「U-オルガマリー」の版間の差分

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:斯くして、巨神アトラスを排除した空想樹マゼランを取り込み、異星の神は降臨した。その作戦実行体は[[サーヴァント]]として形作られており、クラスは災害の獣たる七つの人類悪[[ビースト]]、その終局たる[[ビースト|ビーストVII]]である。
 
:とはいえ、空想樹マゼランは空想樹セイファートの延焼によってダメージを受けていたため、霊基そのものに支障は無いながらも権能の出力範囲が低下しており、「羽化前」の状態であった。大西洋異聞帯を取り込んで完全な状態へと成長しようと目論むが、寸前でキリシュタリアの大令呪によって阻止される。ダメージを受けたわけではないが、予期せぬ反撃に驚いて撤退した。
 
:とはいえ、空想樹マゼランは空想樹セイファートの延焼によってダメージを受けていたため、霊基そのものに支障は無いながらも権能の出力範囲が低下しており、「羽化前」の状態であった。大西洋異聞帯を取り込んで完全な状態へと成長しようと目論むが、寸前でキリシュタリアの大令呪によって阻止される。ダメージを受けたわけではないが、予期せぬ反撃に驚いて撤退した。
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:(「描写された場面を見る限り」という前提で)端的に言ってしまえば、'''相当なポンコツ。'''
 
:(「描写された場面を見る限り」という前提で)端的に言ってしまえば、'''相当なポンコツ。'''
:本人は「自分はオルガマリー・アニムスフィアなど知らない」と言っているが、自分から「地球国家元首U-オルガマリー」を名乗り、勲章を大量につけた趣味の悪い服装で堂々と出てくるなど、オルガマリーから承認欲求などの影響を受けている様が明白に見て取れる。
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:本人は「自分は[[オルガマリー・アニムスフィア]]など知らない」と言っているが、自分から「地球国家元首U-オルガマリー」を名乗り、勲章を大量につけた趣味の悪い服装で堂々と出てくるなど、オルガマリーから承認欲求などの影響を受けている様が明白に見て取れる。
 
:選ぶ言葉のチョイスも妙に現実感があって異質性などまったく感じず、些細なことで表情がくるくる変わり困惑する様には、良い意味でも悪い意味でも「神」としてのカリスマ性はない。
 
:選ぶ言葉のチョイスも妙に現実感があって異質性などまったく感じず、些細なことで表情がくるくる変わり困惑する様には、良い意味でも悪い意味でも「神」としてのカリスマ性はない。
 
:人間についても「自分に無条件にひれ伏す」と思っていたらしく、キリシュタリアから反撃を受けた際にはダメージが皆無であるにも関わらず驚愕から撤退してしまうなど、想定外の事態にはかなり弱い模様。もっとも、それで「人間を学習しよう」と考えられるあたり、頭は悪くないようである。
 
:人間についても「自分に無条件にひれ伏す」と思っていたらしく、キリシュタリアから反撃を受けた際にはダメージが皆無であるにも関わらず驚愕から撤退してしまうなど、想定外の事態にはかなり弱い模様。もっとも、それで「人間を学習しよう」と考えられるあたり、頭は悪くないようである。
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:キリシュタリアが大令呪まで使用して魔術を放ったにも関わらず、ダメージは皆無というとんでもなさ。
 
:キリシュタリアが大令呪まで使用して魔術を放ったにも関わらず、ダメージは皆無というとんでもなさ。
 
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:さらに「規格外なほどに強い」だけなら歴代のビースト達もそうであったが、彼らに対抗できたのは「カルデアが不確定要素として介入できたから」であり、「最初からカルデアを認識しているためにカルデアの勝ち目は皆無」という[[シャーロック・ホームズ]]のお墨付きまでもらっている。現状の主人公一行にとってはあらゆる意味で最悪の相性である。
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:さらに「規格外なほどに強い」だけなら歴代のビースト達もそうであったが、彼らに対抗できたのは「カルデアが不確定要素として介入できたから」であり、「最初からカルデアを認識しているためにカルデアの勝ち目は皆無」という[[シャーロック・ホームズ|ホームズ]]のお墨付きまでもらっている。現状の主人公一行にとってはあらゆる意味で最悪の相性である。
 
:攻撃方法として巨大な重力圏を操り、異聞帯を飲み込むほどのブラックホールを発生する。他人の精神波を感じ取ることもできる。
 
:攻撃方法として巨大な重力圏を操り、異聞帯を飲み込むほどのブラックホールを発生する。他人の精神波を感じ取ることもできる。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
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: 大西洋異聞帯で登場。
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== 人間関係 ==
 
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:降臨後は用済みとなる予定だったが、段階を踏む必要が生じた為、存続を許可した。
 
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:彼らから敬意は払われてはいたものの忠誠心というよりも、村正からはサーヴァントとしての義務・義理感、リンボやラスプーチンからは好奇心を抱かれていた。
 
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
;『地球国家元首<br> U-オルガマリーである!」
 
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:地球を一つの国家として手中に収め、人類をひとり残らず管理する究極の支配者としての名乗り。
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:主人公も、マシュも、プレイヤーも、誰もが混乱に陥った。
 
:主人公も、マシュも、プレイヤーも、誰もが混乱に陥った。
  

2023年1月7日 (土) 20:17時点における版

ビーストVII
真名 U-オルガマリー
性別 (身体は)女性
地域 地球外
デザイン 武内崇
初登場作品 Fate/Grand Order
テンプレートを表示

概要

七つの人類悪の一つ、第七の獣・ビーストVII異星の神の正体。
略歴
異星の神を裏切ったキリシュタリア・ヴォーダイムの計画によって、空想樹マゼランはその内部に巨神アトラスが収納・起動され、 「空想樹内に既に神が入ってるので利用できない」 形となり、キリシュタリア以外の生命を神に至らせる為の世界樹として権能する筈だった。
しかし、ベリル・ガットの策略により燃やされた空想樹マゼランからは 「空想樹の絶対性」 が失われ、更に千子村正の斬撃により一刀両断された結果、空想樹の本来の目的である異星の神の降臨が可能となる。
斯くして、巨神アトラスを排除した空想樹マゼランを取り込み、異星の神は降臨した。その作戦実行体はサーヴァントとして形作られており、クラスは災害の獣たる七つの人類悪ビースト、その終局たるビーストVIIである。
とはいえ、空想樹マゼランは空想樹セイファートの延焼によってダメージを受けていたため、霊基そのものに支障は無いながらも権能の出力範囲が低下しており、「羽化前」の状態であった。大西洋異聞帯を取り込んで完全な状態へと成長しようと目論むが、寸前でキリシュタリアの大令呪によって阻止される。ダメージを受けたわけではないが、予期せぬ反撃に驚いて撤退した。
その後は同じ過ちを繰り返さないために、地球人類についての記録を閲覧し始める。そして、空想樹を焼きかねない光の槍を放ったブリテン異聞帯へと千子村正を、さらに強大な器を得るためORTが潜伏している南米異聞帯へとラスプーチンを派遣する。
人物
(「描写された場面を見る限り」という前提で)端的に言ってしまえば、相当なポンコツ。
本人は「自分はオルガマリー・アニムスフィアなど知らない」と言っているが、自分から「地球国家元首U-オルガマリー」を名乗り、勲章を大量につけた趣味の悪い服装で堂々と出てくるなど、オルガマリーから承認欲求などの影響を受けている様が明白に見て取れる。
選ぶ言葉のチョイスも妙に現実感があって異質性などまったく感じず、些細なことで表情がくるくる変わり困惑する様には、良い意味でも悪い意味でも「神」としてのカリスマ性はない。
人間についても「自分に無条件にひれ伏す」と思っていたらしく、キリシュタリアから反撃を受けた際にはダメージが皆無であるにも関わらず驚愕から撤退してしまうなど、想定外の事態にはかなり弱い模様。もっとも、それで「人間を学習しよう」と考えられるあたり、頭は悪くないようである。
能力
上記のように人格のポンコツさが目立つが、能力はそれに反比例するかのように強大。
キリシュタリアが大令呪まで使用して魔術を放ったにも関わらず、ダメージは皆無というとんでもなさ。
オリュンポスで計測された出力は「三等惑星級」ともはや天体レベルを叩き出している。[注 1]
さらに「規格外なほどに強い」だけなら歴代のビースト達もそうであったが、彼らに対抗できたのは「カルデアが不確定要素として介入できたから」であり、「最初からカルデアを認識しているためにカルデアの勝ち目は皆無」というホームズのお墨付きまでもらっている。現状の主人公一行にとってはあらゆる意味で最悪の相性である。
攻撃方法として巨大な重力圏を操り、異聞帯を飲み込むほどのブラックホールを発生する。他人の精神波を感じ取ることもできる。

登場作品と役柄

Fate/Grand Order
Lostbelt N0.5『星間都市山脈 オリュンポス』で登場。

人間関係

千子村正グレゴリー・ラスプーチンリンボ
使徒として召喚した3騎のサーヴァント達。
降臨後は用済みとなる予定だったが、段階を踏む必要が生じた為、存続を許可した。
彼らから敬意は払われてはいたものの忠誠心というよりも、村正からはサーヴァントとしての義務・義理感、リンボやラスプーチンからは好奇心を抱かれていた。
タマモヴィッチ・コヤンスカヤ
彼女については使徒ではなく、ビジネスパートナーのような関係であったとのこと。
キリシュタリア・ヴォーダイム
空想樹と異聞帯を育てることを依頼した相手。
だが、顕現したところに彼から攻撃を受け、想像を超えた事態に撤退することとなった。
ORT
南米に眠る地球外から来たアルテミット・ワン。
その肉体を新たな依り代とするべく画策している。
???
曰く「先に地球を訪れたが敗北した同胞」。
体に刻まれたどっかで見た紋様等からから推察するに恐らく彼女のことだろう。

名台詞

『地球国家元首
 U-オルガマリーである!」
地球を1つの国家として手中に収め、人類をひとり残らず管理する究極の支配者としての名乗り。
主人公も、マシュも、プレイヤーも、誰もが混乱に陥った。

メモ

  • 竹箒日記によれば「U」はウルトラの略。また衣装は千子村正が用意するという話が事前にあったが、登場時の衣装は自前とのこと。
    • その超越的なセンスと常軌を逸した名乗りから、『機神咆哮デモンベイン』に登場する「地球皇帝」ことアウグストゥスを連想したプレイヤーも多かったとか。
  • デザインは宇宙怪獣のイメージ。カッコイイだけではなく、オルガマリーの見栄っ張りなところや人間性が随所に表れている。[出 1]

話題まとめ

脚注

注釈

  1. ちなみにゲーティアが二等惑星級で、妖妃ドラコーが同じ三等惑星級。

出典

  1. 週刊ファミ通 2020年8月13日号 奈須きのこ氏&武内崇氏インタビュー p136

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