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6,716 バイト除去 、 2022年2月28日 (月) 22:29
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==== イベント ====
 
==== イベント ====
;「……待て。<br>砕けたのか、妖精騎士ガウェイン。」
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;「靴が砕けるなぞ、妖精として致命的だ。<br>確か灰被り姫だったか……。」
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;「いや、童話の話はよい。<br>大事はなかったか?」
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:モルガンのバレンタインストーリーにて。バレンタイン10日前、妖精騎士の三人を招集し何やら重大そうな雰囲気で会議を開く。
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:その際にバーゲストが自身の体重でヒールを砕いたとバーヴァン・シーが漏らしたが、それを聞き詰問を始めるモルガン。
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:一見、恐ろしい叱責に見えるが、よく見るとバーゲストを心配している事がわかる。
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;(床の話ではないのですが……)
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:同上。
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:そんな彼女の言葉を叱責と思い「床に少し傷がついたが、通りすがりのキャスターが大笑いしつつも直してくれた」と説明するバーゲストに対し、自分の心配を叱責かなにかと勘違いされているのかと少々しょんぼりとしていた。
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:相変わらず言葉の足りない陛下であった。
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;「―――難しいのですか?」
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:同上。というわけで頑丈なヒールを用意してあげなさいと娘に指示するが、バーゲストに靴を作るなんて考えてすらなかったバーヴァン・シーは反論。
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:それに対し、どこか悲しげに答えるモルガン。母からの失望と勘違いしたバーヴァン・シーは口ごもりつつも、新ジャンルへの挑戦も悪くないとバーゲスト用の靴作りを約束してくれた。
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:やはり少し言葉が足りない陛下であった。
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;「よい。ランスロットは早朝にも拘わらず、<br>よく招集に応じました。成長しましたね。」
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:同上。「眠いから会議を早く進めてくれ」と文句を言うメリュジーヌと、それに対し「お母様に対してなんて口聞いてんだ」と威圧するバーヴァン・シーを諌めながら。
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:かつては午後出勤が当たり前だったメリュジーヌの成長(?)を素直に褒めている。
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:以上の通り、彼女は娘を含む妖精騎士達とコミュニケーションを生前以上に取ろうと努力しているようだ。
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:自らの言葉不足が原因で引き起こした悲劇を、未だ悔いているのだろう。
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;「任せなさい。ビルド星5等プロ級です。」
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:同上。バレンタインの贈り物に悩むモルガンに対し、娘から「造形や技術については誰よりも秀でているから、それを活かせば良いのでは?」と提案された際の回答。
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:自信満々に謎の資格を自慢する。<del>やっぱ天然では?</del>
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;「――――言われるまでもありません。<br>凄いのを、作ります。」
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:同上。メリュジーヌの「道具作成EXの陛下なら『大作』『愛するもの』『自分自身』、それらを兼ね備えた素晴らしい物をきっと作る事が出来る」という言葉に対して。
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:不敵な笑みと共に、まるで悪巧みの如く語るが……どうにも言葉のチョイスが可愛らしい為、抜けた印象を抱かせる。
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;「そして10日が経ったのです。」
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;「ですから……分かりませんか。<br>私が工房に籠もってから10日です。」
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:同上。10日後、マスターの自室にて。
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:いきなり回想され、いきなり宣言されたマスターは困惑し、モルガンは察してくれない夫/妻に少々むくれた。
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:彼女が10日かけて部下と共に作り上げた大作とは……?
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;「そうですか。まあ、そうでしょう。<br>わかりきった反応ですが、良しとします。」
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:同上。手順を踏んで自分のチョコを楽しんでほしいと説明するモルガンの話を聞かず、先走ってチョコを開けてしまったマスターに対し。
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:本当は無礼打ちする所だが、大喜びするマスターを見てまあよしとした。
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;「キャスパリーグは黙っていなさい。<br>マーリンのいる庭に送ってもいいのですよ。」
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:同上。フォウくんの茶々<ref group="注">「このモルガンは偽物だね。とてもお勧めできないよ。」との事。実際、汎人類史の悪女たるモルガンをよく知るフォウくんからすれば、優しい上に人に贈り物をするモルガンなんてものはまさしく「偽物」なのだろう。</ref>に対し憤慨。
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:しれっと「生前よりいくらか弱体化しているサーヴァントの状態でも、アヴァロンへとフォウくんを簡単に飛ばせる」という凄い事実が判明している。
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;「……そうですか。<br>私ともあろう者が、早とちりを。」
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;「では、やはり茶会の支度をしましょう。<br>ハベトロットにお願いして、すぐに。」
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;「だって――――」
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;「そのチョコレートの説明でしょう?<br>とても、とても長くなります。」
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;「私にとって大切なモチーフですから。<br>語りたい物語がたくさんあります。」
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;「それこそ、一日では終わらないほど。<br>貴方を長く拘束してしまいますね?」
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:同上。ひと仕事終え、さっさと自身の工房へ戻ろうとした所をマスターに呼び止められる。
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:それに対して彼女も自分の早とちりを恥じる。自身の大作の説明をしたくてしょうがなかったから。
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:なにせ、そのチョコレートのモチーフは――――
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;「――――さあ、ハベトロットの所へ行きましょう。」
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;「その城の名はキャメロット。<br>多くの罪人が集う、夢の跡。」
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;「いくつもの悲劇、いくつもの寓話が、<br>貴方の人生の導きにならんことを。」
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:同上。その作品の名は「キャメロット物語」。
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:チョコで築かれた城と、妖精國のミニチュア。そしてその地に立つ自分と、[[妖精騎士トリスタン|大切な娘]]と、[[妖精騎士ガウェイン|忠]][[妖精騎士ランスロット|臣]][[ウッドワス|達]]と、[[スプリガン|意外な人物]]を模した駒。
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:それはモルガンにとっての『自分自身』であり、『愛するもの』であり、『大作』。厄災に呑まれ滅んだ、今は亡き夢の國。
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:一人の夢破れた女王が書き上げた6000年の物語。そのエンドロール。
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:――――どうか、今の彼女の見る景色が、彼女にとっての「春の記憶」であらん事を。
      
== メモ ==
 
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