礼装カードに姿が描かれる他、ドラマCD『The Blue Bird』でCV無しだが女主人公が登場している。
 
: いくつかの礼装カードに姿が描かれる他、ドラマCD『The Blue Bird』でCV無しだが女主人公が登場している。
: 期間限定イベント『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』で顔は描かれないものの彼/彼女と思しきキャラクターが内面世界で登場した。
 
  
 
===Fate関連作品===
 
===Fate関連作品===
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; [[ちびちゅき!]]
 
; [[ちびちゅき!]]
 
: 男女ともに登場。基本的には同時に登場し、一組の台詞を同時に読んだり交互に読んだりする。
 
: 男女ともに登場。基本的には同時に登場し、一組の台詞を同時に読んだり交互に読んだりする。
: また、『育ステラ』の赤ん坊の二人もいる模様。
 
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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=== Fate/EXTRA Last Encore ===
 
=== Fate/EXTRA Last Encore ===
;[[岸浪ハクノ]]
+
;[[主人公 (EXTRA)|岸浪ハクノ]]
 
:自身の情報を元に新しく生まれた存在。
 
:自身の情報を元に新しく生まれた存在。
 
:視聴覚室を通じて過去の情報を彼に伝えた。
 
:視聴覚室を通じて過去の情報を彼に伝えた。
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=== Fate/EXTELLA ===
 
=== Fate/EXTELLA ===
;[[アルテラ (EXTELLA)|アルテラ]]
+
;[[アルテラ (EXTELLA)‎‎|アルテラ]]
 
: 肉体の主人公が契約するサーヴァントで、ヒロインの一人。
 
: 肉体の主人公が契約するサーヴァントで、ヒロインの一人。
 
;[[アルトリア・ペンドラゴン]]
 
;[[アルトリア・ペンドラゴン]]
266行目: 281行目:
 
;[[メドゥーサ]]
 
;[[メドゥーサ]]
 
:気に入られた相手。『EXTELLA』のサブシナリオでは、キャス狐の目の前で押し倒される。
 
:気に入られた相手。『EXTELLA』のサブシナリオでは、キャス狐の目の前で押し倒される。
=== Fate/EXTELLA LINK ===
 
;[[シャルルマーニュ]]
 
:共に力を合わせて[[カール大帝]]の軍勢と戦うため、契約を結ぶ。
 
  
 
=== Fate/Grand Order ===
 
=== Fate/Grand Order ===
 
;[[マシュ・キリエライト]]
 
;[[マシュ・キリエライト]]
 
:ドラマCD『The Blue Bird』にて共演。ちなみに出演したのはザビ子のみでザビ男は未登場。
 
:ドラマCD『The Blue Bird』にて共演。ちなみに出演したのはザビ子のみでザビ男は未登場。
:彼女の中に聖杯があることが確認されたため、万色悠滞を叩き込んで無理矢理SGごと引っ張りだし、絶望した顔でダブルピースさせる暴挙を行った。
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:彼女の中に聖杯があることが確認されたため、万色悠滞を叩き込んで無理矢理SGごと引っ張りだしてアヘ顔ダブルピースさせる暴挙を行った。
  
;[[主人公 (Grand Order)]]
+
=== 氷室の天地 Fate/school life ===
:上記のドラマCDで男性版の藤丸と遭遇している。
+
;[[遠坂凛]]
:その際には直接の絡みはなかったが、期間限定イベント『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』で内面世界で遭遇し、会話を交わしていた。
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:男性の方の「角隈」が、英雄史大戦キャラバンにおいて、一成に依頼される形でタッグを組んだ相手。
:選択肢によってはいつもの名乗りをしそうになるが、「彼/彼女が信じてしまいそうな眼をしているから」と自重した<ref group="注">カルデアでは[[疑似サーヴァント]]を含む多数のサーヴァントがいるため、「どう見ても日本人の少年少女の姿のフランシスコ・ザビエル」がそのまま受け入れられてしまう可能性は高い。</ref>。
+
;円城寺
 
+
:英雄史大戦キャラバンで対決した龍造寺四天王の一員。
;[[ソドムズビースト/ドラコー〔ビースト〕]]
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:動物デッキであることを見抜かれ完全なメタデッキを用意されたものの、経験不足ゆえの動物での統一への不徹底と勝負勘で勝利を奪い取った。
:奏者であると自認するネロ・クラウディウスのイフの姿。
 
:期間限定イベント『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』では誰にも看取られずに死を迎えようとする彼女を放っておけず、上記の藤丸と縁ができるように取り計らった。
 
  
 
=== ちびちゅき! ===
 
=== ちびちゅき! ===
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:聖杯戦争予選にて、脱落しかかった際の心情。この足掻きが暴君を呼び、無銘を呼び、妖狐を呼んだ。
 
:聖杯戦争予選にて、脱落しかかった際の心情。この足掻きが暴君を呼び、無銘を呼び、妖狐を呼んだ。
  
;「このまま終わるのは 許されない」<br>「恐い」<br>「痛みが恐い」<br>「感覚の喪失が恐い」<br>「先ほど見た死体と同じになることが恐い」<br>「……そして」<br>「無意味に消える事が 何よりも恐ろしい」<br>「――立たないと」<br>「恐いままでいい」<br>「痛いままでいい」<br>「その上でもう一度考えないと」<br>「……だって」<br>「この手はまだ一度も」<br>「自分の意思で戦ってすらいないじゃないか――」
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;「このまま終わるのは 許されない」<br>「恐い」<br>「痛みが恐い」<br>「感覚の喪失が恐い」<br>「先ほど見た死体と同じになることが恐い」<br>「……そして」<br>「無意味に消える事が 何よりも恐ろしい」<br>「ーー立たないと」<br>「恐いままでいい」<br>「痛いままでいい」<br>「その上でもう一度考えないと」<br>「……だって」<br>「この手はまだ一度も」<br>「自分の意思で戦ってすらいないじゃないか――」
 
:漫画版での岸波白野の心情。この思いが赤い少女剣士を呼んだ。
 
:漫画版での岸波白野の心情。この思いが赤い少女剣士を呼んだ。
  
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;「それは嘘だ。」<br>「だったらなぜ、お前はそんなに辛そうな顔をしているんだ、ユリウス!」
 
;「それは嘘だ。」<br>「だったらなぜ、お前はそんなに辛そうな顔をしているんだ、ユリウス!」
 
:ユリウスの心情を見透かし、更に疑問をぶつける。<br>本人にその気はなかったかもしれないが、この疑問はユリウスを精神的に追い込んでいった。
 
:ユリウスの心情を見透かし、更に疑問をぶつける。<br>本人にその気はなかったかもしれないが、この疑問はユリウスを精神的に追い込んでいった。
 
;「死人が今の世界に干渉するべきじゃない」
 
:聖杯戦争を通じて見出だしたトワイスへの否定の一つ。<br>どれだけ淀んだ世界でも、どれだけ高潔な理想でも、どれだけその理想が世界を救えるとしても、それは死者が生者の世界を侵すことに変わりはない。<br>世界とは生者のものであり、彼らがどのように足掻こうともちゃんと証を残してくれる。決して死者が口を出して良いものではないのだ。
 
 
;「大事な物さえ守れれば、世界などどうでもいい」
 
:聖杯戦争を通じて見出だしたトワイスへの否定の一つ。<br>そもそも前提として彼(彼女)は歴史上の偉人でも次代の王でもない。平凡な、ありふれた世界を構成する一個人でしかない。<br>故に世界や人類などそんなスケールに対する責任など背負うことなど出来はしない。たとえ背負う運命があるとしても、それは余人に先導されて背負うものでは決してない。<br>だから、今彼(彼女)が思うのは自分にとってかけがえのない大切な存在が確かにあって、自分の手で守ることが出来ていると実感し実行すること。<br>故に、聖杯戦争の果てに見出した願いは「自分の手の届く範囲に大切な物があればいい」という事。それは、停滞の元凶かもしれないが、否定されるものでは決してない。
 
 
;「そんな願いのためにここへ来たんじゃない」
 
:聖杯戦争を通じて見出だしたトワイスへの否定の一つ。<br>聖杯戦争で戦ってきたマスターたち。その願いは多種多様だったが、自らの願いに皆真摯であった。そんな彼らの願いを断ち切った果てに彼(彼女)はここへ来た。だからこそ失われた願いの全てに責任を負うが故に、自らの願いを放棄することは決して許されない。<br>ましてや、余人から扇動された願いに託すなど、絶対に許されないことだ。
 
 
;「それでもやはり戦争は否定する」
 
:聖杯戦争を通じて見出だしたトワイスへの否定の一つ。<br>簡潔に言って、戦争が起これば多くの命が失われる。ならば、否定するにはその理屈だけで十分だろう。<br>死を迎えれば、世界のどこに行ってもその相手とは触れることも語ることもできない。その誰かの遺志や願いも二度とこの世界には現れない。<br>それが世界規模で行われようとするなど、絶対に許容することは出来はしない。
 
  
 
;「――失われたものへの追悼はあるけれど なに、地球が無くなったわけでもない。<br> 道があるのなら、自分はきっと歩いていける。<br> 願いに、目的に貴賤はない。小さくとも、一つだけであっても、叶えたい願いを持って歩き続ければ、最後に、大きな花を咲かすだろう。<br> それが、ついには自分をここまで連れてきたように。<br> 心配はない。現在(そこ)には変えて行こうとする人々がいて。大切に思える人がいる。 <br> 一緒に、同じ時を生きていく事が出来る。一緒に進んでいく事が出来る。<br> ああ――それはなんて待ち遠しい、希望に満ちた――」
 
;「――失われたものへの追悼はあるけれど なに、地球が無くなったわけでもない。<br> 道があるのなら、自分はきっと歩いていける。<br> 願いに、目的に貴賤はない。小さくとも、一つだけであっても、叶えたい願いを持って歩き続ければ、最後に、大きな花を咲かすだろう。<br> それが、ついには自分をここまで連れてきたように。<br> 心配はない。現在(そこ)には変えて行こうとする人々がいて。大切に思える人がいる。 <br> 一緒に、同じ時を生きていく事が出来る。一緒に進んでいく事が出来る。<br> ああ――それはなんて待ち遠しい、希望に満ちた――」
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;「爆ぜて、アーチャー!」
 
;「爆ぜて、アーチャー!」
:女性主人公&アーチャー選択時のみ。メルトリリスの発言に錯乱した際の選択肢の一つ。令呪を以て命ず、爆散せよリア充。
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:女性主人公のみ。メルトリリスの発言に錯乱した際の選択肢の一つ。令呪を以て命ず、爆散せよリア充。
  
 
;「わかるけどわかりません。<br><br> “誰でもいい”だなんて地雷を踏んだのは<br> アーチャーなんだから、<br> もう少し手厚くフォローしてくれてもいいと思う。<br><br> ………………………………いいと思う!」
 
;「わかるけどわかりません。<br><br> “誰でもいい”だなんて地雷を踏んだのは<br> アーチャーなんだから、<br> もう少し手厚くフォローしてくれてもいいと思う。<br><br> ………………………………いいと思う!」
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;「<RUBY><RB>メルトリリスの毒蜜が礼装にかかったとかで、</RB><RT>ばかじゃないの ばかじゃないの ばかじゃないの</RT></RUBY><br><RUBY><RB> アーチャーは念入りにシャワーで身体を洗浄した。</RB><RT> ばかじゃないの ばかじゃないの ばかじゃないの</RT></RUBY><br><br><RUBY><RB> 今は私服に着替えている。</RB><RT> ばかじゃないの ばかじゃないの</RT></RUBY><br><RUBY><RB> 礼装が乾くまで、しばらく休憩させてほしいとの事だ。</RB><RT> ばかじゃないの ばかじゃないの ばかじゃないの ばかじゃないの</RT></RUBY>」
 
;「<RUBY><RB>メルトリリスの毒蜜が礼装にかかったとかで、</RB><RT>ばかじゃないの ばかじゃないの ばかじゃないの</RT></RUBY><br><RUBY><RB> アーチャーは念入りにシャワーで身体を洗浄した。</RB><RT> ばかじゃないの ばかじゃないの ばかじゃないの</RT></RUBY><br><br><RUBY><RB> 今は私服に着替えている。</RB><RT> ばかじゃないの ばかじゃないの</RT></RUBY><br><RUBY><RB> 礼装が乾くまで、しばらく休憩させてほしいとの事だ。</RB><RT> ばかじゃないの ばかじゃないの ばかじゃないの ばかじゃないの</RT></RUBY>」
:アーチャーのSG3にて。マイルームでシャワーを浴びていいだろうか?とムードたっぷりにアーチャーに迫られたと思い込んだ女性主人公だが、単にメルトリリスの毒を洗い流したかったからだと真相を告げられ、彼がシャワーを浴びた後のモノローグ兼(「強烈な殺意」の籠もった)心の声。<br>また、アーチャーがシャワーを浴びる前に女性主人公は「壁におでこをつけて、壁に向かってボディブローを繰り返して」おり、そこでもアーチャーを異性として意識している彼女のやるせなさと恥ずかしさと怒りがよく現れている。<br>このイベントは女性主人公にしか用意されていない。
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:アーチャーのSG3にて。マイルームでシャワーを浴びていいだろうか?とムードたっぷりにアーチャーに迫られたと思い込んだ女性主人公だが、単にメルトリリスの毒を洗い流したかったからだと真相を告げられ、彼がシャワーを浴びた後のモノローグ兼(「強烈な殺意」の籠もった)心の声。<br>また、アーチャーがシャワーを浴びる前に女性主人公は「壁におでこをつけて、壁に向かってボディブローを繰り返」しており、そこでもアーチャーを異性として意識している彼女のやるせなさと恥ずかしさと怒りがよく現れている。<br>このイベントは女性主人公にしか用意されていない。
  
 
;「うほっ、いい<RUBY><RB>肉体</RB><RT>カラダ</RT></RUBY>!<br> ―――や ら な い か」
 
;「うほっ、いい<RUBY><RB>肉体</RB><RT>カラダ</RT></RUBY>!<br> ―――や ら な い か」
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:いくら元から記憶喪失だったとはいえ、あまりにも脳天気な一言に周囲はドン引きした。
 
:いくら元から記憶喪失だったとはいえ、あまりにも脳天気な一言に周囲はドン引きした。
  
;「天才しか居ないこの場において」<br>「凡人である自分こそが逆に非凡――!」
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;「天才しか居ないこの場において」<br>「凡人である自分こそが逆に非凡ーー!」
 
:レオに凡人と言われた時に出した自分探しの答え……ではなくただの悲しい現実逃避。
 
:レオに凡人と言われた時に出した自分探しの答え……ではなくただの悲しい現実逃避。
  
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:個性が無いと言われ、服装を変えてみたがスルーされたため、突然その場で飛び跳ねるという奇行に出ての一言。
 
:個性が無いと言われ、服装を変えてみたがスルーされたため、突然その場で飛び跳ねるという奇行に出ての一言。
 
:ゲームの『EXTRA』でも移動で無意味に飛び跳ねるプレイヤーが多かったことからのネタだろうか。
 
:ゲームの『EXTRA』でも移動で無意味に飛び跳ねるプレイヤーが多かったことからのネタだろうか。
 
;「俺は、君の共犯者になる」
 
:キャスターの心層領域の最深部、際限のない自己否定に囚われたキャスターに対して呼びかける言葉。
 
:「許す」でも「助ける」でもなく「共犯者になる」。心の底からの言葉に、キャスターも共に歩む決心をする。
 
 
;「……ごめん、それはイヤだ。<br/> 共犯者だっていっただろ? 自分の居場所は君の後ろじゃなくて隣がいい」
 
:上記の続き。「自分が前に立って闇を照らす」と決意を新たにするキャスターに対してさらなる言葉。
 
:あまりのイケ魂っぷりにイケタマオーラの過剰摂取で許容範囲をオーバーしかかってのたうち回るキャスターであった。
 
  
 
;「アーチャー アナタ……目が腐ってんの?」
 
;「アーチャー アナタ……目が腐ってんの?」
 
:おまけページにて、女主人公がアーチャーに「似ている男がいる」と言われ、男主人公を影から見ての一言。
 
:おまけページにて、女主人公がアーチャーに「似ている男がいる」と言われ、男主人公を影から見ての一言。
 
:確かに女性陣に取り囲まれ、火あぶりされそうな状況になっていればそうも言いたくもなるが、虫でも見るような目がなんとも強烈である。
 
:確かに女性陣に取り囲まれ、火あぶりされそうな状況になっていればそうも言いたくもなるが、虫でも見るような目がなんとも強烈である。
 
 
=== Fate/EXTELLA===
 
=== Fate/EXTELLA===
 
==== 精神 ====
 
==== 精神 ====
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;「旅はまだ終わらない。<br>少なくとも、キミの旅は。<br>まだ駆けるべき草原の夢が残っている。<br>――アルテラ。<br>二度とおまえ(あなた)を、誰にも破壊させはしない――」
 
;「旅はまだ終わらない。<br>少なくとも、キミの旅は。<br>まだ駆けるべき草原の夢が残っている。<br>――アルテラ。<br>二度とおまえ(あなた)を、誰にも破壊させはしない――」
:世界を救い消え去ったアルテラ。その最期を見届けた ”空っぽ” の主人公が出した結論。自壊し薄れゆく意識の中、一縷の希望を過去の自分に託す。
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:世界を救い消え去ったアルテラ。その最期を見届けた”空っぽ”の主人公が出した結論。自壊し薄れゆく意識の中、一縷の希望を過去の自分に託す。
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=== Fate/EXTRA Last Encore ===
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; 「ただ生きるために、アンタは黄金を泥に変えるのか?」
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: [[フランシス・ドレイク]]から、サーヴァントを売らない理由を問われて。シンジがかつて言い放った「泥からだって黄金を生み出せるさ」という発言との対比。
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;「もういい。お前の言い分は認めない。でも俺は多分、これ以上お前を憎まない」
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:対戦終了後のシンジに対して。<br />一見冷酷な言葉にも見えるが、「憎まない」と言ったことには、<br />今まで原動力としてきた「憎しみ」以外の感情が込められているのは間違いないだろう。
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;「ここもオレも、まるで今を生きていない。ここには過去しかなくて、オレには過去がない。<br />憎しみってことは、過去に執着してるってことだと思う。<br />憎いんだ、わけがわからないほど。オレは何もかもが憎い。<br />ここには過去が積もっている、覆われすぎて今がない、オレと同じだ。<br />オレは、多分憎しみだけで上を目指してる、叶えたい願いもない。」
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:第三層の様子と自分を対比して。<br />ここに来るまでに何度か問われた「上に登る」理由に「憎しみ」しかない自分に苦悩する。
  
=== Fate/Grand Order ===
+
;「まだ、俺にはちゃんと答えられないけど、叶うなら希望を持って俺は空にあがりたい」
;「フランシスコ・ザビ―――」<br>「(……やめよう。あっさり信じそうな目をしている、この人)」<br>「(いろんなサーヴァントを見過ぎているせいかもしれない)」<br>「というわけで、ごめんなさい。嘘です。」
+
:かつて第三層で上に登る理由を語ったマスターの記憶を垣間見て。
:FGOACコラボイベント『螺旋証明世界リリムハーロット』にて。
 
: [[主人公 (Grand Order)]]の前に現れて名を聞かれた際に。<del>真面目なときにふざけないでください、先輩。</del><br>相変わらずな名乗りをしようとしたが、主人公の曇りのない目を見て自分からやめた。カルデアでは[[疑似サーヴァント|数多の前例]]と後に出現した[[プリテンダー|クラス]]の関係もあって、彼/彼女が簡単に信じ込んでしまいかねない状況と環境が揃っているため、ナイス判断である。
 
  
 
== メモ ==
 
== メモ ==
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*主人公の令呪は左手にある。だがドラマCD版では他の全マスターは令呪が右手にある。
 
*主人公の令呪は左手にある。だがドラマCD版では他の全マスターは令呪が右手にある。
 
*『[[まほうつかいの箱|TYPE-MOON VOICE PHANTASM「ひびちからじお!」]]』(81杯目)内の箱番組『Fate/EXTRA 月海原学園放送部』冒頭のショートドラマにて、女主人公が喋ったことがある。声は当該回のゲストであった下屋則子氏(間桐桜・BB 役)。<br />このショートドラマの内容は、間桐桜(ないしBB)が岸波白野を名乗り、男主人公と入れ替わるというある種のホラー的な展開だった。下屋女史はドラマの内容としても女主人公を演じたわけではないのだが、色々な所で女主人公のCVが下屋女史であるという話が広まってしまい、ドラマCD脚本担当の九条ケント氏がわざわざ「正式なキャストではない」と発言することになった。
 
*『[[まほうつかいの箱|TYPE-MOON VOICE PHANTASM「ひびちからじお!」]]』(81杯目)内の箱番組『Fate/EXTRA 月海原学園放送部』冒頭のショートドラマにて、女主人公が喋ったことがある。声は当該回のゲストであった下屋則子氏(間桐桜・BB 役)。<br />このショートドラマの内容は、間桐桜(ないしBB)が岸波白野を名乗り、男主人公と入れ替わるというある種のホラー的な展開だった。下屋女史はドラマの内容としても女主人公を演じたわけではないのだが、色々な所で女主人公のCVが下屋女史であるという話が広まってしまい、ドラマCD脚本担当の九条ケント氏がわざわざ「正式なキャストではない」と発言することになった。
**男性主人公はドラマCDで早い段階からCVがついていたが、女性主人公はこのように長らく声の出演機会に恵まれておらず、『[[カプセルさーばんと]]』に至っては「無口なのでCVがない」という扱いにされていた。正式なCVが決定したのは『[[Fate/EXTRA Last Encore]]』から。
 
 
*人間関係を見れば分るように、初登場作品で既に'''タイプムーンのメインヒロイン達のほとんどと面識がある'''。足りないのは[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]だけである。蒼崎姉妹を除けば'''殺し合い'''を通じて知り合った仲というのも、型月らしいと言えばらしいのか………。
 
*人間関係を見れば分るように、初登場作品で既に'''タイプムーンのメインヒロイン達のほとんどと面識がある'''。足りないのは[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]だけである。蒼崎姉妹を除けば'''殺し合い'''を通じて知り合った仲というのも、型月らしいと言えばらしいのか………。
 
**最新作『EXTELLA』にて、[[アルトリア・ペンドラゴン]]の参戦が決定したことで見事コンプリートとなった。
 
**最新作『EXTELLA』にて、[[アルトリア・ペンドラゴン]]の参戦が決定したことで見事コンプリートとなった。
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[[Category:登場人物さ行]]
 
[[Category:登場人物さ行]]
[[Category:主人公]]
 
 
[[category:マスター]]
 
[[category:マスター]]
 
[[Category:Fate/EXシリーズ]]
 
[[Category:Fate/EXシリーズ]]
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[[Category:Fate/EXTRA Last Encore]]
 
[[Category:Fate/EXTRA Last Encore]]
 
[[Category:フェイト/育ステラ]]
 
[[Category:フェイト/育ステラ]]
[[Category:氷室の天地 Fate/school life]]
+
[[Category:アーネンエルベの一日]]
[[Category:Fate/Grand Order]]
 
[[Category:ALL AROUND TYPE-MOON]]
 
 
[[Category:ちびちゅき!]]
 
[[Category:ちびちゅき!]]
 
[[Category:カプセルさーばんと]]
 
[[Category:カプセルさーばんと]]
 +
[[Category:主人公]]
 
[[Category:コハエース]]
 
[[Category:コハエース]]

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